Androidスマホの動作が重い3つの原因と12の対処法【画像解説付き】

スマホを使っていて、「動きが重い・鈍い」と感じることがあるかもしれません。大抵の場合はストレージとメモリの不足が要因です。この記事では、スマホの動作が重い3つの原因と、特にAndroidスマホの動作を軽くするためにできる12の対処法を画像付きで解説します。

Androidスマホは機種やOSのバージョンによって操作方法やデザインが異なりますが、基本的な手順は似ているので、ぜひ参考にしてスマホの動作を改善してくださいね。

【原因別】Androidスマホの動作が重いときにできる12の対処法

Androidスマホの動作が遅いとき、最初にすべきなのは内蔵ストレージの容量を確認することです。スマホの設定から内蔵ストレージの容量を確認し、容量が少ない場合には不要なデータを消去して内蔵ストレージの容量を空けましょう。そして、メモリの負担をできる限り軽くするように心掛けてください。

原因別に考えると、Androidスマホの動作が遅いときには下記の12の対処法があります。1つずつ確認していきましょう。

内蔵ストレージの空き容量が少ない
1.不要な動画・写真を削除
2.使用していないアプリをアンインストールする
メモリ・CPUの負担が大きい
3.キャッシュをクリアする
4.ジャンクファイルを一括削除
5.ウィジェットを削除する
6.バックグラウンドで実行中のアプリを停止する
7.ライブ壁紙を静止画像の壁紙に変更
8.OS・アプリをアップデートする
9.再起動
10.【最後の手段】バックアップして初期化
11.自分に合ったメモリ・スペックのスマホに変える
インターネット回線の問題
12.サブ回線を契約する


1.不要な動画・写真を削除

Tik TokやInstagramなど写真や動画をシェアして楽しめるSNSが流行り、写真などを撮影する機会が増えた方もおられるでしょう。スマホのカメラは画質がどんどん上がっているため、動画や写真がストレージの大部分を占めてスマホの動作を低下させる可能性があります。

連射やミスショット・スクリーンショットなどは削除しましょう。特に動画は容量が大きくてストレージを圧迫するため、不要な動画を削除すれば効果は絶大です。「ジャンクファイルを一括削除」の見出しで後述する「クリーンアップ」をした後に画面をスクロールしていくと、下記の項目が表示されるのでお試しください。

●「ぼやけた写真の削除」
●「古いスクリーンショットの削除」
●「サイズの大きいファイルの削除」


※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。

写真整理アプリを活用
写真整理アプリを活用すると整理が楽です。「Photo Cleaner – 写真クリーナー」は、「重複」「類似した写真」を自動抽出できます。ファイルサイズの大きい動画などは、圧縮して容量を小さくするといいでしょう。

Photo Cleaner – 写真クリーナー|Google Play


オンラインストレージを活用する

写真や動画がたくさんあり過ぎて整理するのも面倒な場合は、Googleフォトなどのオンラインストレージにバックアップして、スマホ本体から削除するとよいでしょう。SDカードやHDに移すのも有効です。

「Android デバイスの空き容量を増やす

重要: この機能はデバイスから写真を削除します。
1.Android スマートフォンまたはタブレットで Google フォト アプリ を開きます。
2.Google アカウントにログインします。
3.アカウントのプロフィール写真またはイニシャル [空き容量を増やす] をタップします。
4.解放される容量が表示されます。スマートフォンからすべてのファイルを削除するには、[空き容量を増やす] をタップします。
5.写真や動画を表示するには、photos.google.com にアクセスするか、Google フォト アプリ を開きます。
バックアップした写真や動画の場合は、フォトのストレージ管理ツールを使用して、削除したいアイテム(不鮮明な写真、スクリーンショット、サイズの大きい動画など)を表示できます。詳しくは、ストレージを管理する方法をご覧ください。」

引用元:デバイスの空き容量を増やす – Android|Google フォト

Google フォト|Google Play


2.使用していないアプリをアンインストールする

スマホの動作が遅い場合、内蔵ストレージの容量を確認した後に行うべきなのは、使用していないアプリをアンインストールすることです。

システムアプリは削除できませんが、スマホから不要なアプリをアンインストールすると、スマホのパフォーマンスが向上する可能性があります。スマホの設定画面から不要なアプリをアンインストールし、スマホの動作を改善しましょう。

過去にインストールしたアプリは、Google Playストアの「アプリとデバイスの管理」画面から確認して、いつでも再インストール可能です。

【操作手順】
「設定」画面を開いて「アプリと通知」をクリックします。不要なアプリを選択して「アンインストール」➡「OK」をタップ。(例としてGoogle翻訳を選択しています。)



使用していないアプリを自動的に特定
Galaxy S10|S10
上記のように手動で不要なアプリを探すこともできますが、Android端末が使用していないアプリを自動的に特定してくれる機種もあります。
「ジャンクファイルを一括削除」の見出しで後述する「クリーンアップ」をした後、画面をスクロールしていくと、「使用していないアプリの削除」という項目が表示される場合があります。その際は「アプリの選択」➡削除するアプリを選択➡「アンインストール」の手順で操作してください。


※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。


3.キャッシュをクリアする

キャッシュは一時保存しているデータのことです。この仕組みのおかげで同じページを読み込む際の閲覧がスムーズになりますが、キャッシュが貯まり過ぎるとメモリ容量を圧迫したり、動作が重くなったりしてしまいます。
スマホの動作が遅く感じる場合、スマホの設定画面からアプリのキャッシュをクリアしてみてください。アプリ別にキャッシュを削除する方法を説明します。

【操作手順】 「設定」画面から「ストレージ」を開いて、特に容量の大きな項目を選択します。下記の画像では「その他のアプリ」を選択しています。効果の高い容量の大きなアプリを選択し、「キャッシュを削除」してください。(上から順に容量の大きなアプリが並んでいて、画像ではGoogleの「Chrome」を選択しています。)



※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。

すべてのアプリのキャッシュをクリアするのは手間ですし、1つの目安としてキャッシュが30MB未満のアプリは毎回対応する必要はないでしょう。


Galaxyシリーズは「デバイスケア」や「端末のメンテナンス」で解決

Galaxyシリーズは「デバイスケア」や「端末のメンテナンス」を使用すると、簡単にキャッシュクリアしてメモリを解放できます。

Galaxy S10|S10+では、設定メニューに用意されている「デバイスケア」*で簡単に解決できます。


Galaxy S10の「デバイスケア」設定画面。
「設定」アプリを開き「デバイスケア」を辿ると確認可能。
この機能はROMやRAMの状態を常にチェックし、自動的にスマホを最適化してくれます。簡単な操作でキャッシュなどの不要なデータを削除したり、未使用または裏側で稼働するアプリを終了したりできるので、設定に慣れていない人にとっては非常に便利です。
*Galaxy S9、Galaxy S9+より以前のモデルでは、「端末のメンテナンス」より設定可能です。

引用元:スマホが遅い原因「メモリ」の対策|Galaxy公式(日本)

4.ジャンクファイルを一括削除

ジャンクファイルとは、文字通り”がらくた”のファイルで、削除してもアプリの使用に影響はありません。優先度は低いですが、ジャンクファイルを削除する機能があればやっておきましょう。

「設定」➡「ストレージ」➡「空き容量を増やす」➡「クリーンアップ」➡「削除」
ジャンクファイルが一括削除されます。



※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。


5.ウィジェットを削除する

ウィジェットは、特定のアプリを開かなくてもホーム画面からアプリの情報を見られるショートカット機能です。ウィジェットは便利な反面バックグラウンドで動いていて、メモリを圧迫します。例えば天気アプリが現在地の情報を表示するようにウィジェットに設定すると、バックグラウンドで位置情報を取得します。

「スマホの動作が遅い」と感じるなら、ホーム画面のウィジェットを削除するとスマホの動作が改善するかもしれません。ウィジェットが多いとスマホの動作が低下する可能性があるので、必要ないウィジェットがあるなら削除しましょう。

【操作手順】
ウィジェットの削除はとても簡単で、下記の手順で行えます。

1.削除したいウィジェットを長押し
2.表示される「×」のエリアにドラッグ&ドロップ


※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。


6.バックグラウンドで実行中のアプリを停止する

スマホの動作が遅いときは、バックグラウンドで実行中のアプリを確認し、不要なアプリを停止しましょう。バックグラウンドで実行中のアプリが多いと、スマホの動作が低下する場合があります。不要なアプリを無効にすると、スマホの動作を改善できます。

【操作手順】
スマホの設定画面から「アプリと通知」を開き、停止したいアプリをタップして「強制停止」➡「OK」を押せば完了です。ここでは例として「Google TV」を選択しています。「アプリを強制停止するとアプリが正常に機能しないことがあります。」と表示されますが、システムアプリでなければ特に問題はありません。



「設定」➡「ネットワークとインターネット」➡「データ使用量」➡「アプリのデータ使用」の画面からアプリを選択して、バックグラウンドデータをオフにする方法もあります。下記の「Chrome」アプリのように、バックグラウンドデータをオフにしても支障のないアプリは設定変更するといいでしょう。


バックグラウンドで実行中のアプリによるメモリの問題でスマホの動きが鈍くなっていたのであれば、アプリの停止によってメモリが確保されて動作が軽くなるでしょう。

ただし、スマホとして正常に機能するためのシステムアプリを停止させないように注意する必要があります。また、コミュニケーションアプリを停止すると通知されなくなるので注意してください。停止しても問題ないかどうかは個人の判断で行ってください。

開いたアプリを閉じる
基本的な点ですが、自分で開いたアプリや検索画面が多数開いたままになってメモリを圧迫し、スマホの動作が遅くなる場合があります。ホームボタンなどでホーム画面に戻れば「アプリを閉じた」と思ってしまうのです。高齢の方に多いので、ご両親や祖父母が「最近スマホの動きが遅い」と言う場合にはチェックしてあげるとよいでしょう。

【操作手順】 ホーム画面の右下にあるマルチタスクボタンをタップすると、現在開いているアプリが一覧表示されるので、不要なアプリを停止しましょう。停止したいアプリの右上の「×」ボタンをタップして個別に閉じることもできますし、右下にある「すべて消去」をタップすれば一括で停止できます。


※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。


7.ライブ壁紙を静止画像の壁紙に変更

ライブ壁紙とはアニメーションなどを設定できる「動く壁紙」のことです。ライブ壁紙にすると待ち受け画面をオシャレに演出できますが、データ処理に負荷がかかりメモリに影響するため動作が遅くなります。ホーム画面やロック画面に静止画像を設定すると、ライブ壁紙を解除できます。

【操作手順】
「設定」➡「画面(またはディスプレイ)」➡「壁紙」➡「壁紙に設定」➡壁紙を選択してチェックマークをタップ。



※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。


8.OS・アプリをアップデートする

OS・アプリのアップデートは不具合の修正だけでなく、動作速度を改善させる場合があります。そのようなケースではOS・アプリのアップデートが効果的で、機能や安定性が向上してスマホの動作が改善します。
セキュリティ対策としても有効ですから、OS・アプリは通知がくる度にアップデートしておきましょう。アップデートするためには、ストレージに相応の空き容量が必要です。OSのアップデートを行うには、スマホの設定から更新をチェックし、最新のOSをダウンロードします。

【操作手順】
OSのアップデート方法

Android のアップデートを確認する
重要: 設定はスマートフォンによって異なる場合があります。詳しくは、デバイスのメーカーにお問い合わせください。
1.スマートフォンの設定アプリを開きます。
2.画面の下部で [システム] [システム アップデート] をタップします。必要に応じて、まず [デバイス情報] または [タブレット情報] をタップします。
3.アップデートのステータスが表示されます。画面に表示される手順に沿って操作します。

引用元:Androidのアップデート – Androidヘルプ|Google


アプリのアップデート方法

アプリのアップデートを確認する
1.Google Play ストア アプリ を開きます。
2.右上のプロフィール アイコンをタップします。
3.[アプリとデバイスの管理] をタップします。
4.[アップデート利用可能] で、アプリをすべて更新するか、特定のアプリを更新します。

引用元:アプリのアップデート – Androidヘルプ|Google


9.再起動

スマホを再起動すると、先述したキャッシュの問題やバックグラウンドで動いているアプリによるメモリの圧迫を同時に解消できます。

【操作手順】 再起動の方法はシンプルで、スマホの電源ボタンを長押しして「再起動」をタップするだけです。もし「再起動」や「電源を切る」ボタンが表示されない場合は、10秒以上電源ボタンを押し続けると再起動されます。


※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。


10.サブ回線を契約しておく

Wi-Fi接続しているのに通信が遅い場合は、Wi-Fiルーターやネット回線のトラブルの可能性があります。また、通信速度制限や通信障害の影響で表示速度が遅くなり、スマホの動作が遅く感じるケースもあります。そのようなときのためにサブ回線を契約しておくと安心です。

HISモバイルは2回線から選べて、契約しているデータ量を使い切った場合でも、格安でデータ追加できるのでおすすめです。HISモバイルでは下記の2回線から選べます。

●NTTドコモ回線
●ソフトバンク回線


NTTドコモ回線:自由自在290プラン
「自由自在290プラン」はNTTドコモ回線なので、楽天モバイル・ソフトバンク・au回線で利用している方はサブ回線として検討してください。通信障害のリスク回避に有効です。

「自由自在290プラン」は5段階のデータ容量から選べるプランで、1GBプランで契約して月間通信量が100MB未満の場合は290円です。7GBでも990円ですから、サブ回線としてコスパの高い料金設定といえます。業界最安値でデータ追加できるのも魅力的なポイントですね。

「自由自在290プラン」音声通話SIM料金表(税込)
1GB 【100MB未満】290円
【1GB】550円
3GB 770円
7GB 990円
20GB 2,190円
50GB 5,990円
データチャージ 200円/1GB(業界最安)
テザリング 無料
SMS
音声通話

「自由自在290プラン」の詳細を確認する

ソフトバンク回線:「ビタッ!プラン」
「ビタッ!プラン」はドコモ回線に加えてソフトバンク回線も利用できます。NTTドコモ・楽天モバイル・au回線に通信障害が起きたときのためのサブ回線として検討するといいでしょう。

「ビタッ!プラン」は6段階の段階制料金プランで、100MB以下の場合の料金は198円と業界最安級です。使用した通信量分だけ支払えばいいので無駄なく使えます。

「ビタッ!プラン」データ専用SIM料金表(税込)
100MB 198円
2GB 770円
5GB 1,320円
10GB 2,310円
15GB 3,300円
30GB 5,775円
データチャージ 330円/1GB
テザリング 無料
SMS ×
音声通話 ×

「ビタッ!プラン」の詳細を確認する

11.【最後の手段】バックアップして初期化

どうしてもスマホの動作が改善されない場合の最後の手段として、初期化によってスマホの動作を改善できます。初期化を実行するとスマホの動作が改善されますが、スマホに保存されているデータがすべて消去されるので、必要なデータは事前にバックアップしておきましょう。
また、LINEのトーク履歴やゲームの引継ぎなどは個別にバックアップする必要があるため注意してください。

【バックアップ手順】
「設定」➡「システム」➡「バックアップ」➡「今すぐバックアップ」



【初期化手順】
「設定」➡「システム」➡「詳細設定」➡「リセットオプション」➡「すべてのデータを消去(出荷時リセット)



※操作方法は端末やOSのバージョンによって異なる場合があります。


12.自分に合ったメモリ・スペックのスマホに変える

LINEや電話などを使うだけなら十分でも、ゲームなど負荷のかかるアプリを使う場合には性能が不十分なケースがあります。その場合は自分の使用スタイルに合ったメモリ・スペックのスマホが必要です。

スマホゲームを楽しむために最低限必要なメモリやスペックについては、下記の記事を参考にしてください。

関連記事:格安スマホでもゲームは楽しめる?最低限必要なスペックと通信速度は?

※本記事は2023年2月16日時点の情報を基に執筆しています。

関連の記事

当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキー(Cookie)を使用しています。サイトのクッキー(Cookie)の使用に関しては、「プライバシーポリシー」をお読みください。

同意する