会社用の携帯を導入するメリット・デメリットは?活用方法などを解説
2024.07.31
「会社用の携帯を導入するかどうか悩んでいる」
「会社用の携帯を導入するメリット・デメリットを知りたい」
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。会社用の携帯を導入すれば仕事の生産性向上が期待できる一方、会社にとっては新たに通信費の負担が生じます。
そこで本記事では、会社用の携帯を導入するメリット・デメリットや活用方法、適切に運用する方法などを紹介します。会社用の携帯を導入するかどうか迷っている方はぜひお読みください。
なおHISモバイルでは、法人向けの通信サービスを提供しています。低価格での通信サービス提供はもちろん、端末のレンタルにも対応している点が特徴です。ぜひチェックしていただけると幸いです。
会社用の携帯を導入するメリット
会社用の携帯を導入するとどのようなメリットがあるのか紹介します。
・仕事の生産性向上につながる
・出張先やテレワーク中でも生産性を落としにくくなる
・セキュリティの強化につながる
・社員の仕事とプライベートを切り分けできる
各メリットを詳しく見ていきましょう。
仕事の生産性向上につながる
会社用の携帯を導入すれば、社員は外出先でも連絡に対応したり情報収集を行ったりできます。
たとえば営業活動で外回り中に、携帯電話があれば自社や取引先の人からすぐに連絡を受けられます。また会社の携帯としてスマホを貸与すれば、移動時間中にちょっとしたタスクを消化したり、仕事のスケジュールを管理したりすることも可能です。
このように社員へ会社用の携帯を支給することは、社員の仕事の生産性向上に役立ちます。
出張先やテレワーク中でも生産性を落としにくくなる
出張先や自宅でのテレワーク中でも、会社用の携帯があれば問い合わせ対応や社内連絡がスムーズにできます。
たとえば出張先にて、会社の携帯でテザリングを活用すれば安全に通信回線でインターネットに接続できるため、ノートパソコンでの作業も行いやすくなります。また最近はスマホに会社の内線電話を転送するサービスも登場しているため、外出先やテレワーク中でもまるで社内にいるかのように対応しやすいです。
社内にいなくても普段どおり仕事ができれば、出張中やテレワーク中の社員の生産性が落ちにくくなるでしょう。
セキュリティの強化につながる
テザリングとは、スマートフォンを中継器として利用し、パソコンなどをインターネットに接続する機能のことです。
出張先にインターネット環境があるとは限りません。また「インターネット回線はあるもののセキュリティ的に接続しても安全かどうか怪しい」という場合もあるでしょう。このようなときにテザリングが役に立ちます。
テザリングを使えば会社携帯の通信ネットワークを利用して、安全にインターネットへアクセスできます。
社員の仕事とプライベートを切り分けできる
社員が仕事のために自分のスマホを利用しなくてよいことも、会社の携帯を導入するメリットです。
会社の携帯を導入しないと、社員のなかには私用の携帯を使って仕事をする社員が発生することがあります。この場合、会社は通信費の負担を実質的に軽減できるかもしれませんが、あまりおすすめはできません。
たとえば取引先の連絡先や社外秘の情報などが、個人の携帯のなかに残ってしまうのはセキュリティ的に問題です。また帰宅後や休日も取引先から電話がかかってくる場合もあり、社員にしっかり休んでもらいにくくなります。さらに通話代やインターネット通信費を社員に負担させてしまうため不満が高まりやすく、場合によっては離職してしまいかねません。
そこで会社用の携帯を支給すれば、会社としては情報漏えいのリスクを低減しつつ、社員としては通信費の負担軽減や仕事とプライベートの切り分けを行いやすくなります。
会社用の携帯を導入するデメリット
会社用の携帯を導入するとメリットもある一方、下記のようなデメリットも存在します。
・導入コストがかかる
・社員に2台持ちの負担が生じる
・社員に会社の携帯を私的利用されるリスクがある
・休日に連絡が入りやすくなり社員が休まらない恐れがある
これらのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
導入コストがかかる
会社用の携帯を導入する際は、どうしても導入コストがかかってしまいます。端末代金や通信費に加えて初期契約費用が必要になる場合が多いからです。また会社携帯を導入した初期は、使い方に慣れずなかなか生産性が上がらないこともあります。
さらに契約する回線数や端末数によっては、かなりの額になることも考えられます。コストに見合うだけのメリットがあるかどうか、導入前に検討しましょう。
社員に2台持ちの負担が生じる
会社用の携帯を導入すると、社員は私用携帯と会社携帯の2台を持つことになります。少なくとも仕事中は、両方の携帯を持ち歩かなければならないでしょう。
そのため外回りが多い社員の場合、荷物が重くなったり管理が大変になったりします。実際、会社の携帯を導入した企業の社員からは「2台持ちが面倒」といった声がでています。
社員に会社の携帯を私的利用されるリスクがある
社員のなかには「通信費を節約するため」といった理由から、会社の携帯を私的に利用してしまうリスクがあります。会社携帯が私的利用される主なリスクは下記のとおりです。
・会社の携帯でゲームやサービスなどに登録、課金されかねない
・会社携帯の番号が第三者に漏えいするリスクがある
・置き忘れや盗難被害に遭った場合、情報が漏えいしかねない
このように、企業にとっては金銭的な負担だけでなく事業を継続するうえでの大きなリスクとなりかねません。「休日は原則、会社の携帯を職場に置いておく」「携帯の保管場所を決めておく」など、明確な運用ルールを設けておくことが対策として挙げられます。私的利用をしてしまった場合のペナルティについても決めておくと、抑止力になるでしょう。
休日に連絡が入りやすくなり社員が休まらない恐れがある
会社携帯を支給することで「休日まで拘束されているようで気が休まらない」という人もいます。従来は「退社してしまった後はプライベートの時間」であったものが、会社の携帯を支給されることで「いつ呼び出されるか分からない」といった不安を感じる人もいるのです。
こうした不満を和らげるため「退勤時には(必要がない限りは)会社携帯を置いていく」など、運用ルールを事前に決めておくことをおすすめします。
会社用の携帯を活用する方法の例
会社用の携帯を仕事にどう活かせばいいのか、主な活用例をご紹介します。
・外出先で取引先や自社からの連絡に対応する
・情報のリサーチやタスク管理、スケジュール管理を行う
・テザリングを利用して外出先でパソコンを利用する
具体的な活用方法をご紹介します。
外出先で取引先や自社からの連絡に対応する
会社用の携帯があれば、出張中やリモートワーク中でも迅速に連絡へ対応できます。
電話やメール、チャットツールからの急な問い合わせにも、スマホならすぐに対応しやすいです。連絡を受けたらすぐに仕事をすすめられるため、取引先からも評価されやすくなるでしょう。社内の連絡にも対応できるため、社外で仕事をする場合の効率アップにつながります。
情報のリサーチやタスク管理、スケジュール管理を行う
会社用の携帯を活用すれば、外出先でもWeb検索で情報収集したり仕事のスケジュールを管理できたりできます。
たとえばスマホなら、電車で移動中でも、訪問先の企業の情報を調べられるので、効率的に商談をすすめやすくなるでしょう。またタスク管理ツールを活用すれば、移動中の手持ち無沙汰な時間にスケジュール整理もできます。
テザリングを利用して外出先でパソコンを利用する
テザリングとはスマホを中継器として、パソコンやタブレットなどをインターネットに接続する機能のことです。
たとえば出張先のホテルやカフェで仕事をしようとしたとき、ネット回線がなかったりセキュリティ的に問題のある回線しかなかったりした場合、情報漏えいのリスクがあるため仕事をすすめられないリスクがあります。しかし会社用の携帯でテザリングを利用すれば、出張先でもノートパソコンを安全にネットへつなげられるのです。
会社用の携帯を適切に運用する方法
会社用の携帯を導入する場合、運用するうえでのルールを決めておくことをおすすめします。運用ルールが適切に定められていない場合、社員が会社用携帯を私的利用されたり管理がずさんになったりする恐れがあるためです。
では具体的にどう会社用の携帯を運用すれば良いのか、主な方法をご紹介します。
・利用ルールを設定する
・契約するプランの内容を見極める
・セキュリティ対策を徹底する
それぞれ詳しく解説します。
利用ルールを設定する
まずは、会社用の携帯の利用ルールを設定することが重要です。
私的利用の制限やアプリのインストール制限、紛失時の報告義務などを明記します。利用ルールを設けたら、全社員に対して会社携帯の管理方法について指導し、ルールの順守を徹底させましょう。
「このルールを守ることでトラブルを未然に防げるはず」と思えるものを作りましょう。
契約するプランの内容を見極める
会社用の携帯を導入する際は、契約するプランの内容を見極めることが大切です。
社員が利用するデータ通信量は多いのか、通話する機会は多いのかなどを考慮し、最適なプランを選びましょう。通信量が多ければデータ容量の大きいプランを、通話が多ければ通話かけ放題オプションの契約を検討することが重要です。
業務内容に合わせて、適切なプランを契約してください。
セキュリティ対策を徹底する
会社用の携帯には、お客様の連絡先や社外秘のデータなど、重要な情報が保存されています。情報漏えいを防ぐためにも、セキュリティ対策を徹底することが欠かせません。
たとえば、外出先ではWi-Fiへ不用意に接続しないよう社員へ注意喚起することが挙げられます。またスマホ向けのセキュリティソフトを導入して、端末のセキュリティを高めることも重要です。
会社用の携帯を導入するならHISモバイル!
会社用の携帯を導入しようと考えている方は、この機会にHISモバイルの法人向けサービスを活用してみませんか?
HISモバイルは月額550円(税込)から利用できる、安価な通信プランが魅力です。また電話のかけ放題オプションにも対応しているなど、柔軟にプランの内容をアレンジできる点も強みです。
通信回線はもちろん携帯(スマホを含む)のレンタルにも対応しているため、HISモバイルに相談すれば端末・回線を一括で管理できます。基本プランのみですが、Webの「お客様ポータル」から利用回線を一括管理できるため、事務コストも低減しやすいです。
HISモバイルの強みや契約申し込みは下記からできますので、ぜひチェックしてみてください。
次は、HISモバイルの強みについて掘り下げて解説します。
圧倒的に価格が安い
HISモバイルの強みといえば、なんといっても月額料金の安さが挙げられます。
たとえば36か月の基本プランの場合、「レンタル端末はおまかせ。データ通信なし」という条件であれば月額550円から契約できます。またデータ通信を利用する場合、たとえば月3GBプランでiPhone 7をレンタルした場合、月額2,090円で利用可能です。
なお初回のみ、下記の初期費用が発生します。
【初期費用】
・3,300円/1回線
・1,100円/1回線
月額基本料に加えて、任意で下記のオプションも追加できます。
【オプション】
・電話かけ放題:1,480円
・端末補償:550円
電話を頻繁にかける営業社員に会社用の携帯を持たせる場合、電話かけ放題オプションへの加入をおすすめします。逆に電話は使用せずデータ通信が主な利用用途であれば、たくさんデータ通信できるプランを選択しましょう。
さまざまな端末をレンタルできる
HISモバイルではガラケー、スマホ、タブレットなどさまざまな端末のレンタルに対応しています。有名な端末だとiPhone 7とiPhone 8、タブレットではiPad 6をレンタルしています。
通信回線とセットで契約できるため、「A社で通信契約、B社で端末を購入」といった手間が発生せず簡単に会社用の携帯を導入可能です。
レンタルしている端末や見積もりの依頼はWebから受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
電話のかけ放題にも対応している
HISモバイルは月額1,480円/1回線で、音声通話のかけ放題オプションを追加できます。連絡の多い営業職に会社用の携帯を持たせるなら、通話料が高くなりすぎるのを防ぐため、かけ放題オプションを契約しておいた方が安心です。
NTTドコモ回線でご利用になる場合は留守番電話オプションの追加も可能です。
運用ルールを明確にして会社用の携帯を導入しよう
本記事では会社用の携帯を導入するメリットやデメリットなどをご紹介しました。会社用の携帯を導入すれば仕事の生産性アップが期待できる反面「二台持ちが面倒」「会社の通信費負担が増える」といった注意点もあります。
メリット・デメリットを考慮したうえで社員にもヒアリングを実施したうえで、導入の可否検討をおすすめします。
なお会社用の携帯を導入するなら、格安の通信回線と端末をセットで契約できる「HISモバイル」がおすすめです。通信料金が安価であることに加えて、仕事用の携帯もレンタルできるためお得です。ぜひ下記からサービスの詳細をご確認ください。
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