Surface Goにおすすめの格安SIM!プライベートや仕事に使えるデータSIM
2022.08.01
Surface GoのLTEモデルのために格安SIMを探しておられるなら、この記事を参考にしてみてください。本記事では下記の点を解説します。
・Surface Goのスペック比較
・Surface Goを購入するおすすめの方法と価格
・Surface Goの運用におすすめの格安SIM
・格安SIMの契約容量の選び方
・データ通信量の上限を設定する方法
この記事を読めば、Surface Goを格安で運用できる方法がわかるだけでなく、維持費を抑えた分、今後端末を購入する際のグレードを上げることもできるでしょう。
Surface Goの特徴
画像提供元:Microsoft
Surface Goは2 in 1タイプで、ノート型パソコンとしてもタブレット型パソコンとしても利用できます。文字入力の作業が多いときはキーボードを使用してスムーズに入力し、Web閲覧やメディア視聴の際には、キーボードを外してタッチディスプレイ式のタブレットとして利用できます。
Surface Goはプライベートで大活躍
画像引用元:Surface Go 3|Microsoft
Surface Goはパソコンにしては小さく感じますが、タブレットとしてはごく普通の使いやすいサイズです。パソコンとスマホのいいとこ取りで、どこでもネット検索できてスマホより見やすいのが魅力的です。使い勝手がよく、プライベートでも大活躍してくれます。
主婦の方なら、キッチンに置いてレシピをチェックしたり、ショッピングサイトの商品を比較したりするのがスマホより見やすいでしょう。どうしても手を離せないときに、子供向けの動画を子守り代わりに見せられます。 共通する趣味や旅行の写真・動画を数人で見るのにも適しています。
また、通勤・通学時間にスマホより臨場感のある動画・ゲーム(※1)を楽しむことも可能です。タブレットサイズの図書館として電子書籍を読んだり、語学学習に利用したりでき、使い道は自由自在です。
※1 本格的なゲーム用端末ではない点には留意する必要があります。
Surface Goの使い方例
・キッチンに置いてレシピをチェック
・ショッピングサイトの商品を比較
・子供向け番組で子守り
・学習教材の利用
・共通する趣味や旅行の写真や動画を数人で見る
・通勤・通学時間にスマホより臨場感のある動画・ゲームを楽しめる
・タブレットサイズの図書館|電子書籍を読む
・語学学習
教育機関での利用
2019年12月に文部科学省によってGIGAスクール構想(1人1台の端末を使用した学習環境)が発表され、2020年度以降にはタブレットの需要が急拡大しました。
Surface Goの教育機関向けモデルはWi-Fi通信のみで、Officeソフトは基本的にオプションです。社会人になったときに会社でOfficeソフトを利用することを見越して、WindowsタブレットのSurface Goを選んだ学校もあります。
文部科学省によると、「半導体不足などの理由により納品が遅れる事態が発生している」とのことです。現在は、下記に示すように全体的な端末の配備が概ね完了していて、タブレットは教育機関でも活用されています。
「義務教育段階における1人1台端末の整備状況 令和3年度末見込み」
全自治体等のうち1,785自治体等(98.5%)がR3 年度内整備完了予定、27自治体(1.5%)がR3年度内整備未完了
引用元:文部科学省|義務教育段階における1人1台端末の整備状況(PDF)
参考情報:Surface Goの1人1台持ちで「社会に出てから活きる知識」を|Microsoft
Surface Goはビジネスに最適なWindowsタブレット
先程言及したように、日本企業の多くがWindowsパソコンを導入しているため、Surface Goはビジネスに最適なWindowsタブレットといえるでしょう。Surface GoはWindows搭載タブレットなので、法人の利用率が高いPowerPointやExcelとの互換性があります。
Surfaceシリーズの画面の縦横比は3:2です。一般的な16:9のワイドモニターの縦横比よりも約16%縦長になるので、頻繁にスクロールする作業を効率的に行えます。ノートパソコンよりも軽くてコンパクトで持ち運びやすいため、外回りのビジネスマンにおすすめです。
LTEモデルならSIMカード内蔵でネットにすぐ繋がる
Surface Go LTEモデルなら、SIMカードを内蔵できるので使いたいときにすぐネットに繋がります。これは当たり前のようですがとても利便性が高いです。Wi-Fiモデルを「出先で利用したい」と思ったときは、Wi-Fiスポットを探すのが大変な場合があるからです。
Wi-Fi環境がある場所でしか利用しないのであれば問題ありませんが、LTEモデルかWi-Fiモデルかを選ぶ際は慎重に検討してくださいね。
モバイルルーターを持ち歩くにしても、スマホやタブレットの他にルーターまで持ち運ぶのは少し不便です。見過ごされがちですが、モバイルルーターを利用するとそれぞれの充電状態の管理が面倒で、コンセント周りが「充電器だらけになるのが嫌」という方もおられます。
Surface GoならOfficeソフトとの相性がいい
ビジネスとの相性がいいSurface Goシリーズのタブレットは、Word・Excelなど、よく使用するOfficeソフトがそのまま利用可能で便利です。
ただし、一部Officeが付いていない製品もあるため、必ず購入前に確認しましょう。Microsoft Storeで販売されているSurface Goシリーズには、Microsoft Office Homeが標準搭載されています。
OSが大抵の企業に導入されているパソコンと同じですから、Windowsパソコンに慣れている方は操作しやすいでしょう。
Surface Go 3・Surface Go 2のスペック比較
画像引用元:Surface Go 3・Surface Go 2のスペック比較
Surface Go 3とSurface Go 2の主な違いは、OSとCPUです。Surface Go のWindows 10 Home (Sモード)が、Surface Go 3では最新(※1)のWindows 11 Home (Sモード)になっています。
※1 2022年6月時点
CPUは「Pentium Goldプロセッサー4425Y」から「Pentium Goldプロセッサー6500Y」へ、第8世代Intel Core m3が「第10世代Intel Core i3-10100Y」に向上しています。
Surface Go 3・Surface Go 2のスペック比較表
Surface Go 2 | Surface Go 3 | |
OS | Windows 10 Home(Sモード) | Windows 11 Home (Sモード) |
本体サイズ | 245x175x8.3㎜ | |
重さ | Wi-Fiモデル:544g LTE Advancedモデル:553g (キーボードを除いた重さ) |
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ディスプレイ | 10.5インチPixelSenseディスプレイ 解像度:1920×1280(220PPI) 縦横比:3:2 コントラスト比:1500:1 タッチ機能:10ポイントマルチタッチ |
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GPU | Intel UHDグラフィックス615 | |
CPU | Intel Pentium Goldプロセッサー4425Y 第8世代Intel Core m3 |
デュアルコアIntel Pentium Goldプロセッサー 6500Y 第10世代Intel Core i3-10100Y |
RAM | 4GB/8GB | |
ストレージ | eMMCドライブ:64GB SSDドライブ:128GB |
|
リアカメラ | 800万画素 (1080p HDビデオ) オートフォーカス |
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フロントカメラ | 500万画素 (1080p Skype HD ビデオ) |
500万画素 (1080p HD ビデオ) |
オーディオ | デュアルスタジオマイク Dolby Audio搭載2Wステレオスピーカー |
遠距離用強化デュアルスタジオマイク Dolby Audio搭載2Wステレオスピーカー |
対応バンド | LTE Advancedモデル 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 14, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 38, 39, 40, 41, 66 |
|
ワイヤレス | Wi-Fi:IEEE 802:11a/b/g/n/ac/ax Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー |
|
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 (標準的な使用状況の場合) |
最大10.5時間 (標準的な使用状況の場合) |
SIMトレイ | nanoSIM | nanoSIM eSIM |
外部端子 | USB-C x 1 MicroSDXCカードリーダー 3.5㎜ヘッドフォンジャック Surface Connectポート x 1 Surfaceタイプカバーポート |
参考情報:Surface Go 3・Surface Go 2のスペック比較
Surface Goの価格とおすすめの購入方法
2022年6月7日時点のSurface Go 3・Surface Go 2の価格は下記の通りです。ちょうどRakutenスーパーセール中だったため、確認した限りでは楽天市場が安いですが、記事が掲載される頃には価格が変わっているのでご了承ください。
Surface Go 3に関しては楽天市場と大きな差がないので、Rakutenスーパーセール後は価格.comがおすすめです。
いずれも新品・送料無料(※1)で、タイプカバー(キーボード兼カバー)に関しては別売りです。価格.comではSurface Go 2の方が高いので、それほど金額が変わらないのであればSurface Go 3の購入をおすすめします。
※1 離島など一部地域によって異なる場合があります。
楽天市場【最安値】
Surface Go 3:73,800円~(128GB/LTEモデル)
Surface Go 2:70,000円~(128GB/LTEモデル)
Surface Goタイプカバー:税込8,960円~
価格.com
Surface Go 3:税込73,980円~(128GB/LTEモデル)
Surface Go 2:税込76,580円~(128GB/LTEモデル)
Surface Goタイプカバー:10,123円~
Microsoft Store
Surface Go 3:税込107,580円~(128GB/LTEモデル)
Surface Go 2:税込79,795円~(128GB/LTEモデル)
Surface Goタイプカバー:12,980円~
Surface Go 3の価格|Microsoft Store
Surface Go 2の価格|Microsoft Store
※価格は時期によって変動します。
Surface Goタイプカバーは必要?
Surface GoタイプカバーはSurface Go専用として設計されているため、キーの間隔が適切で入力しやすく、操作性を求めるなら純性のものがいいでしょう。長文を入力する必要がないのであれば、画面上のタッチキーボードで十分です。
タイプカバーが別売りなのも、人によって求めるものが違うためなので、自分の利用スタイルに合わせて選びましょう。
Surface Goで使用できるSIMカードは?
Surface GoのLTEモデル(SIMフリーモデル)はデータ通信専用端末なので、格安SIMのカードは「音声通話SIM」ではなく、「データ専用」を選びましょう。データ通信を利用するLINEなどは使用可能ですが、電話番号を利用する音声通話には対応していません。
Wi-FiモデルかLTEモデルかを選ぶ
Surface Goを購入する際に、Wi-FiモデルかLTEモデル(SIMフリーモデル)のどちらかを選ぶ必要があります。
Wi-Fiモデルは比較的安いですがWi-Fi環境でのみ通信できるので、自宅や社内でしか利用しない場合に適しています。一方でLTEモデルのSurface Goは、Wi-Fiがなくても電波さえ届けば利用可能です。
LTEモデルのSurface Goは外回り営業や出張、外出先での利用に最適なタブレットです。毎月の月額料金がかかりますが、法人携帯業界で最安値のHISモバイルを利用すれば、個人的な利用でも通信コストを大幅に削減できますよ。
Surface Goの運用におすすめの格安SIM
Surface Goの利用におすすめの格安SIMプランは、HISモバイルの「データ定額440プラン」です。データ定額440プランは2022年5月に発表されたばかりの新プランで、同じ容量の他社プランと比べても業界最安値級のプランです。
「0円プラン」の終了を発表して話題になった楽天モバイルが、3GB以下の場合に一律1,078円になったことを考えると、その安さがある程度伝わるのではないでしょうか。
LINEMOやpovo(※1)は3GBで990円です。もちろん楽天モバイルやLINEMO、povoは音声通話SIMなので、全く同じ条件での比較ではありません。これらのプランにはデータ専用SIMがないため選択肢から外れるでしょう。
※1 povoの3GBプランは30日間
では、データ専用プランがあるmineoと比較してみましょう。20GBではmineoが少し安いですが、その他のプランはすべてHISモバイルが割安です。明確に比較できる1GBでは、HISモバイルがちょうど半額の440円で利用できます。
データチャージに関しては、mineoは100MBあたり55円と細かくデータ追加できます。しかし、1GBに換算すると550円のため、格安SIM業界の中でも最安でデータ追加できるHISモバイルと比較すると割高です。データ追加料金はHISモバイルの方が約74%OFFですね。
HISモバイルとmineoのデータ専用プラン料金比較表(税込) | ||
HISモバイル 「データ定額440プラン」 |
mineo 「マイピタ」 |
|
回線種別 | NTTドコモ回線 | NTTドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線 |
1GB | 440円 | 880円 |
3GB | 580円 | - |
5GB | - | 1,265円 |
7GB | 880円 | - |
10GB | - | 1,705円 |
20GB | 2,080円 | 1,925円 |
50GB | 5,880円 | - |
SMS | 50円 | NTTドコモ回線:132円 au回線:無料 ソフトバンク回線:198円 |
データチャージ | 200円/1GB (業界最安) |
55円/100MB (550円/1GB) |
※ 税込
参考情報:パケットチャージについて|mineo
Surface Go LTEモデルの契約容量は何GBがおすすめ?
適切な契約容量は、使い道と使用頻度によって人それぞれ大きく変わってくるため、一律の基準はありません。もし既にネット接続しているWindowsタブレットやパソコンがあるなら、目安として普段の使用量を確認できます。
テザリングを利用している場合は、携帯の通信料を確認してくださいね。
Windowsタブレット・パソコンの通信量確認方法
①「スタートボタン」➡②「 設定ボタン」➡③「ネットワークとインターネット」の順にクリックします。
下記の画像の「データ使用状況」をクリックします。
すると、「データ使用状況」が表示され、過去30日間に使用した各アプリのデータ使用量を確認できるので、通信プランを決める際の参考にするといいでしょう。
Surface Goでデータ通信量の上限を設定できる?
タブレットやパソコンは画面が大きくなる分、スマホよりもデータの消費が激しくなります。比較的データ通信の使用頻度が高くて通信量を抑えたい場合、上限を設定しておくと安心です。格安SIMでも不要なデータ通信は極力避けたいですよね。
Windowsタブレット・パソコンのデータ通信量上限設定方法
先程の「データ使用状況」の画面上に「制限を入力してください」という項目があるのでそちらをクリックすると下記のような画面が出てきます。あとは「データ通信量の上限」を選択すれば設定完了です。「単位」は「MB」「GB」の違いに注意してくださいね。
Windowsタブレット・パソコンの従量制課金接続設定
加えて、従量制課金接続設定しておくと、格安SIMの通信量を節約できます。先程は、下記の画面の「データ使用状況」をクリックしましたが、今回はその左にある「プロパティ」をクリックします。
最後に、画面下部にある「従量制課金接続として設定する」という項目をオンにすれば設定完了です。
まとめ:Surface Go向けのデータ通信プランはHISモバイル
Surface GoのLTEモデルでも、「HISモバイルなら格安で利用できる」とわかりました。格安SIMでランニングコストが抑えられる分、今後のバージョンアップも含めてSurface Goの最新モデルを検討してもいいですね。仕事やプライベートでぜひご活用ください。
※本記事で使用しているSurface Goの画像は、Microsoft社の許可を得て使用しています。
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