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SIMカードの取り出し方は?必要なものや差し替え時の注意点まで解説

2025.10.30

SIMカードの取り出し方で悩んでいる方に向けて、本記事ではSIMカードの取り出し方や差し方、注意すべき点、よくある疑問について解説しています。SIMカードをうまく取り外したい方はぜひお読みください。

「スマホのSIMカードを入れ替えたいけれど、取り出し方がわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

スマホのSIMカードは、従来であれば携帯ショップで店員が入れ替えを行っていたため、自分で差し替えることはまずありませんでした。しかし近年は格安SIMをはじめとするオンラインでの通信キャリアの乗り換えを行う人が増えたため、自分でSIMカードを入れ替える必要に迫られている人もいるでしょう。

そこで本記事では、SIMカードの取り出し方をはじめとしたポイントについてご紹介します。SIMカードの取り出し方に悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。

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SIMカードの取り出しに必要なもの

SIMカードの取り出しには、SIMピンと呼ばれる小さなピンが必要です。

SIMピンが手元にない場合はシャープペンシルの先端など、先が尖っており硬さのあるものでも代用可能です。別の通信キャリアに乗り換える場合は、SIMカードを取り出した後に差し替える、新しいSIMカードが必要になる場合があります。

必要なものは以上ですが、可能であれば整理された机も用意しておくと作業しやすくなります。SIMカードは指先ほどの小さなサイズなので、ふとした拍子に無くしてしまいかねません。整理された机のうえでSIMカードの入れ替え作業を行いましょう。

SIMカードの取り出し方

SIMカードの取り出し方は下記のとおりです。

  1. スマホの電源を切る
  2. SIMトレイを引き出す
  3. SIMトレイからSIMカードを取り出す

それぞれ詳しく解説します。

スマホの電源を切る

SIMカードを取り出す前に、スマホの電源を切りましょう。

スマホの電源の切り方は、機種によって異なります。たとえばiPhone 16の場合、画面に向かって右側のボタンと上側の音量ボタンを同時に押し続けると、「スライドして電源をオフにする」というボタンが表示されます。これをスライドすると、電源がオフになります。

なお、画面右側にあるボタンを押しただけでは「スリープ状態」になるだけです。スリープではなくスマホの電源そのものを切る必要があります。

お持ちのスマホの電源をどう切れば良いかわからない場合は、インターネットで検索してみましょう。「(機種名) 電源 切り方」で検索すれば、必要な情報が表示されるはずです。

SIMトレイを引き出す

多くの場合、スマホの側面についている小さな穴をSIMピンで押して、SIMカードを設置する「SIMトレイ」を引き出します。SIMピンがない場合は、シャープペンシルの先端部やペーパークリップ、安全ピンなど、先の尖ったものを用意しましょう。

なお、スマホによってはSIMピンを使用せず、指先に引っ掛けるだけでSIMカードを出し入れできる機種もあります。

SIMトレイからSIMカードを取り出す

スマホからSIMトレイを取り出し、既に設置されているSIMカードを取り出しましょう。SIMカードは、サイズによっては非常に小さいです。取り出す際に落としてしまい、紛失しないよう注意しましょう。

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SIMカードの差し方

SIMカードを取り出したら、次は新しいSIMカードを下記の手順で設置しましょう。

  1. SIMトレイにSIMカードを設置する
  2. SIMトレイをスマホに差し込む
  3. スマホの電源をつける

注意点などもあわせて、詳しく解説します。

SIMトレイにSIMカードを設置する

古いSIMカードを取り出したら、SIMトレイに新しいSIMカードを設置しましょう。SIMカードとSIMトレイには切り欠き部分があります。これを目印に合わせると、うまく設置しやすくなります。

SIMカードがSIMトレイにうまく収まらない場合は、正しく設置できているか改めて確認しましょう。前後が反対であったり、切り欠き部分がうまくはまっていなかったりする可能性があります。

SIMトレイをスマホに差し込む

SIMカードがSIMトレイに収まったら、しっかり奥までSIMトレイをスマホに差し込みましょう。SIMトレイがうまくはまっているか、スマホにすき間ができていないか注意しましょう。

スマホにすき間があるとSIMトレイが不意に飛び出したり、水やホコリがスマホに入ってしまい故障の原因になったりしかねません。また、無理に押し込むとスマホやSIMトレイが破損する原因となります。

SIMカードがSIMトレイにうまくはまっているか、注意して差し込みましょう。

スマホの電源をつける

SIMトレイをうまく差し込めたら、スマホの電源をつけてみましょう。電源をつけてモバイルデータ通信ができれば、SIMカードの差し替えは完了です。なお乗り換える通信キャリアによっては、APN設定を行わないと通信できない場合もあります。

APN設定を行うにはインターネット接続が必要なため、SIMカードの差し替え作業を行う際はWi-Fi環境下で作業すると安心です。

関連記事:【Android・iPhone別】SIMカードの入れ替え方法を紹介

SIMカードの取り出し・差し込む際の注意点

SIMカードの取り出し・差し込み作業を行う場合の注意点をご紹介します。

  • 必ずスマホの電源を切る
  • SIMピンの取り扱いに注意する
  • 静電気に注意する
  • 使い終わったSIMカードは適切に処理する

必ずスマホの電源を切る

SIMカードの取り出しや差し込みを行う場合は、必ずスマホの電源を切りましょう。電源を入れたままの取り外しは、スマホの故障やデータの破損につながるリスクがあります。

万が一のリスクに備えて、スマホのデータをクラウドサービスにバックアップしておくのもおすすめです。

SIMピンの取り扱いに注意する

SIMピンは先端が細く尖っているため、誤って身体に刺さってしまったり小さな子どもが飲み込んでしまわないよう注意が必要です。

SIMピンは、基本的にSIMトレイを取り出す以外の用途では使用しません。SIMトレイの取り出しが完了したら、袋に入れて子どもの手が届きにくい場所に保管するなど、管理を徹底しましょう。

静電気に注意する

特に冬場は静電気の発生に注意が必要です。SIMカードを触る際に静電気が発生すると、トラブルが発生するかもしれません。事前に金属製のものに触れて、身体の静電気対策を実施しましょう。

使い終わったSIMカードは適切に処理する

取り出した古いSIMカードは、適切に処理しましょう。使い終わったSIMカードは通信キャリアへの返却が求められる場合があります。利用している通信キャリアのWebページを閲覧したり、電話で問い合わせたりして確認しましょう。

なお、使用後はそのままSIMカードを捨てても問題ない場合があります。SIMカードを捨てる場合は、ICチップにハサミを入れてから破棄すると安心です。

SIMカードの取り出し時によくある疑問 

SIMカードを取り出す際によくある疑問を、回答とあわせて紹介します。

  • SIMトレイを引き出せない
  • SIMカードを認識しない・通信できない

SIMトレイを引き出せない

SIMトレイを引き出せない場合、力任せに引き抜こうとするのは避けるべきです。メーカーに問い合わせたり携帯ショップに持ち込んで相談したりしましょう。

無理に引き出そうとするとSIMトレイやスマホが破損してしまうリスクがあります。

SIMカードを認識しない・通信できない

新しいSIMカードがうまく認識されない・通信できない場合、下記のような原因が考えられます。

  • APN設定が済んでいない
  • SIMロックがかかっている
  • SIMを正しく設置できていない
  • 一時的な動作不良

APN設定やSIMロックの有無、SIMの抜き差し、スマホの再起動などを行い、改善しないか確認してみましょう。

SIMカードを取り出す・差し込む前に注意したいポイント

SIMカードの取り出しや差し込む前に注意したいポイントをご紹介します。

  • SIMカードのサイズは問題ないか確認する
  • SIMロックがかかっていないか確認する
  • 対応周波数(バンド)は問題ないか確認する

SIMカードのサイズは問題ないか確認する

【SIMカードのサイズ】

●  標準SIM

●  microSIM

●  nanoSIM

※サイズに合わせて切り取れる「マルチサイズSIM」という種類もあります。

スマホが対応しているSIMカードのサイズと異なっていると、SIMカードをうまく差し込めません。事前に利用するスマホが対応しているSIMカードのサイズを確認しましょう。

関連記事:SIMカードの種類とサイズを確認・変更する方法 │ 注意点を併せて解説 

SIMロックがかかっていないか確認する

利用する予定のスマホにSIMロックがかかっていないか、事前に確認しましょう。

SIMロックとは、特定の通信キャリアしか利用できないようスマホにかけられているロックのことです。たとえばドコモで購入したスマホの場合、SIMロックがかかっているとドコモ回線しか利用できません。

なおSIMロックがかかっているスマホは、2021年8月26日以前に通信キャリアで販売されていたスマホです。古いスマホや中古品を活用する場合、スマホにSIMロックがかかっている可能性があるため注意しましょう。

なおSIMロックの解除手続きは、Webや店頭(携帯ショップ)でできます。

関連記事:誰でもできるSIMロック解除の方法|不要な場合もあるって本当? 

対応周波数(バンド)は問題ないか確認する

対応周波数(バンド)とは、電波のなかで分けられている帯域のことです。対応周波数は自動車が走る道路に例えられます。たとえば5車線あるうち、全キャリア共通で使える車線が1つ、残り2車線をA社とB社が、1車線をB社とC社が、1車線がC社のみ利用できる車線、といったイメージです。

Band1(周波数帯:2.0GHz)はドコモ・au・ソフトバンク共通で利用されています。しかしBand3(1.7GHz)はauで利用できず、Band19(800MHz)はドコモしか利用できないなど、制約があります。

利用するスマホによっては対応周波数の問題に直面する可能性があるため、注意が必要です。事前にスマホと通信キャリアの対応周波数を確認するか、通信キャリアで販売されているスマホを購入するなど対策を行いましょう。

各キャリアの周波数帯は下記ページにまとめております。

関連記事:周波数帯(バンド)について

SIMカードを取り出して交換した後にやるべきこと

SIMカードを交換後にやるべきことは、下記のとおりです。

  • 通信回線の開通手続き
  • APN設定
  • (スマホを乗り換える場合)データの移行

通信回線の開通手続き

利用する通信キャリアによっては、通信キャリアの開通手続きを行わないといけない場合があります。詳細は各通信キャリアのWebサイトもしくは同封されているマニュアルなどをご確認ください。

なお、同じキャリア回線を利用している別サービスの場合など、開通手続きが不要な場合もあります。たとえばドコモが提供する「ドコモMAX」からオンライン専用の廉価プラン「ahamo」に変更する場合は、開通手続きは不要です。

APN設定

APN設定とは、スマホをインターネットに接続するために必要な設定のことです。APN設定を行わなければ、モバイルデータ通信を利用できない場合があるため注意しましょう。

APN設定の方法は各キャリアの公式サイトに掲載されています。たとえばHISモバイルのAPN設定は下記ページから行えます。

関連記事:プロファイル・APN設定 – サポート 

なお、同じキャリア回線を利用している別サービスの場合など、APN設定が不要な場合もあります。

(スマホを乗り換える場合)データの移行

スマホの機種変更を行う場合は、事前にデータを移行しておくと、SIMカードの乗り換え後もスムーズに利用できます。

たとえばLINEを移行する場合は、事前にバックアップなどの準備が必要です。スマホゲームも、サービスによってはバックアップしないとデータを引き継げないこともあります。事前に各アプリの引き継ぎ設定を行っておきましょう。

関連記事:スマホ機種変更時のデータ移行方法を機種別に解説!移行時の注意点も

SIMカードを取り出して交換が必要なタイミング

SIMカードの交換が必要なタイミングをご紹介します。

  • スマホの回線を乗り換えるとき
  • スマホの本体を乗り換えるとき
  • 海外で現地のSIMカードを利用するとき

スマホの回線を乗り換えるとき

通信回線を乗り換えるタイミングで、自分自身でSIMカードを取り出して交換しなければならない場合があります。携帯ショップで乗り換える場合は店員が対応してくれますが、格安SIMなどオンラインで完結する場合は、自分でSIMを入れ替えないといけません。 

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スマホの本体を乗り換える時

新しいスマホに機種変更する場合、SIMカードを入れ替えないと新しいスマホでモバイルデータ通信を利用できません。

こちらも、携帯ショップでスマホを乗り換える場合は、店員がSIMカードの交換を行ってくれます。ただし格安SIMなどオンラインで通信キャリアとの契約を行った場合は、自分でSIMカードの交換を行う必要があります。

海外で現地のSIMカードを利用するとき

海外でモバイルデータ通信を利用する場合、日本の通信サービスをそのまま利用しようとすると、料金が割高になったりそもそも利用できなかったりします。一方、現地の通信サービスのSIMカードを活用すれば、お手頃価格でモバイルデータ通信を行えます。

そもそもSIMカードとは?

SIMカードとは、契約した人の情報が記録されている小型ICチップのことを指します。スマホやタブレットなどの通信機器に差し込むことで、電話やデータ通信を利用できます。

なおスマホにSIMカードが入っていなくても、通信が不要な機能を利用したりWi-Fiに接続してインターネットを利用したりすることはできます。ただし外出先では利用しにくかったり電話を利用できなかったりと、SIMカードがないことによるデメリットも少なくありません。

SIMとeSIMの違い

eSIMとは、スマホ本体に埋め込まれたSIMのことです。eSIMはスマホと一体化されているため、取り出すことは不可能です。モバイルデータ通信を利用する場合は、Wi-Fiを活用してスマホをインターネットに接続して、eSIMにプロファイル情報を設定する必要があります。

関連記事:eSIMって何?メリットやデメリット、おすすめできる方を紹介 

iPhone 17など一部のスマホでは、eSIMしか利用できません。自分が利用するスマホがeSIMにしか対応していないかどうか、事前に確認しましょう。なおHISモバイルはeSIMにも対応しております。

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関連記事:eSIMカンタン設定ガイド

SIMカードの取り出し方を理解してうまく交換しよう

本記事ではSIMカードの取り出し方や交換する際の注意点などを解説しました。格安SIMの台頭により、自分自身でSIMカードを交換するシーンも増えているかと思われます。本記事を参考に、うまく自身の手でSIMカードを交換しましょう。

これからスマホの通信キャリアの乗り換えを検討している方は、格安SIMのHISモバイルを活用するのもおすすめです。月額280円から音声通話プランを利用できるため、格安SIMの中でも非常に安い価格設定となっております。お得な優待やデータ通信専用の通信サービスも用意しているため、タブレットや2台目のスマホ回線用としても活用しやすいです。

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