
携帯料金を安くする方法8選!格安SIMへの乗り換えはとてもお得
2025.04.30
この記事は、毎月かかる携帯料金を安くするための方法を紹介しています。なかでも、特に効果的な方法は大手通信キャリアから格安SIMへの乗り換えです。格安SIMについてよく知らない方のために、格安SIMのメリットやデメリットも紹介していますので、携帯料金を節約したい方はぜひ参考にしてください。
現在、日本では食料品を中心に物価が高騰しており、家計負担が増えたと感じている方が多いでしょう。
そのなかで、節約できるところは節約し、生活費を抑えようと考える人も増えてきているのではないでしょうか。
生活費を抑える際に効果的なのが、固定費(毎月必ずかかる費用)を見直すことです。固定費の節約は、1ヶ月単位では小さい金額であっても、年間で見ると大きな節約につながりやすいからです。
固定費のなかでも、簡単に見直せるものとして、携帯料金が挙げられます。特に、大手通信キャリア(なかでもNTTドコモ、ソフトバンク、au)を使っている場合、格安SIMに乗り換えるだけで、大きな節約ができる可能性があります。
ただ、「格安SIMは安いぶん、なんとなく不安」「ほかにも有効な節約方法があれば知りたい」など、さまざまな疑問や悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、携帯料金を安くするための方法を紹介し、なかでも効果的な「格安SIMへの乗り換え」について、格安SIMのメリットやデメリットとあわせて紹介していきます。
携帯料金を安くしたい方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事に掲載している内容は執筆時(2025年4月末時点)のものです。
※本記事に掲載している金額は、すべて税込金額です。
携帯料金が高くなる4つの理由

「携帯料金を安くできる」ということは、逆に言えば、「現在、携帯料金が無駄に高い状態になってしまっている」ということです。では、なぜ、現在の携帯料金が高いのでしょうか。その代表的な理由を、まずは確認しておきましょう。
特に多いのは、以下の4つの理由です。
- 自分には合わない高額プランを契約している
- 不要なオプションを契約している
- 通話時間が長い
- サブスクリプションやキャリア決済を利用している
それでは1つずつ、確認していきましょう。
1. 自分には合わない高額プランを契約している
まずは、自分には必要のない高額なプランを契約している場合です。自分にどうしても必要な内容のプランであれば仕方がないですが、自分に不要であったり、同内容でほかにより安いプランがあったりするのであれば、その出費は無駄である可能性があります。
例えば、毎月10,000円ほどかかる無制限プラン(データ容量を無制限で利用できるプラン)を利用しているものの、実際には毎月1GBしか使っていないというようなケースです。
「実際に自分がどのくらいデータを使うかわからないから、とりあえず不便にならないように無制限プランにしておこう」と思い、そのプランを選択した方もいるかもしれません。
しかし、実際にはデータを毎月1GBほどしか使っていないとすれば、これはとてももったいないことです。例えば格安SIMのHISモバイルの場合、毎月1GBであれば、月額料金550円のプランがあります。
本来550円で済むところ、毎月10,000円近くも払っているのですから、これはとても大きな浪費です。
※代表的な格安SIMの1つである、HISモバイルのプランについて、詳しくはこちら(https://his-mobile.com/domestic/service)をご覧ください。
2. 不要なオプションを契約している
必要のないオプションサービスを契約してしまっていることも、無駄に携帯料金が高くなっている原因です。
例えば、通話はほとんど使わないのに、かけ放題のオプションに申し込んでいるなどです。
なかには、契約時にそのオプションサービスに申し込むと、全体の料金から割引されてお得になるので申し込んだという方もいるかもしれません。
「後からオプションサービスはキャンセルできると言われたので、そのときだけオプションサービスを追加したつもりが、キャンセルをし忘れてしまっていた」という経験のある方もいるのではないでしょうか。
高額なオプション料金でなかったとしても、毎月払っていけば、年間では大きな負担になってしまいます。
3. 通話時間が長い
基本プランが高額でなかったとしても、毎月の通話時間が長いために、携帯料金が高くなってしまう方もいるでしょう。
どれだけ安いプランに申し込んだとしても、長時間の通話を繰り返せば、その月の請求額はどんどん増えていきます。また、基本料金が安い代わりに、通話料金が高いプランもあります。
通話時間が長いのであれば、多少基本料金が高くても通話料金が安いプランを選ぶ、あるいは、オプションでかけ放題を追加した方が全体で節約できる可能性があります。
自分の利用状況に合わせて適切なプランやオプションサービスを利用しないと、携帯料金が無駄に高くなってしまう可能性があるということです。
4. サブスクリプションやキャリア決済を利用している
スマホで、サブスクリプション(月単位や年単位で定期的に利用料金を払って使うサービスやアプリ)を利用している方も多いでしょう。 また、スマホとは関係のない支払いであっても、キャリア決済(商品代を、利用中のキャリアの携帯料金と合算して支払うサービス)を利用している場合、携帯料金が高くなっていると感じる可能性があります。
携帯料金を安くするための8つの方法
では、携帯料金を無駄に高くせず、できるだけ安くするためにはどのような方法があるのでしょうか。ここからは、その代表的な方法を8つ、紹介していきます。
- 利用料金がより安い格安SIMへの乗り換え
- 料金プランを見直す
- 不要なオプションを解約する
- Wi-Fiを有効利用する
- 各種割引を利用する
- 通話アプリを利用する
- モバイル回線での通話量を減らす
- 安いスマホを選択する
それでは1つずつ見ていきましょう。
1. 利用料金がより安い格安SIMへの乗り換え
携帯料金を安くする方法は複数ありますが、それらの中でも特に効果的なのが、格安SIMへの乗り換えです。
もし現在、大手通信キャリア(特にNTTドコモ、au、ソフトバンク)と契約していて携帯料金を安くしたい場合、格安SIMへの乗り換えは検討する余地のある選択肢です。
現在契約中のプラン、乗り換え先のプランにもよりますが、1人分の契約につき、毎月5,000円前後の節約ができるケースもあります。家族で利用しているなら、さらに節約することができ、年単位では大きな金額になるでしょう。
もちろん、格安SIMについて詳しく知らなければ、乗り換えが不安だと思うのは無理もありません。ただ、知らないからというだけで選択肢から外してしまうのはとてももったいないことです。
格安SIMのメリットやデメリットについては後述しますので、ぜひ参考にしてください。
2. 料金プランを見直す
すでに格安SIMを利用している、あるいは、乗り換えは検討できないという場合、次に検討すべきは料金プランの見直しです。
料金プランを変更した場合、月額利用料金が変わります。利用料金は毎月発生しますので、年単位にした場合には大きな金額になり、格安SIMへの乗り換えに次いで効果が大きい節約法となる可能性があります。
料金プランで見直すべきは、主に以下の2点です。
- 契約中のプランが現在の利用状況に合っているか
例:
・毎月データを1GB程度しか使わないのに、30GBの契約になっている、利用量無制限プランに契約しているなど
・インターネットよりも通話をよく使うのに、データ量が多く、通話料が高額なプランを契約している
・通話はほとんど使わないのに、通話重視のプランを契約しているなど - 契約中のプランは現在の利用状況に合っているが、同じような内容でほかにもっと安いプランがないか
これらに当てはまる場合、プランを変更することで、節約できる可能性があります。
3. 不要なオプションを解約する
オプションサービスに申し込んでいる場合も、利用料金が毎月発生しますので、これらをキャンセルすることで節約できる可能性があります。
まずは、契約中の各キャリア・格安SIMのマイページにログインし、利用中のオプションサービスを確認してみましょう。現在契約中のオプションは本当に必要なものだけでしょうか。
例えば、ほとんど通話を使わないのに、定額のかけ放題のオプションが入っている場合、これを解約することで節約できるでしょう。
特に、契約時の割引を受けるために特定のオプションに入ることが条件づけられている事業者もあるため、「後でいつでも解約できるから」と、不要なオプションに申し込み、そのまま解約を忘れているケースもあるかもしれません。
ただし、注意すべきは、オプションはただ解約すれば良いというわけではないことです。必要か不要かは慎重に判断してください。
例えば通話をたくさんする方の場合、かけ放題のオプションを解約することで、逆に通話料が多くかかってしまい、損をする可能性もあります。
4. Wi-Fiを有効利用する
現在はほとんどの方がインターネットを利用していますが、インターネットは、携帯キャリアや格安SIMを通さなければ使えないわけではありません。
現在、自宅や職場、あるいは公共の場などで、Wi-Fiを使ってインターネットを利用している方は多いでしょう。
であれば、スマホでインターネットを利用する際、なるべくWi-Fiを使うようにすれば、通信量の多いプランを契約する必要性は下がります。
自分の環境を見直し、モバイル回線からWi-Fiに切り替えてインターネットが利用できる場所・時間がないか確認してみてください。
もし、Wi-Fiを有効利用することでモバイル回線の通信量を減らせるようであれば、思い切ってプランを変更し、大幅な節約ができる可能性があります。
5. 各種割引を活用する
キャリア・格安SIMによっては、割引が用意されている場合があります。こういった割引の条件を整え、割引が適用されることで、節約できる可能性があります。
家族で同じキャリアを利用した場合の割引などが代表例です。もし、家族でみんな違ったキャリア・格安SIMを利用している場合、全員が同じキャリアにすることで、家族全体の携帯料金を大幅に節約できるかもしれません。
6. 通話アプリを利用する
通話時間が長くて携帯料金が高くなっている場合、格安SIMによっては、特定の通話アプリを利用することで携帯料金節約につながる場合があります。
たとえば格安SIMの1つであるmineo(マイネオ)の場合、通常の国内通話料金は30秒ごとに22円ですが、専用アプリの「mineoでんわ」を使えば、30秒ごとの通話料が10円と、半額以下になります。
また、楽天モバイルを契約している場合、”Rakuten Link”というアプリを使って発信すれば、国内の通話料を無料にすることも可能です。
ただし、このようなアプリによる節約には注意点もあります。
- 通常の通話アプリによる通話に比べ、通話品質が劣る場合が多い
- ついうっかり通常の通話アプリで発信した場合は通常の通話料がかかる
- 専用アプリによっては、発信できない電話番号もある
仕事などで大切な通話をしなくてはならず、通話品質を重視したい方は、このような専用アプリを使わなくても、もともとの通話料金が安い格安SIMへの乗り換えの方がおすすめです。
HISモバイルの自由自在2.0プラン場合、通常の通話アプリを使った通話で、30秒あたりの通話料金は9円です。
※HISモバイルのプランについて、詳しくはこちら(https://his-mobile.com/domestic/service)をご覧ください。
7. モバイル回線での通話量を減らす
通話時間が長い場合、そもそもモバイル回線(電話回線)を使った通話を減らせば、通話料金を節約することが可能です。
電話回線を使った通話は有料ですが、インターネットを使えば、無料で通話ができるからです。
- LINE
- Facebookメッセンジャー
- zoom
- Skypeなど
これらはインターネットを経由し、無料で音声通話やビデオ通話ができるサービスです。もちろん、電話回線を使った通話に比べて通話の安定性・品質は劣る可能性がありますが、通話自体は可能です。
- 通話品質を重視したい重要な通話だけ電話回線を使う
- それ以外の通話はインターネット経由の無料サービスでおこなう
このようにするだけで、少しずつでも通話料を節約できるでしょう。
8. 安いスマホを選択する
高額なスマホを購入する場合、その本体価格が大きな負担になる場合もあります。また、現在ではスマホ本体を分割で購入する方も多いと思われますが、その場合には月々の支払いが発生します。
このような負担を減らすには、なるべく安いスマホを購入するというのも方法の1つです。
「でも安いスマホだと、使い勝手が悪いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、購入金額は安くても、高性能で使いやすいスマホを入手できる可能性があります。
- 中古のスマホを購入する
- 型落ちのスマホ(最新版が出たために、古い機種になったスマホ)を購入する
などが、方法として挙げられます。
これからスマホを購入するタイミングであれば、「性能自体は高いけれど、最新機種でないために値段が下がったスマホ」がないか、探してみましょう。
携帯料金を安くするための4つのステップ

携帯料金を節約するための方法を紹介しましたが、その方法は複数あり、どれを、どのような順番で試していいのかわからないという方がいるかもしれません。
そこでここでは、節約のための方法をシンプルに実践するための4つのステップを紹介します。
- 毎月の通話量・データ量を確認する
- プランの変更を検討する
- 不要なオプションの解約を検討する
- 利用料金が安い格安SIMへの乗り換えを検討する
それでは1ステップずつ確認していきましょう。
STEP1. 毎月の通話量・データ量を確認する
最初にすべきことは、現状の把握です。現状が正しく把握できない状態で格安SIMに乗り換えたり、安いプランに乗り換えたりすると、後で問題が発生する可能性があります。そのため、まずは焦らずに現在の利用状況を把握しましょう。
方法は、現在契約中のキャリアや格安SIMのマイページを開き、毎月の通話量やデータ量を見ることです。
自分が毎月どれだけ通話し、どれだけデータ通信を使っているのかが分かれば、それを元に、現在のプランが割高なのかどうか、不要なサービス・オプションが含まれていないかなどが正しく判断できるようになります。
STEP2. プランの変更を検討する
現状の利用状況を確認したら、次に、現在のプランがその利用状況に対して最適かどうかを確認し、より安いプランへの変更ができないか検討してみましょう。
もちろん、大手キャリアと契約中の場合、プランの変更よりも、いきなり格安SIMに乗り換えてしまった方が、一気に多くの節約ができる可能性があります。
ただ、いきなり乗り換えをして後悔する可能性もゼロではありませんので、乗り換えをしない状態でどれだけの節約ができるのか、先に検討した方が安心できるでしょう。
検討のポイントは既述のとおり、
- 現状の利用状況に対してオーバーな内容のプランになっていないか
- 現状の利用状況を満たすほかの、より安いプランはないか
です。
プランを変更した場合に毎月いくら分の節約になるか、年単位ではどのくらいになるか、試算してみましょう。
STEP3. 不要なオプションの解約を検討する
基本プランの変更だけでなく、オプション内容も見直しましょう。現在の利用状況に合わないオプション内容があれば、解約することで節約できます。
ただし、既述のとおり、オプションが必要か不要かについては、慎重に吟味してください。
STEP4. 利用料金が安い格安SIMへの乗り換えを検討する
最後に、利用料金が安い格安SIMへの乗り換えができないか検討してみましょう。すでに格安SIMを契約中の方も、ほかにより安く使える格安SIMがあれば、そちらに乗り換えることで節約できる可能性があります。
格安SIMについて公式サイトや口コミなどで情報を集め、乗り換えを検討してみてください。格安SIMについて漠然と不安を感じる方は、後述の「格安SIMとは何か?」、「格安SIMの代表的なメリット」、「格安SIMの代表的なデメリット」を参考にしてください。
※代表的な格安SIMの1つである、HISモバイルのプランについて、詳しくはこちら(https://his-mobile.com/domestic/service)をご覧ください。
格安SIMとは何か?
モバイル通信のサービス(通話やインターネット通信)を提供する事業者は大きく、大手通信キャリアと格安SIMの2つに分けられます。
その主な違いは以下のとおりです。
事業者 | 大手通信キャリア | 格安SIM |
回線 | 自社回線 | 大手通信キャリアから借用 |
携帯料金 | 一般的に格安SIMよりも高額 | 一般的に大手通信キャリアよりも低額 |
具体的な事業者 | NTTドコモKDDIソフトバンク楽天モバイル | HISモバイルIIJmioBIGLOBEモバイルイオンモバイルNUROモバイルなど |
大きな違いは、自社回線を持っているか持っていないかです。
日本国内で自社回線を持っている事業者はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルであり、格安SIMはこれらのキャリアから回線を借用して通信サービスを提供しています。
そのため格安SIMはキャリアのように、回線の維持・管理のコストを負担する必要がありません。
これ以外にも、
- 実店舗が少ないあるいは持たないことで、店舗運営費・人件費を削減している
- 大手キャリアほど広告宣伝をしていない(広告宣伝費を削減している)
- 提供するサービス内容を絞り込んでいる
といった特徴があり、キャリアに比べて安い利用料金でサービスの提供がなされています。
格安SIMの代表的なメリット
では、大手キャリアにはない、格安SIMならではの代表的なメリットを確認してみましょう。
- 利用料金が安い
- プランがシンプルで分かりやすい
- データ容量の少ないプランも豊富にある
それでは1つずつ確認してみます。
利用料金が安い
格安SIMの最大のメリットは、毎月の利用料金が安いことです。携帯料金は毎月の固定費なので、少し金額が安くなるだけで大きな節約が可能です。
もちろん、さまざまな格安SIMがあり、中には内容の割に高額なプランを持つ事業者もあるかもしれません。ただ、一般的には既述のとおり、自社回線を持たないなどの理由により、利用料金が安いところが多いです。
「安かろう悪かろう」ではもちろん良くありませんが、低額でもしっかりしたサービスを提供しているところは多いので、探してみる価値はあります。
プランがシンプルで分かりやすい
プランがシンプルで分かりやすいのも、格安SIMの特徴です。
- 音声通話付き(電話回線を使った通話とインターネットが利用可能)か、データ通信専用(インターネットのみ利用可能)か
- 月のデータ容量がどれくらいか
- 定額プランか従量課金制のプランか
基本的には、これらだけでプランが決まります。
大手キャリアの場合、割引やポイントの還元などが含まれたりしており、「結局どれが一番お得なのか分かりにくい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
格安SIMの場合はプランがシンプルなため、比較も簡単です。すぐに自分に合ったプランを選ぶことができるでしょう。
データ容量の少ないプランも豊富にある
多くの格安SIMでは、データ容量の少ないプランが豊富に用意されています。たとえばHISモバイルの自由自在2.0プランであれば、音声通話付きのプランは以下のデータ容量で選択できます。
データ容量 | 利用料金(月額) |
1GB | 550円 *100MB未満なら280円 |
3GB | 770円 |
7GB | 990円 |
10GB | 1,340円 |
20GB | 2,090円 |
30GB | 2,970円 |
※どの容量のプランであっても、オプションとして200円で1GBの追加購入が可能です(最大100GBまで)。
※通話料金はいずれも30秒9円です。
※6分かけ放題が月額500円、完全かけ放題が月額1,480円で追加可能です。
※20GB、30GBのプランにはあらかじめ6分かけ放題が含まれています。
自分の利用状況に合わせてデータ容量を選択できるので、無駄な出費をする可能性が減ります。
逆に大手通信キャリアの場合、
- 無制限プラン
- 大容量プラン(30GBなど)
- 従量課金制プラン
- 低容量プラン
といったおおまかなプラン設定となっていることが多く、従量課金制プランや低容量プランを選んだとしても、割引の条件などにうまく当てはまらないと、格安SIMよりも高額になることが多いでしょう。
※HISモバイルのプランについて、詳しくはこちら(https://his-mobile.com/domestic/service)をご覧ください。
格安SIMの代表的なデメリット

最後に、格安SIMの代表的なデメリットも確認しておきましょう。代表的なデメリットは以下のとおりです。
- 通信の安定性では大手通信キャリアに劣る場合がある
- 実店舗が少ないか存在しない
- キャリアメールが使えない
- LINEのID検索が使えない
それでは1つずつ確認してみましょう。
通信の安定性では大手通信キャリアに劣る場合がある
既述のとおり、格安SIMは大手通信キャリアの回線を借用してサービスを提供しています。そのため、回線が混雑した場合、大手通信キャリアのユーザーの方が優先される可能性が高く、その際に通信が不安定になったり、速度が遅くなったりする可能性が高いと言えます。
このような状況を避けるには、
- Wi-Fiなどが使える環境であればそちらを使う
- 回線が混雑しやすい下記の時間帯の利用を避ける
通勤・通学の時間帯
お昼休みの時間帯
夕方〜深夜までの時間帯
ただ、通信が不安定になったり遅くなったりする可能性があるといっても、基本的な利用に大きな支障が生じる可能性はほとんどないでしょう。 気になる方は、実際のユーザーの口コミなどを調べてみるのも良いでしょう。
実店舗が少ないか存在しない
格安SIMは、オンラインを中心にサービスを提供しており、実店舗が少ないか、全くないところがほとんどです。
そのため、申し込みも、公式サイトからオンラインでおこなうことが多いでしょう。
この点は、インターネットの利用に慣れているユーザーであればほとんどデメリットにはならないでしょう。しかし、インターネットの利用に慣れておらず、対面でのサポートがないと不安という方にはデメリットになる可能性があります。
この点がデメリットになるのであれば、実店舗が多い格安SIMを選ぶか、大手通信キャリアを使うのが無難です。
※HISモバイルの場合、取扱店舗が100店舗以上あり、店舗でサポートを受けることが可能です。HISモバイルの店舗について、詳しくはこちら(https://his-mobile.com/shoplist)をご覧ください。
キャリアメールが使えない
格安SIMに乗り換えると、キャリアメール(大手通信キャリアが提供しているメールアドレス)を無料で使い続けることができません。
もし各キャリアから提供されているメールアドレスを乗り換え後も使いたいなら、持ち運びサービスを利用する必要があり、月額330円ほどがかかります。
この点については、キャリアに縛られない無料のメールアドレスも利用できるため、メールアドレスもそれらに乗り換えるという選択肢もあります。
- Gmail
- Yahooメール
- Outlookメールなど
LINEのID検索が使えない
LINEのID検索を利用するためには年齢認証が必要ですが、年齢認証ができる格安SIMは限られています。
もし、これから格安SIMに乗り換える予定があり、LINEのID検索を使う可能性があるなら、乗り換え前に年齢認証を済ませてしまいましょう。
まとめ
本記事では、毎月の携帯料金を節約する方法を紹介しました。また、そのなかでも特に効果的な格安SIMへの乗り換えについて、格安SIMのメリットやデメリットも紹介しました。
携帯料金は節約しやすい固定費の1つです。ぜひ自分の契約キャリアや格安SIM、プランなどを見直し、生活費の負担を減らしましょう。
関連の記事