
タブレットと折りたたみスマホ|SIMフリーで使うならどっち?
2026.10.27
今回は、スマホよりも大きな画面で動画を見たり、Webサイトを閲覧したり、仕事に活用したいという方向けに、タブレットは本当におすすめなのかを考えます。
タブレットは大画面で使いやすく、端末価格も比較的手頃で、スマホにはない活用方法が魅力です。
しかし一方では、2台持ちによる携帯性や、通信環境の確保などの問題もあり、一概に誰にでもスマホとタブレットの2台持ちがおすすめ…とは言えない状況もあります。
さらに、最近では「折りたたみスマホ」が各社から発売され、「スマホより大きな画面で使いたい」という需要を満たす選択肢となっています。
本記事では、SIMフリー端末であることを前提に、タブレットとスマホの2台持ちか、折りたたみスマホの1台持ちか、どちらがおすすめなのかを考えます。
タブレットと折りたたみスマホ比較〜買うならどっち?

タブレットと折りたたみスマホは、どちらもスマホより大きな画面で動画やWebサイトを視聴・閲覧したり、仕事に活用できる端末です。
しかし、画面サイズや重量、価格、使い勝手には大きな違いがあります。
ここでは、10インチクラスのSIMフリータブレットと、開くと約8インチになるFold型の折りたたみスマホを比較し、それぞれのメリット・デメリットを見ていきます。
| ちなみに、本記事で言う「スマホ」とは、折りたたみ機能のない従来型のストレートタイプのスマホを指します。また、「折りたたみスマホ」は、開くと大きな画面が利用可能なFold型を基準としています。 |
画面サイズと使いやすさ
タブレットも折りたたみスマホも、従来のスマホより大きな画面が魅力です。
現在、各社から発売されているFold型の折りたたみスマホは、開くと約8インチの大画面になり、閉じれば通常のスマホに近いサイズでコンパクトに使えます。携帯性と大画面を両立している点が大きな特徴です。
一方、10〜11インチクラスのタブレットは、8インチクラスの折りたたみスマホを上回る画面サイズが魅力です。迫力ある動画視聴や、資料・Webサイトの閲覧などで、より見やすい画面を確保できます。
ただし、端末自体が大きいため、持ち運びや収納のしやすさでは折りたたみスマホに一歩譲ります。また、スマホとタブレットの2台持ちにする場合は、持ち歩く荷物が増える点も考慮すべきです。
より大きな画面を優先するならタブレット、8インチ程度の画面で十分で、携帯性や収納性も重視するなら折りたたみスマホが選択肢になります。
用途と作業環境
タブレットと折りたたみスマホは、どちらも大画面を活用できますが、用途や作業環境によって向き・不向きがあります。
折りたたみスマホは、スマホアプリをそのまま大画面で利用できるため、Webサイトの閲覧や動画視聴、電子書籍の読書、メールの確認など、日常的な用途に適しています。
スマホと同じ端末で通話や連絡もできるため、外出先で手軽に使いたい人にも向いています。また折りたたみ機能によって本体を立てて利用したり、ハンズフリーで写真撮影するのも容易です。
一方、タブレットは画面がさらに大きく、複数の情報を見比べたり、資料を表示しながら作業したりする用途に適しています。対応するキーボードやペンを組み合わせれば、文書作成や手書きメモにも活用できます。
また、Windows搭載のタブレットPCなら、パソコン向けのソフトや業務システムをモバイル環境でも利用できる点がメリットです。ただし、タブレットで利用できるアプリやソフトは、OSや機種によって異なるため、注意が必要です。
大画面でスマホと同じ用途を快適にこなしたいなら折りたたみスマホ、資料作成や業務利用など、より広い作業領域や特定のソフトが必要ならタブレットが有力な選択肢になります。
端末価格
端末価格を比較すると、タブレットと折りたたみスマホでは大きな差があります。
10〜11インチクラスのAndroidタブレットなら、比較的手頃な機種は2〜4万円程度から購入できます。
例えば、10.1インチのSIMフリータブレット「Lenovo Tab」は3万円少々で購入可能です。
レノボジャパン
Lenovo Tab(ZAEJ0061JP)一方、Fold型の折りたたみスマホは高価格帯の製品が中心で、20万円を超える機種も珍しくありません。
例えば、Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold8」はメーカー直販価格で269,880円 からとなっています。
Samsung
Galaxy Z Fold8そのため、大画面を利用することだけが目的なら、タブレットを追加購入するほうが初期費用を抑えやすいと言えます。
ただし、タブレットを購入する場合は、通常のスマホも引き続き必要になる点は要注意です。
現在のスマホをそのまま使うなら追加購入費用だけで済みますが、メーカーを揃える等、スマホも同時に買い替えるなら、スマホとタブレットの合計金額で考える必要があります。
一方、折りたたみスマホなら1台で通常のスマホと大画面端末の役割を兼ねられます。端末価格は高くなりますが、2台を所有する必要がない点も含めて比較することが大切です。
通信費~ランニングコスト
通信費については、タブレットにSIMを入れて単独で通信できるようにするか、スマホのテザリングを利用するかによって変わります。
SIM対応タブレットに専用の通信プランを契約する場合、スマホ側の回線も必要になるため、基本的には2回線分の通信費がかかります。
一方、Wi-Fiモデルのタブレットをスマホのテザリングで使えば、タブレット用の通信契約は不要ですが、スマホ側のデータ容量を多く消費する可能性があります。
折りたたみスマホなら、スマホと大画面端末の役割を1台にまとめられるため、通信契約も1回線で済ませやすいのがメリットです。
ただし、タブレットとスマホで必要なデータ容量は、利用方法によって異なります。
動画視聴や資料閲覧をどの程度行うかを考え、端末代だけでなく、毎月の通信費も含めて比較することが大切です。
海外版のSIMフリー端末には注意
SIMフリー端末を購入する際は、日本国内向けに販売された製品を選ぶのがおすすめです。
海外で販売されているSIMフリー端末は、日本の通信会社が使用する周波数帯に対応していない場合があります。また、周波数帯が合っていても、音声通話やVoLTEなどの機能が正常に使えるとは限りません。
海外版は国内版より安く購入できる場合もありますが、購入前に利用する通信会社の対応端末や、メーカーが公表している対応周波数帯を確認しましょう。
折りたたみスマホがおすすめな人

折りたたみスマホは、通常のスマホと大画面端末を1台にまとめられるのが最大のメリットです。
10インチ超の大画面は必要ないが、従来のスマホよりも大きな画面を活用したい人に向いています。
具体的には、次のような人におすすめです。
- スマホとタブレットの2台持ちを避けたい人
通話やメッセージのやり取りから動画視聴、Webサイトの閲覧まで、1台で完結できます。充電やデータ管理も端末ごとに分ける必要がありません。 - 外出先でも大画面を活用したい人
約8インチの画面でWebサイトや電子書籍、地図、資料などを見やすく表示できます。タブレットを別に持ち歩かずに済むため荷物を減らせます。 - 携帯性と画面の大きさを両立させたい人
開けば大画面、閉じればコンパクトなスマホとして使えます。折りたたみ機能を利用して本体を立てて動画を視聴したり、ハンズフリーで写真を撮影したりできるのも特徴です。 - 通信費を1回線にまとめたい人
タブレット用の通信契約を追加せずに、大画面での利用とスマホの通話・通信を1回線でまかなえます。
ただし、折りたたみスマホは一般的なスマホより端末価格が高く、開いた状態でも10〜11インチクラスのタブレットほどの画面サイズはありません。 大画面での作業性を最優先する人や、購入費用を抑えたい人はタブレットの購入も検討すべきです。
タブレットがおすすめな人

タブレットは、折りたたみスマホよりもさらに大きな画面を活用したい人や、端末価格を抑えて大画面のデバイスを手に入れたい人に向いています。
具体的には、次のような人におすすめです。
- 大画面で動画や電子書籍を楽しみたい人
10〜11インチクラスのタブレットなら、折りたたみスマホよりも広い画面で動画を視聴したり、雑誌やマンガを読んだりできます。画面の大きさを重視するなら、タブレットが有力な選択肢です。 - 資料閲覧や文書作成など、作業のしやすさを重視する人
大きな画面を使って資料を見比べたり、キーボードを接続して文書を作成したりできます。仕事や学習で大画面を活用したい人にも向いています。 - 端末の購入費用を抑えたい人
10〜11インチクラスのAndroidタブレットには、比較的手頃な価格で購入できる製品があります。現在使用しているスマホをそのまま使い、必要なときだけタブレットを追加するなら、折りたたみスマホへの買い替えよりも初期費用を抑えられる可能性があります。 - Windows対応のソフトや業務システムを利用したい人
Windows搭載のタブレットPCなら、対応するパソコン向けソフトや業務システムを外出先でも利用できます。ただし、一般的なAndroidタブレットやiPadとは用途が異なるため、必要なソフトの動作環境を事前に確認しましょう。
一方、タブレットはスマホとは別に持ち運ぶ必要があり、SIM対応モデルを利用する場合は追加の通信費が発生することもあります。
大画面のメリットをどの程度活用するのか、携帯性や通信費も含めて検討することが大切です。
タブレットを選ぶならWi-FiモデルとSIM対応モデルのどっち?

タブレットを購入する際は、Wi-FiモデルとSIM対応モデルのどちらを選ぶかも重要なポイントです。
Wi-Fiモデルは、スマホのテザリングを含め、Wi-Fi環境があればインターネットに接続できますが、Wi-Fiのない場所では単独で通信できません。一方、SIM対応モデルは、対応する通信プランを契約すれば、スマホと同じように外出先でも直接インターネットに接続できますが、2回線分の料金がかかります。
それぞれの特徴を踏まえて、自分の使い方に合ったモデルを選びましょう。
| SIMフリーとは、特定の携帯電話会社のSIMに利用を制限されていない端末を指します。日本では2021年10月以降に発売された端末を対象にSIMロックが原則禁止されたため、近年の国内向け端末では、あえてSIMフリーにこだわる必要性は小さくなっています。 ただし、現在一般に流通している「SIMフリータブレット」という言葉には、もう一つの意味合いがあります。それは、特定のキャリアに縛られず、SIMを利用して携帯電話回線で通信できるタブレット、つまりSIM対応モデルを指す使い方です。 本記事では、比較のためにWi-Fi専用モデルも取り上げますが、商品を探す際に「SIMフリータブレット」と表記されていれば、SIM対応モデルを意味しているケースがあります。購入時には、商品名だけで判断せず、SIMカードやeSIMへの対応を確認しましょう。 |
Wi-Fiモデルがおすすめな人
Wi-Fiモデルは、主に自宅や職場など、Wi-Fi環境が整った場所でタブレットを使う人に向いています。
- 自宅で動画視聴や電子書籍、Webサイトの閲覧を楽しみたい
- 外出先ではあまりタブレットを使わない
- スマホのテザリングで必要なときだけ通信したい
- タブレットの購入費用や毎月の通信費を抑えたい
Wi-Fiモデルは、SIM対応モデルよりも安価な製品が多く、タブレット専用の通信契約も必要ありません。外出先でインターネットを利用するときは、スマホのテザリングを使う方法もあります。
ただし、テザリングを利用するとスマホ側のデータ容量を消費します。また、接続設定やスマホのバッテリー消費も考慮する必要があります。
SIM対応モデルがおすすめな人
SIM対応モデルは、Wi-Fi環境のない場所でも、タブレット単独でインターネットを利用したい人に向いています。
- 外出先や移動中にも動画やWebサイトを利用したい
- 仕事で資料やクラウド上のデータを確認したい
- スマホのテザリングを毎回設定する手間を省きたい
- スマホとは別に、タブレット用の通信環境を確保したい
SIM対応モデルなら、対応するSIMカードやeSIMを利用して通信できるため、スマホを介さずにインターネットへ接続できます。ただし、端末が対応する通信方式や周波数帯、SIMの種類を確認する必要があります。
また、タブレット用の通信プランを契約すると、スマホとは別に月額料金がかかります。利用するデータ容量によっては、通信費が割高になることもあるため注意しましょう。
SIM対応モデルを選ぶなら通信費も比較しよう
外出先でもタブレットを頻繁に使うなら、SIM対応モデルは便利です。ただし、スマホとタブレットの両方で通信契約が必要になる場合は、毎月の通信費が増えてしまいます。
一方、Wi-Fiモデルを選び、スマホのテザリングで通信すれば、タブレット用の回線契約を増やさずに済みます。
タブレットを単独で通信させる必要があるのか、それともスマホのテザリングで十分なのか。 この点を考えて選ぶと、端末代と通信費の両方を無駄なく抑えられます。
SIMフリー端末の通信費を抑えるならHISモバイル

SIMフリーのタブレットや折りたたみスマホを選ぶなら、端末価格だけでなく、毎月の通信費もしっかり検討しておきたいところです。
通信費を抑えたい人におすすめなのが、格安SIMを提供するHISモバイルです。
折りたたみスマホに「自由自在3.0プラン」
折りたたみスマホを1台で使うなら、音声通話とデータ通信を格安料金で利用できる「自由自在3.0プラン」が選択肢になります。
| データ容量 | 月額料金(税込) |
| 100MB未満 | 280円 |
| 1GB | 550円 |
| 3GB | 770円 |
| 7GB | 990円 |
| 10GB | 1,299円 |
| 20GB | 1,699円 6分かけ放題付 |
| 30GB | 1,999円 6分かけ放題付 |
通話/通信はNTTドコモの回線を使用しています。月間30GBの大容量が2,000円未満と格安な料金で、通信費を大幅に節約できます。月間のデータ量を使い切ってしまった場合でも、200円/1GBの割安な料金で追加できます。
専用の通話アプリを使わず、標準の電話アプリから通話できるのも特徴で、9円/30秒と通話料金が割安であることもおすすめポイントです。さらに、20GB/月以上のプランでは「6分かけ放題」が付属する点も節約に大きく貢献します。
HISモバイル
料金プラン一覧| 実は筆者も「自由自在3.0プラン」をサービス開始直後から契約しており、6分かけ放題付きの20GBを利用しています。ドコモ回線なのでエリアは広範で、通信に若干ムラがあるのが難点ですが、概ね良好に利用できています。今月の利用量をみて次月の容量を変更できるので、フレキシブルに通信量を利用量にフィットさせることができます。 |
SIM対応タブレットならデータ通信専用プランも検討
タブレットをスマホとは別に持つ場合は、HISモバイルのデータ通信専用プランも選択肢です。音声通話が不要なら、データ通信に特化したプランを選ぶことで、用途に合った通信費に調整できます。
| データ容量 | 月額(データ) | 月額(データ+SMS) |
| 1GB | 400円 | 480円 |
| 3GB | 580円 | 630円 |
| 7GB | 880円 | 930円 |
| 10GB | 1,100円 | 1,250円 |
| 20GB | 1,850円 | 2,050円 |
| 30GB | 2,720円 | 2,920円 |
ただし、タブレット用の回線を追加すると、スマホ側の通信費も必要となるので注意が必要です。
端末代と通信費を合わせて考える
タブレットは端末購入時のコストは比較的割安に済ませやすい一方、スマホと2台持ちにする場合は、通信費や持ち運びの負担も増える可能性があります。
一方、折りたたみスマホなら1台で大画面と通話機能を兼ねられます。
大画面をどの程度必要とするか、スマホとタブレットを別々に使いたいかを考えたうえで、端末代と月額料金の両方から自分に合った選択肢を検討する必要があります。
HISモバイル
料金プラン一覧まとめ|SIMフリーで使うなら用途に合った端末を選ぼう
10〜11インチクラスのタブレットは、動画視聴や資料閲覧、文書作成など、大きな画面を必要とする用途に適しています。端末価格を抑えやすく、現在使っているスマホをそのまま活用できる点もメリットです。
一方、Fold型の折りたたみスマホは、開けば約8インチの大画面、閉じれば通常のスマホとして使えるため、携帯性と画面の大きさを両立できます。スマホとタブレットの2台持ちを避けたい人にも向いています。また通信料金が1回線で済む点もメリットです。
どちらを選ぶか迷ったら、画面の大きさや作業性を優先するならタブレット、携帯性や通信費を含めた使い勝手を重視するなら折りたたみスマホを中心に検討するとよいでしょう。
また、SIMフリー端末を選ぶ際は、端末価格だけでなく、Wi-Fiやテザリングを利用するか、専用のSIMを契約するかによって変わる通信費も重要です。
HISモバイルなどの格安SIMも比較しながら、自分の用途と予算に合った端末を選びましょう。
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