MVNOでMNP転出する方法は?必要なものと注意点も詳しく解説

2022.03.29

MVNOでMNP転出する方法がわからないと悩んでいませんか。今回は、MVNOやMNPの用語から転出方法まで詳しく解説します。MVNOでMNP転出するときに必要なものや注意点についてもわかりやすくまとめているので、MVNOに乗り換えを検討している方はぜひご一読ください。

Contents

MVNOのMNPとは?

MVNOのMNPについて解説していきます。

1.MVNO:格安SIMを提供している事業者のこと

MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)とは、格安SIMを提供している事業者のことです。

au、NTTドコモ、ソフトバンクなどの大手通信事業者から通信設備を借り受けてサービスを提供しています。

基本的に独自の通信設備や店舗を持たないことでコストを削減しているため、格安で通信サービスを提供できることが特徴です。

これまでは大手3大キャリアが通信市場を独占している状態でしたが、近年はMVNOが広がり、格安SIMを利用する人が増えています。

2.MNP:電話番号を他社に引き継げる仕組みのこと

MNP(Mobile Number Portability:携帯電話番号ポータビリティ)は、電話番号を他社に引き継げる仕組みのことです。

通信事業者を変更する場合でも、それまで使っていた電話番号を引き継いで使い続けられます。

たとえば、NTTドコモからHISモバイルに乗り換える場合、MNPの手続きをすることで、乗り換え後もこれまでの電話番号を使えるのです。

3.MVNOへの乗り換えでMNP転出は可能

MVNOへの乗り換えでMNP転出は可能です。

「格安SIMに変えるとこれまでの電話番号が使えなくなるのでは」という心配はありません。

これまで契約していた通信事業者でMNP転出の手続きをして、MVNOで通話機能が使える「音声通話SIM」を選び、MNP転入の手続きをすればこれまでの電話番号を使えます。

より詳しいMNP転出方法を見ていきましょう。

MVNOへの乗り換えでMNP転出する方法3ステップ

MVNOへの乗り換えでMNP転出する方法を3ステップでご紹介します。

1.乗り換え元の通信会社で転出を伝え、MNP予約番号を受け取る
2.乗り換え先の契約時にMNP予約番号を入力する
3.契約したSIMカードを端末に挿し込み、設定を完了する

1.乗り換え元の通信会社で転出を伝え、MNP予約番号を受け取る

まず乗り換え元の通信会社で転出することを伝え、MNP予約番号を受け取ります。

通信会社によりますが、電話・Webサイトで受け付けているので問い合わせましょう。

MNP予約番号は10桁の数字です。

乗り換え元で発行してもらい、乗り換え先で入力することで電話番号を引き継げます。

MNP予約番号を聞いたら、メモを取るなどして忘れないようにしましょう。

2.乗り換え先の契約時にMNP予約番号を入力する

乗り換え先の契約時にMNP予約番号を入力します。

ここで入力をしないと電話番号を引き継げないので注意しましょう。

番号を間違えないよう、正確に入力してください。

3.契約したSIMカードを端末に挿し込み、設定を完了する

契約したSIMカードが手元に届いたら、スマホ端末に差し込んで設定を完了します。

開通手続きと初期設定を行いましょう。

これでスマホを使い始めれば、これまでの電話番号が使えるようになっています。

MVNOへの乗り換えでMNP転出するときに必要なもの

MVNOへの乗り換えでMNP転出するときに必要なものをご紹介します。

MNP予約番号

MNP転出では、MNP予約番号が重要です。

乗り換え元の通信会社に「転出したいのでMNP予約番号を発行してほしい」と伝えれば、発行してもらえます。

発行してもらったら自分でメモしておくなど管理し、乗り換え先の契約時に入力しましょう。

MNP発行手数料は無料

以前はMNP予約番号の発行に手数料がかかりましたが、3大キャリアは2021年3~4月に、楽天モバイルは2020年11月から無料化されています。

MVNOへの乗り換えでMNP転出するときの注意点4つ

MVNOへの乗り換えでMNP転出するときの注意点4つをご紹介します。

1.MNP予約番号には期限がある
2.新しいSIMカードの利用を開始した時点で乗り換え元との契約が解除される
3.MNPが適用(通信会社での転出・転入の完了)された時点でも乗り換え元との契約が解除される
4.3の場合、スマホが使えない期間が生じることがある

1.MNP予約番号には期限がある

MNP予約番号には有効期限があり、一般的に取得日を含めて15日間です。

有効期限を過ぎると無効になるため、再度発行することになります。

有効期限に気をつけて、乗り換え先の契約まで忘れないよう保管しましょう。

乗り換え先の通信会社によっては、有効期限の残り日数を指定される場合もあります。

そのため、乗り換え先の契約申し込みをする直前にMNP予約番号を発行すると安心です。

ただし、MVNOによっては当日中に発行できないこともあるので注意してください。

2.新しいSIMカードの利用を開始した時点で乗り換え元との契約が解除される

乗り換え先の契約が完了して、新しいSIMカードの利用を開始すると、その時点で乗り換え元との契約が解除されます。

乗り換え元の契約を解除するタイミングによっては、違約金がかかることや分割払いの残額を一括請求されることもあるので、注意しなければなりません。

乗り換え元のSIMは原則として返却する必要があります。

ただ、現実的には古いSIMの回収をしている通信会社は少ないです。

返却の義務がある場合に注意し、もしない場合は保管あるいは処分しましょう。

SIMカードはクレジットカードと同様に重要な個人情報が入っています。

処分する際はハサミを入れる、シュレッダーにかけるなどしてから捨てれば安心です。

3.MNPが適用(通信会社での転出・転入の完了)された時点でも乗り換え元との契約が解除される

MNPが適用され、通信会社側で転出・転入の手続きが完了した時点でも乗り換え元との契約が解除されます。

タイミングによって不都合が生じないよう、注意が必要です。

4.3の場合、スマホが使えない期間が生じることがある

通信会社側でMNPの転出・転入手続きが完了した場合、これまでの通信会社との契約が解除されて、スマホが使えない期間が生じることがあります。

開通手続き時にこれまで使っていたSIMカードの契約が解除され、かつMNPの切り替えに時間がかかることで生じるスマホが使えない期間のことを「空白期間」といいます。

かつてMVNOが広がり始めた当初は、空白期間が1〜2週間もありました。

しかし、現在は空白期間が短縮され、新しいSIMカードの開通手続きをしてから30分程度で使い始められます。

ケース別|MVNOへの乗り換えでMNP転出するときの注意点

次に、ケース別にMVNOへの乗り換えでMNP転出するときの注意点をご紹介します。

1.MVNOからMVNOへ
2.MVNOから3大キャリアへ
3.3大キャリアからMVNOへ

1.MVNOからMVNOへ

MVNOからMVNOへの乗り換えでMNP転出するときの注意点は以下の通りです。


・転入可能かどうかを確認する

MVNOによってはMNP転入ができないことがあります。

MVNOを乗り換えた後もこれまでの電話番号を使いたい場合は、MNP転入可能なMVNOを選びましょう。

2.MVNOから3大キャリアへ

MVNOから3大キャリアへの乗り換えでMNP転出するときの注意点は以下の通りです。


・転入手続きできる店舗が限られる
・同系列回線からの転入では各種キャンペーンが適用されない可能性がある

MVNOから3大キャリアへの転入は、3大キャリアのWebサイトから申し込みできないことが多く、必然的に店舗での申し込みになります。


しかし、3大キャリアではMVNOからのMNP転入ができない店舗があるのです。
事前にMVNOからのMNP転入ができる店舗かどうか確認しておく必要があります。

また、同系列回線からの転入の場合、各種キャンペーンが適用されないことがあります。
たとえば、MVNOで契約していた回線がNTTドコモで、NTTドコモに転入する場合、「乗り換えキャンペーン」などが使えない可能性があるということです。


キャンペーンを利用したい場合は、あらかじめMVNOで利用していた回線を確認しておきましょう。

3.3大キャリアからMVNOへ

3大キャリアからMVNOへの乗り換えでMNP転出するときの注意点は以下の通りです。

・分割払い

3大キャリアはこれまで、スマホ契約時に2年間の契約期間を設けており、違約金として1万円前後が請求されていました。
しかし現在では“2年縛り”は廃止されているためMNP転出のハードルは下がっています。

ただし、2年契約ではなくても端末本体を分割払いしている場合、途中で機種変更をすることで分割払いの残りの金額を一括で請求されることもあるため、注意は必要です。

MVNOへの乗り換えはキャンペーンを利用するとお得!おすすめ5種類

MVNOへの乗り換えでお得なキャンペーンを5種類ご紹介します。

1.データ容量増量
2.月額基本料金割引
3.初期費用等の事務手数料無料
4.キャッシュバック
5.スマホ端末セットで本体価格割引

1.データ容量増量

データ容量増量キャンペーンは、料金はそのままでデータ容量を増量して利用できます。

動画やアプリゲームをよく使う人に嬉しいキャンペーンですね。

キャンペーンによってデータ増量が適用される期間はさまざまですが、数カ月〜1年間が一般的です。

ただし、増量されたデータ量に慣れていると、キャンペーン適用期間終了後もついデータ容量を使い過ぎてしまいやすいので気をつけましょう。

2.月額基本料金割引

月額基本料金割引キャンペーンは、毎月の基本料金が割引されて安くなるものです。

「できるだけスマホ代をおさえたい」という人にぴったりでしょう。

一定期間の間、基本料金から数百円〜1,500円程度割引されます。

MVNOは基本料金自体が3,000円以下であることが多いので、キャンペーンが適用されればかなり安くなりますね。

キャンペーンの適用期間は数カ月〜1年間が一般的ですが、MVNOによって差が出やすいのでチェックしましょう。

また、キャンペーン期間中はWebサイトなどで適用後の料金を基本料金であるかのように大きく記載されていることがあるので、基本料金と適用後の料金をしっかり確認することが大切です。

3.初期費用等の事務手数料無料

事務手数料無料キャンペーンは、契約時の手数料を無料にしてくれるものです。

MVNOの多くは、初期費用で3,000円前後がかかります。

ほかのキャンペーンと比較して割引額は少ないですが、ほかのキャンペーンと併用できることが多い点が魅力です。

注意点として、MVNOの事務手数料無料キャンペーンはWebサイトからの申し込みでのみ利用できるケースが多いです。

MVNOはそもそも店舗を持つところが少ないですが、キャンペーンを最大限利用したいならWebサイトから申し込むようにしましょう。

4.キャッシュバック

キャッシュバックキャンペーンは、現金やポイントで数千円〜数万円を還元してくれるものです。

適用されるための条件が多いですが、キャンペーンのなかでは最も還元率が高いため、積極的に活用しましょう。

主な適用条件には以下があります。

・一定以上の契約期間
・特定のプランの契約
・特定のオプションの加入

契約期間やプランに関しては、自分が利用したいものであれば特に問題はないでしょう。

しかし、特定のオプションの加入には注意が必要です。

場合によってはオプション料金がキャッシュバックにより還元される金額よりも高くなり、結果的に損をする可能性があります。

また、オプションを解約し忘れて、料金を支払い続けることになりかねません。

もしキャンペーンのためだけに追加したオプションなら、できるだけ早く解約しましょう。

5.スマホ端末セットで本体価格割引

スマホ端末セットキャンペーンは、SIMの契約と同時にスマホ端末を購入することで、端末代金が1万円〜2万円ほど割引になるものです。

対象のスマホ端末は旧モデルであることが多いですが、リーズナブルにスマホを購入できるのはメリットが大きいといえます。

MVNOへの乗り換えと同時に機種変更も検討している方にはぴったりのキャンペーンです。

MVNOへの乗り換えでキャンペーンを適用するコツ3つ

MVNOへの乗り換えでキャンペーンを適用するコツ3つをご紹介します。

1.使用期間の総割引額で比較する
2.キャンペーンが開催される時期(2〜4月)に申し込む
3.インターネットで申し込む

1.使用期間の総割引額で比較する

キャンペーンを利用するときは、使用期間の総割引額で比較すると失敗しにくいです。


たとえば、
・現金1.5万円キャッシュバックキャンペーン
・月額基本料金1,500円割引キャンペーン

の場合、一見するとキャッシュバックキャンペーンの方がお得に見えます。

しかし、月額基本料金割引キャンペーンの適用期間が1年間だった場合、還元される金額は1,500円×12カ月=1.8万円でよりお得です。


このように、長期的に見たときの総割引額を比較することで、よりお得なキャンペーンを選べます。

2.キャンペーンが開催される時期(2〜4月)に申し込む

MVNOのキャンペーンが最も盛り上がる時期は2〜4月です。

この時期は1年のなかでもスマホを乗り換える人が多く、還元率の高いキャンペーンが豊富に開催されています。

還元される金額が高くなりやすく、お得に乗り換えしやすいです。

MVNOに乗り換えを検討しているなら、2〜4月に開催されるキャンペーンに注目してみましょう。

3.インターネットで申し込む

MVNOのキャンペーンでは、インターネットからWebサイト申し込みをしましょう。

Webサイトで申し込むと、店舗や家電量販店で申し込むよりも利用できるキャンペーンが多く、還元率が高くなりやすいためです。

特に、MVNOは店舗や家電量販店での販売を減らすことでコストを削減し、リーズナブルな月額料金やキャンペーンの高還元率を実現しています。

MVNOへの乗り換えは、基本的にWebサイトで申し込むようにするとお得です。

MVNOへの乗り換えでおすすめはHISモバイル

MVNOへの乗り換えで「どこが一番安いんだろう?」と迷っていませんか。

月額料金をおさえたくてMVNOへの乗り換えを検討しているなら、HISモバイルがおすすめです。

HISモバイルは、7GB以下の基本料金がMVNO業界で最安級となっています。

通常のスマホ使用では、基本的に3GB〜7GBが一般的です。

以下は、動画を視聴する場合のデータ通信量の目安になります。

データ通信量利用可能目安
1GB約4.5時間(1日あたり約9分)
3GB約13.5時間(1日あたり約27分)
7GB約31.5時間(1日あたり約63分)

「YouTubeで毎日1時間以上動画を観る」「スマホで映画やドラマを観るのが好き」という方でなければ、7GB以下で十分でしょう。

基本的なスマホの使い方で快適に利用できて、毎月の支払いも安くおさえたいという方にHISモバイルは最適です。

MVNO選びで迷っている方は、ぜひHISモバイルを検討してみてくださいね。

まとめ:MVNOへの乗り換えでMNP転出をして、電話番号を引き継ぎながらスマホ料金を抑えよう!

今回は、MVNOでのMNP転出について詳しくご説明しました。

MVNOでMNP転出をすることは可能です。

これまで使っていた電話番号はそのまま、毎月のスマホ料金を安くできるのは魅力ですね。

MVNOのキャンペーンを活用すれば、毎月の支払金額をさらにおさえられます。
MVNOでのMNP転出をして、スマホをさらに快適に利用しましょう。

関連の記事