
光回線の速度とは?平均目安や測定方法を詳しく解説
2025.02.28
「光回線の速度って?」
「光回線の速度はどれくらいが普通なの?」
「光回線の速度を測定する方法は?」
上記のような疑問をお持ちではありませんか。
光回線の速度とは、一定の時間単位で送信できるデータ量を表したものです。光回線の速度が速いほど、インターネットをサクサク快適に利用できます。
本記事では、光回線の速度について以下の流れで解説します。
● 光回線の速度とは
● 光回線の一般的な速度
● インターネットの回線タイプ別の平均速度比較
● 光回線の速度の測定方法
● 光回線の速度を上げるポイント
● 速度が速いおすすめの光回線はHIS光
「光回線の速度の理解を深め、高速でインターネットを利用したい」という方はぜひご一読ください。
光回線の速度とは

光回線の速度とは、一定の時間単位で送受信できるデータ量を表したものです。
「1秒間に送受信できるbitの量を表す単位」として「bps(ビーピーエス)」が使われます。「1bit」はコンピュータが扱う最小単位です。
一般的に、光回線を含むインターネットの回線速度は「1ギガ」「10ギガ」のように表現されますが、これは「Gbps(ギガビーピーエス)」を省略した言い方です。「1Gbps」は「1bps」の10億倍を意味します。
回線速度でよく使われる単位は以下の2つです。
Gbps(ギガビーピーエス) | 「1bps」の10億倍を表す単位 |
Mbps(メガビーピーエス) | 「1bps」の100万倍を表す単位 |
また、インターネット回線の速度を表すとき、「上り」「下り」があります。これはそれぞれアップロードとダウンロードを意味します。
上り(アップロード速度) | 自分がデータを送信するときの速度 | ・メッセージを送信する ・SNSに投稿する ・動画サイトに投稿する |
下り(ダウンロード速度) | 自分がデータを受信するときの速度 | ・メッセージを受信する ・WebサイトやSNSを閲覧する ・動画サイトで視聴する ・VODでアニメや映画を観る ・画像・音楽・動画を保存する ・アプリをダウンロードする ・オンラインゲームをプレイする ・オンライン通話・会議をする |
光回線の速度を見るときは、基本的に「下り」の速度を重視します。
光回線の一般的な速度

光回線の一般的な速度は以下の通りです。
- 最大速度|1Gbps〜10Gbps
- 実測の平均速度|200〜800Mbps
最大速度|1Gbps〜10Gbps
光回線の最大速度は1Gbps〜10Gbpsが一般的です。
環境 | 最大通信速度の目安(下り) | |
戸建て | 1Gbps~10Gbps | |
マンション | 光配線方式 | 1Gbps~10Gbps |
VDSL方式 | 50Mbps~100Mbps | |
LAN方式 | 100Mbps |
最大速度とは、理想的な環境が整っている場合に理論的に実現できる最大の速度を意味します。各種プロバイダーは公式サイトなどで最大速度を記載しています。
実際に利用する際の速度は、最大速度を下回ることに注意しましょう。
実測の平均速度|400〜500Mbps
実測の平均速度は400〜500Mbpsです。
実測の平均速度(上り・下り) | 400〜500Mbps |
実測の一般的な速度範囲(上り・下り) | 200〜800Mbps |
参考:みんなのネット回線速度「光回線の通信速度レポート一覧」
参考:みんなのネット回線速度「各回線タイプの平均値(直近3ヶ月)」
※2025年2月27日時点
実測の速度とは、実際に利用する環境下で計測した場合の速度です。自分で手持ちのデバイスをインターネットに接続した状態で、速度測定ツールなどを利用して測定します。
実際の利用時の速度であるため、自分の利用シーンの参考になる数値です。
最大速度が1Gbpsの場合は200〜400Mbps程度、10Gbpsの場合は400〜800Mbps程度になる傾向があるでしょう。
実測の速度は有線・無線(Wi-Fi)でも変わります。基本的に有線のほうが速度が速いため、速度を重視する場合は有線利用すると良いです。
インターネットの回線タイプ別の平均速度比較

インターネットの回線タイプ別の平均速度は以下の通りです。
回線 | 上り | 下り |
光回線 | 435.0Mbps | 522.3Mbps |
ホームルーター | 23.1Mbps | 197.6Mbps |
モバイルルーター | 19.7Mbps | 111.3Mbps |
ケーブルテレビ回線 | 49.4Mbps | 260.1Mbps |
携帯キャリア | 25.0Mbps | 159.6Mbps |
格安SIM | 13.7Mbps | 80.7Mbps |
衛星回線 | 21.9Mbps | 184.6Mbps |
光回線が最も速い回線であることがわかります。
光回線の速度の測定方法

光回線の速度の測定方法として以下があります。
- Googleのインターネット速度テスト
- FAST.com
- USENスピードテスト
- みんなのネット回線速度(みんそく)
Googleのインターネット速度テスト
1つ目は、Googleのインターネット速度テストです。
Googleで「インターネット速度テスト」「スピードテスト」などと検索すると、検索結果の上部に表示されます。

「速度テストを実行」ボタンを押すだけで測定可能です。15秒ほどで上り・下りの速度が計測されます。

FAST.com
2つ目は、FAST.comです。
「FAST.com」のサイトにアクセスすると自動で速度が測定され、10秒ほどで上り・下りの速度が表示されます。

USENスピードテスト
3つ目は、USENスピードテストです。
「USENスピードテスト」のサイトにアクセスし、「測定開始」を押すと速度が測定されます。15秒ほどで上り・下りの速度が計測されます。

測定結果をスクロールすると下部に「用途別回線スピード判定結果」も表示されます。

みんなのネット回線速度(みんそく)
4つ目は、みんなのネット回線速度(みんそく)です。
「みんなのネット回線速度(みんそく)」にアクセスし、「通信速度を測定する」を押して以下の必要事項を選択します。
- 回線タイプ
- 契約回線名
- 契約回線の速度プラン
- 都道府県
- 市区町村
- 住宅の種類
- ネット接続方法
- ニックネーム(任意)
測定すると、速度が表示されるとともにサイト上に情報が投稿される仕組みです。同じ回線の平均速度やその日の最大速度の回線などを閲覧できます。

リアルタイムで多くの人が測定した速度を閲覧できるため、自身の測定結果の速度と見比べて速い・遅いを判断する参考にもなります。
光回線の速度を上げるポイント

光回線の速度を上げるポイントは以下の通りです。
- ルーターを再起動する
- ルーターの設置場所を見直す
- Wi-Fi接続から有線接続にする
- ルーターやケーブルを買い替える
- 光回線の契約プランやプロバイダーを見直す
ルーターを再起動する
1つ目は、ルーターを再起動することです。
ルーターの不具合が原因で速度が低下している場合、再起動により状態がリセットされて不具合が解消し、速度が改善することがあります。
ルーターの再起動の手順は以下の通りです。
- ルーターの電源をオフにする
- ルーターの電源アダプターをコンセントから外す
- 回線終端装置(ONU)の電源アダプターをコンセントから外す
- 5分ほど待つ
- 回線終端装置(ONU)の電源アダプターをコンセントに差す
- 回線終端装置(ONU)のランプが安定して点灯するまで待つ
- ルーターの電源アダプターをコンセントに差す
ルーターの設置場所を見直す
2つ目は、ルーターの設置場所を見直すことです。
無線で接続している場合、ルーターの設置場所により速度低下が起きている可能性があります。ルーターの設置場所について以下の点を見直しましょう。
- ルーターは床から1〜2mの高さに設置する
- ルーター周辺に電波が遮られる障害物がない
- 金属や水がある場所を避ける
- 家電製品の近くを避ける
電波はルーターを中心に全方向に広がるため、床から1〜2mの高さに設置することが望ましいです。また、障害物や金属・水・家電製品は電波に干渉することがあるため、なるべく離れた位置にするとよいでしょう。
Wi-Fi接続から有線接続にする
3つ目は、無線(Wi-Fi)接続から有線接続にすることです。
一般的に、ルーターとデバイスをケーブルでつなぐ有線接続の方が、通信の安定性が高くなり、速度も上がります。
実際に速度を重視するオンラインゲームなどを楽しむ人は、有線接続を選ぶケースが多いです。
ルーターやケーブルを買い替える
4つ目は、ルーターやケーブルを買い換えることです。
光回線が高速でも、使用するルーターやケーブルが高速通信に対応していない規格である場合、期待した速度が出ないことがあります。
ルーターやケーブルの寿命は5年程度と言われています。購入してから何年も使用しているなら、一度見直してみると良いでしょう。
最新の規格に対応したルーターやケーブルに買い換えることで、速度の改善を図れます。
光回線の契約プランやプロバイダーを見直す
5つ目は、光回線の契約プランやプロバイダーを見直すことです。
光回線の契約プランは「1Gbps」「10Gbps」が主流です。より数字が大きいプランに変更することで、速度アップを図れます。
また、光回線の速度はプロバイダーにより異なります。他社の光回線の最大速度・実測の速度などを見比べ、乗り換えることも効果的です。
速度が速いおすすめの光回線はHIS光

速度が速いおすすめの光回線として「HIS光」があります。
HIS光の魅力は以下の点です。
- 「2ギガプラン」「10ギガプラン」から選べる
- 料金が安い「3年契約」・いつでも解約できる「契約期間なし」から選べる
- 工事費や乗り換え解約違約金が実質0円で初期費用を大幅に抑えられる
- 毎月のスマホ代+インターネット代を合計4,000円程度に抑えられる
一般的な光回線のプランでは「1ギガ」「10ギガ」の提供が多く、料金を安く抑えたい場合は「1ギガ」を選ぶことになります。
しかし、HIS光では「2ギガ」「10ギガ」で提供しているため、料金を抑える場合でも他社の倍の最大速度で利用できるのです。
また以下の通り初期費用や毎月の料金をできる限り抑えられ、リーズナブルであることも強みです。
- 基本工事費44,000円とルーター(ONU)が実質無料
- 他社からの乗り換え解約違約金を最大50,000円負担
- HISモバイルとセットで月々1,500円割引!スマホ代実質0円以下
基本工事費やルーター代、他社からの乗り換え解約違約金が実質0円になるため、実際に初期費用として必ずかかるのは契約事務手数料の3,850円のみとなります。
さらにスマホとインターネットをHISでまとめて契約することで月々1,500円の割引が適用され、HISモバイルは290円〜、HIS光は3,978円(※基本料金から割引適用した金額)で利用できるため、毎月の支払いを4,000円程度〜に抑えられます。
「速度が速くて料金が安い光回線にしたい」という方は、HIS光を検討してみてはいかがでしょうか。
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