法人携帯のおすすめは格安SIM!選び方やメリット・デメリットを紹介
2024.04.03
法人携帯は従業員用に複数回線を契約する場合が多く、数百円の差が通信費に大きな影響を与えます。たとえば月々の通信費がわずか100円安いだけでも、10人分を契約する場合は月1,000円の節約に、1年間だと12,000円分の経費節約につながります。
このような理由から「法人携帯には少しでも安いキャリアを選びたい」と考えている企業担当者の方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、下記の内容について解説します。
・法人携帯におすすめの「格安SIM」とは?
・法人携帯に格安SIMをおすすめする理由と注意点
・法人携帯の選び方
法人携帯の新規導入・サブ回線の導入をお考えの方はぜひお読みください。なお「先に法人回線におすすめの通信キャリアを知りたい」という方は、格安SIMのHISモバイルをおすすめします。大手通信キャリアより安価で、お得な通話オプションを用意している点が強みです。サービス詳細は下記ページをチェックしてください。
※記事内で記載している金額は、別途記載がない限り税込で記載しております。
法人携帯でも格安SIMはおすすめ!
法人携帯におすすめなのは、月額料金がお得な「格安SIM」です。通信費の節約方法として紹介される機会も多いため、名前だけでも知っている人は多いのではないでしょうか。実は、MVNO(格安SIMサービスを提供している会社)にもよりますが、格安SIMは法人契約も可能です。
大手通信キャリアと比較して格安SIMは月額利用料が安価なため、通信費を節約する効果が期待できます。一方で平日のお昼時間帯など、アクセスが集中すると通信速度が著しく遅くなるといったデメリットもあります。
格安SIMとは
格安SIMとは、ドコモやau、ソフトバンクといった大手通信キャリアと比較して月額基本料金が安価な通信サービスのことを指します。HISモバイルも格安SIMを提供しているMVNOの1つで、他キャリアより安価な料金プランで通信サービスを提供している点が強みです。
たとえば通信料が月100円安くなるだけでも、1人あたり年間1,200円の経費削減になります。10人の従業員に法人携帯を支給する場合、年間12,000円の経費削減につながります。
法人での携帯契約は、複数回線になるケースがほとんどです。わずかな通信費の削減が積み重なると、大きな金額になるのです。通信費を抑えるためにも、法人携帯には格安SIMをおすすめします。一方で格安SIMにもデメリットはあります。
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMは月額基本料金が安く、通信費を節約しやすい点が魅力です。一方でアクセスが集中すると通信速度が遅くなります。たとえば平日のお昼時間帯は、インターネットを利用するのが困難なほど通信速度が遅くなるケースがあるのです。
格安SIMは大手通信キャリアから回線の一部を借りてサービスを提供しています。そのため、どうしても利用者が多くなると回線が混雑し、通信速度の低下が発生します。法人携帯に格安SIMを利用する場合は、通信速度の低下リスクも考慮しましょう。
法人携帯で格安SIMを利用する企業には「メイン回線は大手通信キャリアを契約しているけれど、予備の回線を用意しておきたい」「業務でインターネットは頻繁に使わないから、月額料金を抑えたい」といったケースがあります。
法人携帯に格安SIMをおすすめする理由
法人携帯に格安SIMをおすすめする理由を3つご紹介します。
1.通信費を節約しやすい
2.プランやオプションがお得
3.データ通信回線のみ利用もできる
詳しく見てみましょう。
通信費を節約しやすい
格安SIMの魅力は、なんといっても通信費が安いことです。たとえばHISモバイルの「音声通話プラン for Biz」では、月あたり1回線290円から利用できます。
とにかく安価に法人携帯を利用したい人、サブ回線として利用するから維持費を抑えたい人にとって、格安SIMは魅力的です。
プランやオプションがお得
格安SIMは魅力的な通信プランやオプションを用意しています。たとえばHISモバイルの場合、音声通話プランの他にもデータ通信専用のプランを用意しており、携帯電話番号や音声通話が不要な方のニーズにも対応しています。
また「かけ放題オプション」も用意しており、「5分間のかけ放題」はもちろん「完全かけ放題」オプションも利用可能です。ニーズに応じて柔軟なプランを選びやすいのも、格安SIM「HISモバイル」の魅力です。
データ通信回線のみ利用もできる
データ通信回線とは、電話アプリによる音声通話ができない通信プランです。電話番号が割り振られないため、音声通話は基本的に利用できません。
ただしインターネット回線を利用した音声通話は利用可能です。たとえばLINEやSkype、Zoomなどは、インターネットに接続していれば通話ができます。タブレットやパソコンなど、音声通話を利用しないデバイス向けのプランとしておすすめです。
法人携帯に格安SIMを利用する際の注意点
法人携帯に格安SIMを利用する際の注意点をご紹介します。
・時間帯によっては通信速度が遅い
・海外利用に対応していない場合がある
・使い方によってはコストが高くなる可能性がある
詳しく解説します。
時間帯によっては通信速度が遅い
格安SIMはアクセスが集中する時間に通信速度が遅くなります。特に平日のお昼時間帯(12〜13時)は特に通信速度が遅く、場合によってはインターネットの利用が困難になるほどです。
通信の安定性を重視する場合、格安SIMをメインの回線として利用するのはおすすめできません。サブ回線として運用したり通信の安定性を重視しない業務で利用したりする場合に、格安SIMはおすすめです。
海外利用に対応していない場合がある
MVNOによっては海外利用に対応していない格安SIMがあります。海外出張が多い仕事の場合は、契約先のキャリアが海外利用に対応しているかチェックしましょう。
海外対応している場合も、国内とは別の料金体系が適用される場合があるため、要注意です。契約内容をよく確認しておきましょう。
使い方によってはコストが高くなる可能性がある
使い方によっては格安SIMでも月額料金が高くなる可能性があります。たとえば月30GB、50GBなどの大容量プランは月5,000円前後する場合があり、高いです。また契約したプラン以上の通信を行う場合、データチャージが発生してさらに料金が高くなる可能性もあります。
契約内容や使い方によっては大手通信キャリアと契約した方が、コストパフォーマンスが高くなる可能性もあります。
法人携帯のおすすめの選び方
法人携帯の選び方をご紹介します。
・予算内に収まりそうか見積もりを取る
・通信品質をどこまで重視するか検討する
・端末をどうするか検討する
・初期費用・契約期間の縛りなどを確認する
・サポートを受けられる時間帯を確認する
詳しく解説します。
予算内に収まりそうか見積もりを取る
法人携帯を契約するなら、通信費が予算内に収まるかどうかシミュレーションしましょう。
・契約する回線数はどれくらいが適切か
・どれくらいデータ通信を利用するか
・音声通話をどれくらい利用するか
上記の観点から適切なプラン・オプションを選択することで、各自それぞれの利用実態に合った適切な通信サービスを利用できます。とはいえ実際にどれくらい費用がかかるのか、社内で稟議を取るには見積もりが必要になるでしょう。
HISモバイルでは下記から法人向け通信プランの見積もりを受け付けております。無理な勧誘は一切ございませんので、まずはお気軽にお見積もりのご相談いただけると幸いです。
通信品質をどこまで重視するか検討する
格安SIMのデメリットでも紹介したとおり、アクセスが集中する時間帯になると通信品質が著しく悪くなる場合があります。特に平日のお昼時間帯は通信速度が遅くなる可能性が高いため、この時間帯にインターネット接続が必須の業務を行う場合は注意が必要です。
通信の安定性を重視するなら、格安SIMより大手通信キャリアのプランを利用した方が良いかもしれません。一方でサブ回線として運用したり通信品質をそこまで重視したりしないなら、格安SIMも選択肢として有力です。
端末をどうするか検討する
従業員に支給するスマホやガラケーをどうするか、検討が必要です。格安SIMはあくまで通信サービスなので、利用する端末は各自で用意が必要です。
なお通信キャリアによっては端末をレンタルできるケースもあります。HISモバイルでは通信回線と端末のレンタル代がセットになったプランも用意しており、ワンストップでサービスを提供しております。詳しくは下記サービスをチェックしてください。
初期費用・契約期間の縛りなどを確認する
通信キャリアによっては、契約時に初期費用や契約期間の縛りが発生する場合があります。
月額基本料金だけに注目していると、契約時に思わぬ追加の支出が必要になったり解約時に違約金が発生したりするリスクがあります。実際にどれくらい契約時に必要になるのか、契約期間の縛りはあるのか、必ず見積もりを取る際に確認しましょう。
サポートを受けられる時間帯を確認する
通信キャリアのサポート時間も、法人携帯を選ぶ際にチェックしたいポイントです。不具合や不明点が発生した時にすぐ質問できるかどうかが、業務に影響を与える可能性があります。
深夜も利用する場合は、長い時間サポートに対応してくれる通信キャリアを選んだ方が安心です。
サポートの方法もチェックしておきましょう。メールやチャットのみで対応しているのか、店頭や電話で対応してくれるのか確認しておくと良いです。
法人向けのおすすめ格安携帯はHISモバイル!
法人向けの格安携帯をお探しの方は、この機会にHISモバイルとの契約を考えてみてはいかがでしょうか。
【HISモバイルの強み】
1.音声通話プランが月額290円から
2.アプリ不要でかけ放題オプションを利用可能
3.最低利用期間・違約金の縛りなし
4.ドコモ・ソフトバンクの2回線から選択可能
5.端末のレンタルにも対応
HISモバイルは格安SIMのため、平日のお昼時間帯など通信が集中しやすい時間帯は通信速度が遅くなりやすいです。
一方でHISモバイルを利用されるお客様には「既にメインの回線を持っており、予備のサブ回線を契約したい」「とにかく通信料金を安価にしたい」といった方が多いため、満足してご利用頂いている法人のお客様も多くいます。
HISモバイルのデメリットも理解しつつ、上記5つの強みに魅力を感じている方も多いです。HISモバイルのサービス内容や契約についてお考えの企業担当者の方は、下記からお気軽にご相談ください。
次はHISモバイルの強みについて、詳しく解説します。
【強み1】音声通話プランが月額290円から
HISモバイルは格安SIMの中でも比較的安価な法人携帯サービスを提供しています。
音声通話プランが最安290円(月100MBまで)から利用可能かつ、かけ放題オプションも月500円から利用できるためお得です。仮に月7GB利用しても基本料金は990円なのでお値打ちです。
「データ通信はあまり利用しない」
「かけ放題オプションが充実しているプランが良い」
このように、必要最低限の業務をするうえで法人携帯を利用する場合、HISモバイルの法人向け音声プラン「音声通話プラン for Biz」がおすすめです。
【強み2】アプリ不要でかけ放題オプションを利用可能
HISモバイルの強みの1つに「専用アプリを利用せず、かけ放題オプションが適用できる」ことが挙げられます。
他社MVNOの場合、かけ放題オプションを適用するには専用の通話アプリを利用しなければいけないケースがあります。このとき、着信に対してかけ直しをするとき、携帯標準の通話アプリを使用してしまいかけ放題が適用されず、損をしてしまう人がいるのです。一方HISモバイルでは、スマホに標準搭載されている通話アプリでもかけ放題オプションが適用されます。
「間違えて携帯標準の通話アプリを利用してしまうリスクを減らしたい」
「通話アプリの切り替えが面倒だ」
このように悩んでいる企業担当者の方に、HISモバイルはおすすめです。参考までに、「音声通話プラン for Biz」のかけ放題オプション料金を紹介します。
・5分かけ放題:500円/月
・完全かけ放題:1,480円/月
【強み3】最低利用期間・違約金の縛りなし
最低利用期間や違約金を設けていないため手軽に試してみやすいのも、HISモバイルの強みです。
通信キャリアの中には「契約してから〇ヵ月の間に解約すると違約金が発生する」など、縛りを設けている場合があります。一方HISモバイルではこのような縛りは一切ないため、自由なタイミングで解約していただくことが可能です。
【強み4】ドコモ・ソフトバンクの2回線から選択可能
HISモバイルはドコモ回線およびソフトバンク回線に対応しています。通信キャリアにこだわりがある方は、目的に合わせてキャリア回線を選んで頂くことが可能です。
なお回線によって提供しているサービス内容に違いがあるため、詳しくは後述するプラン紹介をご一読ください。また法人向けの音声通話プランは、ドコモ回線の「音声通話プラン for Biz」のみとなっております。
【強み5】端末のレンタルにも対応
HISモバイルでは法人向けに、通信サービスだけでなく通信端末(ガラケー・スマホ)のレンタルサービスも提供しています。
端末のレンタル料金は通信費のなかに含まれているため費用感も明瞭です。特に2年分を先払いすると通常より料金がお得になるため、長期契約を決めている方におすすめです。
スマホ(iPhone)はもちろん、ガラケーやタブレット端末のレンタルにも対応しています。詳しくは下記ページをご一読ください。
HISモバイルの法人携帯向けプラン
HISモバイルの法人携帯向け通信プランをご紹介します。
【ドコモ回線】
・音声通話プラン for Biz
・データ定額プラン for Biz
・データ従量プラン for Biz(旧ビタッ!プラン)
【ソフトバンク回線】
・データ定額プラン
・データ従量プラン(旧ビタッ!プラン)
HISモバイルでは、音声通話ができる法人向け通信プランは、ドコモ回線の「音声通話プラン for Biz」のみとなっています。他のプランはデータ通信専用プランとなっていますので、間違って選ばないようご注意ください。
なおデータ通信専用プランでも、LINEやZoomなどデータ通信を利用した音声通話アプリは利用可能です。携帯番号が必須でない場合は、毎月の通信費を下げるため、データ通信専用プランの契約を考えてみても良いでしょう。
【ドコモ回線】HISモバイルの法人携帯向けプラン
ドコモ回線の法人向け通信プランは下記のとおりです。
・音声通話プラン for Biz
・データ定額プラン for Biz
・データ従量プラン for Biz(旧ビタッ!プラン)
詳しく見てみましょう。
音声通話プラン for Biz
HISモバイルの「音声通話プラン for Biz」は、法人向けに提供している通信プランの中で唯一、音声通話に対応しています。料金体系をチェックしてみましょう。
【月額基本料金】
100MB:290円
1GB:550円
3GB:770円
7GB:990円
20GB:2,190円
50GB:5,990円
【かけ放題オプション】
5分かけ放題:500円/月
完全かけ放題:1,480円/月
「一ヵ月間ずっとモバイルデータ通信をしない」という条件を満たせば、1ヵ月290円で運用できます。音声通話プランでこの安さは、他の格安SIMでもなかなかありません。
外出先でたまに利用する場合でも、よほど大容量の通信を行わなければ月3〜7GBで収まります。また「HISモバイルの強み」でも解説したように、HISモバイルではかけ放題オプションが標準の通話アプリに適用されるため、音声通話も使いやすいです。
法人として音声通話プランの契約を検討されている方は、ぜひ下記からお問い合わせください。
データ定額プラン for Biz
「タブレットやサブ回線用に、データ通信専用のプランを契約したい」とお悩みの企業担当者の方は、HISモバイルの「データ定額プラン for Biz」の契約を考えてみてはいかがでしょうか。
【月額基本料金】
1GB:440円
3GB:580円
7GB:880円
20GB:2,080円
50GB:5,880円
月に7GB利用しても1,000円を下回る、お得なプランとなっています。オプションですが月+50円でSMSも追加可能です。毎月ほぼ同じくらいのデータ通信を利用する場合は、データ定額プラン for Bizの契約を検討してみませんか。
データ定額プラン for Bizのサービス詳細をチェックする
データ従量プラン for Biz(旧ビタッ!プラン)
「データ従量プラン for Biz」は、使った分だけ料金が請求される、従量課金制のデータ通信専用プランです。
【月額基本料金(データ通信専用)】
100MB:198円
100MB〜2GB:770円
2〜5GB:1,320円
5〜10GB:2,310円
10〜15GB:3,300円
15〜30GB:5,775円
※別途SMS対応プランあり。
たとえば先月は100MB未満しか利用していない場合は198円を、今月は2〜5GBほど利用した場合は1,320円を請求されます。使った分だけ料金が請求されるため、お得感があるのが「データ従量プラン for Biz」の特徴です。
月によってデータ使用量が異なる場合が多い仕事では、ぜひ本プランの利用をご検討ください。
データ従量プラン for Bizのサービス詳細をチェックする
【ソフトバンク回線】HISモバイルの法人携帯向けプラン
ソフトバンク回線の法人向け通信プランは下記のとおりです。
・データ定額プラン
・データ従量プラン(旧ビタッ!プラン)
いずれもデータ通信専用プランとなっています。各プランの詳細を解説します。
データ定額プラン
ソフトバンク回線を利用したい人や大容量のデータ通信専用プランを探している方におすすめなのが、データ定額プランです。
【月額基本料金】
3GB:990円
7GB:1,980円
10GB:2,200円
25GB:3,520円
30GB:4,290円
40GB:5,060円
50GB:5,390円
データ定額プラン for Bizの50GBプラン(5,880円)より安価なので、たくさんデータ通信を利用する仕事でおすすめのプランです。またデータ定額プラン for Bizでは20GBプランの次が50GBでしたが、本プランでは25・30・40GBプランも用意しているため、用途に合ったプランをお得に契約できます。
データ通信専用プランを探している企業担当者の方は、データ定額プラン for Bizとあわせて契約をご検討ください。サービスの詳細や相談は下記をご確認ください。
データ従量プラン(旧ビタッ!プラン)
データ従量プランは、ソフトバンク回線の従量課金制データ通信専用プランを探している方におすすめです。
【月額基本料金(データ通信専用)】
100MB:198円
100MB〜2GB:770円
2〜5GB:1,320円
5〜10GB:2,310円
10〜15GB:3,300円
15〜30GB:5,775円
データ使用量に応じてその月の料金が決まるため、お得感があります。基本的なサービス内容は、ドコモ回線の「データ従量プラン for Biz」とほぼ同じです。ただし回線がソフトバンクになること、SMSオプションがないことが異なります。
法人携帯には格安SIMがおすすめ!
本記事では法人携帯のおすすめ通信キャリアについて解説しました。法人携帯は複数回線を導入する場合が多く、通信費が少し安くなるだけで通信費が安くなります。
「通信品質にはそこまでこだわらない」
「サブ回線として利用したいから、通信費が安いほどよい」
このように考えている方は、ぜひ法人携帯に格安SIMを利用してみてはいかがでしょうか。なお法人携帯向けの格安SIMをお探しの方は、この機会にHISモバイルとの契約を考えてみてはいかがでしょうか。
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