格安SIMの契約で重視したい4つの魅力と3つのポイント

2023.04.06

格安SIMを契約するなら、料金・速度・データ容量、どれも大事ですよね。でも「格安SIMだけじゃなくて、プランも多すぎて何を選んだらいいかわからない」という方もおられるでしょう。

しかし逆に考えてみると、「選択肢が多い」ということは、「最適な格安SIM・プランを選べる」ということです。この記事では、自分に合った格安SIMを契約するために重視したい4つの魅力と3つのポイントを解説します。

プランの選び方も説明するので、この記事を読めば格安SIMの最適なプランを選べるようになるでしょう。

※ 掲載している情報は2023年4月6日時点の情報です。

格安SIMの4つの魅力

格安SIMの最大の魅力は料金ですが、その安さのお陰でプランの選択やデータ容量、速度制限にも余裕が出てきます。では早速4つの魅力を確認しておきましょう。

格安SIMって?
格安SIMは、大手キャリア(ソフトバンク・au・NTTドコモ)よりも安く利用できる通信サービスのことです。

1.格安SIMなら月額1,000円以内のプランもある

格安SIMなら月額1,000円以内で運用するのも十分可能です。例えばHISモバイルの自由自在290プランなら7GBでも税込990円です。

2.豊富なプランから選んで契約できる

格安SIMには豊富なプランがあるだけでなく、料金がグッと下がるので現実的に選べる選択肢も広がります。音声通話やSMSを付けるかどうかや、データ容量も細かく選べるので、自分に最適なプランを選んで無駄のない契約ができますよ。

3.格安SIMならデータ容量を我慢しなくていい

大手キャリアと比較すると格安SIMは基本料金自体が安いので、データ量を増やして契約しても安くなります。格安SIMなら、もうデータ容量を我慢しなくていいんです。

例えば、新auピタットプランで7GB以内の通信量だった場合は、あらゆる割引を適応させたとしても基本料金が4,928円ですが、HISモバイルで20GBの「自由自在290プラン」を利用しても2,190円です。

4.格安SIMなら速度制限を我慢しなくていい

大手キャリアで1GBデータ追加すると税込1,100円かかり、とても割高なので我慢している方もおられるでしょう。比較的格安SIMはデータ追加が安い傾向にあります。
HISモバイルならデータ追加が大手キャリアの5分の1以下!

格安SIMは「データ追加が安い」とはいっても、HISモバイルは格安SIMの中でも群を抜いて安いのでおすすめですよ。データ追加が税込200円/1GBで、大手キャリアの5分の1以下の料金です。気軽にデータ追加できるので、速度制限も我慢しなくていいですね。

HISモバイルのプラン別データ追加料金
200円/1GB
・自由自在290プラン
・データ定額440プラン

330円/1GB
・ビタッ!プラン

格安SIMの最適な契約のために重視したい3つのポイント

総合的に満足できる格安SIMを契約するためには、繋がりやすさ・通話プラン・速度とのバランスも大切ですよね。この項目では、重視したい3つのポイントをそれぞれ解説していきます。

1.繋がりやすい回線かどうか

格安SIMは大手キャリアのいずれかから回線を借りてサービスを提供しています。そして、ソフトバンク・au・NTTドコモは日本全国で使える通信サービスですが、基地局の位置や土地の高低差、建物との相互関係などで多少の差が出てきます。

それでもし、大手3社の中で繋がりにくい回線があるなら、自宅や生活圏内で繋がりやすい回線でサービスを提供している格安SIMを選びましょう。HISモバイルはNTTドコモ回線・ソフトバンク回線(一部データ専用プランのみ)選べますよ。

2.通話料金も重要

格安SIMは基本料金が安いのがメリットですが、通話料金も重要です。HISモバイルの通話料は30秒あたり税込9円~※で、大手キャリアの半額で利用できます。他の格安SIMと違うのは、通常の通話料が半額なのに通話品質は大手キャリアと同じことです。


※ 自由自在290プランの通話料です

かけ放題のある格安SIMを選ぶ

頻繁に通話するならかけ放題に申し込まないと逆に高くなるので注意しましょう。格安SIMにはかけ放題などの通話定額がないところが多いので、格安SIMを選ぶ際にはかけ放題プランがあるかどうかも重要になってきます。

実際、総務省が「平成30年度の音声通信利用状況」の統計データを基に計算したところ、スマホユーザーの1カ月あたりの平均通話は61分(※1)でした。それで、平均的にいえばかけ放題に加入した方が良い計算になります。

※1 LINEなどのデータ通信を用いた通話ではなく、電話回線を利用した通話です。
参考情報:総務省|1カ月あたりの平均通話分数(推計)

HISモバイルなら、かけ放題オプションも格安です!
5分以内の短い通話が月平均で合計28分以上ある場合
5分以内の短い通話が月に7回以上、合計28分以上ある場合は、「5分かけ放題オプション」を付けた方がお得です。HISモバイルの「5分かけ放題」は月額税込500円です。

5分以上の通話が多い方 5分以上の通話が多くて、「通話時間を気にせずに電話したい」という方には「完全かけ放題オプション」の追加をおすすめします。月額+1,480円です。
自分の平均的な通話時間を把握して、最適な通話プランを選んでくださいね。

3.速度重視ならドコモ回線の格安SIM

HISモバイルの直近1ヶ月に計測された57件の平均ダウンロード速度(※1)は21.25Mbpsです。この速度ならほとんどの通信は問題ありません。(2023年4月6日時点)速度重視の方はドコモ回線の方がおすすめ(※2)ですよ。

※1 速度測定結果は参考のために掲載していて、実効速度を保証するためのものではありません。場所や時間帯によって結果は変わってきます。
※2 HISモバイルはNTTドコモとソフトバンク回線を利用可能です。

HISモバイルの下り平均速度 NTTドコモ57件):48.68 Mbps
引用元:みんなのネット回線速度

1時間だけの昼休みやあまり利用しない深夜の数値が全体の数字を下げているので、平均速度にとらわれず、自分の利用したい時間帯の速度がどうかを重視する必要があります。下記の記事で全時間帯の速度測定結果を参考にして、自分のライフスタイルに合っているかどうかを検討してくださいね。

【関連記事】 格安SIMの速度って本当に遅い?安定して使える通信速度って何Mbps?

あくまで、平均の速度なので、これより速い通信ができる場合もあれば遅い場合もあります。HISモバイルには最低利用期間や違約金はありませんが、実際に利用する際の速度は使ってみないとわかりませんので、確認してから契約したい方は「お試しSIM」を利用してくださいね。

【最新/公式】最新/公式】HISモバイルの通信速度は遅い?実際のところを検証

格安SIMの4つの不安を解消して契約しよう

格安SIMを契約するにあたって、不安があるままでは契約したくないですよね。4つの主な不安をここで解消しておきましょう。

通信エリアは大丈夫?

大手キャリアと同じ通信エリアなので大丈夫です。格安SIMはソフトバンク・au・NTTドコモから回線を借りてサービスを提供しています。

キャリアメールは継続できる?

キャリアメールを継続するための手続きをすれば継続できます。解約から31日以内に手続きが必要で、月額料金はau・NTTドコモが330円です。ソフトバンクは月額330円、年額3,300円です。

回線契約に紐づいているSoftBank ID、au ID、dアカウントのIDが必要になるので、解約前に各社のID・パスワードを確認しておきましょう。詳細は下記の各社公式ページで確認してくださいね。

※ 税込

ソフトバンク|メールアドレス持ち運び|サービス内容 auメール持ち運び |サービス内容
ドコモメール持ち運び|サービス内容

電話番号は継続できる?

MNP手続きをすれば継続できます。手続きの流れはこの後ご紹介します。

SIMだけの契約でも端末補償は受けられる?

HISモバイルのスマホ保険に加入すれば、キャリア問わず全機種補償を受けられます。破損・故障・水没・盗難・紛失なども補償の対象になり、ご家族含め5台まで登録できるお得なスマホ保険です。



格安SIMのプランの選び方

格安SIMは必要なサービスのみを細かく選べますが、逆にプランが多過ぎてどれを選んだらいいか迷ってしまう方もおられるので、説明していきますね。

データ通信SIMか音声通話SIMを選ぶ

格安SIMは、まずデータ通信SIMか音声通話SIMかを選びます。電話がないと店舗や公共機関、緊急通報などに電話する必要が生じたときに不便なので、本当に必要がないか考えておきましょう。

データ通信SIMを選んだ場合、必要に応じてSMSを追加します。近年では「LINEさえあればいい」という方もおられると思いますが、LINEはSMS認証が必要なのでメイン回線にはあった方がいいでしょう。HISモバイルの場合+154円(税込)でSMSを追加できます。

自分に必要なデータ容量で契約

参考程度に、1,200人を対象に実施された調査で明らかになった契約容量の割合をみてみましょう。実際に2019年3月時点で大手キャリア3社のスマホを契約していた15~69歳の男女が対象です。

引用元:ソフトバンクニュース|スマホの契約容量に関する実態調査|調査協力:株式会社クロス・マーケティング

※グラフは引用データに基づき筆者作成。少数点第二位を四捨五入しているので、合計は100%にはなりません。

上位3位までを並べると下記のようになります。

1.~5GB20.9%
2.~3GB19.3%
3.~1GB15.7%

「~5GB」のプランが20.9%で最も契約者が多く、5GBまでの割合を合計すると、55.9%になります。

せっかく格安SIMを契約するなら最安値級のプランがいいですよね。おすすめはHISモバイルの「自由自在290プラン」で、料金プランは下記の通りです。

自由自在290プラン

データ容量 基本料金
1GB 550円
※100MB未満の月は290円
3GB 770円
7GB 990円
20GB 2,190円
50GB 5,990円

上記の統計によると、10GBまでのプランのスマホユーザーは66.7%なので、それらの需要を満たせるプランといえます。後からデータを追加するより、最初から少し多めのデータ量で利用した方が割安ですよ。

では実際に、HISモバイルとauのプランに共通する1GB・7GBのプランで比較して、どのくらいの差額があるか確認してみましょう。

HISモバイルとauの契約容量別料金比較(税込)

契約容量 ~1GB 7GB(auは4~7GB)
HISモバイル自由自在290プラン 550円 990円
ピタットプラン 4G LTE
(新auピタットプラン)
4,928円(割引なし)
2,178円(最大割引適応時)
8,228円(割引なし)
4,928円(最大割引適応時)
差額 3,478円 (割引なし)
1,628円(最大割引適応時)
7,238円 (割引なし)
3,938円(最大割引適応時)

2年契約・auスマートバリュー・家族割プラスを最大限適応させた場合の金額です。家族割プラスは2人以上で加入している場合は550円、3人以上で加入している場合は1,100円割引されます。1GBはスマートバリュー対象外です。

差額に注目すると、最小で1,628円から最大7,238円HISモバイルの方が安いですね。auのプランはかなり差があるので、平均金額を計算してみましょう。つまり、1GB・7GBの割引がない場合と、最大限割引した場合の計4パターンの平均金額です。

(4,928+2,178+8,228+4,928)÷4=5,065.5円

次に、HISモバイルの平均金額と比較してみましょう。

(550+990)÷2=770 5,065.5-770=4,295.5円

HISモバイルとauの低容量プランの金額を比較して計算すると「平均で月額4,295.5円の差額がある」とわかりました。auのプランは段階性プランなので完全一致するわけではありませんが、参考にはなるでしょう。

つまり言い換えると、auからHISモバイルに乗り換えると、「平均で月額4,295.5円安くなる」可能性があるということです。
他の記事でも取りあげているように、ソフトバンクとNTTドコモの場合も平均的に3,000円程度の差額です。

※ 税込

・HISモバイルとNTTドコモのプラン比較についてはこちら
・HISモバイルとソフトバンクのプラン比較についてはこちら

毎月使っている通信量を確認

肝心なのは毎月使っている平均的な通信量を確認して、自分に合っているデータ容量で契約することです。端末を操作して大まかな使用容量を確認することも可能ですが、Web明細を確認する方が正確ですよ。

動画で通話SIMの選び方を確認する
動画でデータSIMの選び方を確認する
【HISモバイル】海外HIS店舗での格安SIM契約方法

ソフトバンク・au・NTTドコモから格安SIMへの乗り換え手順

この項目では、ソフトバンク・au・NTTドコモから格安SIMへの乗り換え手順を説明していきます。次のような流れで契約を進めていくといいでしょう。

1.契約する格安SIMのプランを決める
2.使える端末を確認して準備する
3.格安SIMの契約手続きをする
4.送られてくるSIMカードと交換して設定する

1.契約する格安SIMのプランを決める

契約する格安SIMのプランを決める際には、料金だけでなく、繋がりやすさ・通話プラン・速度など、重視したいポイントを含めて検討しましょう。そして、自分に必要なデータ容量を把握してプランを選ぶなら、最適なプランを選択できるでしょう。

2.使える端末を確認して準備する

契約したい格安SIMが決まったら、使用したい端末がその回線で利用できるか確認しましょう。現在の契約と同じ回線の格安SIMを選ぶなら、これから購入する場合も含めて、今使っているスマホを利用可能です。
例えば、HISモバイル(※1)でiPhone・アンドロイド端末を利用する場合、ドコモ・ソフトバンク版に加えてSIMフリー版も利用できます。

※1 HISモバイルはNTTドコモ・ソフトバンク回線を選択できます。

格安SIMの契約にSIMロック解除は必須ではない

格安SIMを契約する場合に、SIMロック解除が必要になるわけではありません。不要なのは次の3つのケースです。

SIMロック解除が不要なケース
1.SIMフリースマホを利用する場合
2.SIMロック廃止以降にスマホを購入した場合
3.現在の契約と同じ回線の格安SIMを選ぶ場合

ただし、次の場合にはSIMロック解除が必要です。

SIMロック解除が必要なケース
・ドコモ回線でソフトバンク版のiPhone・アンドロイド端末を利用する場合
・HISモバイルでソフトバンク回線のプランに契約する場合(ソフトバンク版の端末でもSIMロック解除が必要です)
・HISモバイルでau版のiPhone・アンドロイド端末を利用する場合

SIMロックは2021年10月1日以降原則的に禁止になりました。SIMロックを解除する場合、ドコモユーザーなら無料で簡単にできる電話手続きがおすすめです。Web上や店舗でのSIMロック解除手続きなどの詳細は下記の記事を参考にしてくださいね。

関連記事:誰でもできるSIMロック解除の方法|不要な場合もあるって本当?

その他の機種は下記の「動作確認済み端末」を確認してくださいね。

HISモバイル|iPhone・アンドロイドの動作確認済み端末一覧

周波数帯の注意点は下記の記事を参考にしてください。特にau版のスマホをHISモバイルで利用する場合は周波数帯も確認しておいた方がいいでしょう。よくわからない場合は、HISモバイルの端末セットを購入するのが確実です。

SIMフリーのスマホとは?特定のキャリアで使えない周波数帯に注意!


3.格安SIMの契約手続きをする

格安SIMの契約から利用開始までは、簡単にいうと下記のような流れです。

1.格安SIMの契約
2.SIMカードの配送
3.SIMカードを交換
4.初期設定(※iPhoneの場合はWi-Fi接続が必要です)
5.利用開始

格安SIMの契約から利用開始までの流れ

格安SIMへMNPで乗り換えの場合

格安SIMへMNPで乗り換える場合の流れは下記の通りです。

格安SIMへMNPで乗り換える場合の流れ
1.MNP予約番号を取得する
2.格安SIMにMNPで申し込み
3.SIMロック解除(必要な場合のみ)
4.SIMカードが届き次第交換
5.格安SIMの初期設定

申し込み時点で必要なMNPの有効期限は通信事業者によって違うので注意してくださいね。HISモバイルの場合は7日以上です。切り替えが完了すると、旧契約は自動解約になります。

MNPでの契約手続きに必要なもの
・MNP予約番号
・本人確認書類
・クレジットカード
・メールアドレス

HISモバイルのMNP転入手続きの詳細はこちら

MNP予約番号を取得するタイミングや注意点などは、下記の記事で解説しているので参考にしてくださいね。

関連記事:MNP予約番号とは?大手キャリアでの取得方法と乗り換えの注意点

新規契約の場合

新規契約の場合は、初期設定まで終わってから忘れずに以前の契約を解約しましょう。なぜなら、先に解約してしまうと何らかの理由で開通できなかった場合に利用できない期間が発生してしまうからです。新規契約から初期設定までの流れは下記の通りです。

格安SIMの新規契約の流れ
1.新規契約
2.SIMロック解除(必要な場合のみ)
3.SIMカードが届き次第交換
4.格安SIMの初期設定

新規契約手続きに必要なもの
・本人確認書類
・クレジットカード
・メールアドレス

4.送られてくるSIMカードと交換して設定する

SIMカードの交換方法とAPN設定については下記の記事で紹介しています。

SIMカードの交換方法
iPhone・アンドロイドのAPN設定方法

まとめ:格安SIMをバランスで選ぶならHISモバイル

格安SIMを契約する際に重視したい魅力やポイントを解説してきました。特にHISモバイルの最安値級のプランは、料金が安くなることでデータ容量や速度制限に余裕が生まれ、選択肢が広がることにお気付きになったでしょう。

速度に関してはベストエフォートですが21.25Mbps程度の速度(※1)が出れば問題なく通信できるので、HISモバイルはバランスのいい選択肢です。ぜひ最適な格安SIMのプランを選んで、格安スマホを満喫してくださいね。

※1 2023年4月6日時点で測定されたHISモバイルの直近3カ月の平均速度

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