ソフトバンクの3G終了間近!次はドコモ!ガラケーを使い続ける方法は?
2023.09.28
2017年にパナソニックなどのメーカーが”ガラケー”(フィーチャーフォン)の生産を終了すると発表しました。それ以降、携帯各社も「3G回線のサービスを終了する」と発表したため、「ガラケーが使えなくなる」と誤解して不安を感じている方が数多くいます。
3G回線が終了するのは事実ですが、未だに関連する噂が至るところで飛び交っているので、全国のガラケー利用者の皆さんは、実際のところどうなのかが気になるでしょう。この記事では3G回線終了について今後どうしたらいいのか、また、ガラケー利用に最適な回線と10のおすすめ理由を解説します。
この記事を最後まで読んでいただければ、3G回線終了の不安や悩みは消え、ベストな選択がハッキリして安心していただけるでしょう。
携帯各社が3G終了を発表した時期
・au:2018年11月16日
・NTTドコモ:2019年10月29日
・ソフトバンク:2019年12月6日
参考情報:国内メーカー各社が従来型携帯の生産を終了 2017年以降|日本経済新聞
「CDMA 1X WIN」サービスの終了について – 2018年 | KDDI株式会社
報道発表資料 : 「FOMA」および「iモード」のサービス終了について – 2019年 | NTTドコモ
3Gサービスの終了について – 2019年 | ソフトバンク
2024年にソフトバンクのガラケーが使えなくなる!?
「2024年にソフトバンクのガラケーが使えなくなる」と心配する方がいますが、すべてのガラケーが使えなくなるわけではありません。正確にいうと、2024年1月31日にソフトバンクの3G回線が終了します。実際に2022年3月末に終了したのはauの3Gサービスで、本当に使えなくなるのは3G回線しか使えない古い機種だけなのです。
しかし、「スマホなら安心」というわけではありません。auの3G回線が終了した際に、auの3G回線にしか対応していない機種は、ガラケーだけでなくスマホも使用できなくなりました。4G回線の音声通話「VoLTE」に非対応のモデルは、ガラケーもスマホも利用できなくなるのです。同様のことがソフトバンクユーザーにも生じます。
「iPhoneは大丈夫」と思う方がおられるかもしれませんが、iPhoneシリーズの中では、ソフトバンクで購入したiPhone4s/5/5c/5sが利用できなくなります。このうち、iPhone5/5c/5sは4G対応スマホですが、音声通話が3Gにしか対応していないため利用できなくなってしまうのです。この点に関しても、auのiPhoneユーザーは同じ問題に直面しました。
時期的な観点で考えると、「4G LTE」サービスが開始された2012年9月以前に発売されたすべてのガラケーが、2024年1月31日以降はソフトバンクで使用不可です。
ここまでの内容をまとめると下記の通りです。
2024年1月31日以降にソフトバンクで利用できなくなる端末
・2012年9月以前に発売されたすべてのガラケー
・3G回線にしか対応していないガラケー
・4G回線の「VoLTE」非対応のスマホ (ソフトバンクで購入したiPhone5/5c/5sなど)
2022年3月末以降にauで利用できなくなった端末
・2012年9月以前に発売されたすべてのガラケー
・3G回線にしか対応していないガラケー
・4G回線の「au VoLTE」非対応のスマホ (auで購入したiPhone5/5c/5sなど)
総務省が公表した資料によると、日本の携帯電話の3G契約数は2020年3月時点で3,225万回線でした。2022年3月末にauが3G回線を終了した後、3G契約数は2022年12月時点で1,433万回線まで減少しています。ソフトバンクやNTTドコモを利用している、残りの1,433万回線の利用者が、今後3Gサービス終了後にどうするか決断を迫られます。
3G回線など各契約数の推移(単純合算)
注1:LTEの契約数には、3G及びLTEのどちらも利用可能である携帯電話の契約数が含まれる。注2:5Gの契約数には、LTE及び5Gのどちらも利用可能である携帯電話の契約数が含まれる。注3:事業者報告の修正により、2020年度第4四半期以降の契約数について修正を行っている。
引用元:電気通信サービスの契約数とシェアに関する四半期データの公表 (2022年12月末)|総務省[PDF]
参考情報:3Gサービス終了のご案内 | ソフトバンク
auの次世代高速通信サービス「4G LTE」の提供開始について | 2012年
ソフトバンク・NTTドコモ・auの3Gサービス終了時期
3Gサービスが終了するのはソフトバンクやauだけではありません。NTTドコモのガラケー利用者も安心してはいられないのです。au・ソフトバンク・NTTドコモの3Gサービス終了時期は下記の通りです。
au・ソフトバンク・NTTドコモの3Gサービス終了時期
・au:2022年3月末に3Gサービス終了済
・ソフトバンク:2024年1月31日に3Gサービス終了
・NTTドコモ:2026年3月31日に3Gサービス「FOMA」終了
ソフトバンクは2024年1月31日に3Gサービス終了
ソフトバンクは、2024年1月31日をもって3Gサービスの提供を終了する計画です。3Gサービス停波の影響を受ける機種のレンタルサービスも、2024年1月31日に終了します。なお、3Gサービス終了に伴って、対象機種のレンタル契約も自動解約となりますが、2024年1月31日まで利用した場合、レンタル契約の解約違約金は請求されません。
この変更により、3G対応のみの機種では2月以降に通信サービスを利用できなくなるため、ソフトバンクは影響のあるユーザーに対して個別に通知を行っています。2023年9月12日以降に対象者が3Gで通話をする際に、音声ガイダンスによって早めに移行手続きをするよう案内を実施しています。
引き続き通信サービスを利用するためには機種変更が必要
3G停波後も引き続き通信を利用するためには、4G、または5G回線に対応した機種や料金プランへの変更が必要です。この機会に格安SIMへの乗り換えを検討するのも1つの方法です。
ソフトバンクは、一部の端末について機種代金の割引や事務手数料を無償にするなどの特典を提供しています。一部機種変更無料の端末もありますが、ソフトバンク直営店などに限られ、代理店が運営するソフトバンクショップでは特典が適応されない場合があるため注意が必要です。また、格安SIMからの乗り換えは対象外です。
参考情報
3G端末を利用中の方への機種変更の案内 | ソフトバンク
ソフトバンク:2024年1月31日に3Gサービス終了
NTTドコモは2026年3月31日に3Gサービス「FOMA」終了
NTTドコモも3G通信サービス「FOMA」を終了する計画を進めており、その予定は3大キャリアで最後となる2026年3月31日です。2001年10月に世界に先駆けて3G通信サービスを提供開始して以来、約25年続いた日本における3G通信の歴史にNTTドコモが幕を下ろします。
2026年3月31日にNTTドコモの「FOMA」が終了すると、ついに日本の3Gサービスはすべて利用不可になるのです。
FOMAエリアでは2GHz帯と800MHz帯を利用可能でしたが、2022年1月には、既に一部地域で800MHz帯のサービス提供のみに変更されています。これにより、800MHz帯に対応していない3G携帯が、対象地域で音声通話やデータ通信を利用できなくなっています。
参考情報
NTTドコモ:2026年3月31日に3Gサービス「FOMA」終了
FOMAプラスエリア非対応機種をご利用のお客さまへのお知らせ|NTTドコモ
2022年1月 – NTTドコモの一部3Gネットワーク終了に伴う影響について | HISモバイル
auは2022年3月31日に3Gサービス「CDMA 1X WIN」終了済
auは既に3G通信サービス「CDMA 1X WIN」を2022年3月31日に終了させました。このように、3Gサービスの終了は日本の携帯通信業界全体で行われており、ユーザーには新しい通信技術への移行が求められています。
au:2022年3月末に3Gサービス「CDMA 1X WIN」を終了済
5G回線のサービスも始まっていますが、ガラケー利用者にとっては過剰なサービスです。
au・ソフトバンク・NTTドコモが次々と3Gサービスを終了する中で、「自分の携帯は大丈夫だろうか」と、少し不安を感じておられるかもしれませんね。でも大丈夫です。ガラケーを使い続けるための方法を、記事の続きでしっかりと説明しますのでご安心ください。その前に、まずはガラケーの魅力を振り返っておきましょう。
ガラケーの長所と使い続けたい理由とは?
ガラケーには次のような長所があるので、あえて使い続けている方がおられます。
・操作しやすい
・バッテリーが長持ち
・料金が安い
操作しやすい
ガラケーの特性として、電話としての操作がしやすいという点が挙げられます。ガラケーは固定電話の子機と同じような数字キーを使った操作なので、高齢の方にも馴染みがあり、愛着をもてますよね。
また、ガラケーは発信・電源などのボタンもわかりやすく、大抵の方が迷うことなく通話が可能で、手にフィットする形状なので片手でも簡単に操作できます。本体も小さくて、2つ折り携帯を開いて耳に当てると、スピーカーとマイクの位置がちょうど耳と口の辺りにくるように設計されているので非常に通話しやすくなっています。
それに、タッチパネルのスマホと比べると、通話中に意図しないボタンを押してしまうケースは少ないでしょう。全体的にスマホは、ガラケーに比べると重く大きくなる傾向があり、ポケットに入れるには大きすぎます。小さな機種も一部出ていますが、画面が見づらく、余計に文字が打ちにくくなってしまいます。
また、スマホは平たくて持ちにくく、電話としては「使いづらい」と感じる方は多いです。操作性や見やすさ、入力の速さはパソコンの方が優れているため、家ではパソコンを使う方もおられますね。
バッテリーが長持ち
ガラケーは通話やメールが主な機能なので、画面サイズが小さく、バッテリーが長持ちします。スマホのようにさまざまなアプリを長時間使用しないのも要因の1つですが、フル充電すると1週間充電しなくてよい場合もあるのです。
一方でスマホは、より多くのアプリ・機能が標準装備されており、どうしても電池の減りが早いです。ヘビーユーザーになると1日もたないこともあり、モバイルバッテリーを持ち歩いている方もいらっしゃいます。
料金が安い
電話とメールしか使わない場合に適切なプランを選べば、今まではスマホよりガラケーの方が安い傾向にありました。また、端末自体もスマホと比べると割安です。これらはガラケーならではの長所なので、もし使えなくなるとしたらとても残念ですよね。
しかし、これらの長所を引き継いだ機種があり、ガラケーと変わらない安さの格安SIMサービスを利用できます。詳しくは、次の「4G回線対応のガラケーに機種変更すれば使い続けられる!」で解説しますので参考になさってください。
4G回線対応のガラケーに機種変更すれば使い続けられる!
「スマホへの乗り換えは不安」
「使い慣れたガラケーの方がいい」
「電話とメールが使えればいい」
上記のように感じておられる3Gのガラケー利用者の方は多いでしょう。特に操作が苦手な方や、シニア世代の方はスマホへの機種変更に躊躇されておられると思います。ご両親のために、ガラケーを今後どうするか検討しておられる方は「高齢の親にスマホはちょっと難しいんじゃないか」と感じておられるかもしれません。
そのような場合は無理にスマホに切り替える必要はありません。携帯ショップではスマホを勧められるかもしれませんが、HISモバイルは「ガラケーをそのまま利用したい」という方も歓迎しています。
ソフトバンクの3G回線のガラケーを使っていて、スマホに乗り換えたくないなら「4G回線対応のガラケー」=「ガラホ」に機種変更すれば、2024年1月以降も使い続けることができます。実はガラケーの長所である使い勝手を継承した「ガラホ」という選択肢があるのです。
ガラホは外見がガラケーですが、中身はスマホで、4G回線で使えます。そのため見た目ではすぐに判断できず、一般的にガラケー(※1)といわれているもののほとんどは、実はガラホなのです。
3G回線しか使えないガラケーは既に2016年12月で出荷が終了しており、いずれにしてもいつかは機種変更しなければなりませんので、この機会に格安SIMを検討した方がいいでしょう。
4G対応のガラケー|HIS MOBILEオンラインショップ
HIS MOBILEオンラインショップでは、4G対応のガラケーも販売しているので参考にしてみてくださいね。
3G停波の影響なし|AQUOS SH-02L |
LTE・VoLTE対応|AQUOS SH-01J |
3G停波の影響なし|P-smartケータイ P-01J |
LTE・VoLTE対応|NichePhone-S+ |
参考情報
3G停波の影響を受ける機種|ソフトバンク
ドコモ ケータイ(iモード)出荷終了について|NTTドコモ
不適切な端末代金の値引きの適正化に関するKDDI株式会社に対する行政指導|総務省
※1 一般的にガラホも「ガラケー」として認識されているため、本記事ではガラホも含めて「ガラケー」と呼称しています。また、ガラケーの別名として「フィーチャーフォン」という呼び名もあります。
機種変更を先延ばしにすると大幅な端末割引を受けられない恐れあり
ここまでの情報を見て、「じゃあそのうち機種変更しよう」と思われた方もいるかもしれません。しかし、いざ3G回線が終了した後になって機種変更をすると、大幅な端末割引を受けられない恐れがあります。
総務省が、3G回線契約者の機種変更の際に「不適切な値引きを行った」として行政指導
総務省は2022年12月16日に、KDDIが「2022年4月1日から5月12日までの間に7473件の不適切な値引きを行った」として行政指導を実施しました。
電気通信事業法では、「端末の値引きは税抜き2万円まで」と定められていますが、3G回線契約者がサービス継続のために機種変更する場合は例外として「0円未満とならない範囲」で2万円以上の値引きが認められています。
「通信方式の変更・周波数の移行により端末が使用できなくなる利用者が新サービスに移行するために販売される端末は、0円未満とならない範囲で利益の提供可。」
引用元:電気通信事業法の一部改正 – 端末の購入等を条件とする場合の利益提供の例外|総務省
それにもかかわらず、なぜ行政指導に至ったのでしょうか。すべてのauユーザーは3Gサービスが終了した2022年3月31日以降、4Gや5Gプランに自動移行していたため、「2万円以上の値引きを適応する例外措置には当てはまらない」としたのです。
プランが自動で切り替わっても物理的には利用できない機種のため、3Gサービス終了後に通信できないことに気付いて機種変更した方もおられるでしょう。もし、KDDIが「3Gサービスは終了したのだから割引は適応できない」としていれば、ユーザーから大きな反発を招いたはずです。
KDDIが値引きを継続したのは道理に適っているように思えますが、総務省の見解は異なりますので、早めに手続きをした方がいいでしょう。なお、終了間際は混雑して通常よりも時間がかかると予想されますので、前もって機種変更や乗り換えなど手続きを済ませておきましょう。
ガラケー利用にHISモバイルがおすすめな10の理由
格安SIMは料金が安いので、「サポートや、通信の質は大丈夫なのか」と、サービス面になんとなく不安を感じておられる方は多くいます。しかし、HISモバイルはサービスの質がよく、コストパフォーマンスに優れたサービスです。ガラケー利用にHISモバイルがおすすめな10の理由を下記に解説します。
1.高音質&通話もお得なのはHISモバイルだけ!
2.ソフトバンク・NTTドコモの2つのエリアに対応で安心
3.ソフトバンク・NTTドコモ回線なので通信も速い
4.安心のショップでのサポート
5.ソフトバンク・NTTドコモ端末ならSIMロック解除手続き不要
6.お試しSIMを郵送で受け取れる
7.光回線同時契約キャンペーン
8.HISモバイルならではの特典!
9.ガラケー利用者に優しい業界最安値の格安SIM
10.最低利用期間や解約金なし
では、早速1つずつ確認していきましょう。
1.高音質&通話もお得なのはHISモバイルだけ!
ガラケーを利用されている方にとって音声通話は重要な機能であり、通話品質も気になるでしょう。大手キャリアと同じVoLTEを利用した高音質の音声通話を、半額以下の通話料で提供できるのはHISモバイルだけです。まさにガラケーのためにある格安SIMといっても過言ではありません。
ソフトバンクとHISモバイルの通話料金比較
通話料 | |
ソフトバンク | 22円/30秒 |
HISモバイル
(自由自在290プラン・自由自在スーパープラン) |
9円/30秒 |
HISモバイルならかけ放題も非常にお得です。詳しくは下記の記事を参考にしてくださいね。
関連記事:かけ放題の格安SIM|高音質な3キャリア回線の格安SIMを比較
専用アプリも不要
HISモバイルの音声通話付きプランは、標準装備されている電話アプリを使ってそのまま通話するだけで通話料金がお得になります。(税込み9円/30秒)他の格安SIMで必要になる専用の通話アプリは、間違えて使うと通常料金になってしまいますが、HISモバイルではそのような心配は不要です。
2.ソフトバンク・NTTドコモの2つのエリアに対応で安心
「格安SIMはちゃんと繋がるか不安」という方もおられるでしょう。確かに、そもそも電波が繋がらないと通信サービスの意味がありませんので、エリアと安定性は最重要ですよね。
しかし、HISモバイルはNTTドコモ・ソフトバンクのサービスエリアで利用可能なため、3G回線が終了しても問題なく繋がるのでご安心ください。ただし、山間部や地下などの3Gだけしか受信できない一部エリアでは、電波状態が悪化して安定した通信をカバーできない可能性があります。
お住まいの地域によっては、「NTTドコモは繋がるけどソフトバンクは繋がらない」、逆に「ソフトバンクは繋がるけどNTTドコモは電波状態が良くない」と聞くこともありますが、2つの回線から選べるのもHISモバイルの魅力です。
3大キャリアのエリアマップ
・サービスエリアマップ | ソフトバンク
・サービスエリアマップ – 4G LTE/5G|NTTドコモ
・エリアマップ| au
3.ソフトバンク・NTTドコモ回線なので通信も速い
料金が安くても、通信速度が遅くて使い物にならなければ意味がありませんよね。しかし、サービスが終了するのは旧式の3G回線です。4Gを利用できる機種に変更すれば、通信速度は基本的に向上します。ソフトバンクの3G回線から4G LTE回線に切り替えた場合、下り最大21Mbpsだった通信速度が最大400Mbpsまで向上します。
※利用するエリアや機種によって最大速度は異なり、ベストエフォート方式のため実際の通信速度は低下します。
参考情報
・Hybrid 4G LTEのネットワーク技術 | ソフトバンク
・SoftBank 5G・SoftBank 4G・SoftBank 3Gとの違い | ソフトバンク
2021年10月に実施された、モバレコによる格安SIM19回線の通信速度を比較した下記の調査結果をご覧ください。
引用:“格安SIM19回線の通信速度を比較! ランキング形式でMVNOの速い/遅いを実際に計測【2021年10月】
HISモバイルの上り速度は1位。下り速度は2位で、1位とは13.23Mbpsの差がありますが、画面が表示される速さの体感を例えるなら、オリンピックの陸上競技100mの1位・2位と同じくらい一瞬の差です。
そして、下りと上りの両方で上位3位以内に入っているのはHISモバイルだけです。
なお、「格安SIMは独自の回線を使っているから遅いんじゃないか」という誤解が一部ありますが、実は格安SIMはすべてau・ソフトバンク・NTTドコモの回線設備を借り受けてサービスを提供しています。
それでも各社に差が出てくるのは、通信の需要の変化に応じてどれほど回線の増強をしているかに違いがあるからで、HISモバイルはそのメンテナンスが行き届いているから速いんですね。ちなみに、HISモバイルは格安SIMカードカテゴリ人気ランキング2020第1位(データ専用SIM部門)(※1)です。
2022年2月11日時点の速度測定結果は下記の記事をご覧ください。
関連記事:格安SIMの速度って本当に遅い?安定して使える通信速度って何Mbps?
※1 価格.com 格安SIMカテゴリ (集計期間:2020年1月1日~12月31日)
下り・上り速度とは?
下り速度とはインターネット回線を通してデータを受信する速度のことです。動画を見るのには下りの速度が重要で、25Mbpsもあれば十分ですが、上記のHISモバイルの測定結果では「84.4Mbps」と、非常に高速なことがわかります。LINEやメールはもちろん、動画も快適に視聴できる速度です。
上り速度とは、逆にデータを送る速度のことで、例えば写真を送る時にどれだけスムーズに送信できるかの目安になります。
4.安心のショップでのサポート
多くの方が考えるように、格安SIMは「サポートを受けられないんじゃないか」と不安を感じるかもしれません。しかし、HISモバイルは全国展開しているアイサポ、J-PICモバイルステーションの店舗でサポートを受けられます。
全国展開のHISモバイル取扱店舗で対応
HISモバイル取扱店舗では、手続きの相談や乗り換え、最適なプランの問い合わせなどHISモバイルに関することは何でも相談できます。特に3G回線の利用者が多いシニア世代にとって、対面でのサポートは安心ですね。
HISモバイルの取扱店舗数:142店舗
(HIS モバイル取扱店:108店舗+HISモバイルステーション:34店舗)
HISモバイル取扱店舗はこちらをご確認ください。
上記「HIS モバイル取扱店舗」の中には、「国内格安SIM 相談カウンター」のアイコンがついている店舗があります。こちらでは特に、専門知識を持った専任スタッフが、プランの選び方から格安SIM契約後の設定まで、携帯電話のあらゆる不安や悩みに応え、トータル的にサポートしています。
さらに、HIS直営店舗なら豊富な在庫があり、端末を手に取って選べたり、その場でSIMのお試しができたりして、端末の即日お渡しも可能です。
直営店舗の詳細はこちら
5.ソフトバンク・NTTドコモ端末ならSIMロック解除手続き不要
今まで利用していた機種を他社で利用する場合、本来であればSIMロック解除手続きが必要です。しかしHISモバイルなら、ソフトバンク回線・NTTドコモ回線から選べる(※1)ため、現在ソフトバンク・NTTドコモで使っている端末はSIMロック解除手続きが不要で、そのまま使えます。
(※1)「自由自在290プラン」「自由自在スーパープラン」「データ定額440プラン」はNTTドコモ回線。「ビタッ!プラン」はソフトバンク回線・NTTドコモ回線から選択可。
ただし、ソフトバンクで使っている機種をNTTドコモ回線で使う場合、または、その逆の場合にはSIMロック解除が必要なケースがあります。また、すべての端末が利用できるわけではありませんので、下記のページから注意事項とHISモバイル対応端末をご確認くださいね。
au端末・格安SIM事業者(MVNO)で購入した端末からのお乗り換えは、基本的にSIMロック解除手続きが必要です。auショップでのSIMロック解除手続きには、手数料税込3,300円が必要でしたが、2023年10月1日以降は手数料を無料にするよう義務付けられました。必要条件を満たしてWEB上で手続きをする場合も無料です。
WEB上でのSIMロック解除手続き
・ソフトバンクのSIMロック解除手続きはこちら
・NTTドコモのSIMロック解除手続きはこちら
・auのSIMロック解除手続きはこちら
「SIMロック解除」とは?
現在販売されている新しい機種は、SIMロックされていないため気にする必要はありません。それで、これから新しい機種に変更する場合は読み飛ばしていただいて構いません。
以前は、ガラケー・スマホなどの端末のSIMカードは、他の会社で利用できないようSIMロックされていました。その利用制限を解除することを「SIMロック解除」といいます。 例えば、ソフトバンクで購入したスマホは、ソフトバンクのSIMカードしか使えないようになっていて、その他の携帯電話会社のSIMカードを差し込んでも使えませんでした。一方、SIMフリー端末はSIMロックされていない状態で販売されているため、どの会社でも利用できます。
SIMロック解除について詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考になさってください。
関連記事:誰でもできるSIMロック解除の方法|不要な場合もあるって本当?
6.お試しSIMを郵送で受け取れる
利用している機種が正常に動作するか不安な方や、お住まいの住所の電波状況が不安な方は「お試しSIM」を購入して、ご契約前に試せます。
お試しSIMとは?
お試しSIMは、動作確認が取れていない機種を利用されている方や、電波状況にご不安がある方が実際に試せる、安心して利用するためのサービスです。原則的におひとり様1回限りとなっています。
お試しSIMの通信量は1日あたり200MBまでで、200MBを超過した場合は、翌日までデータ通信速度が制限されます。初回通信日を含め4日間利用可能ですが、データ通信専用のため、SMSや音声通話は利用できません。
「お試しSIM」の詳細はこちら
7.光回線同時契約キャンペーン
HISモバイルの国内通信プランと、指定のインターネット回線の同時契約で半年間ケータイ代が0円になります。
※2023年9月現在のキャンペーンです。キャンペーンは予告なく変更になる場合がありますので、「光回線同時契約キャンペーン」をご確認ください。
8.HISモバイルならではの特典!
HISモバイルを契約すると、下記のような契約者限定の特典を利用できます。
1.HISモバイルユーザー修理優待サービス
全国のアイサポ店舗でHISモバイルのマイページを提示すると、HISモバイルユーザー限定でiPhone修理代金が最大10%OFFになります。
2.HISモバイルユーザー限定旅行優待サービス
「HIS」といえば旅行ですよね。HISモバイルユーザーなら、旅行代理店HISを利用して旅行すると、一人あたり最大3,000円割引になるユーザー限定の特別優待を受けられます。
3.HISモバイルユーザー限定レンタルWi-Fi優待サービス
HISモバイルユーザーなら、海外旅行で必要になるレンタルWi-Fiが20%OFFで利用できます。
・海外通信も便利でお得!
一般的な格安SIM事業社は、海外通信(海外ローミングサービス)に対応していません。HISモバイルでは、海外で使えるWi-FiやプリペイドSIMなど海外通信も充実していてお得です。
データ量無制限の対応国は業界最多級で、複数の国で利用できる便利な周遊プランもあるので、海外旅行や海外出張に便利です。旅行代理店HISならではのサービスですね。
コロナが落ち着いたらHISモバイルで海外旅行もお得に楽しみましょう!
9.ガラケー利用者に優しい業界最安値の格安SIM
電話もメールもネットもあまり利用しない方であれば、HISモバイルの「自由自在290プラン」を1GBで契約するのがおすすめです。
料金はなんと、税込み550円で同じ条件での業界最安値!(+通話料)しかも、1カ月の通信量が100MB未満の場合には税込290円です。電話とメールの使用頻度が低い方は、大抵の場合に今の利用料金よりお得になるでしょう。
5分かけ放題
5分以内の通話を毎月28分以上利用しているのであれば、5分かけ放題(※1)のオプションを付けるのがお得です。(月額500円)
完全かけ放題
どうしても長電話をする機会が多い方は、オプションで完全かけ放題を月額1,480円で利用できます。
これらのプランを見ると、HISモバイルがガラケー利用者に優しい最適な料金設定になっているのがわかります。
ガラケー利用者向けのプランを見る
データ通信をたくさん使う場合
あまりいないかもしれませんが、「データ通信はたくさん使うけど、1回の通話は5分程度」という方におすすめなのは、自由自在スーパープランです。20GBのデータ通信に5分かけ放題付がついて2,190円という充実したプランです。
※1 かけ放題は一部対象外通話有。国際電話、0570番号や、104等の通話は無料通話対象外です。詳しくは下記をご覧ください。
10.最低利用期間や解約金なし
解約金が気になる方がおられるかもしれませんが、HISモバイルには2年契約や最低利用期間はなく、解約金も一切かからないため、格安SIMが初めての方でも安心して試せます。
他社からの乗り換えの場合も、現在ご利用されているスマホの電話番号そのままで乗り換え可能(※)です。
※同じ電話番号で乗り換える場合は、MNP転入手続きが必要です。
関連記事:MNP予約番号とは?大手キャリアでの取得方法と乗り換えの注意点
HISモバイルのデメリット
HISモバイルには下記のようなデメリットがありましたが、現在ではキャリアメールやeSIMは利用可能になっています。
キャリアメールが使えない→利用できるようになりました!
eSIMは利用不可→利用できるようになりました!
データ繰り越し・家族割がない
その他の注意点については、「ソフトバンク系格安SIMに乗り換える際の5つの注意点」をご確認ください。
1.キャリアメールが使えない→利用できるようになりました!
今まではドコモ・au・ソフトバンクを解約してHISモバイルへ乗り換える場合、@以降にdocomo・au・softbankが続くメールアドレスはご利用できませんでした。しかし、各社で「メール持ち運び」サービスが開始され、他社に乗り換えてもキャリアメールが引き続き利用できるようになりました。
詳しくは各社公式サイトをご確認ください。
・ドコモメール持ち運び
・auメール持ち運び
・メールアドレス持ち運び(ソフトバンク)
HISモバイル独自のメールアドレスはありませんので、メールサービスをご希望の方は別途Gmail・Yahooメール等のフリーメールアドレスを利用することもできます。フリーメールアドレスを利用すれば、今後機種変更をしてもずっと同じメールアドレスを利用でき、パソコンやタブレットでも同じメールアドレスを利用できますよ。
・Gmailアドレスの取得方法
・Yahoo!メールアドレスの取得方法
2.eSIMは利用不可→利用できるようになりました!
HISモバイルはeSIMには対応していなかったため、eSIMしか利用できない端末ではご利用いただけませんでしたが、2022年8月24日から利用可能になっています。
SIM、eSIMとは?
SIMとはSubscriber Identity Moduleの略で、日本語では「加入者を認識するための部品」という意味です。小さな長方形のSIMには、携帯電話の電話番号や契約者情報、通信事業者情報などのデータが記録されています。
それに対しeSIMとは、Embedded Subscriber Identity Moduleを略したもので「加入者を認識するための部品が組み込まれている」という意味です。つまり、通常のSIMカードは端末に差し込む必要があるのに対し、eSIMは最初から端末の中に組み込まれている「組み込み型のSIM」ということです。
関連記事:eSIMとは?SIMカードとeSIMは結局どっちがいい?
3.データ繰り越し・家族割がない
データ繰り越し・家族割はありませんが、豊富なデータプランや、割り引く必要がないほどの格安プランが各種あるので、最適なプランを選んでくださいね。
まとめ:ガラケーを利用するならHISモバイル
本記事では3G終了後のガラケー利用者に、HISモバイルがおすすめな10の理由を解説してきました。(これから3G停波の影響を受けるソフトバンクやNTTドコモからの乗り換えに関しては、下部にある記事を参考にしてください。)
電話とメールがメインのガラケー利用者にとって、プランが豊富なHISモバイルがベストな選択です。エリア・通信・通話品質も問題なく、料金も安くなって違約金のリスクもありません。初めての格安SIMが不安な方でもお試しSIMがあるので、試してみてくださいね。
きっと、「もっと早くHISモバイルに替えておけばよかった!」と思っていただけるでしょう。最後まで読んでいただきありがとうございました!
※掲載している情報は2023年9月16日時点の情報に更新しています。
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