【知っておきたいMVNO】格安SIMとの関係は?|2022年最新版

2022.01.17

MVNOは格安SIMを提供している会社のことです。MVNOをよく知ると、格安SIMを理解したうえで最適なプランを選べるようになります。
この記事では、MVNOが「格安」にできる理由やメリット、そしてデメリットだけでなく対処法まで解説していくので、ぜひ最後までお読みくださいね。

MVNOとは?格安SIMとの関係

MVNO(エムブイエヌオー)は「格安SIM事業者」のことです。MVNOは「Mobile Virtual Network Operator」の略で、「仮想移動体通信事業者」という意味があります。通信サービスを大きく2つに分けるとMNOとMVNOに分けられます。

わかりやすくいうと、MNOとはNTTドコモ・ソフトバンク・auの3大キャリアに楽天モバイルを加えた4社のみで、自社で通信設備を全国に設置し、所有している通信事業者です。その一方、MVNOは3大キャリアから通信設備を借りてサービスを提供しています。

つまり、MVNOが提供している通信サービスが格安SIMです。例えばMVNOの1つであるHISモバイルは、NTTドコモ・ソフトバンクから回線を借りて通信サービスを提供しています。

格安SIM?格安スマホ?
格安SIMを利用しているスマホは「格安スマホ」と呼ばれています。「本体価格が安いスマホ」という意味でそういわれるケースもありますが、格安SIMのSIMカードを挿入したスマホを「格安スマホ」と呼ぶ方が一般的です。

MVNO:4つの「格安」の理由と仕組み

MVNOが「格安」でサービスを提供できるのはなぜでしょうか?多くの方は、スマホの月額料金が「安くなったらいいな」と思う一方で、HISモバイルがあまりに安くてサービスに不安を感じる場合があるので、MVNOの「格安」の理由と仕組みを説明しておきますね。

1.MVNOは回線設備をレンタルしている

MNOが管理している4Gの基地局は、大手3社の中で一番少ないソフトバンクでも全国に172,807あり、その設備投資・メンテナンス・土地代には莫大なコストがかかっています。(2020年時点)

MVNOは大手キャリアから回線をレンタルして使用料を払っていますが、自社でインフラ投資して運営するよりはるかにコストを抑えられるため、その分価格を安くできるのです。

参考情報:各キャリアの基地局数を比較!サービスエリアに影響する基地局は重要

2.店舗は最小限でインターネットでの販売がメイン

MVNOの多くはインターネット上でのサービスがメインです。販売員・テナント・店舗運営にかかるコストをカットし、価格を抑えてサービスを提供しています。

とはいえ、「全く店舗でサポートが受けられないと不安」という方もおられるでしょう。その点HISモバイルは、全国展開しているアイサポなどに業務委託しているので、コストを抑えつつもユーザーがサポートを受けられるようにバランスよく運営しています。

3.自分に必要なサービスだけを選択できる

MVNOは大手キャリアに比べて多種多様なプランから選択できます。音声通話・かけ放題・SMS・データ容量など自分に必要なサービスだけを選べるので、無駄なく最適な料金で利用できます。

4.独自のメールアドレスがない

MVNOにはキャリアメール(※1)のような独自のメールアドレスがないため、セキュリティやメールサービスのアップデート、エンジニアにかかるコストも削減できています。

※1 @以降にsoftbank・docomo・auが続くメールアドレスのこと。

よくあるMVNOの不安と誤解

料金が安過ぎると、色々と不便なところが出てくるんじゃないかと不安になりますよね。ここではよくあるMVNOの不安と誤解を説明します。

MVNOはエリアが狭い?

3大キャリアと比較するとMVNOの料金は半額以下だったりするので、「利用できるエリアが狭いんじゃないかな?」と、なんとなく不安に思う方もいらっしゃいます。

しかし上述の通り、MVNOは回線設備を大手キャリアからレンタルしているので、低価格でもサービスエリアは大手キャリアと同じです。

キャリアによって山間部などの繋がりにくい場所で、多少差が出てくる場合がありますが、HISモバイルはNTTドコモ・ソフトバンク回線から繋がりやすい方の回線を選べます。

MVNOは通信速度が遅い?

MVNOは「速度が遅い」という噂がありますが、実際のところはどうなのでしょうか?モバレコが格安SIM19回線の通信速度を比較した、2021年10月の調査結果を見てみましょう。

引用元:格安SIM19回線の通信速度を比較! ランキング形式でMVNOの速い/遅いを実際に計測【2021年10月】 – モバレコ 

上記の結果を見ると、格安SIM事業者の間でもとりわけ下りの速度にバラつきがあり、MVNOがすべて遅いわけではないことがわかります。

特筆すべきなのは、HISモバイルだけが下り・上りの両方で上位3位以内に入っていることです。では、HISモバイルの実効速度を確認しておきましょう。

実効速度 格安SIM19社ランキング
下り速度 84.4Mbps 2位
上り速度 22.7Mbps 1位

下りの速度が84.4Mbpsというのは十分過ぎる程の速度で、ネット検索やLINEはもちろん、動画でも快適に視聴できる速度です。下りの実行速度が25Mbps以上でれば動画もスムーズに見られるので、とても速いのがわかりますね。

では、格安SIM事業者の中でも速度にバラつきがあるのはなぜでしょうか?それは、場所や時間帯によって刻々と変わる通信の需要に応じて、どれほど臨機応変に対応できるかに差が出てくるからです。

HISモバイルはその点、適切に回線の増強ができているからこそ、この結果が出ているんですね。

場所や時間帯によって速度が低下する場合の対処方法
MVNOに限らずいえることですが、場所や時間帯によってはアクセスが集中し速度が遅くなります。

例えば通勤時間には、移動中の方は「全員」といってもいいほどスマホを使っていますよね。昼休みや仕事を終えた後の時間帯、都市部の駅周辺など極端に人が密集する場所でも通信速度は落ちてしまいます。

通信速度が落ちても、LINEや電子決済などは普通に使えるので支障はないでしょう。ただし、速度が落ちた状態で動画を視聴したり、アプリの更新をしたりするのは難しいので、できる限りWi-Fiが使えるときにダウンロードしておいた方がいいですね。

アクセスが集中して通信速度が遅くなる場所や時間帯では、それほど多くの通信量を必要としないネットサーフィンやSNSを利用したり、ダウンロードしておいた動画を見たりするといいですよ。

MVNOのメリットは?

MVNOのメリットは乗り換えるほどの価値があるでしょうか?その点も含めて解説していきますね。

1.月額料金が平均3,302円安くなる可能性がある

MVNOのメリットはやはり格安な料金です。2020年12月に、MNOやMVNOの平均月額料金を比較した調査がMM総研によって実施されているので、早速確認してみましょう。

MM総研による携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態調査

楽天モバイルを含むMNO利用者と、格安のMVNOユーザーの平均月額料金を比較すると平均で月額3,302円もの差額があり、年間で39,624円もの差があることがわかりました。

MNO4社とMVNO利用者の平均月額料金の差額
MNO4社の平均月額料金5,351円
MVNO利用者の平均月額料金2,049円
差額3,302円


比較的安い楽天モバイルがMNOの平均料金を下げているはずですが、それでも「MVNOの方が約62%安い」という結果でした。

これは平均的な数値ですが、どれ程安くなるかの参考にはなるでしょう。つまり単純にいうと、MNOから格安のMVNOに乗り換えれば、月額料金が3,302円安くなる可能性がある(※1)ということですね。

※1 あくまで平均的な数値であり、「必ずこの金額分だけ下がる」と保証しているわけではありませんが、格安SIMの適切なプランを選べば料金は下がります。

これだけでも乗り換える価値は十分にありそうですね。実際、2021年9月時点のMVNOの契約数は2,619万回線で、料金的な魅力もあり人気が高まっていることがわかります。

総務省|報道資料|電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (令和3年度第2四半期(9月末))

2.MVNOでもキャリアメールを継続できる!


大手キャリアを解約すると、今まではキャリアメールを使えなくなっていましたが、2021年12月に「ドコモメール持ち運び」、「auメール持ち運び」サービスが月額330円/で使えるようになりました。

ソフトバンクが提供する「メールアドレス持ち運び」サービスは年額3,300円で少しお得になっていて、2022年夏以降に、月額330円で提供する予定になっています。

簡潔にいうと、「大手キャリアを解約したとしてもメールアドレスは継続できるようになった」ということですね。

これまでメールアドレスを変更できない事情があって、格安SIMに変えられなかった方には大チャンスです。この金額なら「メール持ち運び」サービスの月額料金を払ってでも格安SIMに乗り換えた方が断然安くなります。
※ 回線契約に基づいて発行したdアカウントのID、SoftBank ID、au IDが必要になります。詳細は下記の公式サイトをご確認ください。

参考情報:ドコモメール持ち運び | サービス・機能
メールアドレス持ち運び | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
auメール持ち運び | サービス・機能

キャリアメールが変わってもよければ「Gmail」「Yahoo!メール」などのフリーメールアドレスを利用すれば無料です。

フリーメールアドレスに変えると、今後機種変更をしてもずっと同じメールアドレスを利用できて、PC・タブレットなど様々なデバイスで使えますよ。

急に変わってしまうと困る場合は、数ヵ月だけ「メール持ち運び」サービスを利用し、必要な方に新しいメールアドレスを伝え終わったら解約すればいいですね。

Gmailアドレスの取得方法はこちら
Yahoo!メールアドレスの取得方法はこちら

3.MVNOでもMNPで乗り換えできる

MVNOであっても、今まで使っていた電話番号を引き継いでMNPで乗り換えできるので安心してくださいね。

090、080などから始まる携帯電話番号は、「音声通話SIM」プランであればMNPで乗り換え可能です。

MVNOのデメリットは?

MVNOを安心して利用するために、どんなデメリットがあるか知っておきたいですよね。ここでは対処法も含めて説明します。

通話料金が高いMVNOが多い


基本料金が安いのがMVNOの魅力ですが、大手キャリアで通話定額を使っている場合には、通話定額のないMVNOに変えると高くなる可能性があります。

基本料金が安くなっても、通話料でトータルの金額が上がってしまったら意味がないので電話をよく利用する方は注意してくださいね。

大抵の場合、MVNOの通常の通話料金は大手キャリアと同じ22円/30秒です。音声通話アプリを利用すると自動的に事業者識別番号が付加され、通話料が半額になりますが、中継設備をまたぐために通話品質が落ちる場合があります。

(もはや死語かもしれませんが携帯版マイラインのような感じですね。)

しかし、HISモバイルの標準の通話料金は最初から11円/30秒で、大手キャリアの半額です。VoLTEを利用した高音質の音声通話が半額で利用できる、貴重な通話サービスといえます。

また、HISモバイルはMVNOの中で貴重な通話定額プランも豊富なので、必要に合わせて最適なプランを選べます。

現在大手キャリアの通話定額を利用しているなら、HISモバイルの5分(※1)/10分(※2)かけ放題の定額オプションや、かけ放題(※3)を利用すると基本料だけでなく通話料まで安くなりますよ。

※1 格安ステッププランは、+月額700円で「5分かけ放題」の定額オプションを選べます。

※2 音声通話付のビタッ!プランは、+月額935円で「10分かけ放題」の定額オプションを選べます。

※3 かけ放題はデータ通信3GB付きで月額2,728円です。

※ かけ放題は国際電話・0570番号・104など、一部無料通話対象外です。詳しくは下記の「通話料金」の項目をご覧ください。
国内通話し放題!格安かけ放題プラン | 格安SIM(スマホ)ならHISモバイル

LINEのID検索・年齢認証ができない

ほとんどのMVNOではLINEのID検索をするための年齢認証システムに対応していないため、ID検索を利用できません。

しかし、ふるふる機能/QRコード/招待などを活用すれば、LINEの連絡先を交換できるので、特に問題にはならないでしょう。

製品保証がない場合が多い

MVNOの場合は大手キャリアのような製品保証がない場合が多いですが、iPhoneに関しては、大手キャリアなどに関係なくApple社の保証サービスに加入できます。

アンドロイドの場合でも通常通りメーカー保証は受けられますし、どうしても保証が欲しい場合は「モバイル保険をかけておく」という選択肢もあります。

関連情報:モバイル保険という選択肢

違約金がかかる場合がある

違約金がなく、最低利用期間があったとしても短い格安のMVNOが多い(※1)のですが、一部1万円前後の違約金を定めている場合があるので注意しておきましょう。

※1 HISモバイルには違約金や最低利用期間はありません。
2019年10月から電気通信事業法が改正され、違約金の上限は税抜1,000円 と定められましたが、「禁止行為規律の対象 」が「MVNOのうち利用者の割合が0.7%を超える」事業者に限定されているので法律的な問題はありません。

参考情報:電気通信事業法の一部改正に伴う関係省令等の整備について 

MVNO(HISモバイル)とドコモの料金プランとの比較

MVNOのメリットとデメリットがわかったところで、HISモバイルとNTTドコモを、1GBの料金プランで具体的に比較してみましょう。

1GBプランの料金比較(税込)
NTTドコモ:ギガライトプラン3,465円
HISモバイル:格安ステッププラン590円
差額2,875円


1カ月の通信量が1GB未満で通話も少ない方におすすめな、HISモバイルの「格安ステッププラン1GB(※1)」は税込590円でMVNO業界最安値です。
※1 格安ステッププランは1GB・3GB・5GB・7GB・10GBがあり、音声通話付きです。

一方、NTTドコモのギガライトプラン1GBの通常料金は税込3,465円なので、2,875円もの差額になり、あらゆる割引(※2)をフル活用してやっと税込2,178円です。

※2 ドコモ光セット割・dカード支払い割・ファミリー割引(家族3回線以上)をすべて適応した場合。

2,178円出せば、HISモバイルなら20GB使えて、しかも70分の無料通話が付いてきます。(格安弐拾プラン)NTTドコモの料金に最大限の割引を適応させて比較しても、同じ金額で通信量が20倍なら、20GB使えるプランの方がいいですよね。

「電話サービスは要らないけどLINEが必要」という方におすすめなのは「SMSデータステッププラン(※3」(3GBの場合:税込750円)です。LINEはSMS認証が必須なので、必要な機能だけを選べるのは嬉しいですね。

※3 SMSデータステッププランはSMSを外すこともでき、1GB・3GB・5GB・7GB・10GBがあります。

ちなみに、HISモバイルは格安SIMカードカテゴリの「人気ランキング2020第1位」(データ専用SIM部門)です。


※価格.com 格安SIMカテゴリ (集計期間:2020年1月1日~12月31日)
参考情報:ギガライト | 料金・割引 | NTTドコモ

不安なら「お試しSIM」


初めての格安SIMの場合は特に、利用しているスマホが正常に使用できるか不安だったり、住んでいる地域の電波状況が不安だったりしますよね。

HISモバイルには最低利用期間や違約金もありませんが、メリットもデメリットもわかった上で不安なら「お試しSIM」を活用しましょう。実質無料の「お試しSIM」が550円(税込み)で試せるのはいいですね。

実質無料 の「お試しSIM」の詳細はこちら

HISモバイルならドコモ・ソフトバンク端末のSIMロック解除手続き不要
HISモバイルなら、NTTドコモ・ソフトバンクで使っている端末をそのまま使用できて、通常なら税込3,300円かかるSIMロック解除手続きは不要です。

まとめ:MVNOを選ぶならHISモバイル

統計データから、MVNOに乗り換えると月額料金が平均3,302円も安くなり、大手キャリアの回線がお得に使えることがわかりました。MVNOが格安な理由がわかって少し安心していただけたかもしれませんね。

メリット・デメリットをトータル的に考えて、もしまだ不安なら「お試しSIM」を 試すのも一つの方法です。 特にHISモバイルの「格安ステッププラン1GB」はMVNO業界最安値ですから、せっかく乗り換えるならHISモバイルの最安値プランを検討してみてはいかがでしょうか?

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