ゲームができる格安SIM一覧!失敗しない選び方や必要容量を解説

2022.08.01

「スマホでゲームをしたいけど、格安SIMでもできるのかな?」
「ゲームに適した格安SIMはどれ?」

そのように疑問を感じていませんか。

格安SIMでもゲームをプレイすることは可能です。

今回は、

・ゲームに適した格安SIM一覧
・【目安つき】ゲームに適した格安SIMの選び方
・ゲームに適した格安SIMを選ぶときの注意点

という流れでゲームに適した格安SIMについてご紹介します。

格安SIMでゲームをするときによくある質問もまとめているので、ぜひ最後までお読みください。

ゲームに適した格安SIM一覧

まずは、ゲームに適した格安SIMをご紹介します。

・1. HISモバイル|データ容量ごとの料金が最安級
・2. LinksMate|ゲームに特化した格安SIM
・3. 楽天モバイル|税込3,278円で容量無制限
・4. UQモバイル|通信速度と安定性が抜群
・5. BIGLOBEモバイル|エンタメフリーが魅力
・6. OCNモバイルONE|音楽とゲームを楽しみたい方向け

詳しく見ていきましょう。

1. HISモバイル|データ容量ごとの料金が最安級

HISモバイルは、7GBまでのデータ容量ごとの料金が最安級の格安SIMです。

ゲームに適した格安SIMにおける、音声通話SIMプランの料金を一覧にまとめました。

▼ゲームに適した格安SIMの料金一覧(音声通話SIM)

  HISモバイル LinksMate 楽天モバイル UQモバイル BIGLOBEモバイル OCNモバイルONE
100MBまで 290円 517円 1,078円 1,628円 1,078円 550円
〜1GB 550円〜 737円 1,078円 1,628円 1,078円 770円
〜2GB 770円 770円 1,078円 1,628円 1,320円 990円
〜3GB 770円 902円 1,078円 1,628円 1,320円 990円
〜5GB 990円 1,210円 2,178円 2,178円 1,870円 1,320円
〜7GB 990円 1,463円 2,178円 2,728円 3,740円 1,760円
〜10GB 2,190円 1,870円 2,178円 2,728円 3,740円 1,760円
〜20GB 2,190円 2,970円 2,178円 3,278円 5,720円
〜30GB 5,990円 3,905円 3,278円 4,378円 8,195円
〜50GB 5,990円 5,500円 3,278円

※各社の公式サイト掲載料金をもとに作成
※2022年6月30日時点

格安SIMの料金はデータ容量によって変わります。7GBまではHISモバイルが業界最安級の料金となっており、リーズナブルに利用できる点が魅力です。

スマホでのゲームプレイは、データ容量が必要になります。
どれくらいのデータ容量が必要なのかについては、選び方の章で解説していますので参考にしてください。

2. LinksMate|ゲームに特化した格安SIM

LinksMate(リンクスメイト)は、ゲームに特化した格安SIMです。

特徴として、ゲームプレイングに特化した嬉しいサービスが充実しています。

・月額550円のカウントフリーオプション
・ゲーム連携で特典がもらえる

LinksMateの最大の特徴であるゲーム特化型カウントフリーオプションでは、対象のゲームやコンテンツアプリの利用料が90%以上オフになります。

さらに、カウントフリーオプションをつけていると、低速状態でも対象の通信速度は高速のままなので、いつでも快適なプレイングが楽しめるでしょう。

LinksMateは、『グランブルーファンタジー』や『シャドウバース』などのゲームのプロデューサーとして有名な春田康一氏が2016年に設立した「LogicLinks」が提供する格安SIMです。

春田氏は、通信量を気にしながらゲームをしたり、通信制限が原因でアップデートができなかったりということを防ぐために、ゲームプレイヤー向けの格安SIMとしてLinksMateを立ち上げたそうです。

カウントフリーオプションの対象となるゲームは指定のものになりますので、その点はご注意ください。

3. 楽天モバイル|税込3,278円で容量無制限

楽天モバイルは、税込3,278円で容量無制限に利用できる格安SIMです。
もし月に20GB以上のデータ容量を利用するなら、最も安い格安SIMでもあります。

特に複数のゲームを長時間プレイするヘビーゲーマーの場合は、必要なデータ容量が20GBを超える可能性があります。

格安SIMは20GBを1つの区切りとして、それ以上のデータ容量が高額になりやすいため、データ容量を多く必要としている場合は料金に気をつけることが大切です。

楽天モバイルならどれだけ使用しても税込3,278円で、それ以上お金がかかることがありません。安心して利用できます。

データ容量を圧迫するものにはゲームの他に動画があります。ゲーム以外にも動画をよく視聴するという方は、楽天モバイルを選ぶと速度制限を気にせず快適にコンテンツを楽しめるでしょう。

4. UQモバイル|通信速度と安定性が抜群

UQモバイルは、通信速度と安定性が抜群な格安SIMです。

特にオンラインゲームで快適にプレイするには、通信速度が高速であることや、通信が安定していることが条件となります。

しかし、格安SIMは「通信速度が遅い」「通信が不安定」といった声も少なくありません。

UQモバイルでは通信速度が格安SIMのなかでも高速で、かつ通信の安定性にも定評があります。

「スマホでオンラインゲームをプレイするのに適した環境を整えたい!」という方には、UQモバイルを検討してみるといいでしょう。

5. BIGLOBEモバイル|エンタメフリーが魅力

BIGLOBEモバイルは、エンタメフリーが魅力の格安SIMです。

基本利用料の他に月額308円のエンタメフリーを追加すると、以下の対象コンテンツ全21種類がデータ容量カウントフリーで利用できます。

▼エンタメフリーの対象サービス

ジャンル サービス名
動画(視聴のみ) YouTube
ABEMA
U-NEXT
YouTube Kids
音楽・ラジオ配信(再生・ラジオ視聴のみ) YouTube Music
Apple Music
Spotify
AWA
Amazon Music
LINE MUSIC
radiko
らじる★らじる
dヒッツ
RecMusic
楽天ミュージック
TOWER RECORDS MUSIC
電子書籍配信(閲覧・ダウンロードのみ) dマガジン
dブック
楽天マガジン
楽天Kobo
その他のアプリ Facebook Messenger
au PAY マーケット

BIGLOBEモバイルのエンタメフリーは、ゲームのデータ容量がフリーになるわけではありません。

しかし、上記のエンタメを頻繁に利用する方なら、エンタメフリーを利用することでデータ容量を節約でき、その分をゲームに使えます。

また、余ったデータ容量は最大12GBまで翌月に繰越ができるので、データ容量を上手に活用できるのも嬉しいですね。

「YouTubeを見る時間が多くてデータ容量がかさむ」という方は、BIGLOBEモバイルのエンタメフリープランを利用して賢くデータ容量を使い分けてみてはいかがでしょうか。

6. OCNモバイルONE|音楽とゲームを楽しみたい方向け

OCNモバイルONEは、音楽とゲームを楽しみたい方向けの格安SIMです。

MUSICカウントフリーを利用することで、以下の対象サービスのデータ容量が無制限になります。

▼MUSICカウントフリーの対象サービス

サービス名 Amazon Music
AWA
dヒッツ
LINE MUSIC
Spotify
ひかりTVミュージック

先ほど紹介したBIGLOBEモバイルのエンタメフリーの対象にも音楽サービスはありますが、異なるサービスも対象になっているため、内容を確認して選択するといいでしょう。

「音楽を聴くことが多くてデータ容量を圧迫している」という方は、OCNモバイルONEのMUSICカウントフリーを利用してみてはいかがでしょうか。

【目安つき】ゲームに適した格安SIMの選び方

ゲームに適した格安SIMについてお伝えしましたが、

「どれがいいのかよくわからない」「どうやって選べばいいの?」と迷ってしまう方もいるでしょう。

ここでは、ゲームに適した格安SIMの選び方を解説します。

1.通信速度
2.通信容量
3.通信制限
4.カウントフリー

順番に見ていきましょう。

1. 通信速度

1つ目は、通信速度です。

ゲームを快適に利用するなら、通信速度が速いことが重要になります。

通信速度が速いほど、ゲームの動作が軽快になりますよ。
一方で、通信速度が遅いとゲームの動作が重く、カクカクとした動きになるでしょう。

通信速度の目安は、スマホのゲームアプリに必要な速度は0.3Mbps〜1Mbps、オンラインゲームでは5Mbpsとなります。

ゲームによって通信速度の重要性は異なるため、確認しておきましょう。

▼通信速度の重要性が高い順
・MMORPG
・FPSゲーム
・対戦型のテーブルゲーム
・ひとりでプレイするゲーム
・オフラインゲーム

自分がプレイするゲームに合った通信速度に注目しながら格安SIMを選ぶのがおすすめです。

2. 通信容量

2つ目は、通信容量です。

ゲームの容量が大きく、プレイ時間が長時間になるほど、通信容量が大きいものを選ぶ必要があります。

▼ゲーマーごとの通信容量の目安

  通信容量
ヘビーゲーマー
(複数のゲームを長時間プレイ)
10GB〜20GB
ミドルゲーマー
(1つのゲームをやり込みプレイ)
3GB〜5GB
ライトゲーマー
(隙間時間でゲームをプレイ)
1GB〜3GB

また、以下のことにも注意して通信容量を選びましょう。

・アプリのダウンロード・アップデート 1〜3GB程度
※多いものでは10GB以上のものも
・オンラインゲームのプレイ 1時間あたり5〜50MB程度
※クラウドゲームの場合、5GBを越えることも

目安として、1ヶ月あたり3本のゲームをダウンロードして、1日平均1時間遊ぶ場合、10GB程度消費します。

また、クラウドゲームは、常に高画質の動画をダウンロードし続けるため、通信量が非常に多くなります。
格安SIMの容量を利用していると料金が高額になりやすいため、必要に応じてWi-Fiを併用するといいでしょう。

現在の通信量を確認して、毎月どれくらいの通信容量が必要なのかを把握することも大切です。
iPhone、Androidそれぞれ使用通信容量の確認方法をご紹介します。

▼使用通信容量の確認方法

iPhone Android
1.「設定」を開く 2.「モバイル通信」/「モバイルデータ通信」を選択する 3.「現在までの合計」を確認 1.「設定」を開く 2.「接続」を選択する 3.「データ使用量」を選択する 4.「モバイルデータ使用量」を選択する

なお、iPhoneは月ごとの使用通信容量ではなく、現在までの合計が表示されます。
1ヶ月当たりの使用通信容量を計算して算出してみてください。

3. 通信制限

3つ目は、通信制限です。
格安SIMの事業者やプランによって通信制限の有無が変わるため、事前に確認しましょう。

通信制限があると、一定の通信容量を超過したときに通信速度が低速になり、ゲームの動作が重くなります。

ゲームを快適にプレイするためには、以下のことが大切です。

・通信制限がない格安SIMを選ぶ
・通信制限がかからないよう大きめの通信容量で契約する
・カウントフリーを利用する

なお、通信容量を超過したときとは別に、直近3日間に利用したデータ容量の合計が規定値を超えると通信制限がかかることもあります。

格安SIMの事業者によって規定は異なるため、確認しておくと安心です。

▼格安SIM事業者ごとの直近3日間の使用通信容量による通信制限の規定

  直近3日間の使用通信容量による通信制限の規定の有無 備考
HISモバイル なし
LinksMate あり 低速時に3日間でデータ通信量が300MBに達した場合、データ通信規制状態になることがある
楽天モバイル なし
UQモバイル あり 直近3日間の「WiMAX 2+」または「4G LTE」の通信量が合計10GB以上の場合、翌日のネットワーク混雑時間帯(18時~翌日2時)に通信速度が概ね最大1Mbpsとなる制限がかかる
BIGLOBEモバイル なし
OCNモバイルONE なし  

4. カウントフリー

4つ目は、カウントフリーです。

カウントフリーがあると、通信容量を節約できます。

大きく、以下の2つに分けられるでしょう。

・ゲームの通信容量のカウントフリー
・ゲーム以外の通信容量のカウントフリー

ゲームの通信容量のカウントフリーは、ゲームそのものをたくさんプレイする方におすすめです。

現在、ゲームの通信容量のカウントフリーを提供している格安SIMはLinksMateのみとなります。

ゲーム以外の通信容量のカウントフリーは、ゲーム以外のコンテンツに利用する通信容量が多い方で、ゲームもコンテンツも両方楽しみたいという方におすすめです。

BIGLOBEモバイルのエンタメフリーや、OCNモバイルONEのMUSICカウントフリーがあります。

ゲームに適した格安SIMを選ぶときの注意点

ゲームに適した格安SIMを選ぶときの注意点を知り、後悔のない選択をしましょう。

ここでは、4つの注意点をご紹介します。

1.混雑時の通信速度
2.一定期間の通信量
3.インストールやアップデートの通信量
4.ゲーム以外で利用する通信量

1. 混雑時の通信速度

1つ目の注意点は、混雑時の通信速度です。

一般的に、回線が混雑しやすい時間帯には通信速度が低下しやすくなります。

混雑するとされている時間帯は、12時〜13時のランチタイムと帰宅から就寝前の21〜23時頃です。

混雑しやすい時間帯にゲームをプレイすると、通信速度の低下により動きが重くなることも少なくありません。

ゲームのために格安SIMを選ぶときには、混雑時の通信速度がどれくらいなのかをチェックしておくと安心です。

2. 一定期間の通信量

2つ目の注意点は、一定期間の通信量です。

前述した3日間の使用通信容量にもとづく通信制限のように、格安SIMは一定期間の通信量が規定量を超えると通信制限がかかるものもあります。

思わぬタイミングで通信制限がかかると、ゲームが快適にプレイできずにストレスが溜まってしまうものです。

一定期間の通信量がどれくらいになるのか、それによる通信制限の規定はあるかをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

3. インストールやアップデートの通信量

3つ目の注意点は、インストールやアップデートの通信量です。

ゲームをプレイする以外にも、インストールやアップデート時に1〜3GB程度の通信容量が必要になります。

多いものでは10GB以上のものもあるため、プレイしたいゲームが必要とする通信容量を確認しておくことが大切です。

4. ゲーム以外で利用する通信量

4つ目の注意点は、ゲーム以外で利用する通信量です。

ゲーム以外のコンテンツで大きな通信量を使っていると、ゲームをプレイするための容量が残っていないこともあります。

カウントフリーを利用する、Wi-Fiと組み合わせて利用するなど、工夫してゲームを楽しみましょう。

格安SIMでゲームをするときによくある質問Q&A

格安SIMでゲームをするときによくある質問をまとめました。

・Q1. ゲームのデータは引き継ぎできる?
・Q2. 自宅にWi-Fiがある場合の格安SIM選びはどうすればいい?

Q1. ゲームのデータは引き継ぎできる?

スマホのOSが同じ場合のみ、ゲームのデータを引き継ぎ可能です。

iPhoneからiPhoneへの機種変更、AndroidからAndroidへの機種変更なら、ゲームのデータを引き継げます。

しかし、iPhoneからAndroidへの機種変更、AndroidからiPhoneへの機種変更では、データの引き継ぎができないので注意しましょう。

Q2. 自宅にWi-Fiがある場合の格安SIM選びはどうすればいい?

自宅のWi-Fi環境でゲームをすることが多いなら、外出時でのゲームプレイングに必要な通信容量に合った格安SIMのプランを選ぶといいでしょう。

外出時のゲームプレイングが「通学・通勤の時間だけ」「待ち合わせ時のスキマ時間だけ」なら、3GBもあれば十分であることが多いです。

実際に普段のデータ通信の使用容量を確認して、必要に応じて選択しましょう。

まとめ

今回は、ゲームに適して格安SIMについてご紹介しました。

格安SIMでもゲームをプレイすることは十分に可能です。

ゲームに適した格安SIMは以下になります。

・1. HISモバイル|データ容量ごとの料金が最安級
・2. LinksMate|ゲームに特化した格安SIM
・3. 楽天モバイル|税込3,278円で容量無制限
・4. UQモバイル|通信速度と安定性が抜群
・5. BIGLOBEモバイル|エンタメフリーが魅力
・6. OCNモバイルONE|音楽とゲームを楽しみたい方向け

自分のゲームプレイングに合わせて、料金や通信速度・容量、カウントフリーオプションなど、ぴったりの格安SIMを選んでくださいね。

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