シニアやペットを見守るネットワークカメラには格安SIMを活用

2022.02.28

今回のテーマはネットワークカメラの活用についてです。
ネットワークカメラと聞くと、店舗や企業などの防犯カメラが思い当たりますが、実は非常に多くの場所で人手をかけない監視ツールとして活用されています。
自宅の防犯カメラ利用はもちろん、例えばシニアの方や乳幼児などの見守りをはじめ、留守中の自宅内やペットの様子を確認するなどさまざまです。
今回は、ネットワークカメラと格安SIMの利用について深堀してみましょう。

ネットワークカメラとは

そもそも「ネットワークカメラ」とはなにかということが分からないと先へ進めませんので、そこから解説します。

非常に簡単にいうと、カメラの中に小さなパソコンを埋め込んだようなもので、カメラごとに「IPアドレス」(※)を持っているためカメラ自身がインターネットに接続することが可能です。別名「IPカメラ」とも呼ばれます。

※「IPアドレス」とは、インターネット接続したコンピューター1台ごとに割り振られている「識別番号」のような数字の組み合わせを指します。

ネットワークカメラには以下のような特徴があります。

●取付・設置・持ち運びが簡単である
●画像の保存や視聴にパソコンが不要
●屋外型、屋内型、屋内据え置き型などのタイプがある
●動体検知・顔検知・音声検知・自動追尾が可能なタイプがある
●赤外線センサーによる夜間撮影が可能なタイプがある
●双方向に音声を伝達できるタイプがある
●パソコンはもちろんスマホでも映像を見ることができる

これらの特徴を活かして、幅広い用途で活用されています。
【工事現場や建設現場、資材置き場など】
・資材などの盗難防止
・作業時のトラブルの記録

【畑や果樹園、ビニールハウスなど】
・農産物の盗難防止、獣害の原因特定
・農産物の生育監視

【牛舎・豚舎・鶏舎などの畜舎、牧場など】
・不法侵入の監視
・出産時期の見守り

【その他】
・モータープール、バイク置き場、駐輪場、コインパーキング等の監視
・公園、広場、自販機などの監視

これらの利用の場合の多くは、法人や団体、施設単位の利用が主となりますが、実は最近では個人でもネットワークカメラの利用が増えています。

シニアの見守りカメラ

遠方で離れて暮らす両親や、介護が必要なシニアを優しく見守るためのカメラです。

電話をして話しをするまでもない、無事であることをそっと見守りたいといった場合にネットワークカメラは、その存在を意識させずに見守ることが可能です。

実は高齢者の事故は自宅内で起こることが多いため、自宅内へのカメラの設置はシニア層が安心して毎日を生活するために重要な存在です。

留守中の家の状態を確認する

留守中の自宅の様子はどうなっているのか、訪問者はいるか、不審者は近づいていないかなど、自宅の様子を映像で確認できます。

さらに子どもだけで留守番させている場合や、子どもやペットのシッターを雇っている場合などにも様子を確認できるので安心です。

不審者が頻繁に現れる場合などでも、映像があれば警察へ相談した際にも説得力もありますし証拠にもなります。

ペットの見守り

留守中のペットの様子を知りたい、ちゃんとお留守番できているか確認したい、体調を崩していないか心配だ…等で、ペット用の見守りカメラの需要を増加しています。

様子を撮影して遠隔で見るだけでなく、声を発して安心させたり、遠隔でおやつをあたえたりなど、多彩な機能を持たせたペット用守りカメラが人気を集めています。

格安SIM通信を使ったクラウドカメラがおすすめ

様々な用途で需要が高まっているネットワークカメラですが、最近では、SIMカードによって通信を行う「クラウドカメラ」が人気です。

クラウドカメラは、従来型のネットワークカメラの用途やメリットはそのままに、モバイル通信のSIMを使ってカメラ自身が通信を行うため、さらに以下のようなメリットが生まれます。

●ネットワーク接続用の配線が不要~配線工事なしに利用できる
●録画・視聴するためのパソコンやモニターなどの周辺機器が不要
●工事不要、周辺機器不要なので初期費用が抑えられる

従来は、カメラの設置や配線、パソコンのセッティングなど何かと手間がかかりましたが、クラウドカメラなら、今までよりももっと気軽に、費用負担も少なく、従来設置できなかった場所への設置も容易になります。

離れて暮らす高齢の家族の見守りをしたいけれど、インターネット環境がなく従来型のネットワークカメラが使えないという場合でも、クラウドカメラであれば現状のままで利用することができるのです。

高価な工事と機器類の購入は避けたいという方でも、手軽に安く、高齢者やペットの見守りが可能となり、僻地や遠隔地の監視・防犯対策が可能となります。

映像のデータ通信に格安SIMを利用する場合

カメラのハウジング内にSIMカードを挿入するだけで、映像データをアップロードできるクラウドカメラには格安SIMサービスのSIMがおすすめです。

データ通信のコストを大幅に節減することが可能です。

【映像データを格安SIMでアップロードする】

例えば、1Mbpsの映像データを10分間伝送するには、75MB(0.075GB)のデータ容量が必要です。

1日に朝昼夜の3回、10分ずつ映像を確認した場合、伝送量は0.225GB/1日、6.75GB/30日となります。

月間に6.75GB程度のデータ通信を行うなら、割安な料金で利用可能な格安SIM(MVNO)がおすすめとなります。

ちなみに、HISモバイルでは、100MB/2GB/5GB/10GB/15GB/30GBで区切られた実際に利用した分だけ料金を支払う「ビタッ!プラン」などのデータ専用プランを提供しており、映像を確認した時間の増減によって最適料金を利用できます。

ビタッ!プラン月額料金データ通信
NTTドコモ回線ソフトバンク回線
100MBまで198円
2GBまで770円
5GBまで1,320円
10GBまで2,310円
15GBまで3,300円
30GBまで5,775円

【参考】
一般の場合
法人の場合

法人の場合はクレジットカードだけでなく、口座振替も可能です。

実際にHISモバイルのSIMを利用してネットワークカメラを導入する場合の例を見てみましょう。

カメラ本体価格2万5,800円
月々の費用198円~5,775円(使用したデータ通信量に応じる※)
主なカメラの機能220万画素
屋外防雨
microSDへ録画可能(128GBのmicroSDであれば約320時間録画可能)
赤外線LED搭載
通話機能搭載

※データ通信量がかかるのは遠隔監視中のみです(目安:0.2GB/60分)。microSDへの録画にはデータ通信量はかかりません。

HISモバイルのSIMを利用したネットワークカメラの事例について、詳しくはこちらをご確認ください。

クラウド型ネットワークカメラに使うなら格安SIMまとめ

従来の防犯カメラは、カメラ本体以外に機材(パソコンなど)が必要で、電源工事や配線工事などの設置工事が必要で手間や時間、そして多くの費用がかかっていました。

最近では、カメラ自身がIPアドレスを持った、いわゆるネットワークカメラが主流となり、さらに、シニアやペット、留守宅や留守番の子どもなどの見守りなど個人ユースで利用する方が増えています。

特に、SIMカードを挿入できるクラウドカメラの中でも、据え置き型は、家人やペットの見守りに活用され、双方向の音声伝達が可能なものでは、従来の防犯カメラにはないコミュニケーションも可能となっています。

もし、ネットワークカメラ、クラウドカメラを利用する場合には、データ通信料金が割安なMVNO(格安SIM)の通信サービスをおすすめします。

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