【2023年】主なスマホ保険まとめ!本当にいらないのか解説
2024.05.01
いわゆる「スマホ保険」と呼ばれる、メーカー保証の対象にならないケースでも補償が受けられるサービスが増えてきています。
スマホの水没や破損による故障の修理費用の全額、または一部が補償されたり、紛失や盗難などユーザーの過失でも対象となる便利なサービスもあります。
「スマホ保険はどう選ぶべきなのだろうか」
「どのようなスマホ保険サービスがあるのか知りたい」
このように悩んでいる人に向けて、本記事では下記の内容について解説します。
● スマホ保険の選び方
● 主なスマホ保険サービス
● スマホ保険が不要な人、おすすめの人
本記事を読むことでスマホ保険の選び方や主なサービス、保険に加入すべきかどうかの判断基準が分かります。スマホ保険に加入しようか悩んでいる方はご一読ください。
なお「最初におすすめのスマホ保険を知りたい」と考えている方は、ぜひHISモバイルケアをご活用ください。サービス詳細は下記から確認できます。
スマホ保険の選び方
スマホ保険の選び方は、主に下記の4つが挙げられます。
・保険料を許容できるか
・対象となるスマホかどうか
・補償範囲や金額はどうか何回まで請求できるか
・請求方法は分かりやすいか
スマホ保険にはある程度のお金がかかるため、予算の範囲内に収まるかチェックしておきましょう。また保険によっては補償の対象外となるスマホがあります。補償される不具合の範囲や金額、請求できる回数もサービスによって異なります。
たとえばあるサービスでは「契約中は何回でも画面割れなどの修理費用を最大10万円まで
補償」とある一方、別のサービスでは「1年間に2回まで修理費用を最大3万円まで補償」など、回数制限が設けられていたり補償金額の条件が異なったりすることがあるのです。
また保険金の請求はスマホから手軽にできるサービスもあれば、少し分かりにくい手続きを行うことが必要になるサービスもあります。申請方法が分かりやすいかどうかも、スマホ保険を選ぶうえで重要な要素といえるでしょう。
主なスマホ保険サービスを紹介!
スマホ保険の選び方について把握したところで、さっそく主なスマホ保険サービスを見てみましょう。月額料金やサービスの概要を紹介していますので、各サービスを比較してみてください。
料金 | サービス概要 | |
HISモバイルケア | 550円/月 | 総合型のデジタル保険型サービス |
ケータイ補償サービス | 363~1,100円/月 | ドコモスマホユーザー向けのスマホ保険 |
故障紛失サポート | 418~726円/月 | auスマホユーザー向けのスマホ保険 |
あんしん保証パックプラス | 715円/月 | ソフトバンクスマホユーザー向けのスマホ保険 |
AppleCare+ | 580~1,580円/月 | iPhoneユーザー向けのスマホ保険 |
スマホ保険 | 200~470円/月 | 安さが魅力のスマホ保険 |
モバイル保険 | 700円/月 | 3端末まで補償の対象となるスマホ保険 |
スマホケ | 100~400円/月 | ゲーム機やスマートウォッチも対象となるモバイル保険 |
justInCaseのスマホ保険 | スマホによって異なる | アプリから手軽に手続きできるスマホ保険 |
スマホ安心プラン | 無料 | 対象のクレジットカード所有者のみ対象のスマホ保険 |
次から各サービスの詳細を紹介していきます。サービス詳細を把握したい人はぜひチェックしてください。
HISモバイルケア
料金(税込) | 550円/月 |
サービス概要 | 「データの復旧」「利用サポート」「端末補償」に対応。スマホ関連のトラブルを一通りカバーしている総合型サービスとなっている。 |
HISモバイルケアとは、HISモバイルが提供する総合型のデジタル保険型サービスです。「データの復旧」「利用サポート」「端末補償」に対応しているため、スマホに関するトラブルを一通り網羅しています。
「スマホやタブレット、パソコンに入っている写真やファイルが消えてしまった!」
「スマホに関してよく分からないことがあり、詳しい人に質問したい」
「うっかりスマホを落としてしまい、画面が割れてしまった!」
このようなトラブルに対応できるのが、HISモバイルケアの魅力です。対象となる端末や補償金額、その他条件などは下記ページにて解説しております。「これだけ加入しておけばOK!というスマホ保険に加入したい」とお考えの方は、ぜひチェックしてください。
ケータイ補償サービス
料金(税込) | スマートフォン、タブレットの場合:550~1,100円/月 ドコモケータイの場合:363円/月 |
サービス概要 | 紛失や水濡れなどの修理金額サポートやトラブル時に交換電話機を提供、データ復旧時の代金割引 など |
ケータイ補償サービスとは、NTTドコモが提供する保険サービスです。ドコモで購入した対象のスマホ・タブレットを購入した人向けに、修理金額を一部補償して貰えたり、トラブル時に交換電話機が提供されたりするため、万が一の時でも安心感があります。
ただしサービス加入対象者は、ドコモでスマホを購入した当日を含めた14日以内に手続きを行う必要があります。15日を過ぎた場合や既にトラブルが発生した場合、ドコモでスマホを購入していない場合は加入できないため注意しましょう。
故障紛失サポート
料金(税込) | 418~726円/月 |
サービス概要 | スマホが故障した場合、交換用携帯電話をお届けするサービスあり。水没時のデータ復旧サポートや全損時のリニューアルサービスも魅力。 |
故障紛失サポートとは、auが提供するスマホ・タブレット向けの保険サービスです。トラブルが発生したときにリフレッシュ品の交換用携帯電話(有料)を申し込めたり、全損時に新品同様の状態に戻すリニューアルサービスを活用できたりする点が魅力的です。
なお故障紛失サポートに加入できるのは、au携帯電話を購入した時に申し込む必要があります。途中で退会された場合は再びau携帯電話を購入するまで再加入できない点に注意しましょう。
あんしん保証パックプラス
料金(税込) | あんしん保証パックプラス:715円/月 |
サービス概要 | 「端末交換」「サポート」「故障、破損の修理費用・バッテリー交換費用のサポート」などに対応。 |
あんしん保証パックプラスとは、ソフトバンクが提供するスマホ保険サービスのことで、使い方に関するサポートから修理費用のサポート、端末の配達交換サービスを提供しています。
電話でスマホに関するお悩みを相談できたり、バッテリー交換にかかる費用を一部負担してくれたりと「あまりスマホに詳しくないけど長く同じ端末を使っていきたい」と考えている人向けのサービスです。ソフトバンクユーザーの方はチェックしておきたいスマホ保険といえます。
あんしん保証パックプラス(あんしん保証パック)の詳細をチェックする
AppleCare+
料金(税込) | 月払い:580~1,580円 2年間:11,800~31,800円 |
サービス概要 | iPhoneの損傷、故障に関する修理料金がお得になる。交換サービスやサポートも受ける事が可能。 |
AppleCare+とは、Appleが提供しているiPhone向けの保険サービスです。画面やスマホ背面の損傷、その他の損傷が発生した場合、お得な価格で修理を依頼できます。利用回数の制限がない点が魅力的です。
「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」という上位プランもあり、こちらは上記内容に加えて紛失・盗難に対する補償もついてきます。iPhoneを購入してから30日以内であれば加入できます。iPhoneユーザーの方は一度チェックしておいて損はないサービスです。
スマホ保険
料金(税込) | スタンダードプラン:470円/月 ライトプラン:200円/月 |
サービス概要 | 毎月ワンコイン以下で充実した補償を受け取れる点が魅力。 |
スマホ保険とは、Mysurance株式会社が提供する、柔軟性の高いスマホ保険サービスです。たとえば通信キャリアを変更したりスマホを機種変更したりする場合でも、引き続き保険が適用され続けます。
iPhoneはもちろんAndroid端末もサポート対象となっており、修理費用は(スタンダードプランの場合のみ)最大10万円まで補償されます。SNSでのトラブル発生時の弁護士相談サービスがついている「学生スマホ保険」も魅力的です。
モバイル保険
料金(非課税) | 700円/月 |
サービス概要 | 3端末まで「故障」「破損」「水濡れ」などの補償に対応。 |
モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供するスマホ保険です。破損、 水濡れによる全損、故障、盗難による修理費用が発生したとき、最大10万円(副端末は最大3万円)まで補償を受け取れます。
手続きもオンラインで完結し、機種変更した場合もWebで手続きを行えば簡単に補償対象となる端末を変更できます。詳しいサービス内容については公式サイトをご確認ください。
スマホケ
料金(税込) | 100~400円/月 |
サービス概要 | スマートウォッチやゲーム機、ワイヤレスイヤホンなども補償対象となる。必要なオプションを選択できる点もメリット。 |
スマホケとは ワランティ少額短期保険株式会社が提供する、モバイル機器向けの保険サービスです。スマホやタブレット、パソコンだけでなくワイヤレスイヤホン、ゲーム機なども対象となる点がユニークです。
故障保険のみであれば月々100円から加入できます。破損や水漏れ、盗難への補償も追加する場合は別途オプションを契約する必要があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
justInCaseのスマホ保険
料金(税込) | スマホにより異なる |
サービス概要 | 4ヶ月目以降から保険料が安くなる。中古スマホでも保険の対象にできる点が魅力的。 |
justInCaseのスマホ保険とは、株式会社 justInCaseが提供する保険です。破損や水漏れ、故障、盗難・紛失に対する補償が備わっています。
月々の保険料は、保険をかけるスマホによって異なる点がユニークです。公式Webサイトもしくはスマホアプリをダウンロードすることで、保険料を確認できます。申し込み手続きにはスマホアプリのインストールが必要です。サービス詳細は下記をご確認ください。
スマホ安心プラン
料金(税込) | 無料 ※クレジットカード付帯保険のため |
サービス概要 | 三井住友カード所有者が利用できる無料保険サービスの選択肢の1つ。カード所有者であれば無料で利用できる点が魅力。 |
スマホ安心プランとは、三井住友カードが提供するクレジットカードの付帯保険です。対象のカードをもっている方に適用される「選べる無料保険」のうちの1つです。画面割れなどの破損、自然故障などの修理を行った場合に保険金がおります。
ただし補償内容は所有しているクレジットカードによって異なります。補償内容や対象カードは公式サイトからご確認ください。
スマホ保険をおすすめする人の特徴
ここからはスマホ保険への加入をおすすめする人の特徴を4つご紹介します。
・スマホを長期間買い替えるつもりがない人
・出張・旅行など外に出る機会が多い人
・スマホを壊したことが多い人
・小さな子どもがいる人
外出する機会が多かったりスマホを壊す危険性が高いと感じたりしている場合には、スマホ保険の加入がおすすめです。どういうことか詳しく見ていきましょう。
スマホを長期間買い替えるつもりがない人
長期間スマホを買い替えるつもりがない人は、スマホ保険への加入をおすすめできます。
「最低でも3年間はスマホを買い替えるつもりはない」
「同じスマホをできるだけ長く使っていきたい」
このように考えている方は、修理費用や紛失・盗難補償がついているスマホ保険への加入を検討してみませんか。安価に修理できたり補償を受けられたりするため、万が一の事態に遭遇しても安心です。
出張・旅行など外に出る機会が多い人
出張や旅行など、外を出歩く機会が多い人はスマホ保険の加入を前向きに検討しても良いでしょう。
「移動中にスマホを落としてしまった」
「どこかにスマホを忘れて紛失してしまった」
このようなトラブルに陥った時、スマホ保険に加入していれば修理費用が補償によって安くなったり紛失・盗難による補償を受け取れたりする可能性があります。上記のようなリスクが不安な人は、スマホ保険への加入を考えてみませんか。
スマホを壊したことが多い人
「1年間に何回もスマホを破損させてしまう」という人は、スマホ保険への加入を考えてみましょう。機種にもよりますがスマホの修理費用は安くて数千円、高いと数万円は必要になるものです。
スマホ保険に加入していれば、修理にかかる費用が補償によって安くなります。頻繁にスマホを壊す人、修理に出すことが多い人は、スマホ保険への加入を考えてみても良いかと思われます。
小さな子どもがいる人
小さな子どもがスマホを使う、子どもが自分のスマホをよく触っている、という人にスマホ保険はおすすめです。誤ってスマホを高いところから落としてしまったり、雑に取り扱って壊してしまうリスクがあったりするからです。
スマホ保険に加入していれば、補償の対象となってお得に修理できる可能性があります。ただし故意にスマホを壊したと認められた場合は保険金がおりない場合もあるため、補償内容については事前に目を通しておきましょう。
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スマホ保険はいらない?不要かもしれない人の特徴
スマホ保険は不要かもしれない人の特徴は下記のとおりです。
・格安スマホを利用している人
・不具合が発生したら買い替えると決めている人
・普段から注意してスマホを取り扱っている人
詳しく見ていきましょう。
格安スマホを利用している人
端末価格の安い格安スマホを利用している人であれば、あえて保険をかけなくても問題ない可能性があります。格安スマホは1台5万円以下など、安価に購入できる点が魅力です。そのため「保険金を払うよりも不具合が発生したタイミングで買い替えた方がいい」という考え方もあります。
ただし「スマホを壊しても安価に修理しやすい」「保険に加入しているという安心感を得られる」、というメリットもスマホ保険にはあります。
不具合が発生したら買い替えるか、都度修理して使い続けるか、スマホ保険を契約する前に考えておきましょう。
不具合が発生したら買い替えると決めている人
「不具合が発生したら新しいスマホに機種変更する」と決めている人は、無理にスマホ保険へ加入する必要はありません。上述したように、格安スマホであれば安価に新機種を購入できるため、機種変更にかかる金銭的なハードルも低くなります。
格安スマホに限らず、高価格帯のスマホを利用している人でも「不具合が発生したら都度買い替える」「毎年発表される新機種はかならず購入したい」という人は、スマホ保険に入る必要はないでしょう。
普段から注意してスマホを取り扱っている人
スマホケースや画面カバーをつけて、落下してもある程度大丈夫なように備えている人は、スマホ保険に加入する必要性は低いです。そもそもあまり外に出歩かず、スマホを壊してしまう危険性が低い人も同様です。
故障または破損する危険性が低い使い方をしている方は、スマホ保険に加入しなくても良いでしょう。
スマホ保険に関するよくある疑問
最後に、スマホ保険に関するよくある疑問を紹介します。
・修理中にスマホは利用できる?
・わざとスマホを壊しても補償される?
・壊れてからスマホ保険に加入できる?
・スマホ保険が重複した場合はどうなる?
各疑問について回答していきます。
修理中にスマホは利用できる?
修理期間中は手元にスマホが残らないため、スマホは利用できません。あらかじめスマホが使えない旨を周囲に伝えておくかサブ機の購入、タブレットやパソコンで代替といった方法で対処する必要があります。
大手キャリアが提供しているスマホ保険であれば、代替機を貸してもらえる可能性もあります。
わざとスマホを壊しても補償される?
「わざとスマホを壊して補償を受け取る」といった、保険金目当てで補償を申請するのは御法度です。「わざと壊した」と見なされた場合、補償はされません。保険を悪用するような行為は絶対避けるべきです。
このようなスマホ保険を悪用するような使い方をした場合、大きなトラブルに発展しかねません。あくまで自然に意図せずスマホに不具合が発生した場合に、補償を申請しましょう。
壊れてからスマホ保険に加入できる?
壊れた状態の端末をスマホ保険に入れることはできません。もちろん補償も受け取れません。
スマホ保険に加入できるのは、基本的に現時点で不具合がない場合に限られます。加入前に発生した不具合は補償の対象とはなりませんので注意しましょう。
スマホ保険が重複した場合はどうなる?
保険にもよりますが、基本的には重複した分は減額、もしくは保険金を受け取れません。詳しくは各サービスの規約をご一読ください。
必要な人はこの機会にスマホ保険へ入ってみよう
本記事ではスマホ保険について解説しました。最後に紹介した内容をまとめます。
・補償範囲や請求できる回数、金額、対象となる破損などをチェックすることがスマホ保険を選ぶ際に大切
・スマホを壊しやすい人、小さなお子様がいる人、外出する機会が多い人にスマホ保険はおすすめ
・スマホを壊したことがあまりない人、外出する機会が多くない人であればスマホ保険は不要な可能性がある
・スマホ保険に加入するかどうか、どのような基準で保険を選ぶべきなのか、本記事が参考になれば幸いです。
なお「結局どのスマホ保険をチェックすべきか分からない」「選ぶのが面倒」という方は、この機会にHISモバイルケアへの加入を検討してみませんか。サービス詳細は下記から確認できるため、ぜひご一読ください。
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