スマホへの着信は別の電話に転送できる
転送機能を活用すれば、スマートフォンの着信を別の電話に転送できます。
「携帯への着信には必ず対応したいが、会議や商談で対応できない時がある」
「お客様からのお問い合わせを取り逃したくない」
このように考えている人は、スマホで転送電話を活用しみてはいかがでしょうか。事務やアシスタントの人へ電話を転送することで、その場で問い合わせに対応したり要件をヒアリングしたりできます。
転送電話に対応している通信回線を利用していることが前提
スマホで転送電話を利用するには、対応している通信回線を利用する必要があります。転送電話に非対応の通信サービスでは機能を利用できません。
たとえばNTTドコモのオンライン専用廉価プラン「ahamo」の場合、転送電話に対応していません。
Q.キャッチホン、留守番電話サービス、転送でんわサービスは利用できますか?
A.ahamoでキャッチホン、留守番電話サービス、転送でんわサービスは、ご利用いただけません。
※ドコモで各サービスをご契約中の場合、自動解約となります。
引用:よくある質問|ahamo
契約中のキャリアや乗り換え先で転送電話を利用できるかどうかは、「(キャリア名) 転送電話」でネット検索すると分かります。キャリアショップで店員に直接質問するのもおすすめです。
転送電話を利用するのは申し込みが必要
スマホで転送電話を利用するには、基本的に各キャリアで申し込みを行う必要があります。たとえばNTTドコモの場合、転送電話サービスを利用するには申し込み(無料)が必要です。
申し込んだ後に設定を行うことで、スマホでも転送電話を利用できるようになります。
ただしキャリアによっては申し込み不要で転送電話を利用できるところもあります。
HISモバイルなら転送電話の料金がお得
格安SIMでお得に転送電話を利用するならHISモバイルがおすすめです。
格安SIMでは珍しく、HISモバイルは転送電話の通話料が「9円/30秒」と安くてお得です。たとえば多くの格安SIMでは、専用の電話アプリを利用して音声通話を利用すると、標準の通話アプリより通話料が安くなります。
●標準アプリの通話料金:22円/30秒
●専用アプリの通話料金:8~11円/30秒*
*キャリアや利用条件によって異なる
しかし、転送電話は専用アプリの通話料金が適用されないため、標準アプリの通話料(22円/30秒)が請求されます。
HISモバイルの場合は、専用アプリを利用しなくても通話料金が「9円/30秒」と安いです。転送電話の場合も同じ料金で通話できるため、長時間通話を利用する人におすすめです。さらに転送電話はかけ放題オプションの適用対象となっています。
格安SIMユーザーで転送電話を利用する機会が多い人、音声通話を利用する機会が多い人はHISモバイルとの契約を考えてみませんか。
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転送電話を利用する方法

転送電話の設定方法を3つご紹介します。
●携帯電話から設定する
●携帯以外の電話から設定する
●スマホの機能を活用する
端末を選ばず手軽に転送電話の設定を行える「電話からの設定」がおすすめです。まずは携帯電話から設定する方法を見てみましょう。
携帯電話から設定する
携帯電話から転送電話の設定を行う方法です。たとえばHISモバイルのドコモ回線では、下記の方法で転送電話を設定します。
【転送電話を開始する場合(ドコモ回線)】
1.「1421」へ発信する
2.ガイダンスに従って操作を行う
【転送電話を停止する場合(ドコモ回線)】
1.「1421」へ発信する
2.ガイダンスに従って操作をする
【転送電話の設定を行う場合(ドコモ回線)】
●「1429」へ発信する
●(転送先の登録・変更)「3」を選択
●(設定の確認):「4」を選択
●(呼び出し時間の設定):「1」を選択
●(ガイダンスの有無の設定):「2」を選択
電話するだけで転送電話の利用設定を行えるため便利です。
携帯以外の電話から設定する
携帯電話以外の端末からでも、転送電話の設定を電話で行えます。たとえばHISモバイルの場合、携帯以外から転送電話を設定する方法は下記のとおりです。
【転送電話の開始(ドコモ回線)】
1.「090-310-1421」へ発信
2.「携帯電話番号」と「ネットワーク暗証番号(4桁)」を入力
3.これ以降は携帯電話からの設定方法と同じ
【転送電話の停止(ドコモ回線)】
1.「090-310-1420」へ発信
2.「携帯電話番号」と「ネットワーク暗証番号(4桁)」を入力
手元に携帯電話がなくても、転送電話の開始と停止は電話で手続きできます。
スマホの機能を活用する
スマートフォンの設定アプリから転送電話の設定もできます。iPhoneの場合は、iOS 13以降の端末であれば下記手順で設定できます。
1.「設定」アプリを開く
2.「電話」→「自動電話転送」をタップする
3.「自動電話転送」をタップしてオンにする
4.転送先の電話番号を入力する
Androidスマートフォンの場合は、下記の手順で設定を行えます。
1.「電話」アプリを起動する
2.「メニュー」→「設定」→「通話」→「着信転送」を選択する
3.転送の実施条件を選択する(通話中に転送する、着信不能時に転送する、など)
4.転送先の電話番号を入力する
※Android 8.0での設定方法です。OSのバージョンによって手順や名称が異なる可能性があります。
ただし、転送電話に対応していない回線の場合は上記の方法でも設定を行えません。転送電話を利用するなら必ず対応している通信回線を利用しましょう。
転送電話のやり方を理解してさっそく設定してみよう

本記事では転送電話を利用する際の注意点や設定方法についてご紹介しました。スマホから別の電話に転送する場合は、ぜひ今回紹介した内容を参考に設定を行ってください。
なおHISモバイルは転送電話も「11円/30秒」で利用できます。一般的なスマホの通話料金は「22円/30秒」なので、通話費が半額になります。また「かけ放題」「無料通話」といった通話オプションは、転送電話サービスによる通話にも適用されます。
転送電話を頻繁に利用する人はHISモバイルへの乗り換えを考えてみませんか。かけ放題オプションの詳細は通信プランによって異なるため、詳細は下記からご確認ください。
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HISモバイル編集部
格安SIMや格安スマホを、「お得に」「安心して」利用する上で知っておきたい情報を発信しています。ぜひ記事を参考にして、格安SIMのある生活を送りましょう!
喜田 宗彦(きた かずひこ)
2014年の某MVNOを皮切りに、これまで20社以上30プラン超を利用してきた格安SIM好きで、常に「安くて速いSIM」を探しています。
端末はiPhone 4s以降ずっとiPhone派で、タブレットはiPad、時計はApple WatchというAppleフリークでもあります。Androidスマホは数年に1台買い替える程度です。
趣味はキャンプや車中泊で、小型キャンピングカーを所有しています。
勝箆 孝道(かつの たかみち)
iPhone8・iPad Air・PCを駆使し、格安SIMを月に80GB以上使い倒す福岡在住のヘビーユーザー。世界中のビーチリゾートが大好物で、愛機のiPhone8で写真を撮るのが趣味。スマホ・写真・音楽が好きな、書いて・撮って・歌えるライター。コロナが収束したらインドネシアの秘境を撮影するために渡航予定だが、海外の海に夢中になってSIMフリースマホを2回水没させた経験から「決して海パンのポケットにiPhone8は入れない」と妻に誓った。MNO2社のコールセンターに計12年以上勤務し、通信サービスに精通。新人教育、ベテラン指導を経験。
小林 優太(こばやし ゆうた)
長野県在住のフリーランス・ライター。Apple製品好きで、使っているスマホはiPhone 8。iPhone歴10年以上。MacBook AirとiPadも愛用中。
さまざまなスマホや格安SIMにも興味があり、情報を集めてわかりやすくまとめるのが得意。
皆様のスマホライフがより豊かになる情報をお伝えしていきます!
国立 久吉(くにたち ひさよし)
フリーのライターとして活動している、国立 久吉と申します。格安SIMや光回線、その他企業向けのサービス紹介記事などを主に執筆しております。
真白 ほろ(ましろ ほろ)
Webライター。格安SIM歴は4年。シェアハウスで出会った彼と、民泊サービスを活用したノマドライフを楽しんでいます。暮らしに新しいテクノロジーを取り入れながら、日々をゆったりと過ごすのが好きです。本メディアでは、格安SIMの魅力をご紹介します。
前田 ひろし(まえだ ひろし)
これまでドコモ・auなどの大手キャリアから、Yモバイルや楽天モバイルなどの格安SIMの利用を経験。現在は、HISモバイルの格安弐拾プランをお得に利用中。ライターとしての執筆活動では、格安SIM・光回線・ポケットWiFiなど回線系のジャンルを得意としている。
山根 厚介(やまね こうすけ)
東北大学工学部中退。2002年~2017年、広島県警察。主に刑事部門で勤務。
現在はライティングなどを中心に活動中。得意ジャンルは教育、IT関係など。
【保有資格】情報セキュリティスペシャリスト、2級FP技能士、TOEIC830など