
M2Mとは?IoTとの違いやメリット・デメリットを紹介
2025.01.31
現代では、インターネットをはじめとしたネットワークには、スマホやパソコン、タブレットだけでなく、さまざまな機器が接続され、利用されています。
そのようなテクノロジーとして、M2M(エムトゥーエム)や、IoT(アイオーティ)が挙げられます。
これらはさまざまな企業などで導入されるようになってきており、消費者の生活をより豊かにする可能性があるだけでなく、人材不足の問題を補ったり、業務上のミスを減らしたり、人件費を抑えるなど、多くの可能性が注目されています。
本記事では、これらのうちで特にM2Mを取り上げ、M2Mとはそもそも何なのか、なぜ注目されているのか、IoTとの違いやメリット・デメリットなどを紹介します。
M2MやIoTにご興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事で紹介している金額は、全て税込金額です。
※本記事で紹介しているプラン・サービス等は、執筆時(2025年1月末日時点)のものです。
M2Mとは何か?

まず、M2Mとはそもそも何であるのかを確認しましょう。M2Mは、”Machine to Machine(機械から機械へ)”の略語です。その名称のとおり、機器同士が直接、互いに通信しあう技術のことをいいます。
これまで、機器同士の通信はあり得ましたが、基本的には人間が操作し、管理・制御していました。ところがM2Mの場合、人間がその都度関わる必要がなく、機器同士が自動的に通信をおこないます。そして通信でやり取りした情報に基づき、それぞれの機器がお互いに制御し合います。
M2Mの具体例
次に、M2Mが具体的にどのようなところで利用されているのか確認してみましょう。
例えば自動車の自動運転にも、M2Mが利用されます。自動車の自動運転にとって、何よりも大切なことは、乗車している人や歩行者、ほかの車の安全を守ることです。
そのため、自動運転で動く自動車は、周囲の状況を正確にキャッチし、制御されなくてはなりません。周囲の状況を、自動車に搭載された赤外線センサーやカメラ、ミリ波レーダーなどが把握し、その結果をM2Mでほかの機器に送信し、必要に応じて自動ブレーキが作動するようにします。
また同じく、センサーや画像などでその場に人がいるかいないかをキャッチし、照明のオン・オフや明るさを切り替える照明制御システムも、M2Mが利用されている例です。
このほか、農業分野での温度や湿度の管理などにも利用されます。温度や湿度はもちろん、日照時間などをキャッチし、それらを踏まえて冷暖房や窓の開閉などを制御することで、作物が育つのに最適な環境が維持されるのです。
もちろん、ここで挙げた以外にも、多くの分野・さまざまな場面でM2Mが利用されています。
M2Mが注目される理由

M2Mは、現代、注目されているテクノロジーの1つです。その背景には、より便利で役立つサービスを実現させたい、業務効率を上げたい、人手が足りない、ヒューマンエラーを減らしたい、など複数のニーズがあります。
- M2Mによってより質の高い商品・サービスを提供したい
(より安全な自動運転を備えた自動車、栄養価が高く美味しい野菜、安全で扱いやすい病院用・介護用ベッドなど) - 業務効率を上げたい
(機器の故障・不具合をすぐに把握したい、業務の一部をM2Mで自動化したいなど) - 人手が足りない
(業務を自動化することで、最低限の人手で業務を継続したい) - ヒューマンエラーを減らしたい
(精度の高いセンサーや制御の仕組みを導入することで、人間による作業につきもののヒューマンエラーを回避したい)など
これらのニーズを満たす可能性がM2Mにはあり、とても期待されているということです。
M2MとIoTの違い
機器同士が通信をおこなうテクノロジーとして、M2MのほかにIoTも有名です。ここまでのM2Mの説明を読まれた方のなかには、「M2MってIoTとどう違うの?」と、疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか。
確かに、M2MとIoTには共通点がありますが、違っている点もあります。ここからは、M2MとIoTの違いについて、確認してみましょう。
M2Mの特徴
M2Mは既述のとおり、複数の機器同士が直接通信をおこない、お互いを制御するテクノロジーでした。
M2Mの場合、通信は携帯電話通信網が利用されることが多いです。また、ネットワークを介して通信がおこなわれますが、そのネットワークはインターネットのようなオープンな(不特定の他者にまで解放された)ネットワークではなく、クローズドな(工場内の特定の機器間だけなど限定された)ネットワークが利用されることが多いです。
また、M2Mがよく使われるのは、より素早いフィードバックが求められる分野(例えば自動運転の制御)、シンプルで正確な制御が求められる分野が多いのも特徴といえます。
IoTの特徴
IoTは、”Internet of Things(モノのインターネット)”の略語です。あらゆるものをインターネットに接続し、それらの利便性を高めるテクノロジーとして注目されています。
M2Mの場合は、機器間の通信には、必ずしもインターネットが利用されるわけではありませんでした。しかし、IoTの場合、その名称からも分かるとおり、インターネットに接続することが大前提です。
そして、M2Mはクローズドなネットワークが使われることが多いのに対し、IoTはインターネットに接続するため、オープンなネットワークに依拠したテクノロジーであるといえます。
このほかの特徴としては、IoTの場合は機器がキャッチしたデータがインターネット経由で蓄積・統合・分析され、そのデータに基づいて多様な操作がおこなわれることもあげられるでしょう。
両者の違い
M2MとIoTの主な違いをまとめると、下表のようになります。
テクノロジー | M2M | IoT |
ネットワーク | クローズド (携帯電話通信網が一般的) | オープン (基本的にインターネットに接続) |
プロセス | 情報収集→制御 | 情報収集→データの蓄積・統合・分析→制御 |
導入場面 | 迅速な制御が必要な場面単純かつ正確な制御が必要な場面 | 複雑な操作が必要な場面多様な操作が必要な場面データの蓄積や統合、分析が必要な分野 |
セキュリティリスク | ◯ | △ |
導入コスト | △ | ◯ |
ネットワークや動作のプロセス、主な導入場面などについては既述のとおりです。
それ以外の違いとして、セキュリティリスクと導入コストの2つが新たに挙げられます。
まず、一般的にM2Mがクローズドなネットワークを利用するのに対し、IoTがオープンなネットワーク(インターネット)を利用するため、後者のセキュリティリスクがより高いとされます。
M2Mもセキュリティリスクが全くないわけではありませんが、インターネット接続を前提とするIoTの方が、よりサイバー攻撃などのリスクが高いといえるでしょう。
逆に、コスト面についてはIoTの方が低コストで済む可能性があります。なぜなら、M2Mは規格の標準化がなされておらず、接続できる機器が限られるうえ、機器ごとに独自のプログラムを開発しなくてはならないケースもあり、コストが高くなる可能性があるからです。
逆にIoTの場合、多くの機器が対応しており、安価な機器を使ってシステムを作ることも可能です。
もちろん、利用方法によってかかるコストが変わるので一概には言い切れませんが、コストを抑えるという観点でいうと、IoTの方が低コストで実現しやすいでしょう。
M2Mのメリット

続いて、M2Mの代表的なメリットを確認してみましょう。
- 作業効率が上がる
- ヒューマンエラーが減る
- 人件費を抑えられる
それでは1つずつ確認していくことにします。
作業効率が上がる
M2Mを導入することで、必要な作業が自動化されます。これまで人が情報をチェックし、判断して操作していた作業工程を、機器が自動的におこなってくれるため、作業にかかる時間が短縮され、作業効率が上がる効果があります。
ヒューマンエラーが減る
人間が作業をおこなう場合、そこにはヒューマンエラーのリスクがどうしても存在します。
もちろん、ヒューマンエラーを防ぐための対策も存在します。作業員を訓練する、ミスが起きにくい作業工程にする、間違えがすぐに見つかりやすい環境にする、ヒューマンエラーが発生しても影響が少ないようにする、作業員の疲労度やストレスを把握し、ケアするなどです。
ただし、これらの対策をおこなっても、ヒューマンエラーを完全になくすことは難しいかも知れません。一言でヒューマンエラーといってもその原因は多様にあり、作業員の思い込み、勘違い、気の緩み、手抜き、疲労やストレス、慣れ、油断、緊張のし過ぎや、逆に緊張の欠如など、いろいろなことが原因となって発生する可能性があるからです。
しかし、M2Mを導入し、作業を自動化してしまえば、人間特有のヒューマンエラーは回避することができます。
人件費を抑えられる
M2Mを導入して作業を自動化すれば、人間の作業量を減らすことができます。既述のとおり、現在は多くの現場で人手不足が問題になっています。
人手が少なくても、M2Mを導入すれば、少ない人員でも事業を継続できる可能性が増すでしょう。
また、M2Mを導入することで必要な作業量・人手が減り、人件費を抑えられるメリットもあります。
M2Mのデメリット
M2Mにはデメリットもありますので、それらも把握しておきましょう。代表的なデメリットは以下のとおりです。
- サイバー攻撃のリスクがある
- 安定した通信環境の準備が必要
- 初期費用・運用コストがかかる
それではこれらについて、1つずつ確認していきましょう。
サイバー攻撃のリスクがある
サイバー攻撃は、インターネットやデジタル機器を使い、ネットワークやそこに接続している機器に不正にアクセスしたり、機能を停止させたりする犯罪行為です。
既述のとおり、インターネット接続を前提とするIoTの方が、一般的にM2Mよりサイバー攻撃に遭うリスクが高いといえるでしょう。
しかし、M2Mにサイバー攻撃のリスクが完全にないかというと、そうではありません。M2Mのようにクローズドなネットワークを使う場合でも、サイバー攻撃を受ける可能性はあります。
例えば、そのネットワーク内に接続しているパソコンにUSBを挿したところ、そのUSBからマルウェア(悪意のあるソフトウェア)が読み込まれ、ネットワークに接続している機器が誤作動するといったようなリスクがあります。
インターネットに接続していなくとも、セキュリティ面への注意は必要です。
安定した通信環境の準備が必要
IoTが導入される場合に比べ、M2Mが導入される場合の方が、機器の素早い制御が求められるケースが多いです(例えば自動ブレーキなど)。
ところが、もし機器同士の通信環境が不安定で接続が切れたり、通信速度が遅くなってしまったりすると、機器間の情報の送受信・制御がスムーズにおこなわれなくなってしまいます。これは、M2Mにとっては致命的です。
そのため、M2Mを導入する場合には、安定した通信環境をあらかじめ準備することが大前提であると言えるでしょう。
M2Mでは携帯電話通信網が使われることが一般的ですが、携帯電話通信網が一般的に高い安定性を持っていることも、その理由の1つとされます。
※HISモバイルでは、安定性に定評があるドコモ・ソフトバンク回線を利用したM2M・IoT向けのSIMを提供しています。詳しくはこちら(https://his-mobile.com/iot)をご覧ください。
初期費用・運用コストがかかる
既述のとおり、IoTに比べ、M2Mの場合には対応機器が限られてしまいます。IoTの場合は安価な機器を利用することで全体のコストを下げることができますが、M2Mの場合にはそのようなコスト削減がしにくいでしょう。
そのため、IoTに比べ、初期費用・運用コストが多くかかってしまう可能性があります。
IoTのメリットとデメリット

続いてIoTについても、そのメリットとデメリットを整理してみましょう。代表的なメリットはコスト削減しやすい点、逆にデメリットはサイバー攻撃のリスクがM2Mに比べて高いと考えられる点です。
メリットは低いコスト
既述のとおり、IoTに対応している機器は多数あります。そのなかには高価な機器もありますが、安価な機器が見つかる可能性もあります。
つまり、安価な機器を選択することで、低コストでIoTのシステムを作れる可能性があるということです。
利用可能な機器が限られるM2Mに比べ、この点はメリットといえるでしょう。
デメリットはサイバー攻撃のリスク
デメリットは既述のとおり、サイバー攻撃のリスクが一般的にM2Mよりも高い点です。もちろん、M2Mの場合でも、サイバー攻撃のリスクはゼロではありませんでした。
しかし、IoTはインターネットに接続している分、M2Mよりもリスクが増えると考えられます。
通信の暗号化、パスワードを初期設定から変更する、プログラムを常に最新バージョンに更新しておくなど、セキュリティ面での対策が必要です。
また、IoTの場合でもM2Mの場合でも共通ですが、スマホやパソコン以外の機器の場合、「ネットワークに接続している」ということをつい忘れてしまいがちです。セキュリティ対策の意識が薄くなったり、異常があっても気が付かなかったりする可能性があるので、十分に注意しましょう。
HISモバイルのIoT・M2Mの4つのメリット
HISモバイルでは、IoT、M2M向けのSIMを提供しています。ここでは、HISモバイルのIoT、M2M向けのSIMのメリットについて紹介します。
主なメリットは以下の4つです。
- コストの低さと使いやすさ
- 安定した通信環境
- 多くの機器に対応
- さまざまな業界・サービスに導入可能
それでは1つずつ見ていくことにしましょう。
1. コストの低さと使いやすさ
HISモバイルのIoT、M2M用SIMカードには、複数の料金プランがあります。また、企業ごとの利用内容に合わせ、個別にオーダーメイドのプランを用意することも可能です。
定額のプラン(利用量に関わらず、毎月決まった額のお支払い)、従量制プラン(毎月、実際に使ったデータ量に応じてお支払い)の両方から選択可能です。
下表は、定額プランの一例です。
用途 | データ容量/月 | 回線 | 規制後 最大速度 | 基本使用料/月 | 初期費用 /回線 |
低容量 低速 | 〜100MB | NTTドコモ | 200kbps (理論値) | 198円 | 3,300円 |
汎用容量 | 〜1GB | 490円 | |||
〜3GB | 620円 | ||||
〜5GB | 1,020円 | ||||
〜10GB | 1,620円 | ||||
〜15GB | 2,995円 | ||||
大容量 | 〜30GB | 5,775円 |
定額プランの場合、月毎に利用するデータ容量が決まっており、そのデータ容量によって基本使用料が変わります。決められたデータ容量を超えた場合でも利用し続けることはできますが、その場合は速度規制がかけられ、通信速度が最大200kbpsになります。
もし、決められたデータ容量を超えて(速度規制がかかることなく)利用し続けたい場合には、オプションのデータチャージ(1GBあたり275円〜330円)を購入することも可能です。
なお、定額プランの場合は利用可能な回線がNTTドコモのみですが、従量課金制プランの場合はソフトバンク回線も選択可能です。
※HISモバイルが提供するIoT、M2M向けサービスの詳細はこちら(https://his-mobile.com/iot)をご覧ください。
2. 安定した通信環境
既述のとおり、M2Mでは安定した通信環境が必須です。また、IoTにおいても、安定した通信環境が整えられていないと、問題が発生するケースがあるでしょう。
通信環境が不安定で通信が頻繁に切れる、通信速度が低い、といった状況になってしまうと、機器同士の情報送受信や制御がスムーズにおこなわれません。さまざまな支障が生じ、重大な事故につながってしまうこともあるかも知れません。
その点、HISモバイルの提供するSIMはNTTドコモ回線・ソフトバンク回線を利用しているので、安心できるでしょう。
3. 多くの機器に対応
HISモバイルが提供するIoT、M2M用のSIMは、非常に多くの機器で利用が可能です。
- 農業用ドローン
- 自動操縦システム
- 監視カメラ
- 太陽光遠隔管理システム
- 介護・見守り用機器など
M2M、IoTの導入を検討されている方は、ぜひ対応機種を調べてみてください。
HISモバイルのIoTの動作確認済み機種についてはこちらをご覧ください。
4. さまざまな業界・サービスに導入可能
HISモバイルの提供するIoT、M2M用SIMは、多くの機器に対応しており、さまざまな業界・サービスで導入可能です。
実際に、下記のような導入事例があります。
- キャッシュレス決済
- バス事業
- 高齢者見守りサービス(無線センサー)
- セキュリティ事業(SIM内蔵カメラ)
- 電気事業(太陽光発電の発電量モニタリング遠隔監視装置)
- 電気自動車の充電インフラ整備
- 農業(スマート農業・自動操縦システムでのデータ通信)など
もちろん、ここで紹介している事例に当てはまらない業界・サービスでも導入できる可能性はありますので、ご興味がある場合はHISモバイルに問い合わせてみることをおすすめします。
HISモバイルのIoT、M2Mの導入事例について、詳しくはこちらをご覧ください。
HISモバイルのIoT・M2Mのサービス例

最後に、HISモバイルが提供しているサービスの具体例をいくつか紹介します。
M2Mアダプタ
M2Mアダプタは、M2M、IoTで機器をネットワークに繋ぐのに使われる、小型のルーターのことです。
M2Mアダプタのなかにもさまざまな製品がありますが、通常のルーターと違い、M2M向けに設計されているのが特徴です。
- 耐久性が高い・対環境性能が高い:屋内だけでなく、屋外も含めたさまざまな環境で使われることを想定し、幅広い環境で支障なく使えるように配慮されている
- 安定して稼働:M2MやIoTは、管理者から離れた場所にアダプタや機器が置かれているケースが多い。そのため、トラブルが発生しにくく、いつでも安定して稼働する点に重点を置いて設計されている
HISモバイルの提供するSIMは、M2Mアダプタに利用することで、監視装置や情報送信システム、家電などをネットワークに接続し、遠隔での監視・管理を可能にします。
※HISモバイルが提供するIoT、M2M向けSIMについて、詳しくはこちら(https://his-mobile.com/iot)をご覧ください。
自動操縦システム
既述のとおり、スマート農業での自動操縦システムに利用されています。
メリットとしては、
- 月額198円〜と、安価で利用可能
- 企業だけでなく、個人事業主でも利用可能
- 安定性に定評のある通信回線である、NTTドコモ回線を利用
- 動作確認済みの機種を使えば安心して利用できる
- 設定が簡単。基本はSIMカードを機器に挿入すれば利用できる
などが挙げられます。
コストが低く、動作や安定性についても安心して利用でき、利用方法も簡単である点が喜ばれています。
※HISモバイルが提供するSIMの動作確認済み機種について、詳しくはこちらをご覧ください。
※HISモバイルが提供するSIMの、スマート農業への導入事例について、詳しくはこちらをご覧ください。
決済システム
近年、紙幣や硬貨などの現金を使わず、クレジットカードや電子マネーで支払う、あるいはスマホを利用して支払う「キャッシュレス決済」が拡大しています。その背景には、消費者にとっての使いやすさ・利便性があると考えられます。
- 現金を持ち歩かなくても支払いができる
- 精算がすぐに、スムーズにできる
- 支払いの履歴が保存されるのであとから確認しやすい
- クレジットカードや電子マネーなどのポイント還元を受けられる場合が多いなど
キャッシュレス決済の際には、カードリーダーやスマホ、タブレットなどの端末が利用されますが、HISモバイルのSIM は、それらを使った決済システムも支えています。
※HISモバイルが提供するIoT、M2M向けSIMについて、詳しくはこちらをご覧ください。
現場管理
現場を管理するのにも、HISモバイルの提供するSIM は役立ちます。
HISモバイルのSIMは複数の監視カメラで動作確認が取れています。これらのカメラを現場に設置し、ネットワークに繋げば、離れた事務所などから遠隔で現場の状況が確認可能です。
※HISモバイルが提供するSIMの動作確認済み機種について、詳しくはこちらをご覧ください。
※HISモバイルが提供するIoT、M2M向けSIMについて、詳しくはこちらをご覧ください。
医療・介護用ベッド
高齢化に伴い、医療・介護用ベッドのニーズも高まっています。こうしたベッドにも、HISモバイルのSIMは導入可能です。
ベッドに取り付けられたセンサーが、利用者の睡眠状態や離床、転倒などの状況をキャッチし、伝えてくれます。
ケアが必要な利用者の見守りを自動的におこなってくれるため、介護者の負担が軽減され、ゆとりが生まれます。
※HISモバイルが提供するIoT、M2M向けSIMについて、詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
本記事では、最近注目されているM2M、IoTについて、特にM2Mを取り上げ、M2Mがそもそも何なのか、なぜ注目されているのか、IoTとの違いやメリット・デメリットなどを紹介してきました。
M2MやIoTは、機器同士が情報を送受信・制御をおこなうことで業務を自動化してくれる仕組みです。
人手不足やキャッシュレス化などが進むなかで、こうしたテクノロジーの需要はますます高まっています。
期待度の高いテクノロジーではありますが、導入コストが必ずしも高いとは限りません。低コストで導入できる魅力的なサービスもありますので、ぜひ情報を集め、検討してみてください。
関連の記事