社用携帯は導入すべき?メリット・デメリットやお得に導入する方法を紹介

2024.02.01

「自社でも社用携帯を導入しようか悩んでいる」
「社用携帯を導入するメリット・デメリットや、お得に運用する方法を知りたい」
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、社用携帯の導入メリット・デメリットやうまく導入・活用する方法、お得に社用携帯を運用する方法についてご紹介しています。社用携帯の導入を検討されている方はぜひお読みください。

なお「社用携帯の維持費用が安いかどうかを重視する」「社用携帯を導入する機会は多くない」「サブ回線として活用したい」と考えている場合は、格安SIM「HISモバイル」の法人向けプラン導入を検討してみませんか?

HISモバイルは大手通信キャリアの法人向けプランよりお手頃な価格です。iPhoneをはじめとしたスマホ・タブレットの貸し出しも行っているので、「安価に使える法人向け携帯を導入したい」と考えている方はぜひ下記をチェックしてください。

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社用携帯とは?

社用携帯とは、会社が支給する業務用携帯電話のことです。機能面では市販されている携帯と大差はありません。ただし下記のような違いがあります。

【社用携帯の特徴】

・業務目的の利用以外で使用するのは禁止
・端末は基本的に中古もしくは型落ちのモノが多い
・個人向け携帯よりもお得に運用できることが多い

社用携帯というとガラケーをイメージする方もいるかもしれませんが、最近ではスマホを社用携帯として利用している企業も少なくありません。ただし社用携帯を私用で利用するのは厳禁です。運用ルールを定めて従業員に周知し、違反者が発生した場合は厳正な対処が必要です。

会社として利用するため、社用携帯は法人向けプランを利用できます。法人向けプランは複数回線の一括契約を行えたり通常契約と比較して安価に利用できたりと、会社として利用しやすいプランとなっています。

社用携帯を導入するメリット

社用携帯を導入するメリットは下記の3つが挙げられます。

1.業務の効率化が期待できる
2.セキュリティの向上につながる
3.従業員への負担を軽減しやすい

社用携帯を導入すれば外出先でも仕事を進めやすく、生産性の向上や従業員の業務負荷軽減にも役立ちます。また会社として社用携帯を導入することで、私用の携帯(スマホ)を業務で利用されにくくなり、情報漏えいリスクの低減・セキュリティの向上が期待できます。

業務の効率化が期待できる

外出先でも社内・社外の人と連絡が取れるため、仕事の生産性向上につながります。

たとえば外出中の人が確認しないと作業を進められないタスクが発生した場合、社用携帯がないと外出中の人に連絡を取るのが難しい場合があります。しかし社用携帯があれば、すぐに連絡を取りやすくなるため、作業が円滑に進みやすくなるのです。

これらの作業はガラケーでも対応できましたが、最近では社用携帯にスマホを導入する企業も増えています。スマホであれば電話やメールだけでなく、LINEやSlackといった連絡系ツールを利用できるため、よりコミュニケーションを円滑に取りやすくなっています。

ZoomやGoogle Meetなどの映像通話で利用するアプリも利用可能です。またスマホのテザリング*機能を活用すれば、Wi-Fiがない環境でもパソコンで作業しやすいです。

*テザリング:携帯電話の通信回線を利用して外部デバイス(パソコンやタブレットなど)をインターネットに接続する機能。Wi-Fiがない環境やルーターがない場合に役立つが、スマホのバッテリー消費が激しくなったりスマホの通信量が増えて料金が高くなりやすいなどデメリットもある。

セキュリティの向上につながる

会社が支給する携帯電話を利用するため、私用の携帯を利用する場合と比較してセキュリティ面で安心できます。

たとえば個人のスマホを業務でも利用する場合、顧客情報や社内情報など、取り扱いに注意が必要な情報を入力してしまう場合があります。業務中はともかくプライベートでどのように使っているかは会社側で管理するのが難しいため、情報漏えいリスクが高いです。

一方で社用携帯を支給しておけば、会社側で携帯の運用方法を管理できるため、セキュリティ面で安心です。

従業員への負担を軽減しやすい

これまで個人のスマホを業務で利用させていた場合は、社用携帯を導入することで従業員への負担を軽減できます。

私用のスマホと仕事で使う社用携帯を分けることで「仕事は仕事、休みは休み」と気分的にメリハリを付けやすくなります。また従業員のスマホ通信費を経費として処理している場合、個別のケースに合わせて細かく計算する必要がなくなり社用携帯にかかる費用をそのまま経費処理すれば良くなるので、経理作業も楽になるでしょう。

また私用携帯を業務で利用させていたにもかかわらず通信費の補助がない場合、従業員に不満が溜まって離職する原因にもなりかねません。

このようなメリットが、社用携帯を導入することで期待できます。もし社用携帯の導入に興味がある方は、この機会にHISモバイルとの契約を考えてみませんか?お得な通信プランだけでなく、端末のリースも行っております。サービスの詳細や資料請求、お問い合わせは下記よりお願いします。

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社用携帯を導入するデメリット

社用携帯の導入はメリットもある一方で、下記のようなデメリットも指摘されています。

・端末とセキュリティの導入・維持管理が必要になる
・私用携帯と会社携帯の二台持ちになる
・従業員による私的利用リスクがある

ただし、上記のリスクは適切に対応すればある程度抑えることができます。各リスクの詳細と対処法について見てみましょう。

端末とセキュリティの導入・維持管理が必要になる

社用携帯を導入する際、下記のような手間が発生するため大変なのがデメリットとして挙げられます。

・社用携帯を購入(リース契約)して導入する手間
・プランの契約にかかるやり取りの手間
・運用ルール作成、従業員へ周知する手間
・セキュリティソフトを選定、導入する手間 など

上記に加えて導入後も毎月、通信料金がかかります。導入するときに手間がかかる点だけ、事前に理解しておきましょう。

私用携帯と会社携帯の二台持ちになる

従業員が個人で所有している私用スマホと社用携帯を二台持ちする状態になるため、従業員からすると荷物が重くなったり管理がやや面倒になったりします。

特に外回りが多い人はたくさん歩くため、できるだけ持ち物は少ない方が良いでしょう。社用携帯は薄くて軽いモノを導入したり、会社に私用スマホを保管できるスペースを確保したりするなど、必要に応じて対策しましょう。

従業員による私的利用リスクがある

個人で所有しているスマホの通信利用料を削減するため、社用携帯を私用で使われるリスクがあります。

社用携帯はあくまで仕事で使う目的でのみ利用するものです。運用ルールを作成し、私的利用は厳禁である旨を周知しましょう。違反者が発生した場合は、運用ルールに従って厳正に対処する必要があります。

社用携帯をうまく導入するポイント

社用携帯をうまく導入・活用するにはどうしたら良いのか紹介していきます。

・社用携帯を導入して実現したいことを言語化する
・社用携帯の運用ルールを設ける

上記の点について、社用携帯を導入前に決めておけばスムーズです。どういうことか、詳しく解説します。

社用携帯を導入して実現したいことを言語化する

「外出先でも仕事を進められるようにする」

「LINEやZoomなどアプリを使った連絡に対応できるようにする」

このように、社用携帯を導入後どのような状況を作りたいのか、事前に明確にすることが大切です。導入目的が不明瞭だと「なんとなく」で導入の可否を判断することになってしまいかねません。

何を達成したいのか、導入後に目的を達成できたのか検証できるよう、導入目的は必ず導入前に明確にしておきましょう。

社用携帯の運用ルールを設ける

「勤務が終了したら電源を切って所定の場所に保管する」

「私用で社用携帯を利用しない」

このように、ある程度は社用携帯の運用ルールを明確にしておくことが大切です。運用ルールが不明瞭だと、会社で契約している回線を私用で利用する、いわゆる「ただ乗り」をされたりスマホゲームやエンタメ動画の視聴に使われたりするなど、かえって生産性が落ちる恐れがあります。

運用ルールを定め、万が一の場合に備えて違反者への対処についても決めておくことをおすすめします。

社用携帯の活用方法

「社用携帯を導入後にどう活用すれば良いのか明確になっていない」という方に向けて、社用携帯の活用法をご紹介します。

・社内やお客様との連絡をとる
・外出先で仕事をする
・スケジュールを管理する

なお基本的に社用携帯はスマホの利用を前提として記載しております。

社内やお客様との連絡をとる

社用携帯の最もオーソドックスな利用方法として「コミュニケーションの円滑化」が挙げられます。

外回りをしている最中でも連絡を取れるため、連絡の取りこぼしが発生しにくいです。その場でメッセージに対してすぐ返事を行えるため、スピード感を持って仕事を進めることが可能です、

外出先で仕事をする

外出先で仕事をしやすくなるのも社用携帯のメリットです。

特に社用携帯としてスマホを導入すれば、電話やメール対応だけでなく、LINEやSlackといった連絡アプリでメッセージの返信が行えます。またWordやGoogleドキュメント、Excelアプリをインストールすれば、外出先で資料を閲覧したり軽微な修正を行えたりするため、生産性の向上につながります。

スケジュールを管理する

社用携帯にスマホを導入すれば、GoogleカレンダーやNotionなど、スケジュール管理用のツールにもアクセスできます。

社内のスケジュール管理用としてこれらのツールを導入している会社にとっては、スマホを支給するだけで会社にいなくても円滑に全体のスケジュールを共有できるようになります。

わざわざ社内に戻ってパソコンを開く必要がなく、その場ですぐにスケジュールを更新できるためムダも発生しにくく、生産性向上に役立つでしょう。

社用携帯で利用する回線の選び方

社用携帯を利用するには通信回線の契約が欠かせません。どのような人にどのようなサービスがおすすめなのか紹介します。

・頻繁に通信を行うなら大手通信キャリア
・サブ回線として利用する・あまり通信を行わないなら格安SIM

法人向けプランであれば、個人向けプランよりお得に契約できます。また端末の貸し出しサービスも多くのキャリアで行われているため、端末・通信回線をセットでお得に導入可能です。

一般的に、外出先での利用機会が多い会社は大手通信キャリア、サブ回線もしくは通信する頻度が少ない場合は格安SIMの利用がおすすめです。

頻繁に通信を行うなら大手通信キャリア

「外出先でスマホやパソコンを利用する機会が多い」

「リモートワークやサテライトオフィスを活用している」

このような企業は、通信が安定して速い、ドコモやau、ソフトバンクといった大手通信キャリアの法人向けプランがおすすめです。

大手通信キャリアは、後述する格安SIMと比較して通信速度が安定しており、快適な通信速度がでやすいです。通信速度が遅いとWebページを開くのに時間がかかったりZoom会議で遅延が発生したりするなど、デメリットがあります。

通信の安定性を重視するなら、大手通信キャリアの法人向けプランとの契約を検討してみてはいかがでしょうか。

サブ回線として利用する・あまり通信を行わないなら格安SIM

「大手通信キャリアの法人向けプランは契約しているが、予備用の回線が欲しい」

「社用携帯を安価に導入・運用したい」

このように考えている方は、HISモバイルをはじめとした格安SIMの法人向けプランをおすすめします。格安SIMとは、大手通信キャリアの回線の一部を借りて運用している、通信サービスの一つです。

ドコモやau、ソフトバンクといった大手通信キャリアと比較して、格安SIMは月々の通信費が安いです。一方で平日のお昼時間帯など、アクセスが集中すると通信速度が遅くなることがある、といったデメリットがあります。

複数回線の契約が必要な場合、そもそも外出先であまり通信を利用しない場合は、HISモバイルをはじめとした格安SIMがおすすめです。

お得に社用携帯を導入するならHISモバイル!

「社用携帯では大手通信キャリアと契約しているけれど、予備の回線も必要になった」

「とにかくお得に社用携帯を導入したい」

このように考えている方は、格安SIM「HISモバイル」の法人向けプランを検討してみてはいかがでしょうか。HISモバイルは格安SIMのひとつで、大手通信キャリアより通信費が安価であるのが特徴です。他にも下記の特徴があります。

・音声通話プランが月額290円から利用できる
・標準アプリで音声通話かけ放題を利用できる
・最低利用期間の縛りがない

HISモバイルのサービス詳細は下記から確認できます。社用携帯の導入をご検討中の方は、下記からぜひお気軽にお問い合わせください。

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またHISモバイルでは、iPhoneをはじめとする社用携帯の貸し出しも行っています。端末代は通信料金に含まれているため、月々どれくらい費用がかかるのか一目瞭然です。社用携帯の端末を導入するところから考えている人は、ぜひリースでの契約も考えてみませんか。

対象となるスマホ・ガラケーや月額料金は下記から確認できます。少しでも気になった方は、ぜひ資料請求もしくはお問い合わせください。

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社用携帯に関するよくある疑問

最後に、社用携帯の導入を迷っているときによくある疑問と回答を紹介します。

・従業員による社用携帯の私用を防ぐ方法はある?
・社用携帯はガラケーとスマホのどちらがいい?
・休日に社用携帯はどう扱うよう指導すべき?

さっそく回答を見てみましょう。

従業員による社用携帯の私用を防ぐ方法はある?

社用携帯の私的利用を禁止するようルールを定めて従業員に周知することで、社用携帯の私的利用を防ぎやすくなります。必要があれば通信ログを取得したり監視ソフトを導入したりする、という方法もあります。

運用ルールを定めておけば、従業員もどのように社用携帯を運用すべきか理解しやすくなるでしょう。違反者が発生した場合に備えて、違反した場合はどのような対応を行うか明示するのもおすすめです。

社用携帯はガラケーとスマホのどちらがいい?

業務内容や会社の方針にもよりますが、一般的には社用携帯にはスマホがおすすめです。スマホはガラケーよりもできることが多く、業務内容によってはスマホ1台でもある程度仕事を進めることができるでしょう。

ただし仕事内容によってはガラケーの方が良い場合もあります。たとえば手袋をつけて作業する必要があったり携帯がモノに当たりやすいなど荒っぽい使い方をしたりする場合は、物理ボタンがあり耐久性もそこそこあるガラケーがおすすめです。

なお耐久性に関しては、スマホカバーを活用すればある程度スマホも耐久性がアップします。

休日に社用携帯はどう扱うよう指導すべき?

社用携帯の取り扱いについては社内でルールを決めて運用するのがおすすめです。一般的には下記の恐れがあるため、休日の業務連絡は避けた方が無難です。

・休日に仕事の連絡をすると業務時間としてみなされる恐れがある
・休日にも連絡が入ると従業員のモチベーションを下げる恐れがある

休日対応が必要な仕事でなければ、社用携帯は会社に置いておくよう指導するのも良いでしょう。家に持ち帰ってもらう場合も「私用で利用しない」「緊急時以外では連絡しない」といったことも決めておくと安心です。

社用携帯を活用して生産性を高めよう

本記事では社用携帯についてご紹介しました。社用携帯を導入すれば生産性の向上が期待できる一方、セキュリティや運用方法に注意する必要があります。また導入時や導入後の運用にもコストがかかります。自社で導入するべきか、事前に費用対効果を検討してみましょう。

なお「導入・維持費用を抑えて社用携帯を導入したい」「既に大手通信キャリアの法人向けプランを利用しているが、割安なサブ回線も持っておきたい」とお考えの方は、HISモバイルの法人向けプランもおすすめです。

HISモバイルは格安SIMなので、平日のお昼時間帯など、通信利用者が多い時間帯は通信速度が遅くなります。しかし大手通信キャリアよりも月額料金がお手頃価格という点が魅力的です。スマホのレンタルプランも用意しているため、気になる方はぜひ下記をチェックしてください。

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