IoT向けのSIMはどこがいい?選び方やおすすめサービスを紹介

2024.04.24

「IoT機器に利用するSIMを探している」
「しかし、どのような観点でサービスを選べば良いのか分からない」
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、IoTで利用されるSIMの仕組みや特徴を紹介します。

IoT向けのSIMサービスは様々な通信キャリアが提供しているため、結局どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。記事の後半ではIoT向けSIMの選び方や、おすすめのサービスについても紹介しています。ぜひ最後までお読みください。

なおIoT機器向けのSIMをお探しの方は、この機会にHISモバイルのIoT機器向けSIMの利用を検討してみませんか。幅広い通信需要に対応したプランを用意しております。ぜひ下記から詳細をご確認ください。

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IoTで利用されるSIMとは?仕組みを解説

IoT機器がインターネットと通信を行う方法の1つに「SIM」の利用が挙げられます。SIMとは端末をインターネットに接続するために必要な小型ICチップのことです。SIMをIoT機器に差し込むことで、インターネットと通信できます。

SIMには「標準SIM」「MicroSIM」「nanoSIM」といった、サイズの異なる複数の種類があります。利用したいIoT機器はどの種類のSIMに対応するか事前に確認しましょう。

IoT機器で利用できる通信プランは様々な通信キャリアが提供しています。気になっている通信キャリアがあれば、IoT機器で利用できる通信サービスがないか問い合わせてみましょう。

どの通信キャリアを利用しようか特に決めていない人は、HISモバイルの利用を検討してみませんか?安価なプランはもちろん大容量通信に対応したプランなど、幅広い需要に対応したサービスを提供しており、企業様への導入事例もございます。詳細は下記から確認できますのでぜひチェックしてください。

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IoT関係用語の解説

IoTに関連する用語について解説します。聞き慣れない言葉が出てくるため、この機会に専門用語の意味を理解しておきましょう。

・IoT
・SIM
・M2M
・M2Mアダプタ

それぞれ解説していきます。

IoT

IoTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略称です。身の回りの様々なモノがインターネットに接続され、データの送受信を行う技術や概念のことを指します。

たとえばエアコンをIoT化すると、外出先でスマホからエアコンのON/OFFを切り替えることが可能です。企業活動への活用事例だと「作業現場の監視カメラ」「農業用機器の自動操縦」などが挙げられます。

このようにIoTは、個人の生活はもちろん企業活動においても活用されている、新しい仕組みです。

SIM

SIMとは、スマホなどで利用される小型ICカードのことです。SIMには契約した人を特定できる情報が記録されています。SIMを機器に差し込むことで、データ通信や通話ができます。

IoT機器でSIMを利用すれば様々な場所でインターネットと通信できます。ただし消費電力が高くなり、複数利用することで通信費も高くなりやすいといったデメリットもあるため、本当に必要かどうか検討しましょう。

SIMはIoT機器がインターネットとつながるための通信手段の1つです。その他の通信方法については後述します。

M2M

M2Mとは「Machine to Machine」の略称で、機器間で通信を行うことを意味します。IoTは「モノが直接インターネットにつながること」を前提としていますが、M2Mでは「モノとモノが直接通信を行う」ため、必ずしもインターネットと接続するとは限りません。

たとえば温度や湿度、日照時間など自然環境のデータを自動でモニタリング。必要に応じて通信先として連携されている窓を開けたりエアコンの温度を調整したりします。

M2Mアダプタ

M2MアダプタとはIoT機器をモバイル回線に接続するための中継器のことです。モバイルルーターと同じ役割を果たしますが、M2Mアダプタには下記のような特徴があります。

・耐候性が高い
・安定性が高い

IoT機器は屋内だけでなく、屋外でも常に利用している場合があります。そのため気温の変化や雨・雪・風などに強い必要があるのです。屋外の環境下でも常に安定して通信を行えるよう、モバイルルーターより安定性・耐候性が高くなっています。

IoT機器の通信方法

IoT機器がインターネットに接続するための通信方法には、以下のものが挙げられます。

・直接通信方式
・デバイスゲートウェイ方式
・LPWA通信

それぞれの通信方式の特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

直接通信方式

直接通信方式は、IoT機器にSIMを差し込み直接インターネットと接続する方法です。

リアルタイムで様々な場所にあるIoT機器と通信できるため、トラックやバスの運行状況を確認するなど「移動するモノ」とつながる場合に便利です。一方、他の通信方法と比較して消費電力や通信費が高くなってしまいやすい点がデメリットとして挙げられます。

デバイスゲートウェイ方式

デバイスゲートウェイ方式とは、デバイスゲートウェイと呼ばれる中継機器を介してIoT機器をインターネットにつなげる通信方法です。

BluetoothやZigBeeといった通信技術を活用し、デバイスゲートウェイとIoT機器の間でデータ通信を行います。限られたエリア内で複数のIoT機器が通信を行う場合におすすめの通信方法です。ただしデバイスゲートウェイの導入コストがかかるため、導入初期にお金がかかります。

LPWA通信

LPWA(Low Power Wide Area)通信とは、低消費電力で広いエリアをカバーできる無線通信技術のことです。数キロから数十キロの幅広いエリアで通信ができるため、山や川などの監視を行うときに利用されます。

直接通信方式よりも電力消費が少なく、デバイスゲートウェイ方式よりも広範囲で通信を行え、かつ月額料金も比較的安い点が魅力です。ただしWi-Fiやスマホのモバイルデータ通信より通信速度は遅くなります。

IoT向けSIMの選び方

IoT機器向けのSIMを選ぶ際には以下のポイントを考慮しましょう。

・用途や予算を考慮して選ぶ
・費用対効果を意識して選ぶ
・様々なニーズに対応できるサービスを選ぶ

なぜ考慮すべきなのか解説します。

用途や予算を考慮して選ぶ

IoT向けのSIMを選ぶ際は、どのような用途で利用するのか、また、予算はどれくらい確保できそうか考慮することが大切です。

IoT機器向けの通信プランは、個人向けの通信プランとは異なる、企業向けの法人プランとなる場合があります。利用用途に応じてサービス内容をカスタマイズしてもらえるケースがあるため、見積もりが必要となるケースもあるのです。

利用用途を事前に明確にしておくことで、より精度の高い見積もりを得られるでしょう。

費用対効果を意識して選ぶ

IoT機器向けのSIMを選ぶ際は、費用対効果を意識することが重要です。

「よく分からないから、とにかく大容量の通信プランを選ぶ」という考え方では、維持費が高くなりがちです。逆に安さを重視してしまうとすぐにデータ通信容量の上限に達してしまい、思ったようにIoT機器が使えないリスクも生じます。利用用途に応じた通信プランを選ぶことが大切です。

どれくらいの通信量が必要になるか分からない場合は、通信キャリアと相談して見積もりを取ることをおすすめします。

様々なニーズに対応できるサービスを選ぶ

IoT機器の中には、通信量が多く必要になるものもあれば、少ない通信量で済むものもあります。通信量が少ない機器には安価なプラン、通信量が多い機器には大容量通信に対応したお手頃価格のプランがあるとコストパフォーマンスが高まります。

契約する通信キャリアを選ぶ際は小容量から大容量まで、幅広いニーズに対応している業者と契約するのがおすすめです。HISモバイルでは「月額198円から利用できる低容量プラン」から「30GBまで5,775円で利用できる大容量プラン」まで、様々なお客様のニーズに対応できるプランをご用意しています。詳細は下記をチェックしてください。

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IoT機器の活用で実現できること

IoT機器にSIMを差し込むことで直接インターネットと通信できます。では実際のところIoT機器を活用してどのようなことが実現できるのか、具体例をいくつか紹介します。

・農業機器の自動操舵
・自動販売機などのキャッシュレス化
・カメラを活用した遠隔での現場管理
・医療・介護用ベッドでの見守り

詳しく見てみましょう。

農業機器の自動操舵

トラクターなどの農業機器にIoT機器を搭載することで、ハンドルの自動制御や設定した経路の自動走行などができます。

これによって以前であればベテランの経験と勘を頼りに操作していたトラクターが、非熟練者でも作業のクオリティを落とさず(または熟練者以上のクオリティを出して)作業を行えます。農業機器をIoT化することでは、農家の負担軽減や効率化につながるのです。

自動販売機などのキャッシュレス化

自動販売機やロッカー、券売機などにIoTデバイスを後付けすることも可能です。

近年はキャッシュレス決済でチケットや飲み物を購入するのは当たり前になりつつあります。しかし既存の自動販売機やロッカーをキャッシュレス対応の最新モデルに更新するのは多額の資金が必要になり、簡単にできるものではありません。

そこで後付けできるIoTデバイスが注目されています。自動販売機やロッカーなどにIoTデバイスを後付けするだけで、安価に既存設備をキャッシュレス対応にできます。

これにより顧客の利便性が向上して客離れを防ぐだけでなく、設備に不具合が発生したときに担当者へ通知されて迅速にトラブルを解決しやすくなるのです。

カメラを活用した遠隔での現場管理

カメラをIoT化することで、お家の防犯や子どもの見守りなどに活用できます。また企業の場合、下記のような活用方法も挙げられます。

・工場現場の遠隔監視
・店舗の無人管理
・畑の害獣対策

たとえば工場内にIoTカメラを設置すれば、遠隔で複数の拠点を監視できるようになり、管理コストの低減につながります。現場でトラブルが発生した際にもすぐ気付きやすくなるでしょう。

スーパーや小売店にIoTカメラを導入すれば、怪しい動きをする人を自動で検知して録画・警告したり遠隔で監視できたりします。また畑にIoTカメラを設置すれば、異常があった際に担当者へ通知を送ったり他の機器と連携したりすることで防犯につながります。

医療・介護用ベッドでの見守り

医療・介護用ベッドをIoT化することで、患者の状態をリアルタイムで把握できます。たとえばベッドに寝ている患者の呼吸数や心拍数を測定できるようになり、迅速かつ適切なケアやサポートを行えます。

医者や看護師などのパソコンとつながることで、リアルタイムで患者の状態をモニタリングできるようになり、より質の高い医療の実現につながるのです。

IoT機器向けのSIMならHISモバイルにご相談ください

IoT機器向けのSIMをお探しなら、ぜひHISモバイルまでご相談ください。HISモバイルでは、お客様のニーズに合わせた柔軟なIoT機器向けの通信プランをご用意しています。

HISモバイルにはどのような強みがあるのか、料金や導入事例もあわせて紹介します。

HISモバイルの強み

HISモバイルには、以下のような強みがあります。

・高いコストパフォーマンス
・ドコモ・ソフトバンク回線に対応
・様々なIoT機器への導入実績あり

HISモバイルは通信料金が安く、かつ安定のドコモ回線・ソフトバンク回線に対応しています。そのためお手頃価格で安定した通信サービスを受けられるのです。企業向けの導入実績もあり安定感があります。

料金はオーダーメイドプランも用意しているため、利用用途に合ったサービスを受けられます。ぜひ下記からお気軽にお問い合わせください。

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参考価格にはなりますが、料金プランの一例をご紹介します。

料金

HISモバイルでは、多様なお客様のご利用ニーズに合わせて、様々な料金プランをご用意しています。

・月額198円から利用できる低速向けプラン
・月30GBまで利用できる大容量プラン
・通信を行った分だけ費用が請求される従量課金制プラン

お客様の利用ニーズに合わせて、オーダーメイドのプランもご提案可能です。ぜひ下記からお気軽にお問い合わせください。

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導入事例

HISモバイルのサービスは、様々な業種・業態のお客様にご利用いただいています。

たとえば太陽光をはじめとする再生可能エネルギー事業を行っている「株式会社グッド・エナジー様」から、発電量のリアルタイムモニタリングやエラー情報の監視などを行うためHISモバイルにお問い合わせをいただきました。

システムの活用にはSIMが必要となること、データ使用量が月額2GB以下になることから、費用対効果の観点からHISモバイルを選んでいただけました。「大量購入ではないが、1件ずつ必要になった場合に都度対応してもらえたのが良かった」と好評をいただいております。

その他の導入事例は下記ページの「導入事例」からご確認いただけます。

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IoT機器向けSIMを活用しよう

本記事ではIoT向けのSIMについて解説しました。IoT機器は様々な通信方法に対応しています。SIMを活用すれば、場所にとらわれず安定した通信が可能です。

ただし利用用途によっては他の通信方法の方が維持コストは安価になる可能性もあるため、どのサービスを利用するかは事前にご検討ください。利用用途や維持費用などを考慮して、ニーズに合ったIoT向け通信サービスを契約しましょう。

HISモバイルではIoT機器向けのSIMおよび通信サービスを提供しています。月額198円から利用可能で、オーダーメイドのプランにも対応しております。IoT機器向けのSIMを探している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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