格安SIMで音声SIMを利用するデメリット │ 解決方法やメリットも紹介
2022.08.25
スマホを法人契約で利用している企業は多いでしょう。
個人の場合、大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、利用料金を抑える方が増えています。
法人の場合でも、コスト削減は重要な場合が多いはずです。実際、法人契約のスマホも格安SIMに乗り換えることでコスト削減できる可能性は高いです。
しかしその反面、「格安SIMで音声SIM(音声通話に対応したSIM)を利用するのにはデメリットもあるのではないか?」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、格安SIMで音声SIMを利用するデメリットやその克服方法、格安SIMのメリットなどを紹介します。
格安SIMで音声SIMの法人契約を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
格安SIMの音声SIM最大のデメリットは通話料
格安SIMで音声SIMを利用する最大のデメリットは、通話料です。基本的に、通話料は通話した分だけ加算されてかかってきます。
大手4大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)の場合は、通話料が定額になるプランやオプションが用意されています。
これらのプランやオプションで決められた回数・時間の範囲内で通話した場合、通話料が加算されることはありません。
そのため通話を多くしたとしても、通話料を一定に抑えることが可能です。
しかし格安SIMの音声SIMの場合、通話料が定額になるプランやオプションが用意されているとは限りません。
また、通話料定額のプランやオプションはあっても、定額にするためには専用アプリを利用しなくてはならず、そのアプリが使いにくかったり、通話の品質が低かったりといったケースもあります。
格安SIMの音声SIMは基本料金が大手よりも安いケースがほとんどですが、通話料が多くかかってしまう可能性があるため、注意が必要です。
格安SIMの音声SIMで通話料を節約する4つの方法
続いて、格安SIMで音声SIMを利用する場合に、通話料を節約するための4つの方法を紹介します。
・通話料金の安いプランを選ぶ
・定額通話プランのある格安SIMを選ぶ
・専用通話アプリを使う
・通話料のかからない連絡手段を使う
それでは1つずつ、詳しく見ていくことにしましょう。
通話料金の安いプランを選ぶ
まずは、通話料金の安いプランを選ぶのが有効です。単位時間あたりの通話料金が安ければ、たくさん通話しても、通話料がそこまで大きく膨らみません。
大手キャリア・格安SIMの一般的な通話料金は、30秒あたり22円です。
しかし、格安SIMのなかには、通話料金が30秒あたり11円といった事業者もあります。同じだけ通話しても、トータルの通話料は半額になるのでお得です。
ただし、専用通話アプリを使わなくてはならないなど、条件付きの格安SIMもあるので注意して選んでください。
定額通話プランのある格安SIMを選ぶ
格安SIMのなかにも、定額通話プランやオプションを提供している事業者があります。
毎月一定以上通話することがわかっているのであれば、定額通話プラン・オプションの利用も検討してみましょう。
通話料定額プラン・オプションには以下のような種類があります。
・無制限(時間・回数に制限なし)のかけ放題プラン・オプション
・月の合計通話時間が一定(月間合計70分など)まで定額となるプラン・オプション
・一定時間(10分・5分など)以内の通話が無料となるプラン・オプション
・特定の相手(月間の通話料が高い通話相手など)に対して無制限(時間・回数に制限なし)でかけ放題のプラン・オプション
自分の通話状況を当てはめて試算し、ベストなものを選択するのが良いでしょう。
専用通話アプリを使う
格安SIMのなかには、通話用に専用アプリを提供している事業者もあります。
専用アプリを使うことで、通話料金が半額になったり無料になったりするため、これらを有効利用するのも1つの方法です。
ただし、専用アプリによっては以下のような問題点がある場合もあります。
・通話時の音声の品質が悪い
・アプリの操作性が悪い
・通話が途中で途切れたり、発信・着信できなかったりする場合がある
お客様や取引先と通話する場合、上記のような問題点は避けなくてはならないでしょう。
専用アプリを使う場合には、事前に口コミなどで問題点がないか調べること、通話する相手によって通常の通話と専用アプリでの通話を使い分けることなどをおすすめします。
通話料のかからない連絡手段を使う
現在は、通常の通話以外にもさまざまな連絡手段があります。
・zoomやMicrosoft Teamsなどのオンライン会議アプリ
・SlackやChatworkなどのビジネスチャットツール
・LINEなどのコミュニケーションツール
・FacebookやTwitterなどのSNS
・メール
これらのなかには、インターネット回線を使った通話機能を備えているものもあります。
チャットやメールなど、通話以外の連絡手段もありますし、インターネット回線を使った無料通話機能を使うことも可能です。
連絡の際にはなるべくこれらを使うようにし、通話料金のかかる通常の通話をなるべく利用しないというのも方法の1つです。
格安SIMの通話料以外のデメリット
格安SIMで音声SIMを使う最大のデメリットは、通話料が高くなりやすいことでした。しかし、そのほかのデメリットも気になる方は多いでしょう。
そこでここからは、通話料以外の格安SIMのデメリットについても見ていくことにします。代表的なデメリットは、以下の3つです。
・大手に比べて通信が不安定になりやすい
・大手に比べて購入可能な機種が少ない
・キャリアメールが支給されない
それでは1つずつ見ていきましょう。
大手に比べて通信が不安定になりやすい
格安SIMには、大手キャリアに比べて通信が不安定になりやすいというデメリットがあります。
その理由は、格安SIMが通信回線を大手キャリアから借用している点にあります。
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)は、自社の通信回線を持っており、これを使ってサービスを提供しています。
しかし、格安SIMは自社専用の通信回線を持っていません。大手キャリアの通信回線の一部を借用し、サービスを提供しています。
自社回線を持たないメリットは、コストを抑えられることです。
自社回線を持つと、メンテナンスなどに膨大な費用がかかるのですが、格安SIMの場合は借用しているだけなので、そこまで多くのコストがかかりません。
その結果、格安SIMは大手キャリアに比べて安いプランを提供することができているのです。
しかしその反面、借用している回線数は限られるため、利用者が多くなった場合には、大手キャリアよりも通信が不安定になりやすいという弱点を抱えてしまいました。
大手に比べて購入可能な機種が少ない
格安SIMの特徴として、大手キャリアに比べて購入できる機種が少ない点も挙げられるでしょう。
もちろん、格安SIMで直接購入できなくても、大手キャリアやそのほかのオンラインショップなどで購入したスマホを利用することは可能です。
ただし、その場合には動作確認がされているかどうかチェックしてください。
動作確認済みの機種でなかった場合、格安SIMのサービスやスマホの機能が使えなかったり、スマホの動作に不具合が生じたりするなどの可能性があります。
キャリアメールが支給されない
大手キャリアのドコモやau、ソフトバンクの場合、各キャリアからメールアドレスが支給されます(2022年7月より楽天モバイルもサービス開始)。
これらの「キャリアメール」を長く愛用している方もいらっしゃるでしょう。
しかし、これらのキャリアメールは、格安SIMに乗り換えると利用不可能になってしまいます。
また、ほとんどの格安SIMの場合、大手キャリアのようなメールアドレスの支給はされません。
乗り換え前のキャリアメールを格安SIMでも継続して使いたい場合、メール持ち運びサービスを利用すれば使い続けることは可能です。
ただし、これらのサービスは月額330円(ソフトアンクの場合は年額3,300円)の有料サービスとなっています。
格安SIMのデメリット解消方法
格安SIMにはデメリットがありますが、これらに解決方法がないわけではありません。
ここからは、格安SIMのデメリットを解消し、快適に使うための方法を紹介していきます。
・Wi-Fiなどを併用する
・購入可能機種が多い格安SIMを選ぶ・動作確認済みの機種を持ち込む
・フリーメールアドレスを取得する
Wi-Fiなどを併用する
格安SIMには、大手キャリアに比べて通信が不安定になりやすいというデメリットがありました。
しかし現在は、職場や自宅、公共の場所など、ほとんどの場所でWi-Fiを利用する方が増えています。
Wi-Fiを利用してインターネットに接続すれば、格安SIMの通信が不安定になってもほとんど影響を受けなくて済みます。
外出先でスマホを使う際にも、公共のWi-Fiなどを利用してみましょう。
ただし、公共のWi-Fiを利用する場合にはセキュリティ面にくれぐれも注意してください。
購入可能機種が多い格安SIMを選ぶ・動作確認済みの機種を持ち込む
格安SIMで購入可能なスマホの機種は、大手キャリアに比べて少ないことがほとんどです。
ただし、格安SIMによっては、購入可能機種が豊富にあるところもあります。そのような格安SIMを選択するのも1つの方法です。
または、ほかで購入したスマホ機種を持ち込むのも良いでしょう。しかし既述のとおり、この場合には格安SIMで動作確認済みの機種を持ち込むのが無難です。
動作確認済みの機種は、各格安SIMの公式サイトで確認できます。
フリーメールアドレスを取得する
格安SIMではキャリアメールは提供されませんが、代わりに無料のフリーメールアドレスを取得して使う方が増えています。
フリーメールアドレスなら、今後再びスマホの契約先を変更することがあっても、無関係に使い続けられます。
また、法人用で使う場合は会社から支給されたメールアドレスを用いることも多いでしょう。
フリーメールによっては、フリーメール上で会社のメールを送受信することができます。
例えばGmailであればこちらを参照して設定してみてください。
法人契約でキャリアメールが本当に必要なのか、一度検討することをおすすめします。
代表的なフリーメールは以下のとおりです。
・Gmail
・Outlookメール
・Yahoo!メール
・AOLメール
・iCloudメール
それぞれ機能や使い勝手が異なるため、ぜひ相性の良さそうなものから使ってみて、自分にぴったりなものを見つけてください。
格安SIMの音声SIMのメリットは?
ここまで、格安SIMで音声SIMを使うデメリットやその克服方法を紹介してきましたが、格安SIMにはもちろんメリットもあります。
ここからは、格安SIMの代表的なメリットについて見ていくことにしましょう。
・月額料金が安い
・料金プランがシンプルでわかりやすい
・自分に合った通話プランが選べる
月額料金が安い
月額料金の安さは、格安SIMの最大のメリットです。
月額料金の差は、年単位で見るととても大きな差になります。
通信コストを削減したいのなら、法人契約しているスマホを大手キャリアから格安SIMに乗り換えるのが有効です。
ただし、通話料や利用するオプションなどによっては、逆にコストがかかってしまう可能性もあります。
乗り換え先の格安SIMについては、試算しながら慎重に検討するのが良いでしょう。
料金プランがシンプルでわかりやすい
料金プランがシンプルでわかりやすいのも、格安SIMの特徴です。
逆に、大手キャリアの場合は料金プランが複雑なものが多いです。
利用データ量によって金額が変わり、割引の適用条件なども複雑なことが多いため、自分にとってお得かどうかを即座に判断するのが難しいでしょう。
格安SIMの場合は、音声SIMかデータ専用SIM(安い代わりに音声通話は利用不可)か、毎月のデータ利用量はどれくらい必要かなどによって、すぐに月額料金が把握できます。
契約後に、「思ったよりも月額料金が高い」といった事態に陥る可能性が低いと言えるでしょう。
自分に合った通話プランが選べる
自分に合った通話プランが選べるのも、格安SIMのメリットの1つです。
格安SIMのなかには、異なった通話料金のプラン(例:30秒あたりの通話料金が22円のプランと11円のプラン)を提供しているところもあります。
例えばたくさん通話をしたい場合、通話料金が安く、通話料定額プランなどが提供されている格安SIMがおすすめです。
逆に通話をほとんどしない場合、基本料金が安い代わりに通話料金が高いプランを選んだ方が、コスト削減になる可能性があります。
このように、自分の利用状況に合わせて通話プランを選択できるのも、格安SIMの魅力です。
HISモバイル法人向けサービスの特徴
格安SIMの1つであるHISモバイルも、法人向けサービスを提供しており、さまざまな特徴を持っています。
ここからはHISモバイルの法人向けサービスについて、その特徴を確認していくことにしましょう。
HISモバイルの法人向けプランには、以下の特徴があります。
・音声SIMが590円から利用可能
・かけ放題プランがある
・通話料が大手の半額になるプランがある
・契約回線が2種類から選べる
・契約プランが無料で変更できる
・追加データチャージが便利
それでは1つずつ見ていくことにしましょう。
音声SIMが590円から利用可能
HISモバイルには、音声通話が利用可能なプランが複数あります。そのなかでも、「格安ステップ」であれば590円から利用可能です。
他社のプランの場合、ほとんどが1,000円前後〜3,000円前後から利用可能となっており、590円から利用可能なのは業界で最安値級です。
HISモバイルの法人向けプランについて、詳しくはこちらをご覧ください。
なお、さらに安く便利に使える新プランの提供が予定されています(開始時期未定)。現在先行受付が行われていますので、下記よりご確認ください。
法人向け【自由自在290】(新料金プラン)提供開始時期に関するお知らせ
かけ放題プランがある
格安SIMによっては通話定額プランやかけ放題プランがないところもありますが、HISモバイルの場合には「格安かけ放題プラン」があります。
このプランは基本料金が2,728円であり、データ通信が3GBまで利用可能です。
もちろん、通話については無制限に利用できます。
通話をたくさんしたい方にとっては、お得になる可能性が高いプランだと言えるでしょう。
データ容量が少なく感じるかも知れませんが、1GBにつき275円で増やすことが可能です(上限30GB)。
またこのプランの場合、専用通話アプリの利用はかけ放題の条件となっていません。
HISモバイルの法人向けプランについて、詳しくはこちらをご覧ください。
通話料が大手の半額になるプランがある
HISモバイルの場合、プランによっては通話料金が30秒11円であり、これは大手キャリアや多くの格安SIM(ほとんどが30秒22円)の半額です。
既述のとおり、格安SIMで音声SIMを利用する最大のデメリットは通話料が高くなってしまうことであり、それを克服するのに有効なのが、通話料金が安いプランを選ぶことでした。
ただし、格安SIMによっては安い通話料金で使う条件が「専用アプリの利用」であるものもあり、専用アプリの使い勝手によっては通話が快適にできない可能性があります。
しかしHISモバイルの場合、専用通話アプリの利用をしなくても大手キャリアの半額の通話料金(30秒11円)で通話できるプランがあります。
具体的には、以下の3つのプランです。
プラン名 | 基本料金 | 回線 | データ容量 | 通話オプション |
格安ステップ | 590円〜 | NTTドコモ | 1〜10GB | 700円 |
5分までの通話がかけ放題 | ||||
格安弐拾 | 2,178円〜 | 20GB | 月70分ぶんの無料通話付き | |
格安かけ放題 | 2,728円〜 | 3〜30GB | かけ放題 |
HISモバイルの法人向けプランについて、詳しくはこちらをご覧ください。
なお、提供が予定されている新プランでは通話料金が30秒9円となり、かけ放題もさらに安く利用できるようになります。現在先行受付が行われていますので、下記よりご確認ください。
法人向け【自由自在290】(新料金プラン)提供開始時期に関するお知らせ
契約回線が2種類から選べる
HISモバイルには、NTTドコモの回線を使うプランと、ソフトバンクの回線を使うプランがあります。
つまり、契約回線をNTTドコモ・ソフトバンクの2種類から選択可能ということです。
回線の通信速度は地域によって変わるため、自分の利用地域でより通信速度の速い回線を選択できるのはメリットと言えるでしょう。
また、スマホがSIMロックされている場合、解除しない限り購入元キャリアの通信回線しか利用できません。
しかしHISモバイルの場合、au以外でSIMロックされているスマホであれば、契約回線の選択によってはそのまま使うことができます。
HISモバイルの法人向けプランについて、詳しくはこちらをご覧ください。
契約プランが無料で変更できる
HISモバイルの場合、契約プランの変更が無料でできます。
「あるプランを契約して実際に利用したところ、想定以上にコストがかかってしまった」「利用するスマホの台数が増えたので、ほかのプランの方がお得になる」といったように、利用開始後にプラン変更したいケースもあるでしょう。
HISモバイルなら、このような場合に無料で契約プランが変更できるため、気軽にサービスを開始することができます。
追加データチャージが便利
HISモバイルには、追加データチャージに対応したプランが複数あります。
「安さを重視してプランを選んだものの、もう少しデータを使いたい」といったケースもあるでしょう。
そのような場合に、追加料金の支払いでデータ容量を増やせるプランはとても便利です。
プランによりますが、1GB最低275円から追加可能です。
HISモバイルの法人向けプランについて、詳しくはこちらをご覧ください。
なお、提供が予定されている新プランでは1GB200円で追加可能となります。現在先行受付が行われていますので、下記よりご確認ください。
法人向け【自由自在290】(新料金プラン)提供開始時期に関するお知らせ
HISモバイルの法人契約に関するよくある質問
HISモバイルの法人向けサービスには魅力がたくさんありますが、不明点や不安があり、契約を躊躇している方も居るかもしれません。
そこでここからは、HISモバイルの法人契約に関してよくある質問と、その回答をまとめていきたいと思います。
最低利用期間・解約料はあるか
回答:最低利用期間も解約料もありません。
HISモバイルのプランには最低利用期間は定められておらず、解約料も発生しません。
したがって気軽に契約し、好きなタイミングで乗り換えたり、解約したりできます。
契約できる回線の数に上限はあるか
回答:契約可能な回線数に上限はありません。
HISモバイルの法人向けサービスの場合、契約可能な回線数に上限がありません。
そのため契約後、必要なスマホの台数が増えたとしても安心です。
速度制限時の通信速度はどのくらいか
回答:最高200Kbpsです。
月のデータ利用量が、契約しているデータ容量に達した場合、最高200Kbpsの速度制限がかかります。
通常よりも遅くなってしまいますが、メールの送受信など、テキストをメインにした利用であれば、問題なく利用できます。
まとめ
本記事では、格安SIMで音声SIMを利用するデメリットやその克服方法、格安SIMのメリットなどを紹介してきました。
格安SIMで音声SIMを利用するうえでの最大のデメリットは、通話料が高額になってしまうことでした。
しかしこのデメリットは、通話料金の安いプランを選ぶことや、定額通話プランのある格安SIMを選ぶことで解決可能でした。
また、通話料以外にもデメリットは複数あるものの、それらのデメリットにも克服方法が存在しています。
逆に、格安SIMにはメリットも数多く存在しており、多くの方におすすめできます。
記事の後半で紹介したように、HISモバイルの法人向けサービスにも魅力的な点が複数あります。
本記事を参考に、ぜひベストな音声SIMサービスを見つけてください。
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