
インターネットの契約手順は?種類や選ぶポイント、おすすめサービスを紹介
2025.02.28
「インターネット回線の契約を考えているけれど、どのサービスを契約すれば良いのだろう」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
インターネット回線といっても、スマホで利用するモバイル回線と自宅で利用する光回線では、料金体系や使い勝手などが異なります。そこで本記事では、インターネット回線の種類や選び方、契約する際の注意点などを紹介します。
「おすすめの光回線やモバイル回線を知りたい」という方は、この機会にHISが提供するインターネット回線サービスを利用してみませんか?たとえばスマホのインターネット回線ならHISモバイル、自宅で利用するならHIS光がおすすめです。
インターネット回線の種類

インターネット回線には下記4つの種類があります。
- モバイル回線
- 光回線
- CATV
- ADSL
それぞれどのような特徴があるのか、メリット・デメリットとあわせて解説します。
モバイル回線
モバイル回線とは、携帯電話やスマートフォンでインターネットを利用する際に使用する通信回線のことです。
利用できる場所がとても広く、自宅はもちろん外出先でもインターネットに接続できるのが魅力です。ただし山奥や地下など、場所によってはインターネットにつながりにくくなる場合もあります。
光回線
光回線とは、自宅に設置するインターネット回線のことです。
モバイル回線と異なり、たくさん利用しても通信制限がかかりにくく、かつ通信速度も速いです。自宅でたくさんインターネットを利用したい人は、光回線の契約をおすすめします。ただし外出先では利用できないこと、利用するには自宅に工事を行わなければならない場合があることに注意が必要です。
CATV
CATV(ケーブルテレビ)とは、ケーブルを通じて行われるテレビ放送のことです。地上波に加えてさまざまな専門チャンネルが放送されています。
近年はテレビだけでなく電話回線やインターネット回線もセットで提供している事業者も多くなっています。電話やネットもセットで契約すれば割引を受けられる点がメリットです。
一方でインターネット回線の通信速度は、光回線と比較すると遅い場合があります。また、あくまでテレビ放送がメインの事業であるため、インターネット回線の使い勝手がとても良いとは言えません。
ADSL
ADSLとは、電話回線を活用してインターネットへアクセスする技術のことです。現在は光回線が多く使われていますが、それ以前はADSLなどが使われていました。
光回線が登場する以前は、電話とインターネット回線を同時に利用できる、電話回線を利用するため工事が不要である、といったメリットがありました。しかし光回線よりも通信速度が低い、通信が不安定になりやすい、といったデメリットがあります。
なおADSLは2025年1月にサービス提供を完全終了しております。現在は、新規申し込みはもちろんサービスの利用ができません。
【種類別】インターネット回線の契約手順

インターネット回線は、サービスによって契約手順が異なります。サービスごとの契約手順を、さっそく見ていきましょう。
モバイル回線の契約手順
モバイル回線は下記の手順で契約を行います。
- 利用する通信キャリアを選ぶ
- 利用する通信プランを選ぶ
- (必要であれば)スマートフォンを購入する
- 本人確認書類や住所などを記載して申し込みを行う
- SIMカードが届くのを待つ
- APN設定を行う
本人確認書類とは、運転免許証やマイナンバーカードなどのことです。スマホで撮影してインターネット上に写真データをアップロードすれば、提出が完了します。
関連記事:本人確認書類について | HISモバイル
APN設定とは、スマホがモバイル通信を行うために必要な設定のことです。通信に必要な設定ファイルは利用するMVNOによって異なるため、申し込んだMVNOの公式サイトを確認して設定を行いましょう。なおHISモバイルの場合は、下記ページにて紹介されている手順どおりに作業を行えばAPN設定が完了します。
関連記事:プロファイル・APN設定|HISモバイル
光回線の契約手順
光回線を契約する流れは下記のとおりです。
- 利用する光回線サービスを選ぶ
- 利用するプランを選び利用申し込みを行う
- 光回線工事の実施日時を決める
- 光回線工事に立ち会い、ネット回線が開通する
時期によってはネット回線の開通工事に数ヵ月かかる場合もあるようです。早めに工事を依頼するか、一時的にモバイルルーターを活用するなど対策を考えておきましょう。
なお賃貸物件の場合は、工事を行うのであれば大家さんに許可をとる必要があります。既にインターネット回線が導入されている物件もあるため、トラブルにならないよう必ず事前に確認をとっておきましょう。
CATVの契約手順
CATVを利用する場合、物件によって契約手順や流れが異なります。
まずは賃貸の場合を見てみましょう。CATVに対応している物件であれば、ケーブルが既に設置されているため、チューナーを導入すればすぐにテレビやネットを利用できます。未対応の物件であれば、回線工事を行う必要があるため、大家さんへ許可をとりましょう。
一軒家の場合は、CATVの開通工事を行う必要があります。利用したいサービスを選んで利用申し込みを行い、工事日程を相談しましょう。
ADSLの契約手順
ADSL回線は、2025年1月末でサービスの提供を終了しています。
そのため新規での契約はできません。
インターネット回線を選ぶポイント

インターネット回線を選ぶ際に注意したいポイントをご紹介します。
- 利用目的
- 通信対応エリア
- 料金
- サポート体制
- オプション
- 契約期間・解約金
それぞれ詳しく解説します。
利用目的
まずは、どこでインターネットを利用したいのか明確にすることをおすすめします。
たとえば「場所」の観点で選ぶ場合で考えてみましょう。外出先でインターネットを利用するならモバイル回線の契約が必須です。一方、自宅の中で利用をするだけであれば光回線の設置がおすすめです。
一方「インターネットを利用する端末の数」も通信契約を選ぶうえで重要になります。たとえばスマホだけでインターネットを利用するなら、モバイル回線でも十分です。一方でパソコンやタブレット、IoT家電など複数の端末をインターネットに接続するなら、通信速度が安定して速い光回線や、同時接続台数が多いルーターの導入がおすすめです。
ほかにも「ゲームで快適に遊ぶ」ことを重視するなら、光回線の中でも通信速度が速い上位プランや、通信が安定している光回線サービスを選ぶことが求められます。このようにインターネット回線を選ぶときは利用目的を明確にして、それを達成できるようなサービスを選びましょう。
通信対応エリア
自宅および外出先としてよくいくエリアが、通信サービスの対象範囲内に入っているかどうか確認することも重要です。
たとえば光回線の場合、サービスによっては一部地域でしか提供していない場合もあります。またモバイル回線の場合、山奥や海の上など特殊な環境だと通信できない場合もあります。
通信サービスに対応しているエリアは、各社ホームページ上で公開されているので確認しておきましょう。たとえばHISモバイルの場合、下記からサービス提供エリアを確認できます。
HIS光の場合はこちらのページからお住まいのエリアを入力することで、サービスに対応している地域かどうか確認できます。
料金
インターネット回線を契約する場合は料金もチェックしておきたいポイントです。通信費は毎月必ず発生するものです。そのため、ちょっとした料金の差でも、契約期間が長くなるにつれて負担が大きくなります。
たとえば月1,000円しか料金に差がなくても、1年間で12,000円、10年だと120,000円の負担増です。モバイル回線の場合、大手通信キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで通信費が半額以上安くなる場合もありえるでしょう。
一方、安さを重視して通信プランを選ぶと通信制限がかかって不便になってしまうリスクもあります。自分の使い方を考えたうえで適切なプランを選んでください。
サポート体制
サポート体制が充実しているかどうかもインターネット回線を選ぶうえで重要です。トラブルが発生した場合に、手軽に相談できる場所があると安心です。
トラブルが発生しても自分なりに問題を調べて解決できる人であれば、手厚いサポートは必要ないかもしれません。しかしインターネット回線にあまり詳しくない人や手厚いサポートがないと不安といった人は、サポート体制は充実しているところを選びましょう。
電話やメール、ホームページ上でのチャットサポートはほとんどの企業で実施しています。それでも不安な方は店頭でのサポートがあったり出張サポートを受けたりできる通信サービスを選びましょう。
オプション
利用したいオプションが提供されているかどうかも、インターネット回線を選ぶうえで重要です。
たとえばモバイル回線の場合、電話を利用する機会が多い人は「かけ放題オプション」が用意されているサービスを選んだ方がお得に利用できます。光回線の場合は、モバイル回線とのセット割引や視聴したい有料チャンネルが用意されているかどうかも、確認しておきたいポイントです。
契約期間・解約金
モバイル回線の場合は稀に、光回線の場合は基本的に契約期間の縛りが設けられている場合があります。この場合、契約期間中に途中解約すると違約金が発生します。
インターネット回線を契約する際は、必ず契約期間と違約金の有無をチェックしておきましょう。なおHISモバイルでは、契約期間の縛りは設けておりません。HIS光は、3年契約のプランと契約期間の縛りがないプランの2種類があります。詳しくはこちらをご確認ください。
インターネット回線を契約する際の注意点

後から「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、インターネット回線を契約する際の注意点を事前にチェックしておきましょう。
- 対応エリア内かどうか確認する
- 契約期間の縛りや違約金の有無を確認する
- 必要があればクーリングオフを申し込む
- 通信速度が十分かどうか確認する
どういうことか解説します。
対応エリア内かどうか確認する
お住まいの地域でサービスが提供されているかどうか、事前に確認しておきましょう。
モバイル回線の場合は、ほぼ日本全国で利用できるため、基本的に問題ありません。しかし光回線の場合は、一部の地域でしかサービスを提供していなかったり特定のエリアでは契約できなかったりします。
自分の住んでいる場所やよく利用するエリアがサービス対応エリア内かどうか、事前に確認しておきましょう。対応エリアは各サービスを提供している会社のホームページにて公開されています。
たとえばHIS光では、こちらのページからサービス対応エリアをご確認いただけます。
契約期間の縛りや違約金の有無を確認する
契約期間の縛りがあるかどうかも、インターネット回線を選ぶ際にチェックしておきたい点です。特に光回線の場合、契約期間の縛りがあるプランを提供している場合があります。
契約期間の縛りがあると、期間の途中で解約した際に違約金を徴収されるため、光回線の乗り換えをする可能性がある方は要注意です。
なおHIS光でも「3年契約」のプランをご用意しています。ただし契約期間の縛りがないプランも提供しているため「今後乗り換えるかもしれない」という方でも安心してご加入いただけます。
必要があればクーリングオフを申し込む
必要があればクーリングオフを申し込むことも考えておきましょう。クーリングオフとは、8日以内であれば契約後に無償で解約できる仕組みのことです。
光回線はクーリングオフの対象となるため、「やっぱり契約をとりやめたい」という場合は活用しましょう。なお契約解除はできますが、サービス利用料や工事費などは請求される可能性がある点にご注意ください。
モバイル回線の場合はクーリングオフの対象とはなりません。ただし通信事業者によっては、8日以内であれば契約をキャンセルできる仕組みを整備しているところもあるため、心配であればチェックしておきましょう。
通信速度が十分かどうか確認する
ネットの口コミや評判サイトなどをもとに、通信速度が十分かどうか事前にチェックしておきましょう。特に安価なモバイル回線である「格安SIM」は、平日のお昼時間帯などアクセスが集中する時間帯に通信速度が著しく低下する場合があります。
通信事業者ごとの通信速度は、SNSまたはGoogle検索で「(利用したい通信サービス名) 通信速度 評判」と検索すれば、情報が出てくるはずです。利用環境によって通信速度は変化するため、必ずしも口コミが正しいとは限りませんが、参考にはなるでしょう。
関連記事:HISモバイルの通信速度は遅い?実際のところを検証
インターネット回線契約に関するよくある疑問

インターネット回線を契約する際によくある質問を、回答とあわせてご紹介します。
- 戸建てと賃貸(マンション・アパート)でインターネットの契約内容は異なる?
- インターネット契約なしでWi-Fiは利用できる?
- 工事不要で利用できるインターネットはある?
戸建てと賃貸(マンション・アパート)でインターネットの契約内容は異なる?
光回線の場合、戸建て向けのプランと賃貸向けのプランが分かれています。一戸建て住宅に住んでいる方は賃貸向けのプランを利用できませんし、賃貸住まいの方が戸建て向けのプランを契約するのも難しいです。
インターネット契約なしでWi-Fiは利用できる?
インターネット契約がないと、Wi-Fiで通信できません。ただし外出先であれば、施設によっては誰でも無料で利用できる「フリーWi-Fi」が提供されている場合があります。
工事不要で利用できるインターネットはある?
モバイル回線であれば工事不要でインターネットを利用できます。スマホで利用するなら、SIMカードが届けば端末に入れることで、工事不要で利用可能です。
他にも、モバイルルーターやホームルーターなら工事不要でインターネットを利用できます。スマホではなく専用のルーターを利用することで、さまざまな機器をインターネットに接続できます。
インターネット(光回線・モバイル回線)を契約するならHISがおすすめ

インターネット回線を契約しようかどうか悩んでいる方は、この機会にHISが提供するインターネット回線サービスを利用してみませんか?HISといえば旅行会社というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実は、インターネット回線サービスも提供しています。
具体的には、スマホ向けのモバイル回線「HISモバイル」や自宅向けの固定回線「HIS光」といったサービスがあります。それぞれどのような特徴があるのか、サービスの概要を見てみましょう。
HISモバイルの特徴
HISモバイルは格安SIMの1つで、大手通信キャリアより安価にモバイル回線を契約できる点が魅力です。HISモバイルの特徴を、簡単にご紹介します。
- 月額280円から音声通話回線を利用できる
- 音声通話かけ放題オプションが用意されている
- HISでの旅行代金の値引きなど優待特典が用意されている
気になる月額料金ですが、HISモバイルでは音声通話ができる「自由自在2.0プラン」と、音声回線は使えないもののモバイルデータ通信を安価に利用できる「データ定額2.0プラン」「ビタップラン」が用意されています。
多くの人が利用するであろう、音声通話+モバイルデータ通信が利用できる「自由自在2.0プラン」の料金表を見てみましょう。なお記載されている料金は、すべて税込み価格です。
データ容量 | 月額基本料金 |
100MB未満 | 280円 |
1GB | 550円 |
3GB | 770円 |
7GB | 990円 |
10GB | 1,340円 |
20GB | 2,090円 ※6分かけ放題付き |
30GB | 2,970円 ※6分かけ放題付き |
上記に加えて、音声通話かけ放題オプションの料金も見てみましょう。
- 6分かけ放題オプション:500円
- 完全かけ放題オプション:1,480円
HISモバイルの強みは「圧倒的な低価格」かつ「かけ放題オプションが充実している」ことです。わずか280円から音声通話付きのモバイル回線を利用できるサービスは、多くはないはずです。かけ放題オプションも充実しているうえ、HISモバイルのかけ放題オプションは、スマホに標準搭載されている通話アプリからの電話に適用されます。
格安SIMの音声通話オプションは「自社の通話アプリを利用した場合にのみ適用される」場合が多いです。しかしHISモバイルならアプリを追加でダウンロードする必要もなく、標準の通話アプリでお得に通話できます。
スマホの通信費を抑えたい方や音声通話を頻繁に利用する方は、ぜひHISモバイルの利用をご検討ください。「自由自在2.0プラン」の料金詳細はこちらから確認できます。
HIS光の特徴
HIS光は自宅向けの固定回線サービスです。さっそく料金表を見てみましょう。
2ギガプラン | 10ギガプラン | |
3年契約 | 5,478円 | 5,979円 |
契約期間なし | 6,578円 | 6,578円 |
一般家庭であれば、2ギガプランで十分です。事業用として活用する、もしくはオンラインゲームや動画の投稿などを快適に行いたいのであれば、10ギガプランの契約を考えても良いでしょう。契約期間については、今後光回線を乗り換える予定がなければ3年契約がお得です。
他にもHIS光の特徴として、HISモバイルとのセット割引が挙げられます。最大12ヵ月間、月々1,500円の割引を受けられます。他にも下記のような、お得なキャンペーンを多く実施中です。(2月12日時点の情報です)
- 光回線の月額料金が初月無料
- 他社から乗り換えた場合の解約違約金を負担(最大50,000円)
- 工事費用を負担(44,000円)
- HISモバイルとの同時申し込みで最大8,250円のキャッシュバック
下記のようなオプションも提供しています。
- ひかりTV for NUROをお得に利用できる
- NURO光でんわを契約できる
- 電話でリモートサポートを受けられる など
ご自宅で利用するインターネット回線を迷っている方は、ぜひHIS光をご検討ください。サービスの詳細はこちらから確認できます。
利用用途に合ったインターネット回線を契約しよう

本記事ではインターネット回線の契約を考えている人に向けて、種類や契約手順、選び方などを紹介しました。スマホで利用するならモバイル回線が、自宅で利用するなら光回線がおすすめです。
なお通信費は毎月必ず発生するものなので、自分の使い方に合ったサービスであれば、できるだけ料金が安いところを選ぶと良いでしょう。
HISではスマホ向けのモバイル回線「HISモバイル」と光回線の「HIS光」を提供しています。同時に申し込むことで割引を受けられたり、セット割引が適用されたりする点が魅力です。特にHISモバイルは、単体で契約しても月額料金が安くてお得です。ぜひこの機会にご利用を検討してみてください。
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