格安スマホは海外旅行でも使える!利用方法や注意点・便利なサービスも紹介!
2023.09.28
現在、ほとんどの人が日常的にスマホを利用しています。
スマホの利用には毎月料金が発生しますが、月額料金を節約するため、大手通信キャリアから格安スマホに乗り換える方も増えました。
実際に、格安スマホへの乗り換えは料金の節約になるため、おすすめです。
しかし、「格安スマホにするのはいいけど、海外旅行に行ったときにも使えるの?」という不安を感じる人がいるかもしれません。
そこで本記事では、格安スマホでも海外旅行中に利用できるのか、格安スマホを海外で利用する方法とそのメリットやデメリット、格安スマホの海外利用に関する代表的なQ&Aなどをご紹介します。
これから格安スマホへの乗り換えを検討中の方やすでに格安スマホを利用している方、海外でもスマホを利用する可能性がある方はぜひ参考にしてください。
格安スマホとは何か?
最初に、格安スマホ(格安SIM)とは何であるのか、簡単に確認しておきましょう。
格安スマホは、自社の通信回線を持たずに通信サービス(通話やSMS、データ通信など)を提供している事業者を指します。
大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)が自社の通信回線を使ってサービスを提供しているのに対し、格安スマホは大手から通信回線を借用してサービスを提供しています。
自社で通信回線を持つ場合、メンテナンスなどに膨大なコストが発生します。しかし、大手から借用する場合にはそこまで多くのコストは必要ありません。
そのため、格安スマホは大手通信キャリアに比べて安い月額料金でサービスが提供できるというわけです。
代表的な格安スマホは以下のとおりです。
・HISモバイル
・BIGLOBEモバイル
・IIJmio
・J:COM MOBILE
・mineo
・NUROモバイル
・OCN モバイル ONEなど
格安スマホについて、詳しくはこちらの記事(https://his-mobile.com/column/2022_0228_4)をご覧ください。
海外旅行でも格安スマホは利用できる!
結論を先に述べてしまうと、格安スマホは海外旅行でも利用可能です。
その場合には、国際ローミングというサービスを利用することになります。
ただし、全ての格安スマホが国際ローミングに対応しているわけではありません。
格安スマホで国際ローミングを利用するには、以下の条件が揃う必要があります。
・契約中の格安スマホが国際ローミングに対応している
・利用中のスマホが海外での利用に対応している
・利用回線が国際ローミングに対応している
・契約中のSIMの種類が国際ローミングに対応している
・滞在する国・地域が国際ローミングの対象エリア内である
HISモバイルも、国際ローミングに対応しています。
詳しくはこのあとの「HISモバイルの国際ローミング」をご覧ください。
格安スマホを国際ローミングで使うメリット
格安スマホを国際ローミングで利用することには、大きく2つのメリットがあります。
・利用中のスマホ・SIMカードが海外でもそのまま使える
・日本で使っている電話番号がそのまま使える
これらについて、1つずつ見ていくことにしましょう。
利用中のスマホ・SIMカードが海外でもそのまま使える
国際ローミングの利用はとても簡単です。
基本的に、現在利用中のスマホを持って海外に行けば、そのまま利用できるからです。
別のスマホを用意する、SIMカードを入れ替えるといったことは不要です。
気軽に利用しやすい点が、国際ローミングを利用する代表的なメリットであると言えます。
日本で使っている電話番号がそのまま使える
国際ローミングを利用する場合、現在日本で使っている電話番号を、海外でもそのまま利用できます。
そのため、海外旅行中の連絡先をほかの人に伝えなくて済みます。
逆に、後述のプリペイドSIMを利用する場合には、現在の電話番号は使えません。
なぜなら、電話番号などの情報が登録されたSIMカードを別のものに入れ替えるからです。
海外旅行中に限られた人とだけ連絡をとる場合には、それらの方だけに海外旅行中の電話番号を伝えればいいので、それほど大変ではないかもしれません。
しかし、多数の人と連絡をとる必要がある場合、全員に伝えるのは大変です。場合によっては海外旅行中の連絡先がうまく伝わらず、「連絡したいのにできない」ということが発生する可能性もあります。
国際ローミングの場合は現在の電話番号が海外でもそのまま使えるため、こういった心配は不要です。
格安スマホを国際ローミングで使うデメリット
国際ローミングにはメリットがありましたが、同時にデメリットもあります。
以下のデメリットについても、事前に押さえておくほうが良いでしょう。
・データ通信非対応なサービスがほとんど
・請求金額が高額になりやすい
・スマホの種類・利用回線・SIMカードの種類によっては利用できない
それでは1つずつ確認していきましょう。
データ通信非対応なサービスがほとんど
国際ローミングのほとんどは、データ通信に対応していません。
つまり、インターネット回線を使ったWebサイトの閲覧、メッセージのやり取りなどができません。
IP電話やLINEなどの通話機能も、インターネット回線を使うため利用不可です。
逆に、利用できるのは電話回線を使った通常の通話とSMSのみです。
「通話とSMSが使えれば問題ない」という方もいるかもしれませんが、海外旅行中はデータ通信を利用したい状況が想像以上に発生します。
・Googleマップなどのマップアプリで目的地への道順を調べたい
・公共交通機関の時間を調べたい
・時間に余裕ができたので、近くの観光スポットを調べたい
・現地の人とコミュニケーションを取るために、翻訳アプリを使いたい
・オンラインのデリバリーサービスで食事を届けてもらいたい
・そのほか、現地で必要な情報をインターネットで調べたいなど
現在はほとんどの人が、常時インターネットを利用しています。
そのため気が付かない方もいるかもしれませんが、マップアプリや翻訳アプリのなかにも、インターネット経由で情報を集めているものが多いです。
データ通信非対応の国際ローミングの場合、これら全てが使えなくなりますので、現地で不便な思いをする可能性があります。
請求金額が高額になりやすい
国際ローミングを利用した場合、請求金額が高額になりやすいのも代表的なデメリットです。
国際ローミングを使う場合には、電話料金などが国内利用の場合とは異なります。
そのため、国内同様の感覚でスマホを利用した場合、帰国後に請求金額を見てびっくりする可能性があります。
国際ローミングでは、1ヶ月あたりの利用料金の上限は50,000円までに制限されています。しかし、50,000円を超えたとしても、すぐに使えなくなるわけではありません。
利用状況の把握や反映に時間がかかるため、実際には50,000円分を超過していても利用停止にならず、気が付かずに使い続けた結果、超過分も含めた利用料金が請求される可能性があります。
国際ローミングは国内での通常利用に比べて請求金額が高額になるため、事前に料金を調べたうえで利用するのが無難です。
スマホの機種・利用回線・SIMカードの種類・地域によっては利用できない
利用している格安スマホが国際ローミングのサービスを提供していたとしても、以下の場合には国際ローミングが利用できません。
・スマホの機種が国際ローミングに非対応
・利用回線が国際ローミングに非対応
・SIMカードの種類が国際ローミングに非対応
・滞在する国・地域が国際ローミングの対象エリアに入っていない
スマホの機種によっては、国際ローミングに対応していないものもあるので要注意です。
また、国際ローミング対応の格安スマホであったとしても、利用回線がソフトバンク回線の場合には、国際ローミングは利用できません。
さらに、SIMカードの種類がデータ通信専用SIM(音声通話・SMSが利用できないSIMカード)の場合には国際ローミングの利用は不可能です。
もちろん、滞在する国・地域が国際ローミングの対象エリア外の場合にも、使うことはできません。
事前の設定が必要・申し込みが必要なケースもある
国際ローミングの利用にSIMカードの交換などは不要ですが、スマホの設定を変更する必要はあります。
設定が正しく変更されないと利用できないため、スマホの操作に不安がある方の場合はデメリットに感じられるでしょう。
また、格安スマホによっては事前に申し込む必要があります。
そのような格安スマホの場合、申し込みをし忘れると、スマホを海外に持ち込んでも利用できませんので注意が必要です。
HISモバイルの国際ローミング
格安スマホの国際ローミングの一例として、HISモバイルの国際ローミングについてご紹介します。
HISモバイルをすでに利用している方は、ドコモ回線かソフトバンク回線のいずれかの回線を選択し、利用しているはずです。
このうち、国際ローミングが利用できるのはドコモ回線を利用している場合のみです。
ソフトバンク回線を使っている場合には、国際ローミングは利用できません。
ドコモ回線を使っており、海外旅行で国際ローミングを利用したい場合には、事前にマイページから、オプションとして申し込む必要があります。
サービスの概要は以下のとおりです。
月額料金 | 0円 |
海外で利用できる機能 | ・通話・SMS*データ通信は不可 |
利用可能な回線 | ドコモ回線 |
上限額 | 50,000円 |
通話料金(例:アメリカ本土滞在の場合) | ・アメリカ国内への発信:125円/分 ・日本への発信:140円/分 ・そのほかの国への発信:265円/分 ・着信:175円/分 |
SMS送信(例:アメリカ本土滞在の場合) | 100円/通 |
※ HISモバイルの国際ローミングについて、詳しくはこちらをご覧ください。
格安スマホを国際ローミングで利用する際の注意点
メリット・デメリットの両方を踏まえたうえで、国際ローミングを利用したいという方もいるでしょう。
ここではそのような方のために、格安スマホを国際ローミングで利用する際の注意点を紹介します。
・通話料が高額
・着信時にも料金が発生する
・SMSの送受信も高額
それでは1つずつ見ていきましょう。
通話料金が高額
デメリットでも紹介しましたが、国際ローミングは請求金額が高額になりがちです。
その原因は、通話料金が高額だからです。
国内の大手キャリア・格安スマホのほとんどは、通話料金が22円/30秒です。
*HISモバイルの場合は9円/30秒です。
しかし、例えばHISモバイルの国際ローミングで、アメリカに滞在してアメリカ国内に発信すると、125円/分かかります(NTTドコモの料金体系に準じています)。30秒あたり62.5円になりますので、通常の国内通話の3倍近いです。
また、アメリカに滞在して日本にかける場合は140円/分(70円/30秒)、そのほかの国に発信する場合は265円/分(132.5円/30秒)もかかります。
事前に通話料金を確認したうえで、必要以上に通話料金がかかってしまわないように注意しなくてはなりません。
着信時にも料金が発生する
日本国内では着信時には料金が発生しませんが、国際ローミングの場合には発生します。
慣れていないため、「着信時にも料金がかかることを忘れていた」ということが起こりがちです。
請求金額を抑えるために発信を控えていたとしても、着信が多ければ結局は高額な料金が請求される可能性があります。
なお、HISモバイルで国際ローミングを利用する場合、アメリカ本土であれば175円/分(87.5円/30秒)の通話料金が発生します。
国際ローミングを利用する場合には、自分が発信する場合だけでなく、着信についても気を付けなくてはなりません。
SMSの送受信も高額
国際ローミングの場合、高額なのは通話料金だけではありません。
SMSの送受信にかかる費用も、国内で利用する場合に比べて高額になります。
日本国内の場合、SMSの送信にかかる料金は文字数に応じて1通3円〜33円です。
しかし、例えばアメリカ本土に滞在してHISモバイルの国際ローミングを使う場合、1通あたり100円がかかります。
プリペイドSIMを使うのも有力な選択肢の一つ
スマホを海外旅行で使う方法は、国際ローミングだけではありません。
プリペイドSIMを利用するという方法もあります。
プリペイドSIMの場合、海外旅行中だけ、海外で利用可能なSIMカードに入れ替えて使います。
プリペイドSIMのメリットは、請求金額が膨らむ恐れがほとんどない点です。
プリペイドSIMは使い捨てのSIMカードであり、購入時に先払いした料金以上に請求されることは基本的にありません。
逆に、デメリットは以下のとおりです。
・購入金額が割高
・利用できるデータ量が通常よりも少ない
国内で利用している場合に比べると、利用可能なデータ量に対して購入金額が高額になってしまいます。
HISモバイルのプリペイドSIMを紹介
HISモバイルでも、海外旅行で利用可能なプリペイドSIMを提供しています。
音声通話とデータ通信が両方利用可能なプリペイドSIMには、以下のようなものがあります。
対象国 | 利用期間 | データ容量 | SMS | 金額 | 備考 |
アメリカ | 30日間 | 8GB | × | 2,800円 | ・国内音声通話50時間 ・国際音声通話100分 |
アメリカ | 30日間 | 6GB | ○ | 4,800円 | ・米国内通話無料 ・国際SMS無料 ・70以上の国 ・地域への国際通話料無料 |
香港 | 8日間 | 8GB | × | 1,420円 | – |
タイ | 45日間 | 4GB | ○ | 3,350円 | ・100バーツ分の無料通話付き |
イギリス *ドイツ、フランス、イタリアなど 71地域でも利用可能 |
30日間 | 12GB | ○ | 3,250円 | ・通話時間約3,000分、 テキスト約3,000通利用可能 |
データ通信専用のプリペイドSIMは、以下の2種類があります。
名称 | アジア20カ国プリペイドSIM | グローバルプリペイドSIM |
金額 | 2,200円 | 4,180円 |
対象国 | 韓国、台湾、香港、シンガポールなどアジア20カ国 | 台湾、中国、香港、マカオ、カナダ、イタリア、フランスなど |
利用期間 | 8日間 | 15日間 |
データ容量 | 4GB | 4GB |
※ HISモバイルのプリペイドSIMについて、詳しくはこちらをご覧ください。
海外旅行でデータ通信をおこなう方法
既述のとおり、国際ローミングではほとんどの場合、データ通信が利用できません。
しかし、現在はほとんどの人がスマホでデータ通信(インターネットの利用など)をおこなっており、データ通信ができない状況はとても不便でしょう。
そこでここからは、海外旅行中にデータ通信をおこなう方法を紹介していくことにします。
*プリペイドSIMの利用については既述のため、こちらでは省略します。
・現地の公共Wi-Fiを使う
・海外対応のWi-Fiルーターを国内でレンタルする
・現地でWi-Fiルーターをレンタルする
それでは1つずつ見ていくことにします。
現地の公共Wi-Fiを使う
1つ目は、現地の公共Wi-Fiを使う方法です。
もちろん国・地域によりますが、日本人が海外旅行で行く主要な国・地域であれば、公共のWi-Fiが使える場所は多いでしょう。
日本よりも公共Wi-Fiが普及している国・地域もあり、外出先などで無料利用できるため便利です。
ただし、セキュリティ面には注意が必要です。
情報を盗まれたり、ウイルスに感染したりするリスクがあるため、以下の点に気をつけた方が良いでしょう。
・パスワードが設定されている公共のWi-Fiを使う
・クレジットカードの暗証番号などを入力しない
また、多くの人たちが一度に利用することもあるため、通信速度が遅くなる可能性があることもデメリットです。
海外対応のWi-Fiルーターを国内でレンタルする
格安スマホのなかには、海外旅行用のモバイルWi-Fiルーターを貸し出している事業者もあります。
HISモバイルもその1つです。日本国内の空港または宅配で受け取り・返却でき、とても便利です。
国際ローミングはデータ通信非対応、プリペイドSIMはデータ容量が少なめなため、レンタルWi-Fiルーターでデータ通信を補うのはとてもおすすめです。
現地でWi-Fiルーターをレンタルする
渡航先の国で、Wi-Fiルーターをレンタルするという方法もあります。
この方法については、国・地域によって状況が異なりますので、各渡航先の状況を事前に踏まえて判断してください。
なお、ほとんどの場合、申し込みなどは現地語もしくは英語になるケースが多いでしょう。
外国語に自信がない方や、日本語でのサポートが受けられた方が安心という方は、国内でレンタルすることをおすすめします。
海外旅行でデータ通信が利用できるHISモバイルのサービス
ここからは、海外旅行中にデータ通信が可能になる、HISモバイルのサービスを紹介していきます。
・HISモバイルWi-Fi
・WiFiBOX
それでは1つずつ見ていきましょう。
HISモバイルWi-Fi
HISモバイルWi-Fiは、80以上の国・地域で利用可能なレンタルWi-Fiルーターです。
多くの国・地域でデータ容量無制限で利用できるため、普段からインターネットをよく使っている方にとてもおすすめです。
そのほかの主な特徴は以下のとおりです。
・端末を5〜10台まで同時接続可能(グループ旅行でも安心!)
・水没や落下、盗難などの際に、ルーターの弁償代が全額補償される「あんしん保証」があらかじめ組み込まれている
・主要な国内空港・郵送での受け取り・返却が可能
・日本語によるサポートが24時間365日受けられる
1カ国プランと周遊プランの2種類があります。
※ HISモバイルWi-Fiについて、詳しくはこちらをご覧ください。
WiFiBOX
WiFiBOXも、海外旅行の際にはとても便利なレンタルWi-Fiルーターです。
その主な特徴は以下のとおりです。
・非接触で簡単に受け取り・返却が可能(主要な国内空港などに設置されたボックスから引き抜いて受け取り、差し込んで返却するだけ)
・スマホなどが充電可能な3種類のケーブルを内蔵(モバイルバッテリーとしても利用可能)
・約130の国・地域で利用可能(無制限プランも業界最多)
まだ始まったばかりの新しいサービスで、WiFiBOXが設置された国内空港は少しずつ増えています。
※ WiFiBOXについて、詳しくはこちらをご覧ください。
海外旅行での格安スマホ利用に関するよくある質問
最後に、海外旅行での格安スマホの利用に関して、よくある質問とそれらへの回答を紹介します。
代表的な質問は以下のとおりです。
・海外でも格安スマホはそのまま使える?
・プリペイドSIMを使う場合には国際ローミングはOFFにしないといけない?
・海外旅行先で旅行者用のSIMを購入するのもアリ?
・海外旅行でスマホを使うベストな方法は何?
1つずつ確認していきましょう。
海外でも格安スマホはそのまま使える?
国際ローミングに対応している場合は、ほとんどそのままの状態で利用可能です。
契約している格安スマホが国際ローミングに対応していれば、スマホの設定を少し変えるだけで、そのまま海外利用できます。
ただし、国際ローミングの利用には以下の条件も揃っている必要があります。
・スマホの機種が国際ローミングに対応
・利用回線が国際ローミングに対応
・SIMカードの種類が国際ローミングに対応(音声通話SIMを利用している)
・滞在する国・地域が国際ローミングの対象エリアに入っている
また、格安スマホによっては事前の申し込みが必要ですので、前もって確認しておきましょう。
なお、国際ローミングではほとんどの場合、データ通信は利用できません。
プリペイドSIMを使う場合には国際ローミングはOFFにしないといけない?
SIMカード自体を入れ替えるため、そのような操作は基本的に不要です。
ただし、プリペイドSIMによっては特別な設定が必要なものもあります。
購入したプリペイドSIMのマニュアルなどに従い、正しく設定を進めてください。
海外旅行先で旅行者用のSIMを購入するのもアリ?
もちろん、アリです。
ただし、旅行者用のSIMが実際に販売されているかどうかや、金額・利用期間・データ容量などの仕組みも、国・地域によって異なります。
確実に購入するためには、事前の情報収集が必要です。
また、渡航先では現地語や英語でしか対応されないことが多いため、外国語に自信がない方にはハードルが高めな選択肢と言えます。
海外旅行で格安スマホを使うベストな方法は何?
ご自分の現在の利用状況・海外でどのように利用したいかによって、ベストな答えは変わります。
海外旅行は自分の見知らぬ土地に行くことですから、できるだけ安心して過ごしたい方が多いでしょう。
であるならば、日本語で対応・サポートしてもらえる国内のサービスがおすすめです。
・国際ローミングを利用(データ通信が不要な人向け)
・プリペイドSIMを利用(データ通信が少なくても十分な人向け)
・国際ローミング+レンタルWi-Fiルーター
・プリペイド+レンタルWi-Fiルーター
以上の4つの選択肢のなかから、費用面・利便性を踏まえて判断するのがおすすめです。
まとめ
本記事では、格安スマホでも海外旅行中に利用できるのか、格安スマホを海外で利用する方法とそのメリットやデメリット、格安スマホの海外利用に関する代表的なQ&Aなどをご紹介しました。
海外旅行で格安スマホを使うには、主に国際ローミング、プリペイドSIMという2つの方法があります。
これら両方にメリット・デメリットがあるため、それらを踏まえ、自分にとってベストと思える選択をするのが良いでしょう。
また、データ通信をたくさんされたい方にとっては、これらの選択肢では不十分と感じる場合もあるでしょう。その場合には、レンタルWi-Fiルーターも同時に利用することをおすすめします。
海外でも快適にスマホが使える環境を整え、海外旅行を存分に楽しんでください。
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