【2024年4月】ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え手順とデメリット7選

【2023年8月】ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え手順とデメリット7選
本記事はプロモーションを含みます

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え手順を紹介します。

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順まとめ

【全6ステップ】ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え手順

1.やることを確認する
→MNP予約番号は不要

2.SIMロック解除も必要
→不要な端末もある

3.ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える
→手続きは店舗でもオンラインでも可能

4.回線切り替えを行っていく
→電話窓口かオンライン窓口か選べる

5.ワイモバイルの通信設定を行う
→機種のキャリアやメーカーによる表示内容の違いに要注意

6.ワイモバイルでサービスやアカウントの設定を行っていく
→バックアップデータも復元する

※タップで詳細を確認できます。

なお、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えると、データ無制限プランの用意がないなどのデメリットがあります。

【注意】ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるデメリット7選

1.データ無制限プランの用意がない
→最大容量はシンプル2 Lプランの30GB

2.ソフトバンク「新みんな家族割」の対象外となる
→最大2,200円(税込)割引が適用できなくなる

3.「家族割引」の無料通話特典が使えなくなる
→ワイモバイルに家族通話のサービスはない

4.ソフトバンクのキャリアメールは有料サービスになる
→月額制か年額制に分かれている

5.乗り換えや端末割引のキャンペーンが基本的に対象外
→ソフトバンクからの乗り換えは番号移行

6.購入できる端末が限られている
→iPhoneの最新機種は取り扱っていない

7.格安SIMのなかでは割高な料金設定
→割引制度を使わないと安くならない

しかし、ワイモバイルではソフトバンクより月額料金が安くなるメリットもあります。

目次

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え方法【やり方まとめ】

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え方法【やり方まとめ】

手順1. ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでやることを確認する|MNP予約番号は不要

手順1. ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでやることを確認する|MNP予約番号は不要

ワイモバイルはソフトバンクが展開するサブブランドになります。そのためワイモバイルはソフトバンク回線となっており、乗り換え手続きもスムーズです。

ただしサービスによって引き継げるものと引き継げないものがありますので、あらかじめ確認しておきましょう。ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際の下準備は、次のとおりです。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで必要なものを揃える

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで必要なものを揃える

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際には、本人確認書類と支払い情報に関するものが必要です。またオンラインで手続きする場合は、受信可能なメールアドレスの用意もしておきましょう。本人確認書類として利用できるものは、以下のとおりです。

ワイモバイルで利用可能な本人確認書類
  • 運転免許証
  • 日本国パスポート
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 特別永住者証明書
  • 住民基本台帳カード+公共料金領収書または住民票
  • 在留カード(旧外国人登録証) + 外国パスポート

なおワイモバイルでは、クレジットカード決済のほかに口座振替を選択することができます。支払い情報の入力もありますので、クレジットカードかキャッシュカードを用意しましょう。

口座振替の場合には預金通帳でも対応することが可能です。ただし契約者名義と支払い情報の名義が異なる際は、支払名義人同意書および支払名義人の本人確認書類も必須となります。

端末そのままで乗り換えるならワイモバイルで動作確認済みか確認する

端末そのままで乗り換えるならワイモバイルで動作確認済みか確認する

端末は購入せずにSIMのみ契約する場合には、ワイモバイルでの動作確認状況を確認する必要があります。動作確認が行われていない端末で乗り換えてしまうと、正常に作動しない可能性もあるためです。

ワイモバイルでは動作確認済みの端末を、一覧にして明示しています。キャリアやメーカーを絞り込んで、利用予定の端末を確認していきましょう。

なお端末の動作確認については、申し込みページからも確認することが可能です。契約内容で「お手持ちのスマートフォンを利用する(SIMのみ購入する)」を選んだら、機種を確認するページに進みます。「SIMフリースマートフォン一覧」もしくは「他キャリアスマートフォン一覧」を選んで、確認状況を見ていきましょう。

ソフトバンクで契約者情報の確認を済ませておく

ソフトバンクで契約者情報の確認を済ませておく

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える前には、契約内容を確認しておくと安心です。乗り換えでは登録済みの住所や氏名が必要となるため、相違があると手続きができなくなる恐れもあります。ソフトバンクから確認する際は、こちらから進めていきましょう。

またソフトバンクユーザーであれば、「My SoftBank」から確認することも可能です。住所や氏名に変更がある際には、必ずワイモバイルへの乗り換え前にソフトバンクで修正を済ませておきましょう。

機種変更を含む場合にはデータのバックアップが必要

機種変更を含む場合にはデータのバックアップが必要

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで端末の購入も行う際には、事前のバックアップが必要です。機種変更を検討している場合は、端末に適した方法でデータのバックアップを行っていきましょう。

iPhoneであればiCloudまたはiTunesを使ったバックアップが手軽です。ただしiCloudでは無料で保存できるデータ容量が5GBまでとなります。またiTunesはスマートフォンのほかに、パソコンの用意が必須となりますのでご注意ください。

なおAndroidであれば、Google アカウントでのデータ保存が15GBまで可能です。アカウントに紐づいていないデータは対象外となりますので、バックアップサービスを利用していきましょう。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは電話番号の移行手続きは不要

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは電話番号の移行手続きは不要

キャリアを乗り換える際には、電話番号を引き継ぐためにMNP予約番号の発行が必要になります。MNP予約番号を使えば、乗り換え後も引き続き同じ電話番号の利用が可能です。

しかしワイモバイルはソフトバンクのサブブランドにあたるため、MNP予約番号の取得は必要ありません。MNP予約番号の発行がなくとも、ソフトバンクからの番号移行が実現できます。MNP予約番号を取得している場合には再申込となる恐れもありますので注意しましょう。

手順2. ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際はSIMロック解除も必要|不要な端末もある

手順2. ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際はSIMロック解除も必要|不要な端末もある

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるのであれば、端末がSIMフリーになっていなければなりません。端末のSIMロックの状況は、購入したキャリアやモデルの発売時期によって異なります。スムーズに乗り換えるためにも、ワイモバイルでの手続き前には必ず確認しておきましょう。

SIMロックの解除は「My SoftBank」から可能

SIMロックの解除は「My SoftBank」から可能

ソフトバンクではソフトバンクショップとオンラインから、SIMロック解除の手続きが可能です。ただし「My SoftBank」での手続きは無料ですが、ソフトバンクショップでは3,300円(税込)の事務手数料がかかります。

また2015年4月までに発売された製品のSIMロック解除受付は、ソフトバンクショップのみとなりますのでご注意ください。オンラインでSIMロック解除を行う手順は、次のとおりです。

マイページからSIMロックを解除する手順
  1. SIMロック解除を行う機種の電話番号で「My SoftBank」にログイン
  2. トップページ上部にあるメニューを開く
  3. 「契約・オプション管理」を選択する
  4. 「オプション」を選択する
  5. 画面下部にある「SIMロック解除対象機種の手続き」に進む
  6. IMEI番号を入力して「次へ」を選択
  7. 「解除手続きする」を選択したら完了

「My SoftBank」は24時間受付可能です。ただし21時から翌日の9時までの受付分は、9時以降に処理が行われます。またSIMロック解除中にはデータが消失するリスクもあるため、事前にデータのバックアップを取っておくようにしましょう。IMEI番号は製品シールや携帯電話の箱に記載されています。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでは基本的にロック解除は不要

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでは基本的にロック解除は不要

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際には、乗り換え前にソフトバンク製品のSIMロック解除手続きが同時に行われます。したがって、ユーザー側でのSIMロック解除手続きを行う必要はありません。

ただしGoogle Pixel 4a、Google Pixel 4a (5G)、Google Pixel 5は、SIMロック解除通知を受け取る必要があります。またワイモバイルでeSIMを利用する際には、SIMロック解除が必要です。

なおソフトバンク取扱店で2021年5月12日以降にSIMロック解除対応製品を購入していれば、購入時にSIMロック解除の手続きは完了しています。

さらに2021年4月14日から2021年5月11日に、端末を一括払いかクレジットでの分割払いで設定した場合も同様です。いずれも当てはまらないケースのみ、SIMロック解除を行っていきましょう。

他社キャリアのスマートフォンにおけるSIMロックの有無は機種の発売時期で異なる

他社キャリアのスマートフォンにおけるSIMロックの有無は機種の発売時期で異なる

総務省は2021年10月1日以降に発売するSIMロックを原則禁止と定めています。よってキャリアで発売する機種も、現在はすべてSIMロックがかかっていない状態です。しかし機種の発売時期によっては、SIMロックがかかったままのものもありますので注意しましょう。

auでは2022年10月1日以降に購入したものであれば、SIMロック解除の手続きは不要です。また2022年8月1日から9月30日の間に購入したSIMロック解除対応製品も、順次解除されています。なおドコモでは、2021年8月27日以降に発売した機種のSIMロック設定を行っていません。ソフトバンク以外で購入した機種は、機種の発売時期を確認していきましょう。

手順3. ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える|手続きは店舗でもオンラインでも可能

手順3. ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える|手続きは店舗でもオンラインでも可能

乗り換え前の下準備が済んだらワイモバイルへの乗り換え手続きに進みます。ワイモバイルへの乗り換えは、ワイモバイルショップでもオンラインページでも可能です。

ただしショップの場合、受付時間が限られる上に待ち時間が生じる恐れもあります。オンラインでの操作が問題ない人であれば、公式ホームページから申し込みを進めていきましょう。

ソフトバンクからワイモバイル乗り換えでSIMのみ契約する場合

ソフトバンクからワイモバイル乗り換えでSIMのみ契約する場合

ソフトバンクからワイモバイルに端末そのままで乗り換える場合は、SIMのみの契約となります。本人確認書類や支払い情報に関する書類を用意して、好きなタイミングで申し込みページにアクセスしましょう。SIMのみの契約で乗り換える手順は、次のとおりです。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え方法
  1. こちらからワイモバイルオンラインストアにアクセスする
  2. 「SIM」を選択する
  3. SIMカードかeSIMを選択する
  4. 申し込み回線数・利用予定端末を選択する
  5. お手続きの内容で「今の電話番号をそのまま利用する」を選択
  6. ご利用中の携帯電話会社は「ソフトバンク」を選択
  7. 料金プラン・割引サービスを選択する
  8. My SoftBankにログインする
  9. 契約者情報・支払い情報を入力する
  10. 本人確認書類をアップロードする
  11. 同意事項を確認して問題なければ申し込み完了

ワイモバイルの製品は佐川急便で配送されます。発送日は15時までに審査が完了した場合は当日、15時以降になった場合は翌日です。基本的には配送希望日の受付も可能なため、あらかじめ受け取れる日時を確認しておきましょう。

ソフトバンクからワイモバイル乗り換えでSIMと端末をセットで契約する場合

ソフトバンクからワイモバイル乗り換えでSIMと端末をセットで契約する場合

ワイモバイルで機種変更も行う場合は、製品の選択が必要です。ワイモバイルオンラインストアではiPhoneやスマートフォンのほか、ソフトバンク認定中古品やセール品も販売しています。ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え限定の割引キャンペーンなどもありますので、ぜひ活用していきましょう。

なお手順はSIMのみ契約する場合とほとんど変わりません。最初に製品を選択することになりますので、希望のモデルや容量、カラーなどはあらかじめ決めておくとスムーズです。

手順4. ソフトバンクからワイモバイルへ回線切り替えを行っていく|電話窓口かオンライン窓口か選べる

手順4. ソフトバンクからワイモバイルへ回線切り替えを行っていく|電話窓口かオンライン窓口か選べる

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるためには、回線の切り替えを行わなければなりません。店舗で申し込んだ場合は切り替えまでスタッフが行いますが、オンラインで申し込んだ場合は自身での切り替えが必要です。窓口は電話かオンラインが選択できるため、やりやすい方法で手続きしていきましょう。

オンラインで回線切り替えを行う場合

オンラインで回線切り替えを行う場合

ワイモバイルで乗り換え手続きを行ったら、申し込み完了メールが届きます。そのあと審査が終わり次第商品発送完了メールが配信されるため、受け取ったら商品の到着を待ちましょう。製品が届いたら、まず回線切り替えを行います。手順は以下のとおりです。

ソフトバンク回線からワイモバイル回線に切り替える方法
  1. こちらから回線切り替えの専用ページに進む
  2. 申し込み完了メールに記載の「WEB受注番号」を入力
  3. 生年月日・申し込み時のメールアドレスを入力
  4. 「認証する」を選択する
  5. メールアドレスに届いたワンタイムパスワードを入力
  6. 回線切替の方法を選択する
  7. 「いますぐ回線を切り替える」を選択
  8. 注意事項を確認の上「回線を切り替える」を選択
  9. 「回線切替を受け付けました」と表示されたら申し込み完了

ワイモバイルではソフトバンクからの乗り換えの場合、受付時間を9時から22時半までに設定しています。

回線切り替えを行う際は、受付時間内であることを確認しておきましょう。なお切り替え結果については、15分程度でワイモバイルからメールが届きます。

電話窓口から回線切り替えを行う場合

電話窓口から回線切り替えを行う場合

ワイモバイルでは、回線切り替え専用の電話窓口も用意しています。SIMカード到着後、回線切り替えは6日以内での手続きが必要です。オンラインでの切り替え手続きが不安な場合は、ワイモバイルカスタマーセンター切替窓口から申し込んでいきましょう。

電話窓口での切り替えには、携帯電話番号とWEB受注番号のほか、契約時に設定した暗証番号が求められます。カスタマーセンターに電話をかける前に必ず用意しておきましょう。

電話番号は0800-100-1847で、受付時間は年中無休10時から19時です。受付完了後は最大1〜2時間程度で、切り替え完了となります。

手順5. ワイモバイルの通信設定を行う|機種のキャリアやメーカーによる表示内容の違いに要注意

手順5. ワイモバイルの通信設定を行う|機種のキャリアやメーカーによる表示内容の違いに要注意

回線切り替えを済ませたら、ワイモバイル回線での通信設定に進みます。SIMカードと同梱される案内書の内容にしたがって済ませていきましょう。なお通信設定を行う際の画面表示や項目名は、モデルによって異なります。ワイモバイルの公式サイトも確認しながら進めていくと、スムーズです。

iPhoneで通信設定を進める手順

iPhoneで通信設定を進める手順

SIMフリーもしくはSIMロック解除済みのiPhoneで、通信設定を行う手順は次のとおりです。なおiPhoneであっても機種により設定方法が異なる場合もあるため、ご注意ください。ワイモバイルで購入したiPhoneは、通信設定を行う必要はありません。

SIMフリーiPhoneでAPN設定を行う方法
  1. 設定アプリを開く
  2. 「一般」を選択する
  3. 「ソフトウェア・アップデート」を選択する
  4. 画面の指示にしたがって操作する

なおOSを最新版にしても通信が難しい場合は、「情報」からキャリア設定アップデートを行っていきましょう。ピクト表示がワイモバイルになったら、通信設定は完了です。デフォルト回線の設定画面が表示された場合は、iMessageとFaceTimeに使用する回線を「副回線」にします。

Androidで通信設定を進める手順

Androidで通信設定を進める手順

Androidは機種によっては、APN設定が自動的に完了するものもあります。ワイモバイル回線での通信が確認できない場合は以下の手順にしたがって、通信設定を行いましょう。ただしメーカーにより、アプリの場所やメニュー項目の名称が異なる点にご注意ください。

SIMフリーAndroidでAPN設定を行う方法
  1. 設定アプリを開く
  2. 「無線とネットワーク」を選択
  3. 「モバイルネットワーク」に進む
  4. 「アクセスポイント名(APN)」を開く
  5. 画面上部の「+」またはメニューボタンを選択
  6. ワイモバイルの情報を設定項目一覧に入力
  7. 内容を保存する
  8. 設定したAPNを選択する

Androidでは設定項目を手入力していく必要があります。ピリオドやカンマなども含んだ複雑な内容のため、入力時はワイモバイルの公式ページからコピー・ペーストしていきましょう。

手順6. ワイモバイルでサービスやアカウントの設定を行っていく|バックアップデータも復元する

手順6. ワイモバイルでサービスやアカウントの設定を行っていく|バックアップデータも復元する

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えたら、ワイモバイルのサービス連携が可能になります。これまで使っていたアカウントを再ログインすることでデータを引き継げるものもあるため、必ず行っていきましょう。

ワイモバイルサービスの初期登録を行う

ワイモバイルサービスの初期登録を行う

ワイモバイルでは契約後、「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」を無料で利用することができます。Yahoo!ショッピングのポイント還元や読み放題プレミアムなど、特典内容はさまざまです。APN設定まで済ませたら、続けて以下の手順で初期登録を行っていきましょう。

Y!mobileサービスの初期登録方法
  1. ブラウザで「my.ymobile.jp」を入力
  2. 「設定サポート」を選択
  3. 「Y!mobile 初期登録をはじめる」を選択
  4. Yahoo! JAPAN IDがあればログインする
  5. 利用したいメールアドレス・必要情報を入力
  6. ワイモバイルで利用している携帯電話番号を入力
  7. 携帯電話番号から届いた確認コードを入力
  8. 「同意して利用を始める」を選択して設定完了

なおY!mobileサービスの登録前には、My Y!mobileへの初期登録が必要です。専用ページにアクセスしたら、契約時の暗証番号で本人確認を行ってパスワードを設定しましょう。会員サポートサイトにあたるMy Y!mobileでは、契約内容や支払い状況をいつでも手軽に確認することができます。

メールやアカウントの設定を進める

メールやアカウントの設定を進める

ワイモバイルではY!mobile メールのほか、MMSやSMSが利用できます。iPhoneユーザーであれば、メールすべての「一括設定」が可能です。Y!mobileサービスの初期登録完了画面に設定ページが表示されるため、そのまま行っていきましょう。

一方でAndroidの場合、「Y!mobile メール」のインストールが必要です。メールアドレスの取得は初期登録時に済ませておきましょう。メールの表示方法やカラーは自由に設定することができます。

ソフトバンクからワイモバイルでの乗り換えは paypayの引き継ぎは不要

ソフトバンクからワイモバイルでの乗り換えは paypayの引き継ぎは不要

ソフトバンクでPayPayを使っていた人は、ワイモバイルでも引き続きPayPayを使うことが可能です。ただし番号移行後に利用するためには、ワイモバイルとPayPayアカウントを連携しなければなりません。以下の手順にしたがって、PayPayの登録を進めていきましょう。

ソフトバンクからワイモバイルの乗り換えでPayPayアカウントを連携させる方法
  1. ワイモバイルで使う機種にPayPayアプリをダウンロード
  2. 携帯電話番号とパスワードでログイン
  3. 「Yahoo! JAPAN ID」を選択する
  4. Y!mobileサービスの初期登録に使った携帯電話番号を入力
  5. 携帯電話宛に届いた確認コードを入力してログイン
  6. 画面右下にある「アカウント」を選択
  7. 「外部サービス連携」を選択
  8. ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの項目にある「連携する」を選択
  9. 「上記に同意して連携する」をおして完了

なおPayPayアプリの連携状況は、アカウントの「外部サービス連携」から確認することができます。連携状況が知りたい場合は、まずPayPayサービス内からチェックしていきましょう。

ソフトバンクからワイモバイルの乗り換え後も名義変更は可能

ソフトバンクからワイモバイルの乗り換え後も名義変更は可能

乗り換え時の名義変更は、家族であれば可能になります。ただし、ワイモバイルショップで契約者と移転元の契約者が揃っていなければなりません。オンラインでの乗り換え手続きに伴う名義の変更はできませんので、ご注意ください。名義変更の際には、以下の書類が必要です。

乗り換えでの名義変更手続きに必要なもの
  • ワイモバイルで契約する方の本人確認書類
  • 移転元となる契約者の本人確認書類
  • 契約者と移転元の契約者が家族であると確認できる書類
  • 印鑑
  • 支払い情報に関する書類(キャッシュカードか預金通帳、またはクレジットカード)

なお家族以外で名義変更を行いたい場合は、ワイモバイルへの乗り換え手続き後がおすすめです。乗り換え後であればワイモバイルショップで契約名義の変更ができます。両者揃った上で必要書類を持参して、手続きを進めていきましょう。

バックアップデータを引き継ぐ

バックアップデータを引き継ぐ

すべての初期登録が完了したら、バックアップしたデータをスマートフォンに復元していきます。バックアップ方法によって復元方法は異なるため、利用したサービスを参照していきましょう。

またワイモバイルでは契約後「Yahoo!かんたんバックアップ」が容量無制限で使えるようになります。連絡先や写真など大事なデータを上限無く保存できるため、定期的にバックアップを取っておくのもおすすめです。

次回の乗り換え時にも利用できますので、普段から活用してみてはいかがでしょうか。

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるデメリット7選【後悔する理由は?】

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるデメリット7選【後悔する理由は?】

デメリット1. データ無制限プランの用意がない|最大容量はシンプル2 Lの30GB

デメリット1. データ無制限プランの用意がない|最大容量はシンプル2 Lの30GB

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、プランの容量が変わります。ソフトバンクでは無制限プランまで用意がありますが、ワイモバイルに無制限プランはありません。最大容量はシンプルLプランの30GBです。両者のプランを比較すると、次のとおりとなります。

データ容量ソフトバンクワイモバイル
1GBミニフィットプラン+
2GBミニフィットプラン+
3GBミニフィットプラン+
4GBスマホデビュープラン+シンプル2 S
15GB
20GBスマホデビュープラン+シンプル2 M
30GBシンプル2 L
無制限メリハリ無制限

ソフトバンクでは3GBまでの従量課金制となる「ミニフィットプラン+」が選択できます。一方ワイモバイルのシンプル2 Sは4GBまでの定額課金制です。

またソフトバンクでは4GBか20GBの「スマホデビュープラン+」がありますが、ワイモバイルは20GBか30GBのシンプルプランのみです。4GBを境に小さく使いたいならソフトバンク、大きく使いたいならワイモバイルが良いでしょう。

デメリット2. ソフトバンク「新みんな家族割」の対象外となる|最大2,200円(税込)割引が適用できなくなる

デメリット2. ソフトバンク「新みんな家族割」の対象外となる|最大2,200円(税込)割引が適用できなくなる

ソフトバンクでは2021年3月17日より「新みんな家族割」の提供をスタートしました。新みんな家族割では、プランに応じた割引適用が可能で、回線数によって金額が変動します。適用条件は対象プランに加入している回線数が2回線以上あることです。

プラン次第では最大2,200円(税込)もの割引が適用できるため、月額料金を抑えるポイントとなっています。しかしグループ内の回線がワイモバイルに乗り換えてしまうと、カウント対象にはなりません。

自身が適用できなくなる上に、グループに含まれるソフトバンクユーザーの割引額が下がる恐れもあります。家族割に加入している場合には、乗り換え後の変化も確認しておきましょう。

デメリット3. 「家族割引」の無料通話特典が使えなくなる|ワイモバイルに家族通話のサービスはない

デメリット3. 「家族割引」の無料通話特典が使えなくなる|ワイモバイルに家族通話のサービスはない

ソフトバンクでは、グループ内での国内通話や国内メールがいつでも無料になる「家族割引」を用意しています。家族割引のグループであれば、通話やメッセージで費用が発生する心配はありません。

しかしワイモバイルに乗り換えてしまうと、家族割引の対象からは外れることになります。またワイモバイルでは家族割引のような無料通話特典の用意はありません。ワイモバイルに乗り換えたあとは、家族への通話であっても通話料金がかかります。かけ放題プランでも、10分かけ放題が770円(税込)、無制限かけ放題が1,870円(税込)となるため、あらかじめ留意しておきましょう。

デメリット4. ソフトバンクのキャリアメールは有料サービスになる|月額制か年額制に分かれている

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドですが、ソフトバンクのキャリアメールを引き継ぐことはできません。ワイモバイルにはワイモバイル専用のメールアドレスが用意されています。

ソフトバンクのキャリアメールを継続して利用したい場合には、有料の「メールアドレス持ち運び」の利用が必要です。メールアドレス持ち運びはキャリアを乗り換えても、ソフトバンクのメールアドレスを使えるサービスになります。月額なら330円(税込)、年額なら3,300円(税込)です。普段からソフトバンクのキャリアメールを多用している人は、覚えておきましょう。

デメリット5. 乗り換えや端末割引のキャンペーンが基本的に対象外|ソフトバンクからの乗り換えは番号移行

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際には、開催中のお得なキャンペーンを利用するのがおすすめです。しかしワイモバイルでは「他社からの乗り換え」と「ソフトバンクからの乗り換え」が区別されています。ソフトバンクからの乗り換えは「番号移行」となり、キャンペーンの対象外となることも少なくありません。

キャンペーンを確認する際には必ず「ソフトバンク回線からの乗り換え」が適用対象であることを確認しましょう。

基本的には、PayPayポイントのプレゼント特典が付いているものや、端末割引のセールキャンペーンが対象外となります。利用できるキャンペーンが狭まることも、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリットです。

デメリット6. 購入できる端末が限られている|iPhoneの最新機種は取り扱っていない

ワイモバイルではSIMカードのほかに、端末も販売しています。しかし取り扱う機種はソフトバンクに比べると少なめで、最新機種はほとんどありません。2024年4月現在確認できるiPhoneの販売機種は、以下のとおりです。

2024年4月現在確認できるiPhoneの販売機種
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 12/iPhone 12 mini
  • iPhone 11

ワイモバイルでは最新型であるiPhone14シリーズも、型落ちのiPhone13シリーズも扱いがありません。最新モデルを購入したい人は、ソフトバンクで機種変更を終えてから乗り換えるのがおすすめです。

デメリット7. 格安SIMのなかでは割高な料金設定|割引制度を使わないと安くならない

ワイモバイルはソフトバンクより安価なものの、ほかの格安SIMと比較するとやや割高な値段設定です。ワイモバイルではおうち割や家族割を用意している分、適用しなければ月額料金は高いままとなります。他社と比べてみると、次のとおりです。

サービス3GB15GB25GB
ワイモバイル(シンプル2 S/M/L)2,365円
※4GBまで
4,015円5,115円
※30GBまで
UQモバイル2,365円
※4GBまで
3,278円
※20GBまで
3,278円
※20GBまで
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)1,078円2,178円 ※20GBまで3,278円 ※無制限
イオンモバイル1,078円1,958円 ※20GBまで3,058円 ※30GBまで
※すべて税込価格表示とする

イオンモバイルは割引適用がなくとも、最初から安価な価格設定となっています。またキャリアである楽天モバイルも、ワイモバイルを下回る月額料金です。

なおワイモバイルは割引適用時には1,188円(税込)の値引きが行われます。デメリットを把握するためにも、まずは割引適用の可否を確認しておきましょう。

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるメリット9選

メリット1. ソフトバンクより月額料金が安くなる|通話かけ放題もお得

ソフトバンクはキャリアですが、ワイモバイルは格安SIMです。そのため通信性能などの優位性はあるものの、ソフトバンクはワイモバイルよりも高い価格設定となっています。月額料金やオプションサービス料が安いことも、ワイモバイルに乗り換えるメリットです。

ソフトバンクはワイモバイルよりも月額料金が高い

ソフトバンクでは「メリハリ無制限」のほか、「スマホデビュープラン+」と「ミニフィットプラン+」を用意しています。しかし同じ3GBであっても、料金はワイモバイルより3,200円(税込)も高くなる点がデメリットです。両者のプラン料金を比較していきましょう。

データ容量ソフトバンクワイモバイル
1GB3,278円2,365円
2GB4,378円2,365円
3GB5,478円2,365円
4GB2,266円2,365円
20GB3,916円4,015円
30GB5,115円
無制限7,238円

ソフトバンクの「ミニフィットプラン+」は、1GBでも基本料は3,278円(税込)です。ワイモバイルのシンプル2 Sが4GBで2,365円(税込)のため差額は913円(税込)となります。

さらにワイモバイルでは家族割やおうち割などで割引が適用可能です。月額料金の安さを重視するならワイモバイルに乗り換えていきましょう。

無制限での国内通話かけ放題はワイモバイルの方が110円(税込)安い

かけ放題オプションは、ソフトバンクにもワイモバイルでも追加することが可能です。ソフトバンクは「準定額オプション+」と「定額オプション+」、ワイモバイルは「だれとでも定額」と「スーパーだれとでも定額(S)」を用意しています。それぞれのオプションサービス料を比べると、次のとおりです。

国内通話かけ放題ソフトバンクワイモバイル
5分880円/準定額オプション+
10分770円/だれとでも定額
無制限1,980円/定額オプション+1,870円/スーパーだれとでも定額(S)
※すべて税込価格表示とする

ソフトバンクの「準定額オプション+」は国内通話5分間のかけ放題ですが、ワイモバイルの「だれとでも定額」は10分間です。無制限でのかけ放題はソフトバンクにもワイモバイルにもありますが、ワイモバイルの方が110円(税込)安く設定されています。かけ放題を付ける場合も、ソフトバンクよりワイモバイルの方がお得です。

メリット2. ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えてもメールアドレスが設定可能|メールサービスは無料

ワイモバイルでは格安SIMながら専用のメールアドレスを提供しています。キャリアメールとして利用できる「@ymobile.ne.jp」は、申し込みも月額使用料も必要ありません。フリーメールアドレスにはない高い信頼性が魅力で、さまざま場面で使うことができます。

またパソコンでもタブレットでもマルチに使えるY!mobileメール「@yahoo.ne.jp」は、容量無制限のメールサービスです。音楽や動画など大容量のデータもスムーズに送受信することができます。

ただしYahoo! JAPAN IDが必須となるため、必ず登録しておきましょう。また電話番号で送受信できるSMSも利用可能です。メールアドレスサービスが充実している点も、ワイモバイルに乗り換えるメリットといえます。

メリット3. ソフトバンクからワイモバイルに機種そのままで乗り換えられる|MNP予約番号は不要

ワイモバイルはソフトバンクの運営するサブブランドにあたります。そのため回線はソフトバンク回線となり、基本的にはSIMロックの解除も必要ありません。

またワイモバイルでは、ソフトバンクで使っていた機種をそのまま継続して使うことができます。ソフトバンクで利用していた電話番号も、ワイモバイルに引き継ぐことが可能です。

MNP予約番号を発行する手間も必要ないため、乗り換えの負担もほとんどありません。他社に乗り換えるよりスムーズに手続きできる点も、ワイモバイルならではのメリットといえるでしょう。

メリット4. ソフトバンクからワイモバイルへの番号移行は契約事務手数料が無料|他社なら3,850円(税込)

ワイモバイルでは「ソフトバンク→ワイモバイルのりかえ特典」を提供しています。本来、ワイモバイルでは乗り換え時に契約事務手数料として3,850円(税込)かかります。しかしのりかえ特典を適用すると、ソフトバンクからワイモバイルへの番号移行は無料です。

ただしのりかえ特典は、一部のキャンペーンやプログラムと併用できない場合があります。適用する際はほかのキャンペーンとの併用の可否も確認しておきましょう。なおオンラインストアの経由であれば、キャリアに関わらず契約事務手数料はかかりません。

メリット5. ワイモバイルでは一部のソフトバンク関連サービスがそのまま引き継げる|PayPayもお得

ワイモバイルでは、ソフトバンクで利用していた特典の一部をそのまま引き継ぐことができます。ソフトバンクWi-Fi スポットは、ワイモバイルに乗り換えたあとも利用可能です。

またPayPayアカウントも、登録済みの携帯電話番号とパスワードで再ログインすれば、乗り換え後も問題なく連携できます。

さらにワイモバイルではソフトバンクと同様に、Yahoo!プレミアムの無料会員登録が可能です。Yahoo!プレミアム会員になると、「読み放題プレミアム」や「Yahoo!かんたんバックアップ」などがお得に利用できます。また「ヤフオク! 」の利用料割引など特典も多いため、ワイモバイルに乗り換え後もぜひ活用していきましょう。

メリット6. Yahoo! JAPANの「Enjoyパック」が実質無料|ギガやクーポンが毎月もらえる

ワイモバイルでは、Yahoo!ショッピングでの買い物がよりお得になる「Enjoyパック」を展開しています。Enjoyパックの特典は以下の3点です。

スクロールできます
サービス特典内容
PayPayポイント還元PayPay支払いにすればPayPayポイントがいつでも最大12%貯まる(Enjoyパック会員特典5%+Yahoo!プレミアム会員特典2%
+「毎日最大+3.5%」3.5%+ストアポイント1%+PayPayでのお支払い特典0.5%)
500円OFFクーポンYahoo!ショッピングにある501円以上(税込)の商品に使えるクーポンを毎月プレゼント
データ通信量0.5GB毎月0.5GB分のデータ通信量がもらえる

Enjoyパックの月額使用料は550円(税込)です。しかし実際には、特典として毎月500円オフのクーポンや0.5GBのパケットがもらえます。日頃からYahoo!ショッピングでの買い物が多い人であれば、メリットの多いサービスです。ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えたら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

メリット7. データ増量オプションが半年間無料になる|シンプル2 M/Lなら最大5GB

ワイモバイルでは2023年6月14日より「データ増量無料キャンペーン3」を開催しています。キャンペーンは、シンプルプランすべてが対象です。シンプル2 Sなら+2GB、シンプル2 M/Lなら+5GBを半年間無料で利用することができます。

シンプル2 Sシンプル2 M/L
データ増量オプションのGB数+2GB+5GB

データ増量オプションは期限を過ぎると月額550円(税込)かかります。ワイモバイルに乗り換えたら、ぜひお試しとして活用していきましょう。

なお、キャンペーンが利用できるのは、初めてデータ増量オプションを申し込む方限定のため注意してください。

メリット8. 「家族割引サービス」で毎月1,188円(税込)割引|最大9回線まで適用できる

ワイモバイルでは、ソフトバンクの家族割は使えません。しかしワイモバイル独自の「家族割引サービス」を利用することができます。家族割引サービスは2回線目から割引が適用できる、家族割です。最大9回線まで可能な上、シンプル2 S/M/Lなら毎月1,100円(税込)の割引が使えます。適用後は以下の金額となりますので、ぜひ使っていきましょう。

プラン月額料金割引適用後の料金
シンプル2 S2,365円1,265円
シンプル2 M4,015円2,915円
シンプル2 L5,115円4,015円
※すべて税込価格表示とする

またワイモバイルでは光回線をソフトバンク光にすると、「おうち割」が利用できます。おうち割も割引額は月1,188円(税込)です。またおうち割では1回線目から割引が適用できます。ただしおうち割と家族割との併用はできませんので、比較して使いやすい方を利用していきましょう。

メリット9. 格安SIMでも通信速度が安定している|ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド

ワイモバイルは格安SIMの中でも、安定した通信速度を誇ります。ソフトバンクのサブブランドでもあり、他社と比べて通信性に優れている点もメリットです。ほかの格安SIMと平均速度を比較すると、以下のとおりとなります。

サービス平均Ping値平均ダウンロード速度平均アップロード速度
ワイモバイル40.15ms70.37Mbps14.05Mbps
イオンモバイル68.99ms40.55Mbps11.2Mbps
ahamo49.19ms81.81Mbps10.53Mbps
HISモバイル48.53ms45.98Mbps10.31Mbps
※参照元:みんなのネット回線速度(ワイモバイルイオンモバイルahamoHISモバイル

平均ping値は、他社と比べると圧倒的な速度です。平均ダウンロード速度はahamoにやや遅れるものの、平均アップロード速度では一位となっています。通信速度でキャリアに劣りがちな格安SIMでも、ワイモバイルのは優秀といえるでしょう。

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えがおすすめな人

ワイモバイルはソフトバンク回線で使える上、ソフトバンクで提供するサービスの一部が継続して利用できます。また月額料金が安くなるだけでなく、格安SIMでも家族割やおうち割を揃えている点も魅力です。以下の特徴が当てはまる人は、ぜひソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えを検討していきましょう。

ワイモバイルに乗り換えるメリットのある人
  • 毎月のデータ使用量が25GB未満で足りる人
  • PayPayアカウントを持っており支払いにもよく利用する人
  • ソフトバンクでYahoo!プレミアム会員の特典を活用している人
  • ソフトバンク回線のまま格安SIMに乗り換えたい人
  • 月額料金より通信速度の安定を重視する人
  • オンラインだけでなく実店舗でのサポートも受けたい人
  • 乗り換えにおける手数料やMNP予約番号発行の手間を省きたい人
  • かけ放題オプションを追加したい人

ワイモバイルは、ほかの格安SIMより月額基本料がやや割高に設定されています。しかし家族割やおうち割を使えば、毎月1,188円(税込)の値引きが可能です。また実店舗も全国に構えているため、格安SIMが初めての人でも安心して運用することができます。

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際の注意点

乗り換えと同時の契約者変更は家族以外不可|名義変更は番号移行前に行わなければならない

ワイモバイルでは、ワイモバイルショップで名義の変更を行うことができます。必要書類が揃っていれば、譲渡先は家族でも友人でも可能です。なお名義を譲渡する際の手数料として、3,850円(税込)がかかります。

しかし乗り換える際の名義変更は、家族のみとなっています。家族以外で名義を変更する場合は、乗り換え前に手続きしなければなりません。

また乗り換え後の申し込みも可能ですが、番号移行前に行っておいた方が手間を省くことができます。名義の変更や譲渡は乗り換え前に済ませておきましょう。

端末代金の支払いは乗り換え後も必須|ソフトバンクで完済してからの番号移行がおすすめ

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えても、未払いの端末代金は引き続き支払わなければなりません。完済前に乗り換えると、端末代はソフトバンク、月額基本料はワイモバイルに分けて支払うことになります。両社への支払いが並行して行われるため、乗り換え前には端末代金を払い終えておくことが大切です。

なおソフトバンクでの支払い状況は、「My SoftBank」から確認することができます。確認する電話番号でログインしたら、「請求情報・設定」に進みましょう。機種代金のページを開くと、残りの支払い回数や支払残金額が表示されます。

SIMカードのサイズに要注意|機種によって対応する大きさが異なる

機種変更を行う際には、SIMカードの種類に注意が必要です。SIMカードには標準SIM、microSIM、nanoSIMの3つが存在します。カードによって大きさが異なるため、誤ると挿入することができません。

機種の対応サイズについてはワイモバイルの公式ホームページから確認することができます。またメーカーの公式ホームページからも確認できますので、事前にチェックしておきましょう。

【いつがお得?】​​ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるタイミング

締め日あたりのタイミング|ソフトバンクの締め日は10日、20日、末日の三通り

ソフトバンクを解約した場合、基本的に料金は満額での請求となります。そのためワイモバイルへお得に乗り換えるのであれば、締め日直前のタイミングがおすすめです。

なおソフトバンクの請求期間は、以下の三通りに分けられます。ソフトバンクからワイモバイルの乗り換えでいつがお得かは、締め日を参照の上チェックしていきましょう。

締め日利用期間支払期限
10日前月11日~当月10日翌月6日
20日前月21日~当月20日翌月16日
末日当月1日~当月末日翌月26日

ただし「ホワイトプラン」や「みまもりケータイ」、「衛星電話」など一部のオプションは日割りでの請求です。また「あんしん保証パック」と「ホワイトプラン(3G)」も日割りで算出されますので、事前に確認しておきましょう。なお最終請求月は家族割やおうち割などの割引が適用されないため、請求額は一時的に高くなります。

適用可能なキャンペーンが開催しているタイミング|番号移行も含むキャンペーンは珍しい

ソフトバンクからワイモバイルは、乗り換えでも「番号移行」という扱いになります。ワイモバイルはソフトバンク傘下の格安SIMとなるため、乗り換えがスムーズです。一方でその分乗り換えによる利益が少ないため、適用できるキャンペーンも少なくなります。

もしソフトバンクからの乗り換えでも利用できるキャンペーンが開催されたら、ワイモバイルに移行する絶好のタイミングです。ワイモバイルではPayPayのポイント還元や端末割引セールなどを不定期で開催しています。

ソフトバンクからの乗り換えが可能であれば、ぜひ活用していきましょう。

ソフトバンク光を契約するタイミング|「おうち割」加入で毎月1,188円(税込)お得

自宅の光回線をソフトバンク光にしたら、スマートフォンもセットで乗り換えるのがおすすめです。ワイモバイルでは光回線とスマートフォンのセット契約で、月額基本料が安くなる「おうち割」を用意しています。加入すると、ワイモバイルの月額料金に毎月1,188円(税込)の割引が適用可能です。

なおワイモバイルでは、でんきとのセット契約で安くなる「おうち割 でんきセット(A)」も提供しています。ただしでんきセットの特典は、毎月110円(税込)の割引です。ワイモバイルに乗り換えるなら、ぜひソフトバンク光とのおうち割を適用してみてはいかがでしょうか。

端末代金を完済するタイミング|分割支払金は乗り換え前に一括返済することも可能

ソフトバンクで購入した機種代金は、ソフトバンクを解約しても支払いが続きます。ワイモバイルに乗り換えるのであれば、事前に完済しておくことが大切です。

なおソフトバンクでは、分割支払金を一括で支払うこともできます。一括払いの手続きは「My SoftBank」や街中のソフトバンクショップ、チャットサポートで可能です。

必ずしも一括払いする必要はありませんが、解約時に可能であれば端末代金の残債は返しておきましょう。なおチャットサポートでは解約後の一括払いの受付は行っていませんので、ご注意ください。

​​ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えがお得になるキャンペーン

基本料初月0円特典(ワイモバイル)|ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで初月無料

ソフトバンクからワイモバイルへの番号移行では、「基本料初月0円特典(ワイモバイル)」が適用できます。ただし同キャンペーンはソフトバンクやLINEMOでも行われているため、別サービスでの利用がないことが条件です。キャンペーンの詳細を見ていきましょう。

キャンペーン名称基本料初月0円特典(ワイモバイル)
開催期間2023年1月18日~終了日未定
適用条件・ソフトバンク/LINEMO/LINEモバイルからワイモバイルへの番号移行
・「基本料初月0円特典(ソフトバンク)」の適用がないこと
・「基本料初月0円特典(LINEMO)」の適用がないこと
キャンペーン特典対象回線からの乗り換えでワイモバイル回線の基本料、
データ定額サービス料、対象のオプションサービス料および月額料金が初月無料となる
併用不可のキャンペーン記載なし
注意点・予告なく変更する恐れがある
・一部のキャンペーン/プログラムとは併用不可
・SIM単体契約も含まれる

「基本料初月0円特典(ワイモバイル)」で無料となるのは、月額料金からオプションサービス料までさまざまです。SIMのみでの契約でも機種とのセット契約でも利用できますので、ぜひ活用していきましょう。

下取りプログラム|旧端末の下取りでPayPayポイントか端末代金割引が受けられる

ワイモバイルで新しく機種変更を行う場合には「下取りプログラム」がお得です。

下取りプログラムでは対象端末に応じて、PayPayポイントなら最大100,200円相当(税込)がもらえて、機種代金割引なら最大99,360円(税込)の値引きが受けられます。キャンペーンの詳細は以下のとおりです。

キャンペーン名称下取りプログラム
開催期間2016年11月1日~終了日未定
適用条件・新規契約、MNP、番号移行、または端末購入を伴う機種変更
・シンプルプランに加入すること
・下取り対象端末をワイモバイルの下取りに出すこと
キャンペーン特典手持ちの端末を下取りに出すことでPayPayポイントなら最大100,200円相当(税込)、
購入機種代金値引きなら最大99,360円(税込)の割引が受けられる
併用不可のキャンペーン記載なし
注意点・適用する特典金額は不定期で変動する
・キャンペーン申込日時点の金額が採用となる
・下取り対象端末は申し込み一回につき一台まで
・PayPayポイントでは店頭下取りか送付キットが選択できる
・破損などワイモバイルの指定する基準を満たしていない場合、特典金額は減額される

ただし端末は、ワイモバイルの規定する条件を満たしている必要があります。破損や故障などが見られる場合は減額の恐れがあるため、あらかじめ注意しましょう。ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える前には、基準を確認しておくことが大切です。

データ増量無料キャンペーン3|初めての申し込みで月額料金550円(税込)が半年間無料になる

データ増量オプションに加入したことのない人であれば、「データ増量無料キャンペーン3」がおすすめです。

データ増量オプションはシンプル2 Sなら2GB、シンプル2 M/Lなら5GBのデータ容量が追加できるサービスです。キャンペーンの詳細は、以下のとおりとなります。

キャンペーン名称データ増量無料キャンペーン3
開催期間2023年6月14日~終了日未定
適用条件データ増量オプションに初めて加入すること
キャンペーン特典データ増量オプションの月額料550円(税込)が契約翌月を1ヶ月目として6ヶ月間無料となる
併用不可のキャンペーン記載なし
注意点・法人契約は対象外
・キャンペーン内容は予告なく変更する恐れがある
・割引期間は解約しても割引が継続となる
・解除手続きがない場合特典終了月の翌月利用分から料金が発生する
・契約前は店頭やオンラインストア、契約後はMy Y!mobileから申し込みが可能

データ増量キャンペーン3は、対象期間内に解約してもデータ増量オプションの割引が継続されます。

そのため解約手続きがない場合、対象期間後は自動的にデータ増量オプションの料金が引き落とされる点に注意が必要です。とはいえ総額3,300円(税込)分の月額料がお得になりますので、試しに活用してみてはいかがでしょうか。

60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン|月額1,870円(税込)が永年1,100円(税込)割引となる

契約者の年齢が60歳以上であれば、かけ放題オプションをお得に利用することができます。

「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」では「スーパーだれとでも定額+/スーパーだれとでも定額 (S)」が1,100円(税込)割引となります。

キャンペーン名称60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン
開催期間2021年2月18日~終了日未定
適用条件・キャンペーンへの申し込み
・個人契約であること
・シンプルプランへの加入
・スーパーだれとでも定額(S)への申し込み
・使用者年齢が申し込み時点で60歳以上であること
・年齢のわかる書類を提示すること
キャンペーン特典・「スーパーだれとでも定額+」の月額料金1,980円(税込)が永年1,100円(税込)割引となる
・「スーパーだれとでも定額(S)」の月額料金1,700円(税込)が永年1,100円(税込)割引となる
併用不可のキャンペーンケータイ・スマホに契約変更で、国内通話ずーっと割引キャンペーン
注意点法人契約は対象外

「スーパーだれとでも定額(S)」は、時間回数ともに無制限のかけ放題オプションです。ソフトバンクでの無制限かけ放題が月額2,700円(税込)であることを踏まえると、破格の料金といえます。対象年齢に達している人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでよくある質問

ソフトバンクで購入したスマホを、ワイモバイルに乗り換えた後も使用可能?

ソフトバンクで購入済みの端末は、ワイモバイルでも引き続き運用することができます。ワイモバイルでは動作確認済みの端末を検索できるため、事前に確認しておくと安心です。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでかかる手数料はいくら?

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであるため、乗り換えでの手数料はかかりません。なお他社からの乗り換えであってもオンラインストア経由であれば、3,850円(税込)の契約事務手数料は無料となります。

​ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え時に解約金(違約金)が発生する?

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えても、解約金は発生しません。ソフトバンクでは総務省の「消費者保護ルール」の見直しに伴い、2022年2月より違約金のすべてを撤廃しています。気にせず乗り換えていきましょう。

店舗で、​ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え手続きができる?オンラインだけ?

ワイモバイルは格安SIMとなりますが、専用のキャリアショップも構えています。乗り換え手続きは、オンラインストアからでも店舗からでも対応可能です。事務手数料もかかりませんので、利用しやすい方法を選択していきましょう。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え時は、SIMロック解除が必要になる?

ソフトバンクからワイモバイルの乗り換えでは基本的にSIMロック解除は不要です。番号移行の際には、乗り換え前にソフトバンクにてSIMロック解除の手続きが同時に施行されます。

使用中のスマホで端末残金がある場合、乗り換え後も分割払いが必要?

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えても、機種代金の支払いは継続となります。分割払いか一括払いか選択できるため、一気に完済してしまうのも一つの方法です。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは何日かかる?所要時間は?即日ですぐできる?

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、オンラインであれば約15分で手続きが完了します。SIMカードを選択した際は審査が完了次第発送されるため、数日間待つ可能性を覚えておきましょう。なおeSIMであれば、乗り換えは申し込みから最短即日で完了します。

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えた月は、日割りで料金が請求される?

ソフトバンクでは日割り請求を行っていません。ワイモバイルへの乗り換えがいつであっても、月額基本料金は満額で請求されます。お得に乗り換えるためにもタイミングは締め日の直前を狙っていきましょう。

MNPなら、ワイモバイルへの乗り換え後も同じ電話番号が利用可能?

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでは、MNP予約番号を取得する必要はありません。ワイモバイルではMNP予約番号なしで、ソフトバンクで使っていた電話番号をそのまま利用することができます。

乗り換え時に、ソフトバンクのSIMカードを返却しないとどうなる?

ソフトバンクでは乗り換え後のSIMカードの返却を呼び掛けています。返却しなかった場合のペナルティは特に表記されていないものの、ブラックリスト入りする恐れも少なくありません。なおeSIM対応機種の場合は、返却不要です。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで、キャッシュバックがもらえる?

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、番号移行にあたります。そのため他社からの乗り換えで発生するキャッシュバックは、基本的には対象外です。なお期間限定でワイモバイルでも適用可能なキャンペーンが開催されることもありますので、必ずチェックしておきましょう。

短期解約になる場合、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えできない?

ソフトバンクでは最低利用期間を設けていませんが、180日以内に乗り換えるとブラックリストに入る可能性があります。ワイモバイルへの乗り換えはできてもソフトバンクへの再契約は難しくなるでしょう。ソフトバンクから乗り換える際は、最低でも1年以上経過したタイミングがおすすめです。

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える場合、いくらかかりますか?必要な料金は?

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでは、手数料は発生しません。違約金も事務手数料もないため、基本的には無料で乗り換えることができます。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換える方法まとめ!メリットもたくさん

ワイモバイルへ乗り換えると、ソフトバンクより月額料金が安くなるメリットがあります。

締め日あたりのタイミングでワイモバイルへ乗り換えるのがおすすめです。

目次