auからワイモバイルへの乗り換え手順を紹介します。
【全6ステップ】auからワイモバイルへの乗り換え手順
1.MNP乗り換えの準備をする
→auからMNP予約番号を発行して、データの引き継ぎ準備を行う
2.申し込みに必要な持ち物を揃える
→本人確認書類・支払い方法・MNP予約番号が必要
3.ワイモバイルに申し込み
→キャリアショップよりもオンラインストアがおすすめ
4.商品の到着後に初期設定を行う
→ワイモバイルで通信するためにはAPN設定が必須
5.ワイモバイル関連サービスの初期設定を行う
→My Y!mobileやPayPayアプリの登録・連携など
6.端末を買い替える場合はデータ移行をする
→SIMフリー端末やワイモバイルで端末セットを購入した場合など
※タップで詳細を確認できます。
なお、auからワイモバイルへ乗り換える際、次のようなデメリットがあるのでご注意ください。
【注意】auからワイモバイルへ乗り換えるデメリット6選
1.ワイモバイルで無制限プランが提供されていない
→有料オプション加入でも最大35GBまで
2.Pontaポイントが貯まりづらくなる
→au PAYカードを使ってもワイモバイルはお得にならない
3.auのキャリアメールが使えなくなる
→どうしても引き継ぎたい場合は有料オプションが必要
4.au関連サービスとの連携が適用されない
→auスマートバリューや家族割、住宅ローン金利優遇割など
5.SIMロック解除が必要な場合がある
→Webなら無料、店頭では有料
6.ショップで申し込むと事務手数料がかかる
→2023年6月1日から店頭で3,850円(税込)が必要
一方で乗り換えによるメリットもあります。以降にまとめた情報を参考にしてみてください。
auからワイモバイルに乗り換える手順
auからワイモバイルに乗り換える手順は、次のとおりです。
1. MNP乗り換えの準備をする|auから予約番号を発行して、データの引き継ぎ準備を行う
auからワイモバイルに変更するには、はじめにMNP乗り換えの準備が必要です。
- MNP予約番号を取得する
- データの引き継ぎ準備をする
MNP予約番号の発行方法|Webサイト・電話・店頭のいずれかで手続きを行う
auで使っている電話番号のまま、ワイモバイルに乗り換えるには、下記のいずれかの方法でMNP予約番号を取得してください。
方法 | 受付時間 | 手順 |
---|---|---|
オンライン | 24時間 | My auのトップページ→スマートフォン・携帯電話→ご契約内容/手続き→お問い合わせ/手続き→MNPご予約 |
電話 | 9時〜20時 | 0077-75470(無料) |
店頭 | 店舗によって異なる | au Style/auショップ・トヨタau取扱店(一部除く) |
上記3つの中で最もお手軽な方法は「オンライン」です。
「My au」にログインすれば24時間いつでもMNP予約番号の手続きができるので、電話や店頭で待たされる時間が必要ありません。
なお、MNP予約番号には取得日から数えて15日間の有効期限があるので、発行されたらすぐにワイモバイルへ申し込みを行いましょう。
MNPワンストップ方式での乗り換えも可能|予約番号の取得が不要になる
ソフトバンクグループのサービスでは、他社から転入の際にMNP予約番号が不要になる「ワンストップ方式」を導入しています。
たとえばauからソフトバンクへ乗り換える場合、通常の手順ではauの予約受付窓口から、MNP予約番号を取得します。
一方でワンストップ方式の場合、予約番号を取得せずにそのままソフトバンクで乗り換えの申し込みが可能です。
ワイモバイルオンラインストアから乗り換えする際も、MNPワンストップ方式を利用して手続きが行えます。
auからワイモバイルへの乗り換えを検討している人は、MNP予約番号なしで乗り換えができるワンストップ方式を使うのがおすすめです。
データの引き継ぎ準備|各アプリでデータ移行の準備を行う
いま使っているiPhoneやAndroidスマートフォンのまま、auからワイモバイルに乗り換える人は、この手順を飛ばして問題ありません。
ワイモバイルへの乗り換えと同時に新しい端末を購入する場合、旧機種から新機種へデータ移行を行う必要があります。
iPhoneからiPhoneに機種変更する場合は、端末同士を近づければ「クイックスタート」で手軽にデータ移行が可能です。
AndroidからAndroid、異なるOS間で機種変更をする場合は、Googleドライブなどのクラウドストレージを経由してデータ移行をするのがおすすめです。
また、LINEなどの一部アプリでは「アカウント引き継ぎ」などの手続きを行う必要があるので、事前に確認しておきましょう。
2. 申し込みに必要な持ち物を揃える|本人確認書類・支払い方法・MNP予約番号が必要
auからワイモバイルに乗り換えるには、以下の持ち物を準備する必要があります。
- 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカードなど
- 支払い方法:クレジットカード、キャッシュカード(口座振替)
- MNP予約番号
ワイモバイルの申し込みで利用可能な本人確認書類は、次のとおりです。
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 特別永住者証明書
- 在留カード(旧外国人登録証)+外国パスポート
- 健康保険証+公共料金領収書など(未成年の場合)
店頭で申し込みを行う際は、原則としてMNP乗り換えをする本人(契約者)が手続きをする必要があります。
ただし、入院中や障害を持っていて契約行為が困難な場合には、診断書または身体障害者手帳などを持参することで家族(代理人)の来店で受付が可能です。
3. ワイモバイルに申し込み|キャリアショップよりもオンラインストアがおすすめ
MNP乗り換えに必要な持ち物を揃えられたら、ワイモバイルへの申し込みを行います。
ワイモバイルに申し込む際は、キャリアショップよりもキャンペーンが豊富で事務手数料が不要なオンラインストアがおすすめです。
以下、ワイモバイルオンラインストアでauから乗り換える方法を解説します。
- ワイモバイルオンラインストアにアクセスする
- 商品(iPhone/スマートフォン/SIM)を選択する
- 画面の表示内容に従って必要項目の入力や料金プランを選択する
- 本人確認書類をアップロードして支払い方法を選択する
- 最終確認をして申し込み完了
オンラインストアでの申し込みが不安な場合は、ワイモバイル公式サイトから最寄りの店舗の「かんたん来店予約」を入れると、待ち時間なくスムーズに受付してもらえます。
4. 商品の到着後に初期設定を行う|ワイモバイルで通信するためにはAPN設定が必須
auからワイモバイルへのMNP乗り換えが完了して、手元に商品が到着したら初期設定を行いましょう。
iPhoneとAndroidスマートフォン、eSIMの場合で設定手順が異なるので、それぞれのパターンで解説します。
iPhoneの場合|SIMカードを挿せば自動的に設定される
iPhoneを使う場合は、基本的にワイモバイルのSIMカードを挿入して、画面の表示に従えば自動的に初期設定が完了します。
最新のiOSにアップデートしておく必要があるので、ホーム画面から「設定アプリ→一般→ソフトウェアアップデート」を押して確認しておきましょう。
Androidの場合|機種によっては自動設定。場合によっては手動設定が必要
ワイモバイルやソフトバンクで購入したスマートフォンの場合、SIMカードを挿せばAPN設定が自動で行われるため、初期設定は必要ありません。
また、数年内に発売されたスマートフォンは、あらかじめ国内の通信事業者のAPN設定が入力されている場合があり、SIMカードを挿入するだけで設定完了となる場合があります。
一方、他社で購入したスマートフォンや古い端末の場合は、下記の手順でAPN設定が必要です。
- ホーム画面から設定を押す
- 無線とネットワークを押す
- モバイルネットワークを押す
- アクセスポイント名(APN)を押す
- 右上の「︙」から「新しいAPN」を押す
- 必要なAPN情報を入力する
- 右上のチェックマークを押して保存する
APN情報については、ワイモバイル公式サイトでコピー&ペーストができるので、自宅のWi-Fiなどに接続した上で確認してください。
eSIMの場合|QRコードを読み取れば自動設定。eSIM対応かつSIMフリー機種が必要
ワイモバイルのeSIMを利用する場合は、申し込み完了後に届くQRコードを読み込んで、画面の表示に従って設定をすればすぐに設定が完了します。
パソコンやタブレットでQRコードを表示してスマートフォンで読み取るか、端末が1台しかない場合はeSIM用のプロファイルをインストールすることで設定できます。
なお、eSIMを使う場合はeSIM対応かつSIMフリー機種が必要なので、事前によく確認しておきましょう。
5. ワイモバイル関連サービスの初期設定を行う|My Y!mobileやPayPayアプリの登録・連携など
ワイモバイルの初期設定が完了した後は、ワイモバイル関連サービスの初期設定を行います。
基本的には、Wi-Fiをオフにした状態でMy Y!mobileにアクセスし、画面上部の「設定サポート」から画面の表示に従うだけで手続きを進められます。
また、PayPayアプリの登録・連携を行うことで、キャンペーンなどでPayPayポイントが還元されるようになるので、忘れずに設定を行いましょう。
6. 端末を買い替える場合はデータ移行をする|SIMフリー端末やワイモバイルで端末セットを購入した場合など
auからワイモバイルへの乗り換えに合わせて端末を買い替える場合は、新端末へのデータ移行も必要です。
データ移行には、iPhone同士・Android同士・異なるOS同士の3パターンがあるので、それぞれ解説します。
iPhone同士のデータ移行|クイックスタートで手軽にアプリが引き継がれる
iPhoneからiPhoneへ機種変更する場合、データ移行は「クイックスタート」が便利です。
新しいiPhoneの電源を入れて、旧iPhoneに近づけると、自動的にクイックスタートの設定画面が表示されます。
表示に従うだけで自動的に連絡先や写真、インストール済みのアプリが引き継がれます。
なお、LINEなどの一部アプリはアカウントの引き継ぎ設定を行う必要があるので、事前に確認しておきましょう。
Android同士のデータ移行|Googleアカウントへのバックアップ+復元で引き継ぎ可能
Android同士のデータ移行は、Googleアカウントへのバックアップ+復元で引き継ぎをするのがお手軽です。
- 設定アプリを押す
- Googleを押す
- バックアップを押す
- 今すぐバックアップを押す
基本的には上記の手順で引き継ぎが可能です。
旧端末でGoogleドライブにデータをアップロードする手順も、基本的には上記と同様です。
Wi-Fiに接続した状態で2時間以上充電していると自動的にデータがバックアップされるので、もしものときも安心です。
異なるOS同士のデータ移行|ワイモバイルの「かんたんデータコピー」がお手軽
異なるOS同士でデータ移行をする場合は、ワイモバイルの「かんたんデータコピー」がおすすめです。
かんたんデータコピーを利用するには、旧端末・新端末のどちらでもアプリをインストールしておく必要があります。
アプリのインストール後は、両方の端末で同時にアプリを起動して、画面の表示に従って操作をすれば手軽にデータ移行ができます。
auからワイモバイルに乗り換えるデメリット6選
ここでは、auからワイモバイルに乗り換えるデメリットを6つ解説します。
- ワイモバイルで無制限プランが提供されていない
- Pontaポイントが貯まりづらくなる
- auのキャリアメールが使えなくなる
- au関連サービスとの連携が適用されない
- SIMロック解除が必要な場合がある
- ショップで申し込むと事務手数料がかかる
ワイモバイルで無制限プランが提供されていない|有料オプション加入でも最大35GBまで
キャリア | au | ワイモバイル |
---|---|---|
料金プラン | 使い放題MAX 5G/4G | シンプル2 S/M/L |
データ通信量 | 無制限 | 最大30GB (増量オプション込みで最大35GB) |
auでは「使い放題MAX 5G/4G」などの無制限プランが選べますが、ワイモバイルでは無制限プランを提供していません。
ワイモバイルの料金プランは、シンプル2Lで最大30GB、月額550円(税込)のデータ増量オプションに加入しても最大35GBまでです。
パケットを使い切った後は最大1Mbpsでデータ通信が可能ですが、通常に比べると通信速度は大きく低下してしまいます。
これまでauで35GB以上のデータ容量を使っていた人は、ワイモバイルに乗り換えると速度制限に悩まされるかもしれません。
Pontaポイントが貯まりづらくなる|au PAYカードを使ってもワイモバイルはお得にならない
- au:Pontaポイント
- ワイモバイル:PayPayポイント
auを使っている人の中には、Pontaポイントを積極的に活用している人も多いことでしょう。
au PAYカードなどを利用すれば、効率良くPontaポイントを貯めることができますが、auからワイモバイルに乗り換えると、Pontaポイントが貯まりづらくなります。
Pontaポイントは独立したポイントサービスなので、ワイモバイルに乗り換えたせいでポイントがなくなることはありません。
ですが、au PAYカードなどでワイモバイルの料金を支払っても、そこまでお得にポイントを貯められないので、Pontaポイントユーザーは注意が必要です。
auのキャリアメールが使えなくなる|どうしても引き継ぎたい場合は有料オプションが必要
auからワイモバイルに乗り換えると、auのキャリアメールアドレス(ezweb.ne.jp、@au.com)が使えなくなります。
継続利用したい場合は、月額330円(税込)の「auメール持ち運び」サービスへの加入が必要です。
auメール持ち運びサービスは、「au解約後31日以内に本サービスへの申し込み・au回線契約に基づいて発行されたau IDを持っていること」の2つの条件があります。
ワイモバイルでは無料でキャリアメールを利用できますが、アドレス変更が嫌な人は有料オプションが必要になる点にご注意ください。
au関連サービスとの連携が適用されない|auスマートバリューや家族割、住宅ローン金利優遇割など
auからワイモバイルに乗り換えた後は、au関連サービスとの連携が適用されなくなります。
- auスマートバリュー:自宅のネット回線とのセットで最大1,100円(税込)割引
- 家族割プラス:グループ内の回線数に応じて最大1,100円(税込)割引
- 住宅ローン金利優遇割:モバイル+でんき+ネット+テレビの組み合わせで最大年0.15%引き下げ
これらのサービスを利用して、ひと月あたりの支出額を大きく節約している人もいることでしょう。
ワイモバイルへ乗り換えると通信費の節約につながるケースは多いですが、家族の携帯料金や別の支出が増える可能性がある点にご注意ください。
SIMロック解除が必要な場合がある|Webなら無料、店頭では有料
auで使っていた端末のままワイモバイルに乗り換える場合、SIMロック解除が必要な場合があります。
具体的には、2021年9月30日以前に発売されたau端末をワイモバイルで使う場合はSIMロック解除が必要です。
たとえば、iPhoneだと2020年発売の12シリーズ以前はSIMロック解除が必須です(2021年9月24日発売のiPhone13シリーズはSIMロック解除の上で販売)。
SIMロック解除は、オンライン(無料)または店頭(有料)で手続きができます。
ただし、一部のスマートフォンは対応バンド(周波数帯)の違いにより、ワイモバイルで通信が不安定になる場合があります。
ワイモバイルの動作確認済み端末を参照して、auの端末を継続利用できるかどうか確認しておきましょう。
ショップで申し込むと事務手数料がかかる|2023年6月1日から店頭で3,850円(税込)が必要
auから乗り換える際、ワイモバイルショップで手続きをすると事務手数料が発生します。
ワイモバイル窓口 | 手数料(税込) |
---|---|
オンライン | 無料 |
店頭 | 3,850円 |
具体的には、2023年6月1日以降は3,850円(税込)の費用が発生するので気をつけましょう。
なお、上記の事務手数料は店頭で申し込みをする際のみ発生し、ワイモバイルオンラインストアで申し込みをすれば事務手数料はかかりません。
また、オンラインストアは送料無料でキャンペーンも豊富なので、基本的にはオンラインでauから乗り換えるのがおすすめです。
auからワイモバイルに乗り換えるメリット7選
ここでは、auからワイモバイルに乗り換える7つのメリットについて解説します。
- auよりも毎月のスマホ代が安くなる
- かけ放題オプションの無料時間が2倍になる
- auよりも速度制限がゆるめ
- 日本全国のキャリアショップが利用できる
- PayPayを貯めやすくなる
- Yahooプレミアムが無料
- SIMのみ契約で最大10,000円相当のキャッシュバック
auよりも毎月のスマホ代が安くなる|ワイモバイルの基本料金は最安2,365円(税込)から
auからワイモバイルに乗り換える最大のメリットは、毎月のスマホ代を大幅に節約できる点です。
ワイモバイルの料金プランは、2023年10月3日から「シンプル2 S/M/L」として生まれ変わりました。
シンプル2 | Sプラン | Mプラン | Lプラン |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
基本料金(税込) | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
セット割(税込) | -1,100円 | -1,650円 | -1,650円 |
PayPayカード割(税込) | -187円 | -187円 | -187円 |
1GB以下割引(税込) | – | -1,100円 | -2,200円 |
最安料金(税込) | 1,078円 | 1,078円 | 1,078円 |
ワイモバイルのシンプル2プランでは、条件を満たせばすべてのプランが最安1,078円(税込)で利用できます。
auの月額料金は7,000円前後になるケースも多いため、ワイモバイルに乗り換えれば年間で60,000円程度の通信費を節約可能です。
かけ放題オプションの無料時間が2倍になる|ワイモバイルならauと同額で10分まで無料
auとワイモバイルのかけ放題オプションを比較すると、同じ価格ながらワイモバイルのほうが2倍の無料通話ができます。
au(税込) | ワイモバイル(税込) |
---|---|
通話定額ライト2(5分かけ放題):880円通話定額2(24時間かけ放題):1,980円 | だれとでも定額+(10分かけ放題):880円スーパーだれとでも定額+(24時間かけ放題):1,980円 |
auで5分かけ放題のオプションを付けていた人は、ワイモバイルに乗り換えると同じオプション料で実質2倍の無料通話を楽しめます。
元々の月額料金もワイモバイルのほうが安いので、通話料込みで大幅な通信費の節約が期待できるでしょう。
auよりも速度制限がゆるめ|基本は概ね1Mbps。Sプランのみ最大300kbpsだがそれでも早い
auの一部プランや無制限プランでテザリングの上限を超過した場合は、最大128kbpsの速度制限が課されます。
一方、ワイモバイルのシンプル2でデータ容量を超過すると、Sプランのみ最大300kbps、M・Lプランは最大1Mbpsまで低速化します。
auよりもワイモバイルのほうが速度制限はゆるめなので、データ容量を使い切ってもそこまで大きなストレスはありません。
日本全国のキャリアショップが利用できる|店頭での対面サポートあり
ワイモバイルは、日本全国で4,000店舗以上のキャリアショップを運営しています。
一般的に、毎月のスマホ代を節約するために格安SIMへ乗り換えると、その運営元のMVNOがキャリアショップを運営していない場合も少なくありません。
ワイモバイルなら、毎月のスマホ代を節約しつつ店頭での対面サポートも期待できるので、他の格安SIMにはない大きな魅力といえます。
ただし、店頭でサポートを受ける場合には最大3,850円(税込)の事務手数料が発生するので気をつけましょう。
PayPayを貯めやすくなる|条件達成で最大16.0%のポイント還元。キャンペーンも豊富
auはPontaポイントを貯めやすいのと同様で、ワイモバイルではPayPayポイントを貯めやすいことが特徴です。
たとえば、ワイモバイルユーザーがYahoo!ショッピングでPayPay支払いを利用すると、最大12%のポイントが還元されます。
さらに、「5のつく日キャンペーン」にエントリーすると+4%のポイントが付くので、支払金額の16.0%還元という破格のポイント倍率を実現できます(付与上限あり)。
また、ワイモバイルでは既存ユーザーも参加可能なPayPayキャンペーンを頻繁に行っているので、auよりも効率良くポイ活に取り組める可能性があります。
PayPayポイントの付与には条件が設けられているので、事前によく確認しておきましょう。
LYPプレミアムが無料|さらにパケットマイレージでデータ容量の追加も無料
auからワイモバイルに乗り換えると、月額508円(税込)のLYPプレミアムを無料で利用できます。
実質無料でLYPプレミアムになることができ、Yahoo!ショッピングでのお買い物や追加料金不要でたくさんの雑誌が楽しめます。
さらに、パケットマイレージでマイルを貯めると、マイルのランクに応じてワイモバイルのデータ容量追加分が無料になります。
マイルを貯める条件はYahoo! JAPANへのログインや対象サービスの利用、パケくじを引くことなどが条件です。
日頃からYahoo!ショッピングやYahoo!オークションを利用している人などはお得にマイルを貯められ、実質的にパケットの節約にも繋がります。
SIMのみ契約で最大10,000円相当のキャッシュバック|スマホセット購入でも最安1円購入が可能
ワイモバイルでは、SIMのみ契約で最大10,000円相当のPayPayポイントが還元されるキャンペーンを行っています。
例えば、auからの乗り換えでシンプル2 M・Lプランに申し込むと、最大10,000円相当のPayPayポイントが付与されます。
また、開通月の2ヶ月後の1ヶ月間でPayPay支払いを利用すると、購入金額に応じて最大20%相当(上限10,000円)がPayPayポイントとして返ってきます。
さらに、タイムセール限定で実質1円からワイモバイルのスマホセット購入ができるので、端末を買い替えたい人にとって嬉しい特典です。
これらは期間限定のキャンペーンですが、ワイモバイルでは同様のキャンペーンを定期的に開催しているので、非常にお得な携帯キャリアといえます。
auからワイモバイルに乗り換える際の注意点
auからワイモバイルに乗り換える際は、次の3つの注意点に気をつけてください。
auの解約月は料金が日割り計算されない|月初めに乗り換えるとワイモバイルも満額請求で損をする
auからワイモバイルに乗り換えると、ワイモバイルの開通月=auの解約月となります。
ワイモバイルの初月の料金は日割り計算されますが、auの解約月の料金は日割り計算されません。
月初めに契約してしまうと、ワイモバイルとauの料金がほぼ満額請求されてしまうため、できる限り月末を狙って手続きを行うのがおすすめです。
MNP予約番号には15日間の有効期限がある|ワイモバイルの手続きには10日以上残っている必要がある
auからワイモバイルへ乗り換えるのに必須なMNP予約番号には、取得日から数えて15日間の有効期限があります。
また、ワイモバイルでMNP乗り換えをするには、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っていなければなりません。
有効期限が9日以下になった場合は再度発行する必要があるので、auでMNP予約番号を取得したら、なるべくその日のうちにワイモバイルへ申し込むようにしましょう。
ワイモバイルの申し込みサイトは2種類ある|ソフトバンク運営とYahoo運営でキャンペーンなどに差がある
ワイモバイルの申し込みサイトは、大きく分けると2種類あります。
- ワイモバイルオンラインストア:ソフトバンク運営
- Y!mobileオンラインストアヤフー店:Yahoo! JAPAN運営
どちらでもワイモバイルの契約は可能ですが、適用されるキャンペーンに大きな違いがあります。
たとえば、Y!mobileオンラインストアヤフー店でSIMのみ契約をすると、最大26,000円相当のPayPayポイントが還元されます。
ワイモバイルオンラインストアでは、同じSIMのみ契約でも最大21,000円相当しか還元されないため、基本的にはY!mobileオンラインストアヤフー店のほうがキャンペーンは充実しています。
申し込む窓口によってキャンペーン内容が異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
auからワイモバイルに乗り換えるおすすめタイミング
auからワイモバイルへの乗り換えタイミングは、次の3パターンがおすすめです。
auの締め日のタイミング|解約月は満額請求のため、月初めは避ける
auからワイモバイルへ乗り換えるタイミングは、月末を狙うのがおすすめです。
- au(解約月):満額請求(日割りなし)
- ワイモバイル(初月):日割り計算
ワイモバイルの初月料金は日割り計算されるのでいつ契約しても問題ありませんが、auの解約月は月額料金が満額請求されてしまいます。
auの締め日は基本的に毎月末なので、ワイモバイルの申し込み処理が完了する日数も考慮して、20〜25日頃に乗り換えを行うようにしましょう。
auのキャンペーンや割引が終了するタイミング|特典適用中に乗り換えると損をしやすい
auからワイモバイルへ乗り換える際は、auのキャンペーンや割引が終了するタイミングを狙うのもおすすめです。
たとえば、月額料金の割引特典が継続している間にauを解約してしまうと、そのタイミングでキャンペーンだけが先に終了してしまうので損をします。
また、後日にポイントが還元される特典を利用した場合も、還元前に解約するとポイントが受け取れない場合もあるので気をつけましょう。
ワイモバイルでキャンペーンが開催中のタイミング|キャッシュバックやタイムセールなどが狙い目
auからワイモバイルへの乗り換えは、ワイモバイルでキャンペーンが開催中のタイミングを狙うのが鉄則です。
特に、ワイモバイルでは定期的にPayPayポイントのキャッシュバックキャンペーンや、端末が実質1円購入できるタイムセール限定特典を開催しています。
申し込む時期によってはキャンペーンが終了している場合もあるため、特典期間をしっかりと確認した上で、最もお得なタイミングでワイモバイルへ申し込むようにしましょう。
auからワイモバイルへ乗り換えがお得になるキャンペーン
auからワイモバイルへの乗り換えがお得になるキャンペーンは、次のとおりです。
これらのキャンペーンを積極的に活用することで、新品の端末の購入費用を節約できたり、実質的なキャッシュバックを受け取れたりします。
それぞれの内容を解説するので、auからワイモバイルへ乗り換える際の参考にしてください。
オンラインストアでSIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント|最大10,000円相当のキャッシュバック
内容 | |
---|---|
キャンペーン期間 | SIM契約でPayPayもらえるキャンペーン:2024年2月9日〜終了時期未定 |
特典内容 | 最大10,000円相当のPayPayポイントがもらえる |
キャンペーン条件 | SIM単体契約(eSIMを含む) |
キャンペーン注意点 | データ増量オプションへの加入必須 |
オンラインストアでSIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼントは、最大10,000円相当のPayPayポイントが還元されるキャンペーンです。
SIM契約でPayPayもらえるキャンペーンでは、シンプル2 Sプランが最大3,000円相当、シンプル2M・Lプランは最大10,000円相当がキャッシュバックされます。
PayPayポイントは、メールでギフトカードによって届くため忘れないようにしてください。
オンラインストア限定タイムセール|最安1円で新品の端末が購入できる
内容 | |
---|---|
キャンペーン期間 | 不定期開催(21時〜翌朝8時59分まで) |
特典内容 | 対象のAndroidスマートフォンやソフトバンク認定中古品iPhoneを割引価格で購入できる |
キャンペーン条件 | 開催期間中に新規または乗り換えで申し込みをする 一括払いで対象製品を購入する対象プランに加入する(シンプル2 M・Lなど) |
キャンペーン注意点 | 機種によっては購入可能な条件が異なる(一括払いのみ、新規契約のみ、乗り換えのみなど) |
ワイモバイルオンラインストア限定タイムセールでは、Androidスマートフォンやソフトバンク認定中古品iPhoneを割引特価で購入できます。
商品ラインナップはその都度変更されている上、タイムセールの開催時期は不定期で、開催時間は21時〜翌日8時59分までと限られています。
ワイモバイルへの乗り換えを検討中の人は、ワイモバイル公式サイトのキャンペーン情報でタイムセールの開催時期を確認しておきましょう。
下取りプログラム|最大100,200円相当のPayPayポイント還元。機種代金割引も選択可能
内容 | |
---|---|
キャンペーン期間 | 2016年11月1日〜終了時期未定 |
特典内容 | 不要な端末の下取りでPayPayポイント還元または機種購入代金割引 |
キャンペーン条件 | 乗り換えの際に下取りプログラムを申し込む |
キャンペーン注意点 | PayPayポイント還元と機種購入代金割引とで還元額が異なる正常に稼働しない、 初期化されていない、ロックが解除されていないなどの端末は下取り不可 |
ワイモバイルの下取りプログラムでは、不要な端末の下取りでPayPayポイントの還元、または機種購入代金割引のどちらかを選べます。
同じ機種を下取りに出す場合でも、基本的にはPayPayポイントを選んだほうが還元額は多いのでお得です。
ワイモバイルへの乗り換えに合わせて端末を買い替える場合は、auで使っていた端末や古いスマートフォンを下取りに出して、お得に乗り換えられるように工夫しましょう。
auからワイモバイルに乗り換えでよくある質問
最後に、auからワイモバイルへの乗り換えでよくある質問に回答します。
- auからワイモバイルへの乗り換えがおすすめなのはどんな人?
- auで購入したスマホを、ワイモバイルに乗り換えた後も使用可能?
- auからワイモバイルへの乗り換えでかかる手数料はいくら?
- auからワイモバイルへの乗り換え時に解約金(違約金)が発生する?
- 店舗で、auからワイモバイルへの乗り換え手続きができる?オンラインだけ?
- auからワイモバイルへの乗り換え時は、SIMロック解除が必要になる?
- 使用中のスマホに残債がある場合、乗り換え後も分割払いが必要?
- auからワイモバイルへの乗り換えは何日かかる?即日でできる?
- auからワイモバイルへ乗り換えた月は、日割りで料金が請求される?
- MNPなら、ワイモバイルへの乗り換え後も同じ電話番号が利用可能?
- 乗り換え時に、auのSIMカードを返却しないとどうなる?
auからワイモバイルへの乗り換えがおすすめなのはどんな人?
auからワイモバイルへの乗り換えがおすすめな人の特徴は、次のとおりです。
- 毎月の携帯料金・スマホ代を安くしたい人
- PayPayを使う機会が多い人
- Yahoo!ショッピングやヤフオクなどを利用する人
ワイモバイルに乗り換えると、毎月のスマホ代を節約できることに加え、PayPayポイントが貯まりやすくなることが特徴です。
また、ワイモバイルユーザーは無料でLYPプレミアムになれるので、Yahoo!ショッピングを利用する機会が多いなど、Yahoo!関連サービスを利用している人にも向いています。
auで購入したスマホを、ワイモバイルに乗り換えた後も使用可能?
ワイモバイルの動作確認済み端末一覧を確認して、問題がなければ使用可能です。
ただし、一部のiPhoneやAndroidスマートフォンを利用するには、auでSIMロック解除をする必要があります。
SIMロック解除は、オンラインなら無料、店頭では有料となるので、基本的には「My au」でSIMロック解除の手続きを行うようにしましょう。
auからワイモバイルへの乗り換えでかかる手数料はいくら?
2024年5月現在、auでは契約解除料やMNP転出手数料を廃止しています。
一方、ワイモバイルを新規契約(乗り換えを含む)する場合、店頭では3,850円(税込)の事務手数料が必要です。
ワイモバイルオンラインストアなら、auからワイモバイルへの乗り換え費用は無料なので、初期費用を安く抑えたい人はオンラインで申し込むようにしてください。
auからワイモバイルへの乗り換え時に解約金(違約金)が発生する?
auでは、2022年3月31日をもって契約期間を定めた割引サービスや料金プランにおける契約解除料を廃止しています。
また、MNP転出手数料も同様に廃止されているので、auからワイモバイルへ乗り換える際は、解約金(違約金)は発生しません。
店舗で、auからワイモバイルへの乗り換え手続きができる?オンラインだけ?
ワイモバイルショップでもauからワイモバイルへの乗り換えは可能です。
ただし、店頭での申し込みは3,850円(税込)の事務手数料が発生してしまいます。
基本的には事務手数料がかからないオンラインでの手続きがおすすめですが、どうしても店頭で申し込む場合は、ワイモバイル公式サイトから「かんたん来店予約」をするのがおすすめです。
auからワイモバイルへの乗り換え時は、SIMロック解除が必要になる?
2021年9月30日以前に発売されたau携帯電話をワイモバイルで使う場合は、SIMロック解除が必要です。
SIMロックを解除すればauスマホをワイモバイルでも利用できますが、対応周波数(対応バンド)によってはワイモバイルでの接続が不安定になる場合があります。
不安な場合は、事前にワイモバイルの動作確認済み端末一覧で確認しておきましょう。
使用中のスマホに残債がある場合、乗り換え後も分割払いが必要?
使用中のスマートフォンに残債がある場合は、ワイモバイルに乗り換えた後も継続して支払いが必要です。
残債分は、分割払いを継続するか、乗り換えのタイミングで一括精算するかを選べるので、好きな支払い方法を選びましょう。
auからワイモバイルへの乗り換えは何日かかる?即日でできる?
auからワイモバイルへの乗り換えは、店頭なら即日開通が可能です。
店頭で申し込む際には3,850円(税込)の事務手数料が発生するので、その点にはご注意ください。
一方、オンラインの場合は審査完了の時間によって商品到着までに2〜3営業日程度の日数がかかります。
審査完了までの時間は人によって異なるため、商品到着までに1週間程度の時間がかかる場合もあります。
auからワイモバイルへ乗り換えた月は、日割りで料金が請求される?
auからワイモバイルへ乗り換えた月の料金は、次のとおりです。
- au:満額請求(日割り計算なし)
- ワイモバイル:日割り請求
auの解約月は必ず満額請求となるため、できる限り月末を狙ってワイモバイルへのMNP乗り換えをするのがおすすめです。
MNPなら、ワイモバイルへの乗り換え後も同じ電話番号が利用可能?
MNP乗り換え(番号ポータビリティ)で申し込みをすれば、auの電話番号をワイモバイルでも継続利用できます。
新規契約で申し込んでしまうと、新たな電話番号が発番されてしまいます。
また、MNP乗り換えの前にauを解約してしまうと、それまで使っていた電話番号は消滅してしまい、再利用できなくなってしまうので気をつけましょう。
乗り換え時に、auのSIMカードを返却しないとどうなる?
auでは、解約後のSIMカード返却は不要です。
ドコモやソフトバンクではSIMカードの返却を求められる場合がありますが、auのSIMカードは、解約後にハサミを入れるなどして破棄してしまって問題ありません。
auからワイモバイルへの乗り換える方法まとめ!メリットもたくさん
日本全国のキャリアショップが利用できる、PayPayを貯めやすくなるなど、auからワイモバイルに乗り換えるメリットは多くあります。
Yahooプレミアムを無料で使いたい人は、auからワイモバイルに乗り換えるのがおすすめです。
なお乗り換え手順やデメリットなどは、上記から再度ご確認いただけます。
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※記事中の情報は必ずしも最新とは限りません。万が一、記事中の情報に更新があった場合、各サービスの最新の料金プラン、キャンペーンなどは公式サイトにてご確認いただけます。