ノートパソコンでHISモバイルのデータ通信SIMを利用する方法
2022.08.04
SIMカード対応のノートパソコンで、HISモバイルのSIMを利用する方法についてご紹介します。
ノートパソコンでHISモバイルのSIMを利用するには、以下2点が必要です。
・HISモバイルのSIMカード
・SIMカード対応のノートパソコン
SIMカードをノートパソコンに挿入したら、APN設定を行う必要があります。
APN設定方法について画像付きで解説していますので、WindowsノートパソコンでHISモバイルのSIMを利用しようと考えている方は、ぜひこの記事をチェックしてください。
なお、スマートフォンやタブレットでHISモバイルのAPN設定を行いたい人は、以下をご一読ください。
https://his-mobile.com/support/setting
Windowsノートパソコンでデータ通信を利用する手順
前提として、パソコン単体でモバイルデータ通信を行うには、SIMカード対応モデルを購入する必要があります。
SIM対応のノートパソコンを入手したら、以下の手順に従って通信する準備を行いましょう。
1.SIMカードの購入
2.APNを確認する
3.通信できるか確認する
各手順について、詳しくご紹介します。
【手順1】SIMカードの購入
最初に、ノートパソコンに挿入するSIMカードの契約を、通信会社と行います。
通信プランには、以下の2つがあります。ノートパソコンで利用する場合、2番目の「データ通信専用SIM」がおすすめです。
1.音声通話SIM:データ通信に加えてSMS、音声通話が行える
2.データ通信専用SIM:データ通信のみ行える(※SMSに対応したデータ通信専用プランもあります)
データ通信専用SIMは、音声通話SIMと比較して通信料金が安いです。ZoomやSkypeも利用可能です。ノートパソコンで利用するなら、データ通信専用SIMを契約しましょう。
HISモバイルではデータ通信専用プランを提供しております。ノートパソコンでのSIM利用をお考えの方は、ぜひチェックしてください。
https://his-mobile.com/domestic/service/vita
なお、はじめてノートパソコンでモバイルデータ通信を行う場合、APN設定を行う必要があります。APN設定を済ませていない場合、モバイルデータ通信を利用できません。
次は、APN設定の方法についてご紹介します。
【手順2】APNを確認する
ノートパソコンでモバイルデータ通信を利用する場合、APN設定を済ませる必要があります。APNはキャリアによって異なるものです。利用しているキャリアのAPNを確認し、設定を行いましょう。
なお、HISモバイルのAPNは以下の通りです。
【NTTドコモ回線】
APN | dm.jplat.net |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAP または CHAP |
MCC | 440 |
MNC | 10 |
【ソフトバンク回線】
APN | sb.mvno |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAP または CHAP |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
設定の具体的な手順については、後ほどご紹介します。
【手順3】通信できるか確認する
SIMカードを挿入してAPN設定も終えたら、通信できるか確認してみましょう。Wi-Fi通信や有線LANの接続を切断し、モバイルデータ通信を行います。
もしモバイルデータ通信がうまく行えない場合、以下の対処法を試してみましょう。
・APN設定ができているか確認する
・SIMが挿入されているか確認する
・ノートパソコンを再起動する
・機内モードがOFFになっているか確認する
次は、Windows 10搭載ノートパソコンでデータ通信を利用する手順についてご紹介します。はじめて設定を行う方は、ぜひご一読ください。
Windows 10のAPN設定方法
Windows 10でAPN設定を行う方法について、さっそくご紹介します。
1.スタートボタン→「設定」をクリックする
2.ネットワークとインターネットをクリックする
3.「携帯電話」をクリック→「Windows で接続を維持する」のチェックを外す→「詳細オプション」をクリックする
4.「APN を追加します」をクリックする
5.APNを入力する HISモバイルのAPNは、以下の通りです。
【NTTドコモ回線】
APN | dm.jplat.net |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAP または CHAP |
MCC | 440 |
MNC | 10 |
【ソフトバンク回線】
APN | sb.mvno |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAP または CHAP |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
次は、Windows 11でAPN設定を行う方法についてご紹介します。
Windows 11のAPN設定方法
Windows 11でAPN設定を行う方法は、以下の通りです。
1.スタートボタン→「設定」をクリックする
2.「ネットワークとインターネット」→「携帯電話」をクリックする 3.「携帯電話会社の設定」をクリックする
4.「APNを追加」より、APN設定を行う
5.設定の完了後、保存を押してAPN設定を閉じる
6.「インターネットAPN」の欄に入力した項目が出てくるので、「適用する」をクリックする
HISモバイルのAPNは、以下の通りです。
【NTTドコモ回線】
APN | dm.jplat.net |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAP または CHAP |
MCC | 440 |
MNC | 10 |
【ソフトバンク回線】
APN | sb.mvno |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAP または CHAP |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
次は、ノートパソコンでSIMを利用するメリットとデメリットについてご紹介します。「SIM対応のノートパソコンを購入しようかどうか悩んでいる」という方は、ぜひご一読ください。
ノートパソコンでSIMを利用するメリット・デメリット
ノートパソコンでSIMを利用するメリットとデメリットについてご紹介します。
外出先でノートパソコンからインターネットにアクセスしやすくなりますが、通信費が毎月発生するというデメリットもあります。
どういうことか、詳しく見てみましょう。
メリット
SIM対応のノートパソコンを利用するメリットは、主に以下の2つが挙げられます。
・外出先でもすぐインターネットを利用できる
・モバイルルーターを持ち歩く必要がなくなる
ノートパソコン単体でデータ通信できる点が、SIM対応モデルの魅力です。モバイルルーターはもちろん、テザリングや公衆無線LANを利用しなくてもパソコンがネットにつながります。
モバイルルーターを持ち運ぶ必要がないため、荷物が軽くなります。テザリングも利用しないため、スマホのバッテリー消費も抑えることが可能です。
デメリット
SIM対応のノートパソコンを利用するデメリットは、以下の2つが挙げられます。
1.通信費が発生する
2.SIMに対応しているノートパソコンが少ない
スマートフォンとは別にSIMカードを契約するため、通信費が発生します。またSIM対応ノートパソコンは種類が少なく、パソコンの選択肢が少なくなるのもデメリットです。
パソコンにこだわりがある人や追加でSIM契約するのが面倒な方は、テザリングやモバイルルーターの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
SIM対応のノートパソコンにはメリット・デメリットともにあります。おすすめできるかどうかは、利用する人の用途によって変わります。外出先でノートパソコンを利用する機会が多い方は、SIM対応ノートパソコンの利用をおすすめできます。
また、パソコンでSIMを利用するなら、通信費がお得なプランを利用したいものです。そこで次は、通信費が安いHISモバイルのデータ通信専用SIMプランをご紹介致します。
外出先で仕事をするならSIM対応ノートパソコンがおすすめ
ノートパソコンでHISモバイルのSIMを利用する方法についてご紹介しました。ここで、紹介した内容を要約します。
・パソコン単体で通信するには、SIMカードと対応のノートパソコンが必要
・データ通信にはAPN設定が必要
・設定手順はWindows 10とWindows 11で異なる
SIM対応のノートパソコンを利用するメリットは、テザリングやモバイルルーターがなくても外出先でデータ通信を利用しやすいことです。
HISモバイルのデータ通信専用SIMなら、音声通話SIMよりお得に利用できます。ノートパソコンでのSIM利用を考えている方は、ぜひHISモバイルのSIMをご利用ください。
https://his-mobile.com/domestic/service/vita
「スマートフォンやタブレットでもHISモバイルのSIMを利用したい」という方は、以下からAPN設定の方法を確認できます。ぜひご一読ください。
https://his-mobile.com/support/setting
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